お寺さんぽ Ver.03

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地蔵菩薩半跏像 (京都・石像寺)

2006年06月11日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は場所限定、京都は「石像寺」の地蔵菩薩半跏像です。


この「石像寺」
これで「しゃくぞうじ」と読むそうです。…実はひでるさんは「いしぞうじ」だとばかり思っていました。
この年齢になっても漢字がよわよわです。書き、はともかく、読みにはある程度自信があったんですがねぇ。
恥ずかしいことです。るるる。

さて、この「石像寺」の本尊は地蔵菩薩。
こちら「刺抜地蔵」として周辺では有名で、ひでるさんが訪ねた時も境内にはお年寄りな方々が多数参拝しておられました。ぐるりと円柱に掛けられた絵馬の数もそりゃあ半端でない数で、さながら蓑虫のようでした。

と、まあ今回のネタはその刺を取り去ってくれる本尊の地蔵菩薩さまでなく、敷地内後方におられました、身近な風情漂うお地蔵様です。

とりあえず写真(↑)を参照下さい。
どうですかー、この絶妙な色合いのお地蔵様は!
なんだか逆にかっちょえーでしょー!!

お堂とかの奥で静かに着飾っておられるお地蔵様もそれはそれでまたいいんですが、こうして直接ふれることのできる庶民向けなお地蔵様ってーのもいいですね。前に紹介したびんずるさまみたいに。

どうやら元はブロンズ色(なんというか青緑っぽい色ね)だったようなんですが、よほどなでられたのか、触られたのか、あちこちで色がハゲておりました。
触ったら、ツヤツヤつるつるでした。たしかちょっとばかりひんやりと冷えていて…。

さて、前に書きましたが、あの片足を下ろして座っておられるのを半跏座(はんかざ)と言い、このポーズをとるお地蔵さまは安産・延命のご利益です。
(※延命地蔵という)

そんな訳で、ひでるさんがさわった所で大した効果ない(笑)とは思うんですけど、とりあえず恒例の頭を……

……さわりたかったんですが、手がいまいち届かなかった(※強引にいけば触れましたが、ギャラリーも多かったんでやめたのです。大人なひでるさん)ので、文が巧くなるようにと握手をしてきました。
…………。
………。
……。
…。
はい、やっぱり効果ありませんね。(←だいたい、びんずるさまとは違うと思うよ)
安産…は関係ないのでちょっとでも延命したんでしょうか?
確かめる術はありませんしねぇ。


 
[住所] 石像寺 上京区千本通上立売上ル花車町503


[関連記事]
⇒ 地蔵菩薩
⇒ びんずるさま
⇒ 座り方編(お父さんのための仏像講座)


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※お地蔵様関連の本はたくさんありましたが、とりあえずこちらを。
 京都の地蔵尊を紹介だそうですよ。地蔵マニア御用達。

京のお地蔵さん

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