お寺さんぽ Ver.03

現在は更新をお休みしています。

蛸薬師 成就院(東京・目黒)

2006年01月31日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は別名蛸薬師(たこやくし)の目黒「成就院」です。

た、タコぉ!?
あいにく見れませんでしたが、ご本尊はタコに乗っているそうです。
そういえば京都(永福寺)や若狭(龍渓院)でもタコ薬師があったような…。
(※ちなみに京都(永福寺)の蛸薬師はタコそのものの像でした。詳細はいつかまた☆)

しかし、なぜ薬師さんばかりタコ呼ばわりされているのでしょうか?
もしかして…馬鹿にされてたりして。
いぢめですか?
いぢめる? (byいがらしみきお)

えー実際は平安時代頃のお話です。
慈覚大師というお坊さんが唐からお勉強の帰り、荒れていた海を薬師様の像を献じることで
鎮め、難を逃れます。
で、無事日本へ帰国した際に偶然その薬師像を持ったタコに遭遇した、ということ。
間違ってたらごめんなさい。
だいたいそんな感じ。

でも…慈覚さん、単に海に落っことしただけじゃない?
なんか失敗をいい話ちっくにしてませんか?この人。
いつの時代も坊主はうさん……うそです。
まぁ、この慈覚大師によって薬師さんはタコ呼ばわりされることとなったのです。
他の蛸薬師はどうなんでしょう。
また調べておきますね。


[住所] 成就院 目黒区下目黒3-11

人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑参加しております。気に入ったら押して下さい。


温泉宿予約は「楽天トラベル(旅の窓口)」
【e-Hotel】出張からレジャーまで、安心・お手軽宿泊予約

狸谷山不動院(京都) <後編>

2006年01月30日 | お寺
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日も京都は洛北の山中にある狸谷山不動院です。

★前回までのあらすじ
週末は行方不明。     (by大橋薫 …って、知ってる?)
…じゃなくて、週末は山の中。 
数にまかせて攻める狸の攻撃に苦戦するも、現れた不動明王の法力によって
辛くも難を逃れた”お寺さんぽニスト”ひでる。
彼は気付いていなかったが、助けた筈の不動明王はひでるに対して不敵な笑みを
浮かべるのだった…。

と、まぁ脳内ストーリーはこれくらいにして。前回のつづき。
本堂隣の売店で息を整え、不動明王とか数珠(三十六童子念珠という)に
「ほへー」
とか関心した帰りのこと。
ふと、横の山の方を見たらなんか見えたんですね。
ここで仏像好きなひでるさんはとりあえず行ってみるんです。後先考えずに。
「第一番こんがら童子 →第二番へ」
なんだ、二番もあるじゃない。
…ってな具合にみるみるうちに山中へ。やっぱりこの人後先考えてません。



なめてんのか?!
二十番過ぎてもまだつづくじゃねーか!!

ちなみにこの時の京都は八月で、すっかり真夏な感じでした。
気軽にきたもんで、ペットボトルのお茶はもう底をついています。
普段からうっかり八兵衛なひでるさんですが、ここまでうっかりだと笑い事ではすみません。
自分自身で言うのもなんですが、素敵ですよ。ええ。

>本堂隣の売店で息を整え、不動明王とか数珠(三十六童子念珠という)に
>「ほへー」
>とか関心した帰りのこと。

そうだよ、三十六童子だったじゃん。
見ただろ、お前エ?!
「ほへー」
なんてとぼけてるからこんな目にア・ウ・ン・ダ・ヨ!!
で、ぶつけようもない怒りで震える次に視界へ入ってきた看板がこれ↓



「はぁ?!」
…なんだかロープを持って、とか書いてあるんでスけど。
ここ、お寺だったはずなのに。のにのにのにのにのに……………。

とまぁ、季節を間違うとエライ目にあうことのできる素敵なお寺です。(フォロー)
実際、本堂の不動や石仏など見所多数で広い駐車場もあるオススメスポットです。
ひでるさんが死にかかった三十六童子巡りも、後で見たら入り口付近にちゃんと看板が
(きつくて時間かかるって)出ていましたよー。
内緒なんですが、山頂までの近道もあります。
メチャ急坂でしたが。
その山頂には何が待っているのか。
…それは、是非皆さんの目で確かめてください。
苦情その他は受け付けませんよぉ。


[住所] 狸谷山不動院 京都府京都市左京区一乗寺松原町6

人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑参加しております。気に入ったら押して下さい。

温泉宿予約は「楽天トラベル(旅の窓口)」

小鳩の会の 日本の歴史(DVD)

2006年01月29日 | ネタ
のんびり気軽にさんぽがてら。
続きが気になっている人がいるかもしれませんが(いないか)ちょっとCMを。

えー、最近のTVでよくある勢いだけのお笑いに飽きた方々へ。

小鳩の会の日本の歴史

ビデオメーカー

このアイテムの詳細を見る


シティーボーイズの斉木さんときたろうさんが出ているので私買いました。
お二人はメインでなく、ゲスト的な扱いです。
……で、内容なんですが。
日本の歴史をお笑いとしたDVDで、前回出てきた武蔵くんも出てきます。
まぁ、巌流島決闘のネタなんですが、話の展開を選択できまして、それしだいで
ハチャメチャになります。
忠臣蔵はものすごい脱力感で、最もオススメ。
こんなのTVでは絶対に見れません!
歴史好きな…つけ加えてお笑いに寛容な方はどうぞ。


人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑参加しております。気に入ったら押して下さい。

温泉宿予約は「楽天トラベル(旅の窓口)」

狸谷山不動院(京都) <前編>

2006年01月29日 | お寺
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は京都洛北の山奥、狸谷山不動院です。

ここへ着くまでに相当体力を消耗していた私。
前にも書きましたが、くれぐれも自転車では行かないように。
へろへろになりながら階段へ向かうと、いきなり「阪神優勝記念碑」が迎えてくれました。
ああ、星野さん頑張ったからなー、なんてよく見たら「監督 吉田義男」の文字が。
……いつのだよ!
そんなツッコミを入れつつ上へ。
本堂までの途中には宮本武蔵・修行の滝があったりして、歴史好きも大満足なお寺です。
武蔵くんはこの滝にうたれて”降魔の利剣”の極意を会得したそうですよ。
ほへー。すごい、すごいー。
(↑武蔵が嫌いな私)
まぁ、ここは伊達に修行の地というだけあって坂、逆、酒……。階段、怪談、会談……。

うかつに近づくヤツは死ぬぜっ! (byガンダムW)

と、いわんばかりでした。
いい運動です。
途中にはその名の通り狸や石仏があったりして視覚的にも楽しめますが…。
この「狸」が凄い。
山のそこかしこ、いたるところに大小の狸が不気味なほどにおります。
愛宕念仏寺(おたぎねんぶつじ)の千二百羅漢みたいに。
もの、すごいです。
八百夜狸だかなんだか、水木しげるセンセが書いてた妖怪を思い出します。
「理想にむかって進もう!」
ポンポコ、ポンポコ……。

そんなこんなで体力・精神共に消耗しながら本堂へたどり着きました。
と、この後彼「ひでる」は更なる地獄を味わうことになるのです。
次回、後編をお楽しみに。


[住所] 狸谷山不動院 京都府京都市左京区一乗寺松原町6

人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑参加しております。気に入ったら押して下さい。

温泉宿予約は「楽天トラベル(旅の窓口)」

善峯寺(京都)

2006年01月28日 | お寺
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日はJRのコマーシャルで一躍有名寺にランクイン!した京都「善峯寺」です。

「そうだ、京都行こう」
(※長塚京三の声を思い出してしぶーく読んで下さい)

…ってお前もう京都にいるじゃねーか!!
いまやテレ朝の報道ステーションで窮屈そうに喋る「古館伊知郎」さんが過去に
ライブでそう言ってました。

ここは凄いです。
寺はテーマパーク。とか、あちこちで聞きますが、それが実感できるのが
この善峯寺さんです。
なにせ広い!
山を丸々借りきったような広大な土地と各所に点在するパビリオン、じゃなくてお堂。
それらが順路看板でつながれ、仏像やイベント、ついでに起伏など様々満載な
アスレチック的コースが展開されます。
これが実に楽しい!
景色みるも良し、仏像眺めるもよし、山坂でへとへとになるもよし。
もしかしたら子供でも楽しめるのではないでしょうか?
途中にはお風呂もあるので汗を流すこともできますし、お年寄りも満足。

実はこの時私は自転車で「善峯寺」の看板を見つけ、かるーい気持ちでそちらへ
向かいました。
当初はここが目的地ではなかったんですね。

それが失敗の始まり。

でまぁ、日頃運動不足なのに坂は心臓破りな急坂で、私の”のんきな心臓”は
たちまちズタボロにされてしまいました。
皆さんはくれぐれも自転車で行かないように。
あ、自転車では行きませんか。そうですよね。
ちゃんとバスも出てますので、是非CMの世界を訪ねてみて下さい。
(写真はお寺からの景色です)


[住所] 「善峯寺」 京都市西京区大原野小塩町1372
    ※↑善峯寺HPでJRのCMが公開されてますよっ!クリックでGo! 

人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑気に入ったら押して下さい

温泉宿予約は「楽天トラベル(旅の窓口)」

石田三成墓所 三玄院 (京都) <続編>

2006年01月27日 | 歴史
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日も拝観謝絶の三玄院です。
塀越しに拝むことしかできませんのでファンの方はくれぐれも気をつけて。

日本歴史上、最も好きな石田三成さまについて補足をば。
彼の性格を言葉で表現すると「正義の味方」なんです。
三成の正義というのは、自分を取り立ててくれた豊臣家の安泰。
彼はそれを実現するため、全身全霊をかけてつくしました。

「質素な生活」
三成は豊臣政権下では秘書官的な役割で辣腕をふるっていましたから、
「さぞかし豪勢な生活をしているだろう」
関ヶ原合戦後に東軍の諸将はそう目論見、居城である佐和山城を攻め立てました。
ところが城内はいたって質素で財宝などの類はいっさいなく、驚いたと言います。
三成は常々、
「禄(今で言う給与ですね)を蓄えるのも、不足するほど使ってしまうのも悪である」
…というような事を言っておりました。
そのまま実行していたんです。そんな人です。

「武功と気概」
小田原合戦での失態で戦ではマイナス面が目立つ三成さま。
あまり知られていませんが、有名な賤ヶ岳合戦で七本槍に次ぐ軍功を上げているんです。
(ちなみに親友の大谷吉継もここで手柄を立てています)
後の批評では臆病で卑怯者だの、虎の威を借る狐だの散々言われてますが、
実際は戦いでも政治でも実に勇気ある人なんです。
おそらく普段は冷静でも、気性は激しい方であったのでは、と思います。
勇気を示すなによりの証拠としては、当時の大大名である徳川家康に対して
一歩も(気持ちでは)引かなかっただけでなく、実際に戦を仕掛けていることで
証明できると思います。
「殿に国を進呈するのは三成以外にいません」
それは家康軍師の本多正信にその気概を逆利用されてしまうほどだったんですね。

自分の信じたものに物凄く正直で真面目な反面、堅物で融通が利かない、と。
正しいものは正しく、間違ったものは間違い。
そんな当たり前のことを思ってるだけでなくて、口と行動に出してしまう人。
理解する者には好かれますが、「いいじゃん、ちょっとまけてよー」という
タイプには、おそらく邪魔臭い奴だったんではないでしょうか。

今で言う学級委員長タイプな三成さま。
彼の死後、大阪城内が荒れたと言います。
きっと細かいことまで指摘し、あるいは自分で正していたのでしょうねぇ。

そんな三成さまが今度ゲーム(↓)で大暴れするようです。
……???!!!
え、ええ、勿論買いますとも!

戦国無双2(通常版)

コーエー

このアイテムの詳細を見る


人気blogランキングへ
週刊ブログランキング
↑参加しております。気に入ったら押して下さい。

温泉宿予約は「楽天トラベル(旅の窓口)」

石田三成墓所 三玄院 (京都)

2006年01月26日 | 歴史
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は拝観謝絶の三玄院です。行っても門眺めるだけですのでくれぐれも気をつけて。

ここには日本歴史上、私の最も好きな「石田三成」様のお墓があります。
石田三成は関ヶ原合戦で西軍の参謀(実質大将)として六条河原で処刑されてしまいます。
いわゆる敗戦の将ということで江戸時代に徳川の御用学者にさんざん酷い事を書かれ、
結果今でもその評価はあまり芳しいものではありません。
ですが、実際は人物眼に長けた秀吉に見出され、五奉行の中心としてまだ不安定な豊臣政権
を支えた、当時一流の武将でありました。

彼にはその人柄と才を知ることができる幾つかの有名なエピソードがありますが、今回は
その中でも秀吉に仕える切っ掛けとなった「お茶」の話を一つ。

ある日秀吉は鷹狩りに出かけ、ひと休憩とばかりに近くのお寺へ立ち寄りました。
喉もかわいており、寺にいた小姓にお茶を所望します。
さっそく出てきたお茶を飲み干し、
「うまい!」
と、もう一杯所望しました。
すると、今度は量が八分目くらいで、先ほどよりやや濃く温かくしたお茶が出てきました。
秀吉はそれも飲み干し、今度はためしにもう一杯所望します。
次に出されたお茶は、量が五分目くらいで、さらに濃く温かくしたお茶が出てきました。
この配慮に感心した秀吉は寺に請い、その小姓を配下に加えるのでした。
それが後の石田三成です。

えっと、だいたいこんな感じ。
資料まったく見ないまま記憶だけで書いたので、やや違う点があるかもしれませんが
大体こんなんです。
要するに、一杯目は喉が渇いているだろうから、たっぷり飲みやすいお茶を。
二杯目以降はお茶の味を楽しんでもらおうという配慮があるのです。
そういう具合に、物凄い気配りのできる人だったんですよー、小さい頃から。

まぁ、そんなこんなでここで直接お墓参りはできなかったので、門前でひと泣きしてきました。
他のエピソードはまた別の機会に。


[住所] 三玄院 京都市紫野・大徳寺三玄院 <拝観不可です。迷惑かけぬように>

人気blogランキングへ
↑気に入ったら押して下さい。

ギャル心 …ってなに?

2006年01月25日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
前回書いた「ギャル心」が見れるのはコレです。

みうらじゅん・いとうせいこうのTV見仏記

ジェネオン エンタテインメント

このアイテムの詳細を見る


この「見仏記」は私が寺めぐりをする切っ掛けとなった一つで、
なるべくなら若い方に見ていただきたい一本です。
(↑なんかじじくさいですね)
仏像への見方が変わりますよ!
みうらさんといとうさんの仲良しトークも必見です。

人気blogランキングへ
↑気に入ったら押して下さい。

ミニチュア (京都・嵐山付近)

2006年01月25日 | ネタ
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は京都嵐山で見かけたミニチュアです。



えっと、これは嵐山の天龍寺とかその付近の飲食店で見かけました。

「わー!! か、可愛い☆」

と、いう具合に私の中のギャル心(byいとうせいこう)が撃ち貫かれました。
いいでしょ、京都っぽくて(←そうか?)

なんだかすっかり気に入ったので掲載してみました。
えーそんだけ。

…これだけだとなんだか寂しいので、前回「十一面観音」とタイトルにあった
わりに何も書かなかったのでその話を少し。
観音すなわち十一面観音、といわれる変化観音の代表格です。
梵名はエーカーダシャムカ。ややこしくて覚えられませんね。
特徴である頭部の十一の顔にはそれぞれ人々の苦しみを救う力があるそうです。
顔の配置が二段、三段だったり色々するので、各地で見た際にはそんな違いを
楽しんで下さいね。


人気blogランキングへ

十一面観世音菩薩像 (京都・六波羅蜜寺)

2006年01月24日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は踊るお坊さん、空也上人ゆかりのお寺です。

ここでは念仏をとなえる口から六体の阿弥陀仏が現れたという伝承から
作成された「空也上人立像」が見れます!
おそらく歴史教科書等で見た方もいることでしょう。
子供の頃にはさして感想もなかったんですが、この歳になってから見ると
モノ凄いです!
心なしか寒気さえしました。
これを見るだけでも絶対オススメなお寺です。
※現在の若いお坊さんは空也上人そのまま、大変親切で気さくな方でしたよー。

ちなみに空也像が片手に持っている鹿の角のついた杖は、かわいがっていた
鹿が人に慣れ過ぎていたために殺され、それを悲しんだ空也上人は
「自然のものは自然のまま」
という大原則を忘れないよう、杖として持つこととしたそうです。
泣けるお話ですね。るるる…。


[住所] 六波羅蜜寺 京都市東山区五条通大和大路上ル東


人気blogランキングへ
↑気に入ったら押して下さい。

石橋山古戦場(神奈川)

2006年01月23日 | 歴史
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は意外にマイナーらしく閑散としていた「石橋山古戦場」です。

伊豆へ流罪となった後の将軍「源頼朝」はそこで罪人として生活します。
この人の凄いところは罪人の身でありながら、平家方で監視役の
北条家長女、政子さんに手をつけちゃうところです。
(付け加えると、その前にも一人手を出して妊娠までさせてる)
で、そんなこんなで血縁となってしまった北条家は無理矢理頼朝方へ
つくこととなり、ついに平家打倒のために兵をあげるのでした。
で、旗上げ・合戦の地だったのがここ「石橋山古戦場」という訳。



なにせ駅は近くになく、道としても国道の中途半端な位置で細い路地へ
進入していくような場所だから目立たない。
「頼朝挙兵の地」と看板が立っていたようですが、私が行った時は地面に
立て掛けられてました。後に日本支配した有名人の旗上げ地だというのに。
…でも古戦場なんてそんなものかもしれませんね。

ちなみに、右上の写真は古戦場から見た風景です。
どうです、なんとなく歴史の息吹を感じませんか?


[住所] 石橋山古戦場 神奈川県小田原市石橋


人気blogランキングへ
↑気に入ったら押して下さい。

ポスト上の銅像(京都)

2006年01月22日 | ネタ
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日は京都で見かけた銅像です。

これは京都限定…ですよね?
この旅姿のおじょーさんはイラストではちょこちょこ見かけてましたが、
なんとポストの上に立体でおわしました。
どーです、この愛らしさは。
お釈迦様もびっくりです。

手の造型が難しいのかめんどくさいのか、左手は着物袖の中に省略されてますが
絶妙なバランスのSDキャラですね。
額にはほら、白毫(びゃくごう)もちゃんとあります。ちがうか。

ちなみに場所は京都駅前の郵便局です。バスロータリーの隣あたりね。


人気blogランキングへ

みかえり阿弥陀如来(京都・永観堂)

2006年01月22日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
本日はみかえりで有名な京都は永観堂です。

むかしむかしあるところに永観律師(ようかんりつし)という、たいそう
阿弥陀好きなお坊さんがおりました。
その永観がある日一心不乱に念仏を唱えていると、本尊の阿弥陀様が
壇上からおり、スタスタと先導するように歩き始めたのです。
これは夢か幻か!
驚いて呆然とする永観に阿弥陀様が左に振り返って一言。
「永観おそし」
…その時のお姿を残したものだそうです。

「おっせぇーよ、テメェ!」
今で言うとそんな感じなんでしょうか。
白昼夢にはくれぐれも注意したいですね。念仏唱えすぎも体には毒。
と、冗談はこれくらいで。

永観堂はメインのみかえり阿弥陀様を筆頭にさまざまな重文のある
お得スポットです。
山中のお寺は広く、階段やら通路やらは細く入り組んで、まるでRPGの
ようでした。
金閣寺、清水寺、東寺…ってめちゃポピュラーを回るのもいいですが、
たまにはちょっと趣向を変えて異形仏の鑑賞に出かけるのもいいのでは
ないでしょうか。


[住所] 永観堂(禅林寺) 京都市左京区永観堂町48


人気blogランキングへ
↑気に入ったら押して下さい。

日向薬師(神奈川)

2006年01月21日 | 仏像
のんびり気軽にさんぽがてら。
ちょっと衝撃映像を日向薬師から。

みてみてみて!
蜂よ、8、は・ち、。



そうかー、確かに木造だから昆虫にとっては単なる大木だよねー。
えっちらおっちら山道歩き、金剛力士像があったので駆け寄ったら蜂が
ぶんぶんと飛んでたんですよ。
おっかないなーとか思いながらデジカメで覗いたところ、お顔にも蜂が
たかって……え、彼ら鼻から出入りしてません?!
そんな感じで撮った一枚。
これ一応伊勢原市の重文なんですが。
仁王さまも大変ですね。


[住所] 日向薬師 伊勢原市日向1644

人気blogランキングへ
↑気に入ったら押して下さい。

等持院の表門(京都)

2006年01月21日 | 歴史
のんびり気軽にさんぽがてら。
ここは京都は等持院です。

等持院さんは歴史好きには絶対オススメなスポットです。
なぜかって、歴代足利将軍の木造が安置されています。
しかも!
けっこう間近で見ることができるんですよ!!
ちゃんと顔も体格も違っていて(当たり前か)、
私の好きな足利義輝将軍もいました。
何故か嫌いな徳川家康もいましたが…足利じゃあないじゃない。

しかし、門のすぐ脇に販売機ってのは風情ないよねぇ。
便利ですが。


[住所] 等持院 京都市北区等持院北町63