Blog~続・トイレの雑記帳

鉄道画像メインの「ゆる鉄写真ブログ」のつもりでしたが、
政治社会の事共について記したくなり、現在に至ります。

未来~パノラマカーの視点より

2008-12-15 00:34:00 | インポート
コナサン、ミンバンワ!

今年2008=平成20年12月も早折り返し点となりました。歳暮シーズンとあってJR名古屋駅周辺や栄、金山などの繁華街は大変な人出があり、不況とは言えそれなりの賑わいを見せている様です。

日付が変わり、昨日曜日は当地方の、様々な工芸に取り組んでいる方々の作品展を拝見する機会に恵まれました。その内絵画の分野において、卓抜した才能を開花させている小学生の方の作があり、私も大いなる感動を受けた次第。
手の指を使った指絵、所謂フィンガー・ペインティングと呼ばれる油彩画ですが、モデルの輪郭の把握が素晴らしく、又色遣いも良く考え抜かれていて到底小学生の作とは思えぬ精緻さと温かみがありました。

障害のある方の由ですが、そのハードルを乗り越えようとする情熱が伝わって来る見事な作品群。
この才能の輝きを摘み取る様な無神経な所業は決して許されず、我々大人は努めて心静かに、その成長を見守る道義的義務を負っていると強く思います。

さて近年問題になっている子供達の身の安全を守るのも、我々大人の務めでありますね。
先日の全国紙S新聞の事実上の社説「主張」欄にては千葉県下にて生じた幼女の不審死をを取り上げ、過日の奈良県下や広島県下にて生じた幼児殺人にも言及しつつ、不審者リストなどの情報を生かせなかった事を指弾、又こうした事件発生の背景として、経済情勢悪化に伴う犯罪増加と共に、戦後の急激な都市化に伴う地域住民の関心と連帯心の低下などが関係している事を挙げています。

その上で「子供の安全をどう守り、安心で住み易い街を築くのか。警察、学校、地域が一体になって協力して犯罪を防ぐ事が肝要だ」と結んでいます。本当にその通りであり、まずは「事件に無関心でいてはいけない」のだと思いますね。

子供に殺傷などの危害を及ぼす事は、そのまま祖国日本の将来を危うくする事であると私は思います。
こうした罪業については、その刑罰にも、これからの裁判員制度の発足にも絡んで特段の顧慮を願いたいものであります。

顧慮と言えば最近、残り少ないパノラマカーの先頭席を一部の愛好者が常に占拠し、この為に他の乗客が着席できないとの指摘があるやに聞いております。事実とすれば遺憾です。
過日のインター・ネット掲示板にも「最後のパノラマカー先頭席への着座は、子供達を優先すべき」との投稿がありました。正論ですよね。
毎日の定期運転終了が間近に迫っている以上、幼い彼らには、パノラマカー先頭席よりの抜群の眺望は、二度と体験できない事であるのですから・・・。*(日本)*
コメント
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