ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

座禅は脳と心のエクササイズと考える

2008-07-11 10:33:28 | 座禅
 私自身は、座禅(静功)を始めた当初より、1時間以上の座禅時間を当たり前のように、やってきましたが、座禅を始めようとしたりする人にとっては、ちょっと抵抗があるかもしれません。

 始めたころは、足もしびれたり首が凝ったりしましたが、慣れるに従い足もしびれなくなってきます。 また呼吸が深くできるようになれば、1時間はあっという間に、過ぎてしまいます。

 最近になって、一日24時間のうち、1時間ぐらい呼吸法を行いながら、静かに座禅を行うのも、いいもんだなあと、つくづく感じるようになってきています。

 体の中へ吐く息だけに、意識を集中する逆腹式呼吸を行いながら、時間の経過とともに、45分から1時間経てば、体の中の気の流れも、ゆったりと流れるようになり、脳細胞をやさしく癒してくれるようになり、日常的なストレスも解消し、問題解決のヒントを、そっと宇宙の叡智が教えてくれます。

 座禅は理屈ではありません。 理屈が先行するものではないのです。 座禅の実践を通して、自分自身が感得するものなのです。 そのために、日常生活のあらゆる時間を使って、逆腹式呼吸に慣れてしまってください。 

 呼吸がスムーズに、リズミカルにできるようになれば、1時間の座禅時間も、普通のことと受け取れるようになります。 座禅に集中できるようになれば、自然と体にも変化が現われ、何かを感得できるはずです。 ひたすら座禅。 「只管打座」、好きな言葉です。