ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

玉沈関が動いたとの友人からの連絡があり

2008-07-09 06:28:39 | 座禅
 座禅仲間の一人から、昨日、1時間ぐらい座禅を行っていたら、深まると同時に、目をつむってるにもかかわらず、光を感じ目を開けても、光が見えたとの連絡がありました。 その後、布団に入って眠りにつくと、頭の後頭部が10分ほど、心臓のようにどっくんどっくんと動いたとのことでした。 早速、夕方話を聞きに行き、気の貯まる場所の1つである玉沈関が、活性化したことを話しました。 

 本人からは、最近になって、体の中へ吐く息だけに、意識を集中できるようになってきたことは聞いておりましたので、いずれはその日も近いことを、感じていました。 座禅を行い1時間ぐらい経つと、とても気分がよくなり、座禅も深く入った感じはしていますとも、聞いておりました。

 本人は、色々な本を読み、当初は目を半眼にし、座禅時間も30分で、そのほか30分お経を読んだり、暗誦したりしていました。 私は、お経を読むのは良いけれど、座禅時間は30分では肩慣らしでしかありませんよ、是非とも最低でも1時間はやってくださいね、と話しておりました。 また目を半眼にしていると、どうしても意識を一点に集中しにくいので、目をつむった方がよいですよとも、話しておりました。

 最近では、目をつむり体の中に吐く息だけに、集中していれば、雑念は起きないとも話していました。 しばらく経ったら、百会、上丹田、中丹田、臍下丹田、会陰、尾りょう関、夾脊関などの気の貯まる部分を、意念で動くように念じてみてくださいと、話しました。 いずれ小周天が通るのも、遠くないものと思われます。

 本人は元々、仏性があるようで、ろうそくの炎を静かに見ていたりした時や、お経の本を読んでいるだけで、自然と涙が出てきてしまうことがあると、話してくれたりしていました。

 昨日は、もう一人の座禅仲間と行って話をしたのですが、もう一人の方が、最近ずいぶんと顔色が良くなったねとも、声をかけていました。改めて顔色をみると、ちょっと赤ら顔で気の通りが、良くなったことをうかがわせる顔色に、なっておりました。 座禅を楽しんでください。