ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

宇宙の叡智と接触できるのはどんな時ですか

2008-07-06 13:08:44 | 座禅
 知人から、年取ってからゴルフを始めた人が、エイジシュートをしたということで、クラブを振るのに、力を入れないスイング打法を自ら編み出し、本が出版されているということで、早速買って読みました。 その人の名は、政木和三という方でした。

 ゴルフのほうは、結局よく分からずじまいで、政木さんの別の本を買って、読むことになりました。 「この世に不可能はないー生命の無限の力」です。

 政木さんは、子供のころ、どもりに困り、お医者さんから呼吸法をやるようにいわれ、早速実行しました。 1回の呼吸も次第に長くできるようになり、結果的にはどもりも治ったそうですが、その後も呼吸法を続け、副次的効果として、脳に快い刺激を与えてくれたそうです。 ご自身は大阪大学に入学し、大学内のありとあらゆる学科(医学部、理学部、工学部を問わず)を勉強し、最終的には大学に残ったとのこと。

 逆複式呼吸を行いながら座禅をしておりますと、深化の過程で1時間も座禅を続けておりますと、耳がキーンとしてきます(脳がシーンとするほうが適切かもしれません)。 

 政木さんによれば、脳波がアルファー波からシーター波に変化し、より高度な脳の状態を作るといいます。 脳波がシーター波になったときに、宇宙の叡智と交信できるとの記述がありました。

 政木さんは、脳波をシーター波にすることによって、数々のひらめきから数多くの発明をしました。 ところが欲がないもので、特許を取った瞬間から、そのすべてを無料公開してきました。 無欲なことも手伝って、宇宙の叡智との交信は無論のこと、政木さんは、人の生命体が見えたといいます。 あなたの生命体は、何世代前の誰それの生命体ですよと。

 体の中へ吐く息だけに、意識を集中する逆腹式呼吸を続けていけば、いつの日にか、脳は快い刺激を受け、アルファー波からシーター波に、脳波も変化してくれることでしょう。 その日のために、呼吸法を、座禅を楽しんでください。