ひとり座禅のすすめ

自分ひとり、坐禅(靜功)を日常生活の中で取り入れていくと今までと違った感覚を覚えていく。

もともと酸素は有害産業廃棄物だった

2005-09-06 16:58:15 | 生命
 酸素は地球の誕生の歴史からいうと、有害の産業廃棄物であったという。 海の中の細胞が宇宙からの紫外線を避けながら、太陽のエネルギーを利用して、空気中の炭酸ガスと水から栄養物を作る細菌が現れ、光合成というこの化学反応を通して酸素が作られていった経緯があります。 
 鉄と酸素が結びつくと鉄が酸化して錆びてしまうように、細胞のなかでも物質と酸素が結びつくとうまく働かなくなることがあります。 酸素は生命の歴史の中では、最も早くから存在した有害産業廃棄物でした。 その酸素も沢山生産されるにしたがって、オゾン層が形成されるに至り生命に有害な紫外線を、遮る役目を果たすようになりました。
 さらに酸素が生産される中で酸素を取り込んで、ブドウ糖などの栄養物を燃やして炭酸ガスが生産されるという、呼吸と呼ばれる過程が形成されました。 
今、私たちは酸素を吸って食べ物を栄養分として生活をしておりますが、体内に酸素がありすぎると活性酸素といって、細胞や遺伝子を傷つけて病気を起こします。
生命は能動的な活動をするようになって、酸素が必要になって来たのかなとも思います。