Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

総力戦(20節FC東京戦)

2011-07-10 17:32:06 | マッチレポート11’
勝てば最高だったんだろうけど、選手のがんばりやスタジアムの雰囲気を考えればこのプロジェクトは成功だったと言っていいなじゃないでしょうかね。実際目標の数字には達してないし、色々な評価があるんだろうけど、個人的には試合が終わった瞬間に「今日来て良かった。」と素直に思えたので、成功だったんじゃないかなと思う。



何かよく分かんないですけど、もうブレーブスのあたりで既に目がうるんでました。




コレオも素晴らしかった。サポも総力戦。久々にギッシリと埋まったゴール裏から放たれる重低音の声の束は迫力があって、鳥肌が立ちっぱなしだった。最後まで頑張りきった選手たちの奮闘はサポが引き出したものだと言っても過言じゃないと思う。

シュート数は7本対19本。ただそこまで危なかったっていう印象はスタンドで観ててなかった。一番ひやっとしたのは裕大が梶山にちぎられてシュートを打たれたシーン。それ以外に決定的なシーンはなかったと思う。どうしてもさんぺーが決めてればと思わずにはいられないけど、それは話がうますぎるってもんかな。



最後までよく走ったと思います。スコアレスでも面白い試合だったと思えたのは最後まで集中力の高いプレーが続いたから。これが毎試合続けられれば、「走力戦」の観点からも一定の成長を感じることが出来るから次節以降も期待。



モリゲはちょっと控えめでしたかね。CKの数も多かったし、最近の好調ぶりからしてもっと怖いかなとも思ってたけど、考えてくれたかな。いい子だよ。


まぁとりあえず祭りは終わったわけで、大事なのはこれから。この試合はあくまでもきっかけ作りにすぎない。最高の結果ではなかったかもしれないけど、いつもは来ない2万人の人が選手のがんばりやスタジアムの雰囲気をどう感じて、そしてお金を払ってでもまた観に来たいと思ってくれたのかは次節以降のホームゲームに結果として表れてくる。隣に座った50歳くらいのおじさんは地元だけど、今日初めて来たと言ってTシャツまで買ってくれていた。サッカーには詳しくないらしく、試合自体よりゴール裏にしきりに興味を示して、色々と質問をしてきてくれた。それと最後まで何でオレが東京から来てるのにFC東京じゃなくて大分トリニータを応援してるのかが理解出来なかったみたいだ、何度も説明したんだけど。あのおじさんの住む街にはそれだけの魅力を持ったサッカークラブがあるということが昨日の試合で伝わっただろうか。

昨日改めて思ったのはやっぱりホームスタジアムが最高だということ。またいつの日か普通に2万人、3万人の人で埋まるスタジアムを夢見て、応援を続けていこうと決意を新たにしました。

湘南戦も岡山戦も行きます。岡山戦では子供をスタジアムデビューさせる予定です。今年中にはどこかのスタジアム連れていこうくらいにしか考えてなかったけど、昨日の試合でやっぱり人生で一度しかない彼にとっての最初の試合はホームスタジアムじゃなきゃダメだと思い直しました。

「ご新規1名様、ご案内でーす!」
コメント
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