まあ色々と言いたいことはあるけどこういう試合もたまにはあるし切り替えるしかないんだけど、今日は試合に関わった人(選手だけじゃなく)は誰一人として及第点が与えられるレベルじゃなかったから次の長崎戦が追試みたいなもんだ。そこでこの試合の分まで含めて返してよ。期待してる。
試合前から懸念していたようにやっぱり山形との相性は悪いなと思う。監督も代わっているしおそらく雰囲気なもんなんだろうけど、この大敗、惨敗が山形戦だったのは何となく納得してしまうところがある。そうは言っても今シーズンももう1試合は少なくとも対戦があるので悠長なことも言っていられない。やられっぱなしじゃなく対策していかないと。
戦術面で負けた、気持ちの面で負けた、フィジカル面で負けた。あらゆる局面で負け続けての惨敗。どこから手をつけていいのか分からないくらいの惨状なわけだけど、次節まで時間はない。ただ一つ気になるのは、もう試合途中で選手たちの表情から覇気が消え去っていたこと。個人的にはこれが単なる疲労からきているのではなくて、無力感からきているんじゃないかなと思いながら見ていた。こんな最低な試合なので個で悪いところをあげつらっても仕方ないとは思うけど、そんな中でも保田堅心の低調っぷりは特にひどかった。先制点や4失点目の時の迷子っぷりはもう調子が悪いとかそういうレベルじゃなかったと思う。おそらくどうしていいか分からない、そういうことなんじゃないかと思う。何度か「あ、こりゃ今日はダメだ」と思ったのが、前線からプレスをかけた際に相手GKがロブ気味に蹴り出して「ハイ、回収出来たー」ってところで下がってきた相手FWが堅心の脇のスペースで楽々と収めてしまうことが何度かあった。これすごく嫌な記憶なんだけど、去年の新潟戦で嫌ってくらいにやられたシーンが思い出されて絶望的な気持ちになった。突撃ハイプレスは理詰めで分析出来そうな指揮官には通用しないんだよね。スカウティングにもなかったし、自分で考えても分からないし、でもスコアはどんどん離されていくし、もう無力感でいっぱいだったんじゃないかなと思いながら見ていた。戦術的に1年前からさほど進化していないことを考えると、このダメージからのリカバリーで最優先にすべきはメンタル面のリカバリーなのかもしれないね。
気温30℃で試合をやることには日本で育ったプロサッカー選手だから慣れてはいるんだろうけど、5月17日の30℃というところが暑熱順化の面でキツかったんじゃないかなと思う。ただ先発メンバーを決める人が前節から2人しか変更せず、かつ試合後のコメントで「気温は関係ない」と言い切っているんだろうから、関係なかったんでしょう。気温と疲労に敗因を求めた方が観ている側はずっと納得感あるけど...
この試合の前まで山形は自動降格圏と勝ち点差なしの20位で、ここまで山形と対戦した15クラブ全てが山形から得点してきたということは紛れもない事実なので、5点取られた上に1点も取れなかった、さらに言うと惜しいシーンもさほどなかったという現実はけっこう重いと思うよ。
新井栄聡を生で初めて見た。次節も高木が戻ってこられないようなら次節は新井が使われると思うし、そうでなければいけないと思う。2失点目、目の前にきたボールをキャッチすることも弾き出すことも出来ずに目の前の選手に押し込まれる。3失点目、クロスを予測して先に動いてニアを開けてしまいそこを打ち抜かれる。5失点目、論外。これで先発が代わらないなら、先発を決めている基準て何?
久しぶりに見るごっちゃんのプレーぶりをもう少しゆっくりと見たかったけど、もう出てきた時にはそれどころじゃなかったもんな。
将輝が高校2年生になった頃に伸太郎に似てきたなって思ったことがあったんだけど、いま見るとどうかな。似てなくもないけど。伸太郎は先制点時のこぼれ球を拾ったシーンは敵ながら素晴らしい動きだなと思ったよ。相変わらず良い選手。ずっと良い選手。
ここは明治大の同期。当時は小野がNo.10でまさに10番的にピッチ中央で試合を動かし、上夷は最終ラインの真ん中にいた。あれから数年お互いにサイドに主戦場を移し今日は2度ほどマッチアップする機会があった。
誰が使い始めたのか知らないけど、自分は小野は絶対に真ん中で使うべきという思いがあって、それはこのシュートが忘れられないから。これを西が丘で生で見て本当に度肝を抜かれた。能力の高い選手だからサイドバックでも高いレベルでやれてしまうんだろうけど、ちょっともったいない気がする。
小野雅史は山形に、松崎快は浦和に、小柏剛は札幌に。素晴らしいアカデミーを持ちながら優秀な選手をことごとく他クラブに強奪されてしまうところに大宮が現在J2最下位である低迷っぷりが表れているような気がする。
今日の試合は平日の13時30分キックオフということで参戦しているサポーターは社会不適合者なのではと言われていたけど、自分は前泊で1泊2日の遠征だったけど有給休暇を1日も使わずに今回参戦した。いまの職場が火、水と連休だったために奇跡みたいな巡り合わせで2日間まるっと山形を堪能した。もし通常の夜キックオフの日程だったら最低でも1日は有給休暇を取らなければならなかったので、今シーズンの日程が発表された時点で最も興奮した日程がこの山形戦だった。
前日は蔵王のお釜を見て、ニッカの宮城峡蒸留所も行った。どちらも仙台遠征とか山形遠征の度に候補としてあげ続けていたんだけど、アクセスの困難さからこれまでずっと先送りにしていたんだけど、今回どちらも一気に行くことが出来てさらにどちらも最高に素晴らしいところだった。もう色々なところに遠征するのも20年くらいになるわけだけど、個人的な感覚で前泊の前日観光が楽しい時は大体試合結果がついてこない印象なんだよね。今回も試合結果を除けば(一番除いちゃいかんが)最高の遠征だった。
長崎戦は全員追試。この試合の敗因が本当はどこにあったのか、そして誰がこの敗戦に責任を感じ誰がこの試合を捨てていたのか、そんなところが見えてくるかもしれないね。惨敗した直後だからこその注目点があると思う。長崎戦が楽しみだ。
試合前から懸念していたようにやっぱり山形との相性は悪いなと思う。監督も代わっているしおそらく雰囲気なもんなんだろうけど、この大敗、惨敗が山形戦だったのは何となく納得してしまうところがある。そうは言っても今シーズンももう1試合は少なくとも対戦があるので悠長なことも言っていられない。やられっぱなしじゃなく対策していかないと。
戦術面で負けた、気持ちの面で負けた、フィジカル面で負けた。あらゆる局面で負け続けての惨敗。どこから手をつけていいのか分からないくらいの惨状なわけだけど、次節まで時間はない。ただ一つ気になるのは、もう試合途中で選手たちの表情から覇気が消え去っていたこと。個人的にはこれが単なる疲労からきているのではなくて、無力感からきているんじゃないかなと思いながら見ていた。こんな最低な試合なので個で悪いところをあげつらっても仕方ないとは思うけど、そんな中でも保田堅心の低調っぷりは特にひどかった。先制点や4失点目の時の迷子っぷりはもう調子が悪いとかそういうレベルじゃなかったと思う。おそらくどうしていいか分からない、そういうことなんじゃないかと思う。何度か「あ、こりゃ今日はダメだ」と思ったのが、前線からプレスをかけた際に相手GKがロブ気味に蹴り出して「ハイ、回収出来たー」ってところで下がってきた相手FWが堅心の脇のスペースで楽々と収めてしまうことが何度かあった。これすごく嫌な記憶なんだけど、去年の新潟戦で嫌ってくらいにやられたシーンが思い出されて絶望的な気持ちになった。突撃ハイプレスは理詰めで分析出来そうな指揮官には通用しないんだよね。スカウティングにもなかったし、自分で考えても分からないし、でもスコアはどんどん離されていくし、もう無力感でいっぱいだったんじゃないかなと思いながら見ていた。戦術的に1年前からさほど進化していないことを考えると、このダメージからのリカバリーで最優先にすべきはメンタル面のリカバリーなのかもしれないね。
気温30℃で試合をやることには日本で育ったプロサッカー選手だから慣れてはいるんだろうけど、5月17日の30℃というところが暑熱順化の面でキツかったんじゃないかなと思う。ただ先発メンバーを決める人が前節から2人しか変更せず、かつ試合後のコメントで「気温は関係ない」と言い切っているんだろうから、関係なかったんでしょう。気温と疲労に敗因を求めた方が観ている側はずっと納得感あるけど...
この試合の前まで山形は自動降格圏と勝ち点差なしの20位で、ここまで山形と対戦した15クラブ全てが山形から得点してきたということは紛れもない事実なので、5点取られた上に1点も取れなかった、さらに言うと惜しいシーンもさほどなかったという現実はけっこう重いと思うよ。
新井栄聡を生で初めて見た。次節も高木が戻ってこられないようなら次節は新井が使われると思うし、そうでなければいけないと思う。2失点目、目の前にきたボールをキャッチすることも弾き出すことも出来ずに目の前の選手に押し込まれる。3失点目、クロスを予測して先に動いてニアを開けてしまいそこを打ち抜かれる。5失点目、論外。これで先発が代わらないなら、先発を決めている基準て何?
久しぶりに見るごっちゃんのプレーぶりをもう少しゆっくりと見たかったけど、もう出てきた時にはそれどころじゃなかったもんな。
将輝が高校2年生になった頃に伸太郎に似てきたなって思ったことがあったんだけど、いま見るとどうかな。似てなくもないけど。伸太郎は先制点時のこぼれ球を拾ったシーンは敵ながら素晴らしい動きだなと思ったよ。相変わらず良い選手。ずっと良い選手。
ここは明治大の同期。当時は小野がNo.10でまさに10番的にピッチ中央で試合を動かし、上夷は最終ラインの真ん中にいた。あれから数年お互いにサイドに主戦場を移し今日は2度ほどマッチアップする機会があった。
誰が使い始めたのか知らないけど、自分は小野は絶対に真ん中で使うべきという思いがあって、それはこのシュートが忘れられないから。これを西が丘で生で見て本当に度肝を抜かれた。能力の高い選手だからサイドバックでも高いレベルでやれてしまうんだろうけど、ちょっともったいない気がする。
小野雅史は山形に、松崎快は浦和に、小柏剛は札幌に。素晴らしいアカデミーを持ちながら優秀な選手をことごとく他クラブに強奪されてしまうところに大宮が現在J2最下位である低迷っぷりが表れているような気がする。
今日の試合は平日の13時30分キックオフということで参戦しているサポーターは社会不適合者なのではと言われていたけど、自分は前泊で1泊2日の遠征だったけど有給休暇を1日も使わずに今回参戦した。いまの職場が火、水と連休だったために奇跡みたいな巡り合わせで2日間まるっと山形を堪能した。もし通常の夜キックオフの日程だったら最低でも1日は有給休暇を取らなければならなかったので、今シーズンの日程が発表された時点で最も興奮した日程がこの山形戦だった。
前日は蔵王のお釜を見て、ニッカの宮城峡蒸留所も行った。どちらも仙台遠征とか山形遠征の度に候補としてあげ続けていたんだけど、アクセスの困難さからこれまでずっと先送りにしていたんだけど、今回どちらも一気に行くことが出来てさらにどちらも最高に素晴らしいところだった。もう色々なところに遠征するのも20年くらいになるわけだけど、個人的な感覚で前泊の前日観光が楽しい時は大体試合結果がついてこない印象なんだよね。今回も試合結果を除けば(一番除いちゃいかんが)最高の遠征だった。
長崎戦は全員追試。この試合の敗因が本当はどこにあったのか、そして誰がこの敗戦に責任を感じ誰がこの試合を捨てていたのか、そんなところが見えてくるかもしれないね。惨敗した直後だからこその注目点があると思う。長崎戦が楽しみだ。