Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

タイトル奪取への第一歩(ルヴァンカップGS2節徳島戦)

2021-03-28 21:31:14 | マッチレポート21'
スカパーの契約では生中継がなく、今日はバタバタとしていたので先ほどやっと録画で試合をチェックした。カップ戦だからとか、代表ウィークの裏開催とか、そんなことは関係なく我々にとって大事なのはこの1勝がタイトル奪取への第一歩だということ。大事な1勝。


前も後ろも1週間空くからか現在のほぼベストメンバーと思われるスタメンとなった。リーグ戦も含めてここ数試合のベンチメンバーの構成が物足りないと感じる。6枚のフィールドプレーヤーのうち、DFが1枚、ボランチが1枚、サイドが2枚になるので、必然的にアタッカー枠が2枚しかない。交代枠が3枚であればこの構成でもいいかなとは思うんだけど、5枚交代が出来るシーズンで前3枚を入れておかないのは少し物足りなく感じる。せっかくCBとボランチ、CBとWB、WBとシャドーとか複数ポジションこなせる選手がいるのになと思ってしまう。勝ちに行くベンチメンバー構成ではなく、試合の強度を保つためのベンチメンバー構成に思えてしまう。ただ一方で選手個々のコンディションは上がってきてるんじゃないかなという印象も受ける。もしかすると徐々にチーム戦術が整理されてきて迷いがなくなってきただけかもしれないけど、開幕戦の頃と比較すると遥かに躍動感がある。


徳島が相手でさらにキーマンである岩尾も直人もいなかったので割り引いて見る必要はあると思うけど、後半の内容が大幅に改善されていることを評価したい。徳島の後半最初のシュートはもう80分近かったと思うし、最後はパワーで押し込まれたけど、しっかりと無失点で乗り切った。だからそんなに内容も悪いとは思っていない。もちろん片野坂さんのハーフタイムコメントにもあったけど、2点目を取ることが大事だったと思うけど、いきなりアレもコレもは出来ない。まずは今季公式戦初のクリーンシートを達成出来たことが素晴らしい。


神戸戦に続いてこれでルヴァンカップは2試合連続で北斗のサイドチェンジからゴールが決まった。ボール回しが整理されてきつつある状況でやはりサイドチェンジは相手を大きく動かせるため有効な手段だ。藤本のゴールも、リーグ戦の長沢のゴールも、そしてこの試合の長沢のゴールもサイドから崩していい形で決めることが出来ている。前半にあったもう一本の黒崎→長沢のシュートもいい形だった。次なるステップとしたいのはそのチャンスメイクの数を増やすこと。


次節FC東京戦で勝つことが出来ればグループステージ突破も見えてくる。カップ戦は調整の場じゃない。真剣にタイトルを狙いに行きたい。そして1週間後は王者川崎戦。普通に考えれば勝ち点を取ることは難しいと思うけど、昨シーズンのホーム戦の再現を狙いたい。
コメント
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