Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

ターゲットは緑

2017-10-29 23:10:46 | トリニータ
本日のJ2が終了し、第39節終了時点の順位が確定した。さて、皮算用タイム。

5位 松本 64(17) 讃岐・福岡・京都
6位 東京 64(14) 山口・京都・徳島
7位 大分 60( 8)  山形・徳島・熊本

今日の結果を持って、もう残された道はほぼほぼ3連勝しかなくなった。というよりはその前提で話す方が分かりやすい。つまりうちは勝ち点69でシーズンをフィニッシュ。現時点で勝ち点が下の横C、千葉はそこに到達しないから考える必要なし。大分全勝前提で話を進めると徳島の勝ち点はMAX67だからこれも無視。つまりターゲットはチームカラーが緑の2チームってこと。うちの69に対して、この2チームがどこまで勝ち点を落としてくれるかというゲーム。ヴェルディの得失点差はもしかすると届くかもしれないけど、基本的には上の2チームに勝ち点1を乗せて考えるのが妥当。つまりあと勝ち点4に留めてもらわないといけない。残り3試合で勝ち点4、つまり1勝1分1敗。厳しい。改めて文字にしてみると厳しい。これだけ勝ててないわけだからそれも当たり前だけど、改めて厳しい。

松本はこう考えるのが妥当かな。讃岐◯・福岡×・京都?

ヴェルディがこんな感じか。山口◯・京都?・徳島△

41節でうちが徳島に勝つのは前提だけど、そこで徳島が今シーズン終了になっちゃうと最終節でヴェルディから勝ち点を奪うという大事なミッションの前にモチベーション消滅で易々と勝ち点献上に繋がりかねないので、徳島の次節の愛媛との四国ダービーは何が何でも勝ってもらわないといけない。この期に及んで昇格のライバルの応援するのも何だけど、次節の徳島は渡と岩尾が退場した上で徳島が勝つのが理想。

と、ここまでシミュレーションを進めたところで、「京都かー、京都なのかー、今さら京都がキークラブかー。」という感想。つまり我々の命運は京都が握っているということですよ。これが他力本願の悲しいところ。昇格という1点に絞って話を進めると「次は勝つ!」とか、「諦めてたまるか!」とか、それはもう大前提で、京都のさじ加減一つで我々の将来は決まってしまうという極めて悲しい状況だということですよ。何となく、お金もあまりなく、ただ志高く、J2にしがみついてるようなクラブがその立場になってくれれば、まだ受け入れやすいのに、よりによって京都ですよ。シーズン前の順位予想では個人的に昇格候補に挙げたくらいの戦力を有していながら、シーズン序盤につまずき、周り全ての人間から「あー、それは開けちゃダメなやつー!」と突っ込まれながらも早々に「FW闘莉王」という「パンドラの箱」を開けてしまい、そして案の定一度たりとも浮上してくることのなかった京都ですよ。もちろん松本が讃岐から勝ち点を落とすかもしれないし、ヴェルティも山口から勝ち点を落とすかもしれない。でも京都がラスト2で緑の2クラブにあっさり負ければ、勝ち点4のうち3は埋まってしまうということ。あぁ、切ない。。まあでも、我々は6位に滑り込みたいのであって、京都はどっちかに勝ってくれさえすればいいから、そんなにも難しい話じゃないのかなとは思う。



福岡  1−2
名古屋 2−6
大分  3−3
徳島  0−2
東京  1−2
松本  1−2

FC岐阜の直近6試合の結果。ここ数週間ずっと言い続けてきたFC岐阜を物差しにしたクラブの力量調査。もう一目瞭然。岐阜の日程がこんな並びになってんのもスゴいけど、あまりにも明確に我々の力量不足を突き付けてくる数字だ。「難しい試合だった」とか言ってる場合じゃないんだよ。試合直後も言ったけど、殴り倒しとかなきゃいけなかったし、十分に殴り倒せる相手だったんだよ。ただ我々の力量不足を今になって初めて認識したわけじゃないし、そんなことは百も承知なんだけど、弱いなら弱いなりに、思い切ってぶつかって潔く散りたい。山形と熊本にはもうキックオフ直後からぶっつぶしにいくくらいの勢いで入ってほしいし、徳島とは魂が震えるような試合をしてほしい。

今季はクラブとして十分に及第点のシーズンを送ったと思う。でも目の前に昇格のチャンスが転がっているなら、掴みにいかない理由はない。我々は掴みにいく「貪欲さ」が足りなかったし、「貪欲」になるのが遅かった。それでもまだチャンスがあるなら「貪欲」に掴みに行くべき。最後まで昇格を争った及第点のシーズンは、翌シーズンの昇格争いに何の担保にもならないし、それどころか・・・なことは我々はたったの2年前に学んだばかり。神だろうが、仏だろうが、願いを叶えてくれるのなら何にだって祈る。いいシーズンだったと思えるからこそ、目標を達成して終わりたい。

つまりだ、

「圭介、頼むぞ!!」

ってこと。
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