Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

幻のゴール(11節松本戦)

2017-05-04 00:18:11 | マッチレポート17'
今年のGWは最終日に岐阜に行く以外に用事もないため、今日は上福元の母校・順天堂大学まで大学サッカーを観に行っていたので、結果を知った状態で先ほど試合を観た。ちなみに順天堂大学は千葉県の酒々井(しすい)という成田の手前くらいのところにあって、連休初日の渋滞で、往復5時間もかかった。四方を田んぼに囲まれた小高い丘の上にあって、サッカーと勉学に集中するのには最高の環境だけど、ずっとあそこにいるのは若者にはちょっとしんどいだろうなと思った。とにかく素晴らしいGKを育てていただいた感謝の気持ちを持ってグラウンドに入った。開幕から3連勝で今年は優勝候補じゃないかな。


まずは伊佐のは完全に入ってますな。ただアレを2人の人間で完全にジャッジしろというのは無理な話なので、GLTを早く導入しようという感想にしかならない。ただ一度は我慢するけど、シーズンに二度以上あったらさすがに発狂するかもしれない。アレが決まってたら、松本ももっと攻勢を強めてただろうから、単純にミスジャッジで勝ち点2を失ったとは言わない。ただ勝ち点は1のままでいいんですが、伊佐のゴールだけはカウントしてもらえませんかね。ストライカーにとってゴール数は何よりのガソリン。伊佐がここからどんどん調子を上げていくには、ゴール数として認めてもらいたいんだよね。まあどうせ無理だろうから、オレが個人的に今季の3ゴール目として認定。あんないいシュート打てるんだからガンガン打っていこうぜ。さんぺーと林が帰ってきてもベンチに座っといてもらうくらいの気概でやってほしい。


スコアレスドローなので何とも評価しがたい試合。連戦でさらに相手が遠方から来てることも考え合わせると、1点は決めときたかった(決めたんだけど)とも思うし、最後は一気に押し込んだ内容も評価したいし、で色々と難しい。いずれにしても前節の敗戦は例外として片付けていいように思う。攻撃開始からフィニッシュまでの一連の行程の3分の2までは相手に関わらず常に均質に出せるようになってきたと考えてよさそう。もちろんこれから研究もされてくるだろうけど、それと同時に我々の精度も上がっていくだろうし、ブレずに続けたい。


今日は18人中7人が下部組織出身で、そのうち6人が試合に出場。1試合に6人の下部組織出身者が出た試合って今までにあったかな。ただレギュラーと言えるのはごっちゃんとコテくらいで、ヒメも大将も岩田も翔平も國分もみんないいとこを持ちながらあとちょっとが足りない。ここからの成長に期待。


次節は連戦の最後でアウェイ岐阜戦。この試合は本当に楽しみ。今季の岐阜はシーズン前から強いと思ってたので、序盤つまずいたものの一気にギアを上げてあっという間に順位で抜かれてしまったのもある意味で納得してる。うちの比じゃないレベルのパスサッカーを貫いていて、4月になってから勝ち点を落とした試合が3−3の撃ち合いを演じたアウェイ湘南戦のみで、6戦5勝1分。いまJ2で一番強いと言っても過言じゃない。どっちもボールを保持して主導権を握りたい意図があって、どんな展開になるのか読めない。もちろん勝ちたいけど、単純にサッカーの醍醐味として面白い試合が観られるんじゃないかな。


ちなみに岐阜の大卒ルーキー17番・大本選手(阪南大卒)は去年のインカレで一番印象に残った選手。インカレ時点でまだ進路が決まっておらず、どこ行くかなと思ってたけど、それから岐阜に決まって今日まで全試合に先発出場。速くてタフでいい選手。
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