Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

課題を1つ克服(6節愛媛戦)

2017-04-01 18:08:01 | マッチレポート17'
考え過ぎているのかあまりパッションを感じない試合の入りから先制ゴールを喫して最後は押し込むも敗戦というのが、今季ここまでの2敗と今日の93分までの共通点。どんな形であろうとそれを繰り返さなかったことは評価に値すると思う。大きな勝ち点1。


シーズン前から片野坂さんも懸念してた通り、土曜開催と日曜開催が混在する今季のJ2。今日は今季2度目の日曜→土曜という中5日しかない日程。今日の低調な内容といい、もう一つの徳島戦といい、やはり調整が難しいようだ。パスや細かいタッチといったイージーなミスが本当に多かったし、鈴木惇を筆頭にサイドチェンジはことごとく通らなかった。色々と戦術を練ったとしてもあれだけミスが多いと試合を優位に進めるのはちょっと難しいと思う。片野坂さんのコメントにもあったけど、しっかりとボールを動かすことで相手を走らせて、後半の運動量を落とさせたいという意図は今日もあったと思う。ただ今日の前半のボールの動かし方では相手もバテないし、あれは動かしたのではなく、ただボールを持っていただけ。特に失点して相手ゴール前のスペースを消されてからはボールを持てど何も出来なかった。狭い局面で崩していくアイデアやチャレンジは今のところまだないに等しい。1分以上我慢してボールを持ちながらも最後はやや捨て気味に縦に無理なパスを入れるということが何回かあったけども、それならもっとアグレッシブにゴールを狙う姿勢があっても良かったかなと思う。何人かの選手を除いてドリブルという選択肢を持たずにやっているような印象を持ってしまうけども、相手との間を外すために5m程度のドリブルはこういうサッカーでこそ重要だと思う。


前節の福森に続いて今節は伊佐も理由が分からないまま欠場。前半の林は落としの部分でさすがのところを見せたものの、後半はほとんど持ち味を出せていなかった。それでも最後に決めてしまうのはFWとしての本能なのかさすがとしか言いようがないけど、さんぺーがどうしても90分もたないことを考えると、林と伊佐は揃っていてほしいと今日のような展開だとなおさらに痛感する。


前節の愛媛の内容を観ていたら、ホームだし勝っておきたい1戦だったけど、とにかく勝ち点1を拾えたことを前向きに捉えたい。やっぱり上を狙いたいとも言い切れないし、残留が目標じゃ寂しいとも思うし、そのどちらの顔ものぞかせる現在のチームが今後どちらに振れていくのかとても楽しみ。まずはトップ11の順位表に食いついていきながら、じっくりとチームを構築していきたい。次節は今季のアウェイゲームの中でも最も遠距離となる山形戦。過去にここでいいゲームをした印象もないし、間違いなく厳しいゲームになるでしょう。古巣対戦となる川西の活躍に期待。


怜のケガの程度が重くありませんように。
コメント
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