Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

Jリーグ史上初、ホーム戦未勝利で終わる(33節川崎戦)

2013-12-01 00:20:33 | マッチレポート13’
前節も書いたけど、もう天皇杯の調整試合だと思ってるから。今日のセレモニーの田坂さんの挨拶聞いてても、明らかにそういう扱いしてたし。色々とアクシデントがありながら約90分は戦えてたことは評価出来るんじゃないだろうか。新潟のように前線から厳しくプレッシングに来ないチームとはそこそこ渡り合える手応えは掴んできてる。

ちなみに圭介のアクシデントの件だけど、今これだけ世界中で頭部のアクシデントに対して注目が高まってる中で、接触後の矢島選手のあの対応はちょっとないんじゃないかと思う。あれだけの接触なわけだから、どう考えても彼には「足応え」があったはず。その場で圭介は倒れてるわけで、真っ先に試合を止めるべきは彼か主審のはずだ。平然と試合に戻る感覚はちょっと理解出来ない。


さてと、田坂さん続投で決まったようですね。「来年もよろしくお願いします!」って言っちゃってたもんね。

降格から約2ヶ月。色々と考えたけど、オレはやっぱり田坂さんの続投には反対。クラブが続投させたい理由も分からなくはないけど、そこまでこだわる必要がないだろという気持ちの方が圧倒的に強い。だってJリーグ史上初めて1年間で1度もホームで勝てなかった監督なんだよ。次節磐田で勝ち点取れなかったら史上最低勝ち点の監督なんだよ。こんな状態にまでなって続投させる監督じゃないよ。

一つ参考にしたい例がある。それは2010~2011シーズンの湘南。2009年に反町監督が就任して即昇格、久しぶりのJ1チャレンジとなった2010シーズンは惨敗で降格。しかし湘南は反町監督を翌年も続投させた。そしてその2011シーズンの湘南がどうだったかと言えば、順位は14位、昇格ラインからは勝ち点22もの大差を付けられた。

もちろん来年のことは分からないけど、今の大分はこの湘南と同じような道を歩もうとしている。新潟と湘南で2度の昇格、さらに北京五輪の監督と一般的に見ても田坂さんよりもたくさんの経験をしている反町監督ですら難しかった降格翌年の続投。今の大分はそれにチャレンジしようとしてるわけだ。来年のことを考えた時に何よりも思うのは、田坂さんがチームの内外で信頼を保ち続けることが果たして出来るのかということ。ぶっちぎりで常に昇格圏内に位置し続けるようなシーズンならいい。例えばスタートでつまずくとか、少し連敗が続くなんてことが普通にあると思うんだけど、そんな時にチーム内部やサポーターが田坂さんのことを信頼し続けることが出来るんだろうかと思う。2011シーズンの湘南がどんなシーズンを過ごしたかは覚えてないけれど、「降格」というクラブとして最大の失敗の責任を負うべき監督を続投させるということはかなりのリスクを負うことだといういい例だと思う。


それでもクラブは田坂さんを続投させるのだろうか。色々な常識やリスクがありながらも、それでも田坂さんを続投させるというなら、クラブはその理由をハッキリと明示してほしい。例えばその理由が天皇杯だというなら、それはそれで納得する。とにかくしっかりとした説明が欲しい。

今週来季のシーズンパス更新の案内が届いた。今日のセレモニーでの田坂さんの挨拶を聞いた後にその封筒をそっとタンスの中にしまった。それを再び取り出すかどうかはこの1ヶ月のクラブの動きと天皇杯の結果を見て決めようと思う。





梅ちゃんの時のようにクラブが土下座して宮さんとやっぱり契約しますというなら、今すぐにでも申し込むけどね。
コメント (3)
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