Triority(トライオリティ)

四十にして惑う、それがトリニータ。

おつかめさまでした!(38節北九州戦)

2011-12-05 23:55:31 | マッチレポート11’
今季最後の遠征はホーム・大分へ。最終節からの翌日ファン感の流れは08シーズン以来なので、3年ぶり2度目。

試合については正直いまの大分があそこまで北九州とやれるとは思ってなかったから納得感はあった。鳥栖に競り勝った試合観て、こりゃ勝てんと思ってたからね。ただ試合の流れからして勝てたとは思うけど。北九州の選手はアグレッシブとダーティーが紙一重のプレーが多いと本城の時から思ってた。一昨日は後者が出てて、数的有利になっただけに勝ち切りたかった。

引き分け14は前向きに捉えときましょ。このうちたったの5つ勝ち切っとけばPO圏内、さらにその倍の10を勝ち切れば自動昇格だよ。昇格なんて簡t・・。

ちょっと話はそれるけど、この週末で柏がJ2J1連覇を果たしたり、松本と町田の昇格が内定してJ2のクラブ数が満席になったりした。これはすなわち2013年12月にうちがシャーレを掲げてるかもしれないし、2013年3月に例えば「ムサリク」や「にかほ」で開幕を迎えているかもしれないってことなんだよね。

この週末は間違いなくJリーグや日本のプロサッカーにとって大きな転機を迎えた時だったと思う。楽しみも増えるけど、正直怖い感覚は拭えない。

話を戻します。


この試合どうしても内田昂輔がピッチを駆け抜ける姿が観たかった。今年は5人の選手に契約更新が認められなかった。その中でも個人的にはやはり彼に対して残念な思いが強い。ケガは不運だったとしが言いようがないけど、真面目な性格で走力が全面に出る選手だけに田坂さんの下で最も輝きそうな選手だと思ってた。実質田坂さんの下でまともにサッカーが出来ないままの退団だけに残念で仕方ない。

彼の入団が発表されたのは確か2010年の年明け早々だったと記憶してる。新年の挨拶回りをしてる最中に携帯で「内田昂輔」という選手が入団してくることを知った。誰も見向きもしないようなクラブになりかけてたあの頃に新卒の選手が入ってきてくれるなんて信じられなかった。どんな選手か知らなかったけど、こんなクラブでも入りたいと思ってくれる選手がいることが嬉しかった。今でも宇治のパチンコ屋の駐車場で半泣きで拳を握ったことを覚えてる。


彼の人気を物語る抱えきれないほどのプレゼント。

うっちー、がんばれ。お前なら絶対にやれる。いつまでも応援してるぞ。

ちょっとしんみりしちゃいました。

でもね最終節もファン感も楽しかったんだよ、本当に。


永芳の踊りのキレがよすぎてシャッタースピードが追いつかない。


さんぺーも、えーりんも、ソンホもみんな楽しそう。ナガヨシタクマのキャラクターは魅力的だ。


二人とも早くケガ治すんだよ。ファン感では裕大にサインをもらいに行った。14番のユニ出したら、「おー、オレの来た!」って喜んでくれた。ゆっくりと丁寧にサインを書いてくれる好青年だ。おじさんは待ってるぞ、来季の開幕戦のピッチに必ず立ってるんだぞ。

ここからはファン感です。


前田さん曰く、「刀根ほどの男前がこの世にいるわけないでしょ!」






前田さん曰く、「清水のケツが一番いい!」

このセリフは個人的にツボで思いっきり笑ったら、周りは家族連れが多くてけっこう引いてた。やっぱ前田さんの魅力はファミリー向けではないよな。


全く照れずにやりきった藤川は意外に芸達者かも。


しゅーとの「モリシ、やれ!」は隠れたファインプレー。


この二人はずっと手をつないでてちょっとキモかった。


シーパスの歌といい、漫才といい、エンターテイナーとしてずば抜けた能力を発揮するさんぺー。素晴らしいの一言!もちろんプレー面だけでもさんぺーは絶対に手放したくない選手。反町さんの後任探しに難航とか何とかでどさくさに紛れて延長しちゃってくれ、さんぺー!


そして最後にキャプテンのMVP表彰。唯一の全試合出場だけに文句なしの選出だと思う。来季も若いチームを引っ張って下さい。

これで今季の大分トリニータの公式活動は終了。色々とあったけど、常に前向きでいられたことだけでも幸せだったと思う。社長からも監督からも選手からも次々と飛び出した「昇格」という言葉。ちょっと早い気がするのも正直な思いだけど、決して繰り返してはいけない過ちをクラブがしっかりと認識しているのなら、やっぱり目指してほしいのは「昇格」。いいことばかりではないだろうけど、希望を持ってオフシーズンに入れるなんて2年前は絶対に想像出来なかった。本当にたくさんのことに感謝して来季への英気を養おうと思う。


田坂トリニータの1年目はほんのわずかに光明が見えたといったとこだろうか。この瞳が大きく開いた先に何があるか。期待して来季を待ちたい。

大分トリニータに関わった全ての方々に、「おつかめさまでした!」
コメント
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