ご理解、ご協力をお願いいたします

 とある組織のとある月刊機関誌に、巷で多用されている妙な日本語を紹介し解説する「なるほど!日本語」と題するページがあった。「~でよろしかったでしょうか」などと云う「コンビニ敬語」と呼ばれる言葉などが紹介されていて、面白く読んだのだが、一つ郷秋<Gauche>には理解できないことがあった。

 筆者は、電車が遅れている時の車内での「ただいま電車が遅れております。みなさまのご理解、ご協力をお願いいたします」と云うアナウンスに対して、「ご理解」は出来るが、いったい何に「ご協力」すれば良いのか理解できないと書いているのだが、郷秋<Gauche>には、「いったい何に協力すれば良いのか判らない」と云うのが判らない。答えは至って簡単ではないのか。

 協力して欲しいのは、電車が遅れたことで「私(車掌)を責めるな。ましてや暴力を振ったりするな。暴動を起こしたりせず、じっと我慢して乗っていろ」と云う事である。我慢強く紳士淑女な多くの日本人は、諦め、じっと耐えているのだが、時に駅員が暴力を振われたりした事件が報道されるから、そういうことにならないように、あらかじめ自制の要請をしているんだと、郷秋<Gauche>は思うぞ。


 例によって記事本文とは何の関係もない今日の一枚は、東京都下某所で発見した甘菜(あまな)の大群生地で撮ったもの。群生しているのかどうか、この写真からでは判らんではないかと云う突っ込みは無しにしてね(^^;
 ところで「甘菜」ということは食べて甘いと云う事だと思うのだが、いったいどの部分を食べるのだろうか。

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