goo blog サービス終了のお知らせ 

大甘菜

東京都下某所で大好きな大甘菜(オオアマナ)の花が咲いているのを見つけた。もうそんな季節なんだと思ったが、そうか、花韮が咲いて二輪草が咲くと次が大甘菜だったことを思い出した。でも、我が家の大甘菜は葉っぱだけだったと思い、いま懐中電灯をもって確かめてきたら、どうも蕾らしきものを付けた茎が出始めていた。ここしばらくの暖かさに誘われ間もなく我が家でも開花か。

 

山法師の木の下に花韮、二輪草そして大甘菜を植えてそれぞれ何年になるだろうか。いずれも年々その株を増やしているように思える。特に二輪草は随分増えてきているし、大甘菜も植えたのは2株だったはずかけれど、いつの間にか45株に増えている。今年も根を痛めないように、葉が出ているうちに腐葉土を沢山入れてあげることにしよう。

 

 

 地中海沿岸原産で日本には明治末期に入ってきたようである。もちろん観賞用であった訳だが、いまでは庭を逃げ出し道端などに自生しているものも良く見かける。郷秋<Gauche>の庭の山法師の木の下のものも、もとはと云えばすみよしの森道端で咲いていたものを二株ほど堀り起こして来て移植したもの。

 

ネット上で検索すると「ユリ科 オーニソガラム属 学名:Ornithogalum」と出てくる。別名「ベツレヘムの星」。ベツレヘムの星とはイエス・キリストが生まれたときに空に輝いたと云われる流れ星。その流れ星を目印に三人の博士がベツレヘムの馬小屋の飼い葉桶で眠るイエスを探し当てたと云われている。クリスマスツリーの頂上に輝いているのがこの星、「ベツレヘムの星」なのである。

コメント ( 0 ) | Trackback (  )