![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/68/39/15f9c879989a84ab437368655402e93e.png)
すでにヴィンテージ化してしまっている X68000でありますが,インターネット上にはまだまだ多くのソフトウェアリソースが残されています。対応ソフトウェアが流通していない現在においては インターネット上のソフトウェアリソースを如何に活用するかが,X68000を「生かす」最大のキーワードだと言えると思います。
とはいえ X68000が現役だった時代は,公衆の電話回線を使用した「パソコン通信」が主流の時代であり,ましてやすべてのユーザーがオンラインな環境を有する時代ではありませんでした。当時の自分も例外ではなく,ニフティはおろか パソコン通信自体を経験した事がない 完全な「スタンドアロン」ユーザーであったため,現在に至っても X68000をオンライン環境に導く術は全くといって良いほどありません。
Windows機で目的のファイルをダウンロードできても,X68000に転送できなければ意味はなし。
Macintosh SE/30の環境においても同様のジレンマに陥り,結構悩みました。
ちなみに X68000が 3.5インチFDD搭載機(Compact系)なら,Windows機側に「3modeFDD」が搭載されてさえいれば X68000フォーマットの フロッピーを普通に「読込む」事が可能です。ですから,X68000上でディスクイメージ(XDF)を作成して Windows上のエミュレータ環境に持ち込む事は比較的簡単。
しかし この逆を単純にやろうとすると上手くいかないのです。
Windowsフォーマットのディスクは X68000上では認識しませんし,X68000フォーマットのディスクに Windows上で「書き込み」を行うと,フォーマットの情報(?)が書き換わるためか X68000上では正常に認識しないディスクとなってしまいます。SCSI機器(HDD等)ごと接続換えすれば 簡単に済みそうな気がしますけど,フロッピー同様に「破損」してしまうようだと困りますし,そもそも うちの Windows機には SCSIが搭載されていないので対応は不能(笑)。
その点 Macintoshには「MacDrive6」というソフトウェアがあり 結構重宝するのですが,すでに絶滅(!)した血筋に対して この手のソフトウェアを期待するのは大きな間違いかもしれませんね。
何か方法がないものかと模索した結果,かなり強引な力技を発見。(≧∇≦)
以下の方法で WIN→X68K の転送を実現できます。
・X68000フォーマットの 3.5インチFD を用意。
・X68000にて「ダミーファイル」を 1個以上書き込んでおく。
・FDを Windows機に挿入し,必要ファイルを書き込む。(要 3modeFDD)
・FDを X68000に挿入し「DIRコマンド」あたりでアクセス。
・アクセスできない旨のメッセージが表示されるので「無視」する。
・FD内がリストされる。
・「COPYコマンド」等で,目的のファイルを抽出する。
Windows機の FDDには「TOMCAT TC-FD35M-3B2」を使用。
X68000側はご存知の「REDZONE」です。
あくまでも参考まで・・・。
| Trackback ( 0 )
|
|
VTwentyOne.xで扱えるようになります。
http://retropc.net/x68000/software/disk/filename/twentyone/
TwentyOne.x は使っていましたが,VTwentyOne.x は使っていませんでした。
早速,試してみますね。