MC68000 Maniacs!
OLD GAME(MD,DC,etc)と OLD PC(SE/30,X68K,etc)関連の情報を中心に発信しています。
MC68000 Maniacs! FunnyPlace Channel Vintage Computer LLC
 



今回の東京出張でゲットした「偽iPhone」を使ってみました。

外見はかなり「iPhone4」に近いです。購入する際,日本国内のSIMが使えないため電話機能は利用できません。タッチパネル液晶はもちろん,傾きセンサーや無線LAN,Bluetoothなど,スマホっぽい機能が一通り搭載されているようで,これが「ちゃんと使える携帯電話」であれば,かなりリーズナブルなモデル・・・という事になりますが,なかなかそうも行かないのが「中華クオリティ」の素晴らしさ。電源を入れた直後から,突っ込みどころだらけで愕然とすること請け合いです。もし店頭でみかけるような事があっても「本気で使おうと思って」買うのはだけはやめましょう。「偽iPhone4」でググッてみると,もうちょっとマシな仕様っぽいモデルも出てくるのですが,自分が入手した「偽iPhone4」はかなり凄まじいです。もはや「超中華クオリティ」と称する以外にありません。

超中華クオリティの真髄は以下の7点(笑)。

・液晶が感圧式で指では殆ど反応しない。スタイラスで強めに押してやっと反応する。
・マルチタッチなど付いていない。
・横型液晶を縦にマウントしているので,かなり見づらい。
・内蔵カメラの画素数がかなり少ない。
・32GBの表示が随所にあるが,本体内蔵メモリは数十MBしかない。
・裏蓋のホールドが弱く,ちょっとした力がかかっただけですぐに外れる。
・CPUの処理が猛烈に遅い。

感圧式液晶である時点で「iPhone4」じゃないですね(笑)。とにかく使いづらい。CPUの遅さが輪をかけて操作性を悪くしている感じです。スタイラスを使ったとしても「タッチパネルが反応してくれるだけ」なので,操作性が劇的に良くなる・・・と言う訳でもありません。機能によっては処理が重すぎて「フリック操作」の反応が1秒以上遅延する場合さえあります。これを実際に電話として使っているヤツは余程の猛者ですよ・・・。液晶パネルも,綺麗だ・・・とはお世辞にも言えず,横用の液晶を縦にマウントしている関係で凄く見づらくなってます。以前紹介した「丁果A320」では,縦用液晶が横にマウントされていましたが,今回は横用を縦。ユーザーを馬鹿にしているとしか思えません(笑)。

内蔵カメラは「iPod touch 4th」がそうだったように,かなり画素の少ないパーツが採用されているみたい。
もはや使い物になりません。数年前の携帯電話の方がよっぽど「カメラ」として使えます。

microSDを入れてみたところ,USB接続経由でPC側からは認識されるのですが,音楽プレイヤー等の本体ソフトウェアからは認識されず,音楽すら再生できない状況です。
設定画面から関係しそうな項目を探して変更してみましたが,結局は効果なし。この件についてやり方を知っている方がいたら教えて頂けると助かります。

iPhoneやAppleのロゴをそのままに発売してしまうあたり,さすがは「超中華クオリティ」ですね。
ちなみに,購入時の金額は8,000円前後。単なるblogネタにしては高すぎでしたね。


コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )



« 続・東京出張... THE IDOLM@STER 2 »
 
コメント
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。