MC68000 Maniacs!
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「ファンタシースター 復刻版」は,1994年4月にセガより発売されたメガドライブ用ロールプレイングゲーム。セガマークIII/マスターシステム向けに発売されたものをメガドライブでも動作可能としたのが本作となります。もともとは,メガドライブ用「ファンタシースター 千年紀の終わりに」にて開催されたキャンペーンの「賞品」として用意されたものでしたが,当時のユーザーたちの強い要望で製品化されたとのこと。自分は「ファンタシースター」シリーズについては全くの未プレイ状態なので,内容については詳しくはありませんが,本作は,メガドライブで展開された「還らざる時の終わりに」,「時の継承者」,「千年紀の終わりに」の3作を含む「アルゴル太陽系編」の第1作目にあたるもので,ファンタジーとSFを融合させた世界観が特徴の作品です。セガの代表作でもある本作をネタにしないままとなっていたので,メガドラ版の各ソフトを現在鋭意収集中であります。まずは「復刻版」からということで。

「ドラクエ」方式のフィールドマップで展開するオーソドックスなコマンド式ロールプレイングゲームですが,ダンジョンは擬似3Dを採用していて,これが驚くほど滑らかにスクロールします。コーナリング(?)時も画面切替等ではなく,連続的なアニメーションで「角を曲がる」感じが再現されていて,これを見るだけでも結構な驚きがあります。当時の開発者はあの「中裕司」氏。さすがというところでしょうか。また,前述とは別に,本作で大きく評価された点に「BGM」があります。FM音源対応のBGMは,当時,セガマークIII/マスターシステムでは随一といわれる程の完成度を誇りました。しかしながら・・・今回の「復刻版」の BGMは,残念ながら PSGでしか再生されません。基本的にセガマークIII/マスターシステムのプログラムがそのまま入っているはずなので,FM音源データの再生自体は(何らかの改造を加えれば)可能だったかと思うと少々残念な感じがします。

まあ,PSGの BGMもかなり完成度が高いですし,
逆にメガドライブで PSGオンリーの BGMを聴ける方がレアですかね。

ちなみに・・・レトロフリークに入れるとセガマークIII/マスターシステム版として認識するので,
FM音源での BGMを聴くことができます。(`・ω・´)

とりあえず序盤をプレイして,ミャウ(猫?)とタイロン(筋肉なおっさん)が仲間になるあたりまで進めました。まだ序盤も序盤ですね。ダンジョン内部の情報がまったく無いので,気軽にプレイしようとするとちょっと大変。さすがにネット上の情報をアテにしながらプレイしちゃってます(笑)。それこそ 8bitPC時代のゲームに慣れている人は「マッピング」しようとするでしょうが,せめてミニマップ(近距離表示)くらいはあった方が良かったかなと。


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