<パントリーコヨーテ>でランチをしたぼくらわ すぐ近くの千葉市美術館に移動して 6月28日まで開催している<ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画 「マネジメントの父」が愛した日本の美>を見たのだ
今回の感想わ えこうに任せるのだ
千葉市美術館 <ドラッカー・コレクション 珠玉の水墨画 「マネジメントの父」が愛した日本の美> 6月28日(日)まで
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0519/0519.html
作品リスト
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0519/0519_list.pdf
展示構成
序章 日本美術との出会い
1章 1960年代、初期の収集
2章 室町水墨画
3章 水墨の花鳥 動物画の魅力
4章 聖なる者のイメージ
5章 禅画 江戸のカウンターカルチャー
6章 文人画の威力
終章 書斎に吹く風 クレアモントのドラッカー
展覧会名の通り、鎌倉時代~江戸時代までの水墨画、約110点を展示しており、すべて掛軸でした。
気になった作品
1.式部輝忠 渓流飛鴨図(扇面)
最初のコレクションの1つ、金泥が塗られた背景に、1羽の鴨が飛んでいる。切り立つ崖、波は荒々しいが、鴨は優雅に飛んでいるように見える。
5.尾形光琳 柳鷺図
6.尾形光琳 蔦図(団扇)
もとは、団扇であったものが、屏風に貼られて伝わり、掛軸に仕立てたもの。真ん中に余白を取り、両端の対角線上に蔦の葉を描き、その間を1本の蔓が橋渡しをしているデザイン。
蔦の葉のたらし込みのグラデーションや、団扇にした際のしわの線が、葉脈のように見えて面白い。
28.鉄舟徳済 蘭石図
29.玉畹梵芳/自賛 蘭石図
NO.28と、NO.29は同じ題材で隣に展示しているので、見比べが出来ます。
NO.29は、風になびいているような、自由闊達な線が良い。表現が適切ではないかもしれないが、線が生きているように思えました。この画家は、臨済宗夢想派の高僧だそうです。一方、NO.28は、直線的な印象。
34.雪村周継 叭々鳥図
叭々鳥(ははちょう)とは、中国南方の鳥で、ムクドリの仲間、くちばしの上に冠羽や羽の白い模様が特徴的だそうです。
画面上下に2羽描いているが、下にいる方は、木の止まり、トンボを掴まえている。一方上にいる方は、宙返りして、下にいる仲間を見ているよう?鳥の宙返りしている絵って見たことはないと思うし、面白い。
40.狩野探幽 波に兎
空を見ながら、波の上を飛ぶように走るウサギが描かれている。波もウサギも軽やか。
39.海北友松 翎毛禽獣図(※画像は、<兎図>・<猿図>)
もとは、屏風に貼る(押す)「押絵」の右隻だったものを1点ずつ6点に分け、掛軸にしたもので、左から<松に小猛図>・<兎図>・<鷹図>・<牛図>・<馬図>・<猿図>の6幅。
載せた画像の左側のウサギは、目がちょっと変な感じがしますが、それは、後世、墨を補われているからだそうです。サルは、モコモコとした毛の質感のように見せていて良かったですし、微笑んでいて、遊んでいるように思えました。
ウマは、現代の馬のようにシャープではなく、でっちりした感じでしたし、他の掛軸も良かったです。
41.伊藤若冲 梅月鶴亀図
解説の一部には、こう書かれています。
『月梅図を中心に鶴亀を配し、正月の床掛け用など吉祥の作画であろう。鶴は女性、亀は男性と見立てる艶やかな見立てもある。』
三幅対で、左幅の亀の甲羅は細かな筋目描き、右幅は、卵のような楕円の体をした鶴が描かれいる。
72.東嶺円慈 達磨図
下手?というか、味のある達磨図で、インパクト大だった。
74.仙義梵 鍾馗図
鍾馗様が鬼を一刀両断して、真っ二つに切っている。鍾馗様、切られた鬼、ともにかなりゆるく描かれ可愛らしい。
あと、鶴亭/佚山賛の<富士図>も良かった。
千葉の会場は、もうすぐ終わってしまいますが、ドラッカーさんのコレクションの展覧会は、日本で約30年振りだそうですよ。千葉市美術館は、作品をゆったり鑑賞出来るので、ご覧になってみてはいかがでしょうか?
巡回情報
長野県信濃美術館 7月11日(土)~8月23日(日)
山口県立美術館 10月30日(金)~12月6日(日)
そして 7階の一部分で展示していた<千葉市美術館開館20周年記念 歴代館長が選ぶ 所蔵名品展>の『第2部』も見たのだ
↓『第1部』を見た感想を載せるのだ
http://blog.goo.ne.jp/dolci_ekou/e/88247c1619570ccb5afe967e45715ae8
さっき えこうが書いたので 今回わ ぼくが書くのだ
千葉市美術館 <千葉市美術館開館20周年記念 歴代館長が選ぶ 所蔵名品展 『第2部』> 6月28日(日)まで
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0410/0410.html
作品リスト
http://www.ccma-net.jp/exhibition_end/2015/0410/0410_list.pdf
浮世絵と 現代美術 約25点くらい展示していたのだ
気になった作品をご紹介するのだ
重要美術品の作品で 喜多川歌麿が描いた肉筆画<納涼美人図>なのだ
えこうが ずっと前の美術館紹介の本に載っていて ずっと前から見たかった作品なのだ
襟元から 美しい素肌が見え 少し見える 襦袢の赤が艶やか 黒の着物?(浴衣)の透け感も相まって 色香が漂っているのだ
すべてにおいて 色っぽく見えるし 膝を立てているのもいいのだ・・・
鳥文斉栄之の<朝顔美人図>の隣に 一輪の朝顔が 宙を漂うようにというか 落ちる途中のように見える 須田悦弘の青紫の<朝顔>が展示しているのだ
よーく見ると 花も葉も 虫食いの小さな穴があって 展示ケースの中に展示しているけど 匂いがしそうな 本物のような彫刻だったのだ
1番最後にわ 須田悦弘の<雑草>もあったのだ 今回わ かなりわかりやすく展示していたのだ
他にも 鏑木清方の<薫風>や 歌川広重の<東海道五拾三次之内 庄野 白雨>も良かったのだ
念願だった 喜多川歌麿が描いた肉筆画<納涼美人図>を見ることが出来て それだけで満足だったけど 須田さんの2つの作品も見れたので 良かったのだ
この後わ 千葉駅に移動して 西口から すぐ近くにある<鶏そば 七星(ななせ)>でディナー(夕食)を食べたんだけど そのことわ また 今度書くのだ