崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

読書の季節

2019年08月21日 06時04分57秒 | 日記

 朝夕凉さが感じられる。秋、読書の季節ともいわれている。映像メディアが溢れる昨今、読むことが稀になった現代人、読書は遠い。「読書が趣味だ」と言う人が多い。どう読むか。ストーリー的に読むのか、読み捨てるのか。今私はマリノフスキーの『未開人の性生活』(1929)の日本語と英語版を対照しながら読んでいる。私の読書法を参考までに。内容を解体し、分類し、再構成して、批評的に考える。若い時アメリカのニュークリティズムNewCriticismから学んだ方法である。露出の肉体美ファッションの今日の社会を考えている。京都・日文研で「セクシー」について発表する。討論していただきたい。