崔吉城との対話

日々考えていること、感じていることを書きます。

スマートフォンを利用しながら講義

2019年08月04日 07時11分14秒 | 講義

スマートフォンを利用しながら講義し、毎時間評価、レポートなどを参考にして成績を出す。この講義では新しい授業法を試行したことになる。まず留学生が多く、日本語が弱い学生でも授業に積極的に参加することが出来た。学生はネットを通して講師の情報を知り、コミューニケーションが出来て学期が終っても情報交換ができることなど教育の効果は高いと思われる。フェースブックのメッセンジャーを通して学生同士も意見交換ができる。講義は出席確認と顔覚え、前回講義のリマインド、本講義の問題提議(読み、PPT,映像)、学生たちがスマートフォンで検索、私の3分スピーチ(聞き)、質問と感想を投稿、学生口頭発表、講師の総評、次の週の予告で終わる。

 梅傑
 去年も崔先生のアジア文化論の授業を取ったが、毎回、先生が異なったので崔先生のことはよく了解することができなかった。再度崔先生の授業を取った。崔先生の授業はすべでの授業中最も大学らしい授業だと思う。崔先生の印象が心に現れた。他の先生の授業中にも思い出した。「日韓の架け橋に立っている人」という。国家間の関係を改善に実業するのだ。先生は反民族主義者らしい。外れたかもしれないが、学生が自分の国や文化を優位に言うと先生は必ずコメントをする。
 授業について、このアジア言語文化論は最も大学に相応しい授業だと思う。大学らしいもの、知識を学ぶだけじゃなくで、問題を議論し、現象を通り抜け本質に迫ること。「日本海」の名問題、慰安婦問題に必ずその本質をとらえて、良いか悪いかではなく、なぜこうなるか、どうすればこれをどのように変えるかなどを考え方。初めて、学術の議論に入いれる。