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一茶を読む:七番日記(11)

■旧暦9月27日、金曜日、

(写真)無題

今日は肌寒い。終日、籠って仕事。夜は兼業へ。徐々にテキスト全体の地図が見えてきた。一つの柱が、メルロ-ポンティ晩年の「肉の存在論」the ontology of the fleshになるので、これを理解しないと先に進まない。オタッキーな印象がある晩年のメルロ-ポンティだが…。


あんまんのまろき白さや小六月

健やかなこどもの寝息神の旅

荒海や佐渡は熟しておけさ柿

天晴な尻を仰ぎつ冬の坂




人ならば仏性なるなまこ哉

■これには参った。仏性と言われればそうかもしれんなあ。確かに、人ならばそうかもしれない。むっつり喰われるだけ。しかし、仏も喰うひととは。




Sound and Vision




さあ、気合い入れていこうか。
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