飴山實を読む（125）

■旧暦10月1日、火曜日、、新月

（写真）無題

朝、往診の医師に、腰痛の痛み止め薬と湿布の手配。清岡さんのフランス語講座は、教え方が上手いと思う。ある面、本よりも詳細でわかりやすい。ロシア語もついでに聴くことが多いのだが、まだ、勉強になっていない。発音と文法を入門書で一通りやらないと、ダメだろう。

企画書、苦闘中。かなり面白い事を言っている。ベンチャーキャピタル系とメディアアーティスト系では、三次元シミュレーションの捉え方が、異なるという。ベンチャー系は、二次元メディアからの「進歩」と捉えるが、アーティストは「原初的」と捉える。もともとの知覚だからだ。これは、posthumanisumという思想そのものが、資本主義と内在的な関連性があることを示唆している。

叔母の口癖なれば
年寄れば生くるが仕事冬籠

すきつ腹に蕎麦喰ふ旨さ冬の雨

日向ぼこベンチ一つのこの世かな

☆


初霞むかし堅田の湖賊かな　　　「花浴び」

■一読、琵琶湖の霞のかかった中からむかしの湖賊の舟が現れたような感じを受けた。時間が二重になっていて惹かれる。

☆

Sound and Vision