goo

俳句の笑ひ:良寛の笑ひ(9)

■旧暦9月14日、土曜日、

(写真)殺人事件

今日は、なにもせず。毎日リハビリに通いながら仕事をしていたので、さすがに疲れた。ただただ、ぼーっと日を過ごす。椎間板ヘルニアの激痛は、10日経って、収まりつつある。しかし、リハビリ療法士は(あるいは医師は、と言っても、同じことだが)、ヘルニアの理解があるのか、と疑いたくなる。仰向けのまま、一気に起こすので、最初は、稲妻が走るように痛かった。クレームをつけたら、とくに指示がないときは、こうしているのだと言う。ちょっと、信じられない。腰痛があるときは、横から起きるのが基本である。どこかに、患者を速くさばくという発想があるのだろう。


マスクしてたちまち心隠れたり

行く秋や美しかりし耳一つ

高らかに鯨は吼ゆる虚空界





初時雨名もなき山のおもしろき


■微笑があると思う。名のあるなしという人間の側からの分割を超えたところに時雨は降っている。そこに生まれるのは、存在の深いところから出てくる微笑であるように思える。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )