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飴山實を読む(9)

旧暦4月28日、水曜日。

今日は、家族の協力で10時に眠れたので、昼間、脳の調子は良かった。図書館で、2時間も本が読めた。かなりの前進である。ただ、夜7時くらいになると、やはり脳が疲れるのだろう。耳鳴りがひどくなり、家にいられず、外の公園をぶらつく。どうしても、気持ちが内向きになり、ますます、耳鳴りに聴覚を支配される。脳が疲れる時間帯になると、この傾向が強まる。一つ考えたのは、季節の推移に鋭敏になることで、「意識の囚われ」を克服することができないか、ということ。季語の検討も、ぼちぼち、再開しようかと思っている。



山水のひヾかふ町は辛夷どき  『次の花』

■空気の旨さ、涼気、静けさ。辛夷が歌のない歌のように咲いている。この辛夷の花の先まで、山水はやってきている。そんな清澄な町が浮かぶ。
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