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飴山實を読む(11)

■旧暦5月6日、水曜日、

今日も5時間弱の睡眠。起きるととたんに耳鳴り。だが、午後、1時間昼寝ができた。午前中は調子が良く、居間のソファーに寝転がって、新書を2時間以上読むことができた。自宅で長い時間、散文を読めたというのは、かなりの前進である。著者のロジックを内在的に理解するだけでなく、批評や批判、コメント、感想など、こっち側の反応を余白に書き込んだり、線を引いたりしながら、読むと脳が楽なことに気がついた。午前中、江戸川を散歩。トレーナーに教えてもらった呼吸法を少し改善して、8回を3セット。かなり気分良し。その後、買い物して帰宅。



沢蟹を嚙んで朧を酔うてけり   『次の花』

■この句全体に流れる音楽、調子にとても惹かれた。謡か古い物語の登場人物の科白のよう。「けり」とあるので、知らないうちに酔いが回っていたという感じだろう。沢蟹は子どもの頃、よく谷川で取って遊んだが、食べたことはない。いったいどんな味なんだろうか。
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