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飴山實を読む(13)

■今日は、一日、眠っていたようなものだった。午前中、3時間眠り、夕方1時間眠った。逆に言うと、眠れるようになってきたということだろう。耳鳴りは相変わらずあるが、夕方昼寝して、気分的にはだいぶ落ち着いている。病状にアップダウンがあり、一度効いた方法も2度は効かないなど、この病気は、かなりの難病だと思う。それに気分まで振り回されると、まずいのだが、なんせ、四六時中、せみ時雨の中を生きなければならない苦痛は、他に例えようがない。TCIを装着して、多少は、軽減されるのだが。「微笑」の境地にはほど遠いが、せめて「笑い」の重要性は忘れたくない。



木仏をさがしあぐぬる朧かな   『次の花』

■四国42番仏木寺縁起と詞書。木仏と朧の取り合わせの妙に惹かれた。この寺とは関係がないかもしれないが、木仏と聞いて、まず、円空仏のあの笑いを思った。なんとも言えない深い笑い。先日、上野で実物を何体も見たときには、衝撃を受けた。

いつか、こんな社会が実現すればいいと思って作った句。あるいは、常に、それは一瞬の実現でしかないのかもしれないが。

円空も木喰もゐる初笑   冬月
  
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RICHARD WRIGHTの俳句(11)

■旧暦、5月10日、日曜日、

昨日は、午後から調子が下降線で、夕方になって徐々にひどくなり、夜の段階では、今までと変わらないひどさになった。風呂に入り、耳をマッサージしたが、効果はない。いったいどういうわけか、さっぱりわからない。カイロプラクティックの効果が切れたのか、別の要因なのか。今朝は6時間睡眠が確保できたが、起きたときも、相変わらず耳鳴りがある。本当に疲労・憔悴するし、気力がそがれる。朝からTCIを装着する。



(Original Haiku)
You moths must leave now;
I am turning out the light
And going to sleep.


(Japanese version)
さあ、お前たち蛾は向こうへ行くんだ
もう電気を消して
寝るんだから


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