晴天に恵まれた日曜日、「SL北びわこ」の水鏡に映る姿が見たくて湖北へ足を延ばしました。
半年ぶりに、ツツジの花咲く田村駅で下車。
今回は駅の南側、坂田駅との中間地点にある田園に来てみました。
この日は「サロンカーなにわ」が四国で走っているということもあり、自由度の高い撮影地ながら人出は少なく年齢層も高め。やがて米原駅発車を告げる汽笛が聞こえると、ほどなくして「北びわこ1号」が少量の煙を吐きながら築堤に躍り出てきました。坂田・田村は通過するので結構なスピードを出しています。
肝心の水鏡写真ですが、琵琶湖からの風が終始吹いている状態で微妙な出来に。それでも再来週には水面が見づらくなっているでしょうから、田植え直後の情景が収められたということで納得しておきましょう。(笑)
30分ほど経ってから、EF65の単機回送が追いかけます。
トワイライト色の1124号機は初めての撮影。既に列車はなくなってしまいましたが、東の「レインボー」機のように釜だけで走り続けるのでしょうか。
列車待ちの間に草むらの中にしゃがんでいると、プラプラと白いものが。ふと見るとカゲロウが羽化するところでした。
確かカゲロウの幼虫は水生ですが、きっと夜中のうちにテクテクと上がってきたのでしょう。しばらくすると白い抜け殻が取れて綺麗な成虫の姿が現れ、羽根を乾燥させていました。カゲロウ、と聞くとつい高校生のときに習った「I was born」を想起する私ですが、その短い一生の終局に近いであろう成虫としての始まりはこんなにも美しいのだと、あれから10年の時を経て新たな発見をした次第です。
さて、木ノ本からの回送は手前側の線路を通るので、
懲りずに今度はSLメインで水鏡にトライ。
撮影の合間にも田植えがみるみるうちに進んでいき、手つかずの田んぼはここだけでした。
そして、いったん田村駅に戻って飲料を調達した後、
午後の3号は線路の反対側で。
こちらも1号と同程度の煙ですが、大柄な12系を牽くポニーのシルエットはやはり可愛らしいものです。「北びわこ号」の5月の運転日は残すところ1日、「やまぐち号」への新型客車投入もあってC56と12系ともども去就が気になるところですが、この地で永くSL列車が走り続けてくれることを願いたいものです。
半年ぶりに、ツツジの花咲く田村駅で下車。
今回は駅の南側、坂田駅との中間地点にある田園に来てみました。
この日は「サロンカーなにわ」が四国で走っているということもあり、自由度の高い撮影地ながら人出は少なく年齢層も高め。やがて米原駅発車を告げる汽笛が聞こえると、ほどなくして「北びわこ1号」が少量の煙を吐きながら築堤に躍り出てきました。坂田・田村は通過するので結構なスピードを出しています。
肝心の水鏡写真ですが、琵琶湖からの風が終始吹いている状態で微妙な出来に。それでも再来週には水面が見づらくなっているでしょうから、田植え直後の情景が収められたということで納得しておきましょう。(笑)
30分ほど経ってから、EF65の単機回送が追いかけます。
トワイライト色の1124号機は初めての撮影。既に列車はなくなってしまいましたが、東の「レインボー」機のように釜だけで走り続けるのでしょうか。
列車待ちの間に草むらの中にしゃがんでいると、プラプラと白いものが。ふと見るとカゲロウが羽化するところでした。
確かカゲロウの幼虫は水生ですが、きっと夜中のうちにテクテクと上がってきたのでしょう。しばらくすると白い抜け殻が取れて綺麗な成虫の姿が現れ、羽根を乾燥させていました。カゲロウ、と聞くとつい高校生のときに習った「I was born」を想起する私ですが、その短い一生の終局に近いであろう成虫としての始まりはこんなにも美しいのだと、あれから10年の時を経て新たな発見をした次第です。
さて、木ノ本からの回送は手前側の線路を通るので、
懲りずに今度はSLメインで水鏡にトライ。
撮影の合間にも田植えがみるみるうちに進んでいき、手つかずの田んぼはここだけでした。
そして、いったん田村駅に戻って飲料を調達した後、
午後の3号は線路の反対側で。
こちらも1号と同程度の煙ですが、大柄な12系を牽くポニーのシルエットはやはり可愛らしいものです。「北びわこ号」の5月の運転日は残すところ1日、「やまぐち号」への新型客車投入もあってC56と12系ともども去就が気になるところですが、この地で永くSL列車が走り続けてくれることを願いたいものです。
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