七転び八起き

2011年10月14日 23時59分59秒 | 日記
10月14日、鉄道の日です。
去年の今頃は特急「はまかぜ」のグリーン車に乗って鳥取に行き、翌朝そのまま普通列車で大学に向かうということをしていました。
要するに、今とあまり変わっていません。

今日は途中から雨が降りだしました。
バスで大学に行き、2・3限を終えて構内を足早に移動していたところ…
(この時、移動はごく短距離なので折り畳み傘を差していない)

すってんころり!
あろうことか、学部棟の裏玄関前で派手にずっこけてしまいました。
体が「へ」の字型、つまり側転の最初のような体勢で着地したので怪我はありませんでしたが、時間にしてちょうど3限の終わり。周囲に人もそこそこ居たので、
「あぶなっ!もうちょっとでコケるところやったわ~」と小さい声で呟いた後、何事もなく立ち去ることにしました。
案の定「コケとるがな!」と突っ込んでくれる人は居ませんでした。
そして、そんな苦労をして向かった先の教室で4限が休講であることを知りました。

気を取り直し、5限は「ミュゼオロジー研究」。映像学部の授業です。
前回までの博物館概論が終わり、今日は学芸員の仕事が主な内容でした。
収集の話をされる時、真贋を鑑定するのになったのですが、
「いいものを見ないと、悪いものは分かりません。最後に真贋を見極めるのは自分の直感なんです。皆さんお住まいの京都はいいものに恵まれていますから、直感を養うためにもどんどん見てください」という言葉が印象的でした。
これは前期に潜り込んだ安藤忠雄さんの講義でも同じことを言われていました。やはり大事なことなのでしょう。
古物商の陶器が大体どれくらいの値段か分かる…というレベルにはまだまだ及びませんが、これからも「ほんまもん」にどんどん見て触れていこうと思います。

それから6限の対策講座を終え、そこそこの解放感でバス停へ。
普段ならさっさと帰るところですが、今日は鉄道の日だし、花の金曜日だし…ということで、少し寄り道してから帰ることに。
バスを西院で降りて阪急に乗り換え、気付けば大阪駅のホームまで来ていました。
ここまで来るともう小旅行気分で(笑)、大阪滞在時間わずか30分で特急「スーパーはくと14号」に乗車。
せっかくなので好きな列車に乗りたいと思い、とんぼ帰りですが京都までのんびり寛ぎました。
10分の遅れを7分に回復するところは流石ですね。今度は長距離を乗ってみたいです。


写真は京都で折り返し回送待ちの特急「スーパーはくと14号」。
最近撮る機会も乗る機会も無かったので、いい息抜きになりました。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿