2012.10.11 07:46
日本の現代文学を質の高い翻訳で世界へ届ける。そんな志を掲げ、文化庁が進めてきた現代日本文学翻訳・普及事業(JLPP)が省庁版の事業仕分けで「廃止」と判定されたことが論議を呼んでいる。成果がはっきりと形に見えにくい文学の輸出を、経済合理性で切り捨てる決定への批判や失望の声は絶えない。一方で、海外の出版関係者への「入り口」を広げる新たな試みも始まっている。(海老沢類)
宮部みゆき『火車』の独語版(中下)、小島信夫『抱擁家族』の仏語版(中)などが、JLPPで翻訳出版されている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121011/bks12101107540001-n1.htm
日本の現代文学を質の高い翻訳で世界へ届ける。そんな志を掲げ、文化庁が進めてきた現代日本文学翻訳・普及事業(JLPP)が省庁版の事業仕分けで「廃止」と判定されたことが論議を呼んでいる。成果がはっきりと形に見えにくい文学の輸出を、経済合理性で切り捨てる決定への批判や失望の声は絶えない。一方で、海外の出版関係者への「入り口」を広げる新たな試みも始まっている。(海老沢類)
宮部みゆき『火車』の独語版(中下)、小島信夫『抱擁家族』の仏語版(中)などが、JLPPで翻訳出版されている。
http://sankei.jp.msn.com/life/news/121011/bks12101107540001-n1.htm