今日のひとネタ

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そもそも「近現代史」とは

2021年08月24日 | 日記・雑記・ただの戯言
 BS-TBSで放送中の「関口宏のもう一度!近現代史」というのをやってます。私は結構面白いと思って毎週録画したりしてます。冒頭のナレーションは「明治維新から150年あまり。でも、僕たちはそこから終戦までの流れをほとんど詳しくわかってません。」というもの。

 確かに、13年ほど前から幕末オタクになった私も、維新後の西南戦争後あたりから大正を経て昭和の初期に日中戦争に入る流れってのはちゃんとわかってないです。わかりにくいのもありますが、第二次大戦中の話は辛くて読みにくいのもありますし。

 ところで、「近現代史」とはいえ、近代、現代、近現代というのはどういう区別があるのか考えてみました。まずはWikipediaで「近現代」を見てみると、「主に日本史では第二次世界大戦後から昭和末期まで、世界史では第一次世界大戦後から冷戦終結およびソビエト連邦の崩壊までを指す。」のだそうです。Weblioでも同じ表現でした。

 ということは、この番組で「近現代史」としている明治からの時代は、実際は「近現代」ではないのかもしれません。これはBPOに訴えるべき問題かもしれません。そして、「近代史」についてWikipediaで調べてみると、「江戸時代末期(幕末)以後の日本の歴史、特に1868年(慶応4年/明治元年)以降について概略的に述べる。」となっています。またまた、ずれがありますね。

 そうやって考えてると、「近現代史」とは「近代史」と「現代史」を総称したものか、近代史の中で現代に近いものなのか、あるいは現代史の中でより今の時代に近いものなのか、ますますわからなくなりました。

 それぞれの時代に精通してる専門家はいるのでしょうが、「自分の研究の範囲はここからここまでだ!」とか決めてるのでしょうか。まずは、近代史に詳しい先生っていうのもいそうなので話を聞いてみたいです。近代史先生、事件です!