今日のひとネタ

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シャブとかカイザーとか

2007年03月03日 | ギターと楽器のこと
 そのブランド名を聞いて「カポ!」と叫んだ人は上級者です。それ以外の人は今日の話はわからないでしょうから読まない方が吉。カポタストというのは主にフォークギターを弾くときに使うツールで、これを装着することにより曲のキーを簡単に変えられます。

 普通のギターで普通にKey=Cの曲を弾いたとして、カポタストを1フレットに装着するだけでこれがD♭になります。あるいは、キーがFの曲を弾く場合に5フレットにカポを装着するとコードフォームはCがトニックになるわけです。まぁその辺の解説は専門のサイトにまかせましょう。

 で、フォークギターを弾く場合は開放弦を上手く使った方が豊かな響きを得られるのでカポタストを使う機会が多いと。(もちろん、ずっとセーハというかバレーを続けると手が疲れるというのもありますが。)

 一方エレキギターを弾く場合はどうかというと、カポを使った場合にはチョーキングをすると一発でチューニングが狂ってしまうのでライブではあまり使いません。(もちろん使ってる人もいます) 

 で、ギターの指板にはRといわれる表面の丸みがあるのでカポタストを選ぶ際にはそれを考慮せねばなりません。一般にフォークギターやエレキギターは丸みがあって、クラシックギターは真っ平らです。さらに固定する方法もゴム式やネジ式などいろいろあります。

 で、私が持ってるのは写真の通り。アコギやエレキギターを弾く時は左上の物を使ってます。JIM DUNLOPというメーカーのものですが、小さいので装着した時に左手の邪魔にならないのと7フレットあたりに装着してもキッチリはまること、あとは締め付けが5段階に調節できるのがポイント高いです。実は3つほど持ってます。

 一方左下の二つはアマチュアのギタリストにとっては最も一般的かもしれません。ゴムの2穴式ですが、青い方は結構Rがきつく赤い方はやや緩いです。私がギターを始めた頃は市内に1軒だけある楽器店ではこの青い方しか売ってなかったので、選択の余地はまったくありませんでした。当然いくらゴムを締めてもクラシックギターでは3弦あたりがビビってビョンビョンいってました。で、最近久しぶりにクラシックギターを弾き始めたので今回調達したのが右側のカポ。

 シャブとかカイザーとかいうブランド品もあるのですが、会社の隣りの楽器店に行ったら「え? カポタストで2500円ですか? は? 高いのは5千円ですか? ひぇ~」と思って断念。写真のものはネットオークションで400円で買いました。脱着は手間がかかりますが、まぁいいです。

 カイザーなんかはなんであんなにでかいんざんしょ?と思ってたら、片手でも装着できるようですね。それを考えればライブ向けなんでしょうが、まぁライブやるようなときにゃあらためて調達しましょう。

 ところで、私の場合はキーがFの曲だと迷わずカポ5かカポ3で弾くのですが、イルカさんは「なごり雪」をカポなしで弾いてるようです。(テレビで見る限りですが) ということで、初心者が「手が小さいから弾けない」とか「指が短くてできない」とかいうのを聞くと彼女が弾く姿を見せてあげたくなりますね。さて、私も頑張ろうっと。

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