フェルナンデスが倒産するらしいというニュースが流れてきました。実際に会社のサイトで「複数の債権者に対して、相当額の債務を負担しており、事業の継続が不可能な状況となった」と発表されています。
フェルナンデスはギターのメーカーで色々な製品がありますが、ZO-3というアンプ内蔵ギターが大ヒットしました。私でも持っているくらいですし。
あとはストラトキャスターのコピーモデルの評価が高く、知り合いでも何人か持ってる人がいました。ある知り合いなどはたまたま買ったのが凄くいい音だったので軽音の先輩から「譲って欲しい」と懇願されたほどだったとか。
また、BURNYというブランドではレスポールなどのギブソン系のコピーモデルも出してて、甲斐バンドの大森信和さんのデビュー当時の使用機材に「バーニーレスポールジュニアTVモデル」という記載もありました。
いわゆるジャパンヴィンテージとしても取り上げられることの多いメーカーですが、80年代にはB.C.Richのコピーモデルも出してました。Eagleのコピーモデルは私も探してたのですが、グレコやアリアのに比べると中古市場でも見つかりにくいのと高価だったのは、元々出回ってた本数が少なかったためでしょうか。まあまだあきらめてはいませんけど。
いずれにしても老舗メーカーがなくなるという話は寂しい限りです。ギターは弾かなくとも眺めてるだけで楽しめるので、若い人や学生さんはもちろん、若い頃憧れてたけどそのままチャレンジする機会がないまま今に至るという高齢者の方も是非買ってみて下さい。今は様々な動画もあって、初心者にもやさしい世の中になってるように思います。
とにかくギター市場を盛り上げましょう。これ以上メーカーがなくなるのは困ります。
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