今日のひとネタ

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ペーパーフィルターを濡らす?

2024年07月15日 | コーヒーの話・珈琲道

 珈琲道は奥が深いもので、ペーパーフィルターでの淹れ方でまた新説を見ました。というのは、ドリッパーにペーパーフィルターをセットし、粉を入れる前に熱湯をカップ1杯分注ぐというもの。

 この目的としては、ペーパーフィルターに付着している雑味だとか臭みを取り除くというもの。確かにあれは紙ではありますが、そんな事考えもしませんでした。

 やってみたところ、注いだお湯は特に抵抗がないのですぐポットに落ちます。これの色や匂いを調べ、臭みや雑味がないかチェックするというのが手順。

 果たしてそのお湯には色も匂いも無く、教科書によると「色や匂いに気になるところが無ければこの手順は不要。」とあったので、我が家で使用しているペーパーフィルターは問題なさそう。

 そして、この手順を行うと濡れたフィルターに粉を溜める事になって、まず蒸らすためのお湯を入れた際、下に落ちるのが早まります。しかも、最初からフィルターにお湯が沁み込んでいるため、粉の量が同じで湯量も同じであっても従来よりやや薄めの味になってしまいます。

 「ふっ、無駄なことを。」と思ったのは当然ですが、手順が増えなくて安心もしました。珈琲道は奥が深いですね。って、余計な事をせず手早くやる方がいいに決まってますわね。