半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

夏はやっぱりセミ!

2011年07月31日 | 素敵な家族・子供との時間
今年の夏は、どうもセミが鳴かず、何とも「夏らしさ」を感じませんでした。

鳴くのは「カナカナカナカナ~」と寂しく鳴くヒグラシのみ。

ところが

日曜日頃、ようやく「ミーン、ミン、ミン、ミン、ミーン、ミン、ミン、ミン・・・」という声が聞こえてきました

お~、ミンミンゼミがようやくでてきたか~

いつもより少しだけ、より夏を感じれて嬉しくなりました
これに、更に「ジー」と夜を通して鳴くやかましいアブラゼミが混じって、ようやく「夏」って感じがしますもんね

そんな日曜日に、子供達と公園に行く途中、まあそこら中の樹にセミの抜け殻がコレでもか!っていうぐらいあるんですね~


当然、虫好きの次男は両手にセミの抜け殻をもって離しません


公園に行くと、小学校2年生の女の子達が、虫網をもってセミを捕まえていました。
そして何故か一緒に遊ぶことになってしまったのですが、途中、「ほら、セミの赤ちゃんがいるんだよこっち来て~」と言われて連れて行かれた樹には、なんと、まさに羽化したてのセミがいるじゃありませんか
こんな場面に出会わしたのは初めて
白っぽい羽や体が少しずつ透明になったり色がついていく過程は、まあ神秘的でしたよ


そういえば、去年、田んぼで初めてとんぼの羽化を見たときも、すごく神秘的でした
→とんぼの羽化

大人はもちろんのこと、子供にとってこういったものを見て、触って体験する、ということは、すっごく大事なことだと思います

ちなみに、羽化したばかりのセミは、好奇心旺盛な女の子達につつかれて、仕方なく早々と飛びましたが、地面に落ちてしまいました

短い命ですから、がんばって空へ飛んで、命をまっとうすることを願います。

もちろん、女の子達は「セミの命が短い」というのはわかっていて、捕まえたセミはきちんと逃がしていましたよ

命を学ぶ一番身近な存在が、子供達にとっては「虫」なんでしょうね

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みみずの学校

2011年07月30日 | 素敵な空間・イベント
私の仲が良い農家さんの一人に岡田さんがいます。

先日、お手伝いに行ったときに(→ブログはコチラ)月末に「みみずの学校」で「ホタル鑑賞会」がある、という話をしてくれました。

「みみずの学校」とは、千葉を基盤とする「なのはな生協」と、有機農家グループの「大栄みみずの会」がコラボして、生協の組合員に、毎月1回、農作業を体験しながら農家さんとも交流してもらう、という企画。

我が家は、つい最近「なのはな生協会員」にはなったばかりで、この「みみずの学校」には申し込んでおりませんでした。ただ、岡田さんが誘ってくれて、部外者ながら「参加OK」ということだったので、夕方、参加してきました

みみずの学校は、「大栄みみずの会」の代表の板橋さんの畑を一部市民農園のように貸し出して行っています。


畑が市民農園のように区画されていて、1家族に2坪ぐらいが割り当てられています。今は長ねぎと落花生を育てているようですね


今回の作業は、草抜きと追肥のよう。
私は、夕方から参加したので、ろくに作業をしない後ろめたさもあり、こそこそ仕事を探して今回休んだ方の畑の追肥などを手伝いました。

追肥に使うのは、みみずの会のぼかし。初めて板橋さんのところでこのぼかし肥料の臭いをかいだ時は、本当にびっくりしましたフルーティーで、まるで日本酒を造っているような臭いがするんですよ


さて、作業が終わった人から、板橋さんが「トマト、好きなように食べていってください。どうせ鳥のエサになっちゃうから、好きなだけ食べてくださいね~」という掛け声にあわせて、みんなハウスに入ってトマト摘み放題&食べ放題
我が家も、人気が引いてから、子供をつれてトマトをたっぷり食べさせてもらいました


農作業が終わると、お釜で炊いたご飯とカレーが待っていました


オクラやキュウリなどの漬物も激美味また、お釜で炊いたご飯に醤油をたらしたおこげご飯も最高でしたよ

ここで、既に満腹なのですが、続いて流しそーめんの登場です
そーめんと共に、プチトマトが大量に流れてきていました


そして、更にスイカ、、、と、お腹が破裂するんじゃないか、ぐらい食べた後、花火タイム


そして最後に、ホタル鑑賞しました
「気温が低いので、あんまり飛んでいないかもしれない」という板橋さんの心配をよそに、ホタルはふわふわ~と飛んでいましたよ

みみずの会の農家さんの一人は、ホタルをつかまえて、両手で包んでお孫さんに見せていました

帰り際は、カブトムシが飛び込んできたり、と田舎ならではの空間と時間を満喫させて頂きました

板橋さんは、子供の頃から目の前でホタルが飛び交うような家で暮らしてきたわけで、お子さんもお孫さんもそういったところで生活をしているわけです。

やっぱり、こういった田舎ならではのよさを取り入れた「生活」を送るのが一番素敵ですよね~

みみずの会の皆様、そしてなのはな生協の皆様、誘ってくれた岡田さん、有難うございました~
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美味い♪渡邉さんのステーキなす

2011年07月29日 | 食べもの
私の知り合いに、渡邉さんという素敵な女性農家がいます
ブログはコチラ

で、その渡邉さんが作っている「ステーキなす」が滅茶苦茶美味いんです

これがステーキなす
俗にいう「緑なす」というものです。



料理方法は簡単
厚めに切って、バターやオリーブオイルで焼きます。


塩コショウをして、後はお好みで。。。なのですが、チーズや醤油や色々試した結果、イチオシの絶対美味しい食べ方は「かつおぶし&ポン酢」だということがわかりました


これが、無茶苦茶美味い

私のお弁当は、毎日コレが入っています
ちなみに、我が家の今週の消費量は既に7個

まさに、ご馳走です、はい。

love ステーキなす
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ごく美味「水出しアイスコーヒー!」by緑の豆

2011年07月28日 | 食べもの
この前の日曜日、用事があって東京にいったので、大学の先輩と前職の先輩に会ってきました
(最近、東京が多いな。。。)


用事があった神保町は、ちょうど大学の先輩のオフィスがあるところ。久々にあって、ランチ

この先輩は、いつも面倒見が良い有り難い存在です
独立した編集者をやっていて、いろいろマニアックな本に関わっています。
例えば、「こびとづかん」って知っています?
これに少し関わっている人です。

以前、先輩がこの「こびとづかん」を我が家に来た時にお土産でくれたのですが、ちょっと怖いので我が家の子供達には合いませんでした。。。

そんな関係の人なのですが、昔とな~んにも変わらない風貌や会話で、気楽に色々お話できました
このTさんは、もともと編集者になりたい、というわけではなく、色々なご縁があって、今のポジションにたどりついています。お話をお聞きしていると、30代半ばを過ぎると、それまでしてきた仕事がキャリアになり、意図していなくてもその先に続くものなんだな~、ということも、しみじみ思いました。

出版業界がひしめく神保町は、夏目漱石の出身小学校があるところでした。
   ↓


その後、6月、久々に東京に行ったときに「緑の豆」というコーヒー豆ショップをやっている前職の先輩のK岡さんに東陽町で会ってきたのですが、(→詳しくはコチラ)今回は、2つ目のお店、「神楽坂焙煎所」にも足を伸ばしてきました

前回は、コーヒーをただ飲みにいっただけみたいなもんでしたが今回は、コーヒーについて色々教えてもらました

例えば、これがコーヒーの生豆。コーヒー豆って、煎る前は、大豆みたいに少し緑がかった色をしているんですね~。だから、お店の名前も「緑の豆」。


あと、前回飲ませてもらったコーヒーが「ナッツの香り」がしたのですが、香りにも3種類ぐらいあって、いわゆるコーヒーの焙煎による香り(深煎りなどしたときの苦味がするような香り)だけじゃなく、ナッツのような香り、フルーティーな香り、といったのがあるんだって。

そんな話を聞きながら、この前の連休で遊びにいったホテルの水出しコーヒーが水っぽかった、という話をすると、「うっそだー。うちのを飲んでみなよ。美味いよ」といって、なんと、水出し用のコーヒーを、その場で生豆から煎って、挽いてくれました


家に帰って、さっそく試してみました。
お水は水道水じゃなくてペットボトルの水を使います。1ℓの水の中に袋をポチャンと入れて、翌日になって飲むと。。。


すると、、、ん。。。 お~ 確かに美味い

普通のアイスコーヒーとは全然違う

アイスコーヒー用にはアイスコーヒーにあった豆があるそうですが、とにかく、コーヒーの香りがすんごいするんですが苦くなる、それ以上にすっきりしているんですよ

前回、お土産で買った豆は、正直、そのよさがわからなかったのですが、今回の水出しアイスコーヒーはマジで美味でした水出しコーヒーって、別にそんなに美味しいものじゃない、っていう観念が覆りました

普段、こういったのはなかなか飲まないんですが、お客さんが来たとき、とか、ちょっと夏の暑い日に家で優雅な一時を過ごしたい場合はオススメ、ですね。


よろしければ、お試しを緑の豆アイスコーヒー

サービスしてくれますよ



P。S・・・車で上京したのですが、帰りのコインパーキングで出てきた額は、、、なんと7200円!
東京は来るまで行くもんじゃない、、、ということを勉強しました
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小さな畑の収穫

2011年07月26日 | 素敵な家族・子供との時間
前の家の畑がなくなり、現在の家庭菜園はベランダの目の小さな小さな畑で行っています。
といっても、ほとんど目を配っておらず、土を入れたら放ったらかしなので、あまり愛情がこもっておりませんが。。。

それでも、プチトマトなどは、けなげに毎日少しずつ赤い実をもたらせてくれます。
うちの次男はトマトが大好き

たまに、朝出勤前にプチトマトや中玉トマトを一緒に収穫します。

なんだかんだいって、トマトが実るのは子供にとっては楽しみ
「あっ、もう赤くなっているよ。いちごより赤くなっているよ」とかいって、私がいない時にも毎日せっせと収穫をしてくれているようです。

小さな畑ですが、子供にとって野菜が育つ姿が見れる環境があって良かった、と思います
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地デジ化、ならず!

2011年07月24日 | 素敵な家族・子供との時間
地デジ化、終わりましたか?

我が家は、幸か不幸か、地デジ化、ならずでした

そもそもは、2週間ぐらい前に「チューナー、もっと安くなるかもしれないから、ぎりぎりで買おう」と奥様の意思決定に、私も従ったため。

土曜日、いざ、K's電器に乗り込むと。。。

あらら、、、いつもより人がいないね?

そんな感じで売り場に進むと、、、あら
チューナーの棚、ガラッガラ
そして「売り切れ」の札ばかり。


ちなみに、地デジ対応TVもガラッガラ。
この2週間で駆け込み需要があった、と新聞などにも書いてありました。

やっぱり、そういうことなのねん~

「まっ、いいか」というノリで、我が家はアナログ放送を継続することにしました。

そして、昨日、私は外出していたのですが、奥さん曰く、「笑っていいとも、を見ていて、タモリさんがカウントダウンしたら、こうなった」という写真を送ってきてくれました。


さらば、アナログ放送。さらばTVライフ。

NHK教育TVが見れないのが痛いが。。。まあ、いざとなったらおばあちゃん家で見よう、という結論になりました。

あっ、NHKの受信料は年払いしちゃっているから、見れていない期間、無駄払いしちゃうことになるのねん。。。
もったいない。。。

まっ、TVが無い生活もなかなか楽しめないので、しばらく、どういった状態になるか試してみたいと思います


P・S 土曜日の夕方、国道51号線を走っていると、道端にブラウン管TVのゴミの山が
あれは、不法投棄じゃなくて、業者が集めたものでしょうが。。。野ざらしのままあんな形で放置していて、大丈夫なのかいな・・・?

ハイブリッドカーも、発光ダイオードの電球も、全部、省エネとか言っているけど、買い換えることで大量に出るゴミのことを考えれば、全然エコじゃないと思うだけどな~。
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パイナップル~♪ DE フルーツポンチ♪

2011年07月23日 | 素敵な家族・子供との時間
土曜日、我が家では特に理由も無く『パイナップルパーティー』を行いました

奥さんや子供がパイナップルを大好きで、良くファミレスとか回転寿司ではバク食いしています

なかなか丸ごとのパイナップルが食卓の登場することはないので、家族みんなで、ウキウキ気分~

「歌の絵本」の中の「南の島のハメハメハ大王」のページに、何故か「パイナップルのフルーツポンチの作り方」が載っていたらしく、これをみながら、まず、こんな感じでカットして・・・



中身をスプーンでくりぬきます。


その他に、スイカ、キウイ、バナナ、缶詰のミカンなども用意していて、ここにくりぬいたパイナップルを入れると、なんだか物凄く豪華なフルーツ盛り合わせが出来ました


これをパイナップルの器に入れると、お~、常夏パラダイス~


サイダーを入れて完成です


子供も大満足大人も大満足
外食するより、イベント的にこういったものを作るもの、むっちゃ楽しいですよね~
夏にフルーツポンチ作りっていうのは、なかなか盛り上がるイベントですよ
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地デジ化、進んでる?

2011年07月22日 | 素敵な空間・イベント
いよいよち地デジ化が近づいています。

高齢者を除くと、90%以上が既に地デジ化しているそうです。
そしてその大半が、エコポイントが切れるところに買い換えたんだそうです。つまり、直前の今月、というわけじゃないんですね~。

我が家は、未だにアナログです

一番の理由は面倒臭いから

そもそも、なんで使えるTVをわざわざ買い換えるのさ?みたいな感じで、だらだらしています。

とはいうものの、6月に一度チューナーを買ってきたことはあるんですよ。
でも、録画機能付きだったのですが、裏番組が録画できない、観ている番組しか録画できない、ということだったので返品しちゃいました

そして、奥さんと「どうする?」みたいな感じで今日まで来ています。

ちなみに、このブログを見ている90%以上の人が既に「地デジ化」しているでしょう。

そこで

アナログTVでしか見れない特別な映像を披露しましょう

今、アナログTVでは、左下に「アナログ放送終了まであと2日!」というお知らせが、ずっと出ているんです。
ずっと出ているので、別にもう気にならなくなってしまいました

さて、どうなる、我が家の地デジ化
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福島の牛の問題

2011年07月21日 | 自分の時間
肉牛の放射能汚染が騒がれていますね。

千葉県も、一時期「牧草に規制値を超える放射能が測定されたので、牛にあげないで」というお達しが出ていました。

福島は、当然、そういった通達が出ていたのでしょう。

しかし、牛に飼料としてあげて、牛から値が出てしまった。

肉牛に限らず、恐らく、大手メーカーの「乳製品」や生物濃縮が進んでいる「魚介類」も、調べれば、流通しているものの一部には、規制値を超えるものがあるんじゃないかな~、と思います。

するとどうしても、福島県産のものは遠慮したい、、、という気持ちになります。正直な気持ちです。
野菜などもわざわざ西日本のものを取り寄せる人が増えており、大手も西日本のセットをPRしています。消費者ニーズにあった商売の仕方として上手だし、悪いことでは無いと思います。


そんなことを思っていましたが、成田近辺の有機農業の中心的存在の「おかげさま農場」の代表の高柳さんのコラムを見たら、生産者側の感情、意見、思いが書いてありました。

なるほど。。。

「ワラを与えないで」といった紙切れ1つの通達で、ただでさえ忙しい第一次産業のみなさんが全てを理解して行動する、なんていうことが、そもそもありえない。

昨日、TVで細川原子力災害担当大臣が「想定外でした」といっていましたね。。。でも、相手の立場にたってみたら、思うことはあるはずです。

ワラを与えないなら、じゃあ、何をエサとしてあげるの?
代わりにどこのワラや飼料を使えば良いの?明日にでも持ってきてくれるの?
その飼料代は保障してくれるの?

それだけじゃないですよね。。。

家畜の糞尿は、土壌や地下水汚染するどうにもならない日本の国家的問題です。
それを「有機農業推進」という看板を使って、少しでも地域で循環・処理できるようにしてきたわけです。
しかし、もう、どこも糞尿はひきとってくれないでしょう。

農家さんだって、有機農業で使っていた家畜の糞尿を使えず、ワラ、もみがら、糠などを使えないわけですよね?

おいておけば、県や国が廃棄してくれるの?
その代わりの堆肥作りなどに使う飼料はくれるの?

収入が途絶えたか、激減しているみなさんに、明快な解を出してあげてほしい。


本当は、各産業ごとに地域に根ざした現場がわかるリーダーに意見を聞き、対応策を一緒に考えるしかないと思うのですが、村・町の上には県があり、県の上には国がいる。。。どうにもならない。。。

生産者が浮かばれない状態が未だに続いているわけです。。。


別の話では、安全性を確かめて商売をしようと自ら牛の検査を進み出た方がいたそうです。
しかし、なんと「規制値超えが判明」してしまったがために、その地域の牛は出荷停止。。。
その方は、白い目を浴びながら家に閉じこもっているそうです。

地震があったのは仕方が無い。
原発が放射能を撒き散らしたのは誰もが許せない問題だけど、その後の処理、対応は人次第。

どうか、この国を支えてきた第一次産業のみなさんを追いやらないで下さい。

食は命です。
食は日本の農村生活から切り離せない「文化」です。
命や文化につながるものが、破壊されていくのを一刻も早く止めて欲しいです。


以下、おかげさま農場の高柳さんのコラム
       ↓
(産地の声)vol.999                      2011.7.18
 福島県南相馬郡の牛肉が放射能汚染された、との報道が続いています。それ以
前からお茶の汚染そして野菜の汚染等が問題にされ、消費者への放射能被害が
問題にされてきました。そして生産者がどう管理してきたか、どういう気持ちだとかの
報道がなされる。
 私にはどうもそういう報道に違和感がありました。どこがと言われると分からなかった
のですが、今回の報道を見ていて気がついたことは、報道には原因者が登場してい
ない、ということです。
 消費者にとって放射能汚染が心配なのはよく分かります。生産者の側にしたって
いつもと変わらぬ飼育をしてきたのであって、わざわざ放射能を食べさせたわけでは
ないのです。でも報道はそれを出荷したことが問題というような方向付けです。出荷
させないことで問題を解決するかのようなことを言っています。
 放射能を発生させた一番の大元は東電福島原発であり国です。原因者である
国や東電に対しその責任を求めるのが最初ではないか。その報道姿勢が問題だと
思います。まず「こういう状況作り出した原因者としてどう責任をとりますか?」と東電
と国を取材し対応を求めるべきではないか、と思う。
 放射能は見えない。臭いもない。感じることもない。そこに住む人たちは今まで
通り生きるしかない。そして今まで通りの仕事をしてきて、いきなり放射能が検出
されたから出荷停止、と言われては理不尽以外の何者でもあるまいと思う。
 そんなバカなことがあるか、と言う心情は当然の感情でしょう。国には原子力委
員会、保安委員会、被害シュミレーションのできるスピーデイなる機関や体制が
あるにもかかわらず、納得でき国民に分かる情報はひた隠しにしてきた節が感じら
れる。であるが故に今回のようなことが起こっている、というのが真実ではないか。
原因者が口を閉ざし、情報を握ったまま、そして先が見えない、というのでは国民
は浮かばれない。
 分かっていれば出荷しない。役所は通達を出したと言うが、1片の紙切れで役
目を果たしているかのようなことを言っているが整合性がない。どこがどれだけ汚染
したか。具体的なものが生活上で示されなければ分からないのにそういう基本的
情報は示されていない。農薬も同じですが、消費者よりも生産者の方がより被
害を受ける。牛を育てている人は被曝する中で生活し仕事をしているのですか
ら。経済の問題を越えて私達の生存基盤の問題だと思います。
    おかげさま農場・高柳功
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これからの商売

2011年07月20日 | 素敵な人・友人との時間
先日、若い頃面倒を見て頂いていた先輩に会って来ました。


お仕事は、中小企業やベンチャー企業のメディア露出を行うこと。

パブリシティーは、普通の企業はやっていないのですが、小さな企業でもやれば一定の効果がある、ということは、少し知っていました。
特に、業界特化、地方メディア特化だと掲載されやすいという認識がありました。

ところが、いわゆる大手メディア、読売新聞、朝日新聞、あるいは日経ビジネス、などなど、そういった記事も、実は「PR会社」というところが、結構ネタ元だったりするとういことを教えてもらって、少しびっくりしました。

先輩が手がけたものが、数日後、朝日新聞の生活面に載る、なんてことを聞いて、百貨店のバイヤーと同じで、記者もネタを全部自分の足で見つけてくるような時代ではないんだな~、ということを思いました。


で、そもそも先輩に会ったのは、久々にお会いしたいという純粋な思いと、せっかくだからWEBを使ったPRが日本ではどういった状態か教えていただこうと思ったため。

というのも最近、ソーシャルメディアマーケティングについて、「面白い」と思ったから。

ソーシャルメディアには疎い私でしたが、最近、あるコンサル会社の1時間ぐらいの動画セミナーを見て、これからのビジネスにWEBやソーシャルメディア、パーソナルブランディングを確立していく戦略など、「なるほどな。。。」と思うようになりました。

ちなみに、そこで紹介されていたゲイリーの稼ぎ方という本は、確かに面白かった


自分の関心のある分野でベンチマークしたことをやりたいという思いを持たせてくれる本でした。

先輩の話を聞いたり、本を読んだり、色々考えると、今までは、意図的にマスコミに取り上げられるようにパブシティーを打ち、資金があるところはPR会社を使ったり芸能人を使い、コネを使って認知度が高い大手や個人とアライアンスを組んだりタイアップをしたり、、、そういったことで露出をあげていくのは「上手いやり方」でしたが、それさえをも凌駕する可能性があるのが、ブログ、ツイッター、フェースブック、などなどを組み合わせてネット上を縦横無尽に情報を走らせていく新しいモデル、なんだな~と。

でも、まだまだ知識不足、勉強不足、経験不足。

ということで、みなさんの中でソーシャルメディアマーケティングで具体的に商売になっている事例や情報、本などがあったら、教えてくださ~い。あるいは、何か面白いプロジェクトがあったらボランティアでも良いのでお誘いくださ~い

メール、フェースブックでもいいので、お待ちしていま~す


P・S
先輩と飲んだお店で、まず出てきたのが「八海山」がシャーベット状に凍っているもの。これ、夏のかけつけ1杯に無茶苦茶あいます


さらに、全国47都道府県の梅酒を提供していて、さっそく、地元千葉県の鍋店さんの梅酒を飲みました美味


スタンプカードまでも日本地図で、飲むごとに、「信長の野望」みたいに日本を制覇していく気分が味わえます

かつ、東日本、中日本、みたいに「エリア制覇」毎に特典がもらえるので、また、この店に来たくなってしまいました
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