半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

天狗の長鼻トマトちゃん♪

2021年06月28日 | 農的体験・生活

農家さんから直接買っているトマト。

今年は2ヶ月半も水をあげず、フルーツトマト級に美味しいトマトです

個人的に買わせてもらっているので、不揃いでも構わないということで、おまけでちょこっと色々入れてくれます。

そんな中、今回、初の天狗トマトが我が家にやってきた
ナスでは良く見かけますが、トマトでここまで鼻が長いのは初めて見ました

それにしても、すんごいですね~。

 

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食と命の教室:ローンなどなかった時代の話

2021年06月26日 | 農的体験・生活

6月の「食と命の教室」。いろいろあったけど、一番面白かったのは「ローンなど無かった昔の家の建て方」でした

まあ、その話は最後にして、まずは、6月はちょうど草がボーボーに生えている時期なので、午前は1時間ちょっと、がっつりと田んぼの草取りをしました

髙柳さんは無農薬で田んぼをしているので、草対策としては田んぼ用の紙マルチを張りながら田植えをします。

しかし、オモダカという狐のような草は球根植物なので紙をつきやぶってしまって出てくるそうです。

その中で、1番酷いところをみんなでやりました。

写真を見ると、凄いでしょ?

稲の間に細長い狐のような、矢印のような草は全部雑草なんです

ちなみに例年は、素足で田んぼに入ると「キャッキャ」いってみんな最初はテンションが高くなるのですが、今年はなんと全員が「田んぼ経験者」。つまり、田んぼに入るのが楽しみ、という状態では無かったんですね

つまり、最初から「お~、こんなに草をとるのか、、、」という「労働意識」で入ったのでした

まあ、中には「無農薬で田んぼをやるのがこんなに大変とは知りませんでした。無農薬のお米、私なら値段を5倍にします」とか「気持ち良くてすっきりしました。きっと電磁波がたまっていたんでしょうね」という方々もいたので、トータルでは「大変=無農薬のお米の価値は凄い」という認識で、やって良かったです

まあ、みんなヘロヘロになりましたが、とにかく「美味しいご飯の秘訣はお腹を空かすこと!」という髙柳さんのかけ声の下、みんな頑張りました

田んぼが終わり、お昼の前にミニトマトをつまみ食い。

毎年、「うわっ、こんなになるんですね。うちのとは大違いです」とみなさんびっくりします。

髙柳さんも「まあアマチュアとの差だな(笑)」と言いますが、大きく違うんですよね。まさに鈴なり

さて、お昼はいつもの通りお肉はありませんが、絶品

特にこの時期、ナス味噌がたまらなく美味しいのですよ

さて、午後は畑作業。

先月、刈り取りの一部をやった菜種は脱穀が終わり、脱穀後の菜種の枯れ木が山積みでした。

それを髙柳さんが風を観ながら風下から火をつけていきました。

まあ、燃え上がること、凄いですね~。

でも、きちんと風を読んでいるので問題ありません。

そして、その後、みんなでお土産用のキタアカリの収穫

そして、午後のメインの菜種の唐箕がけでした。

まず、ハウスにいくと小麦がこのように広がっていました。

小麦は今は乾燥中。今年はなかなかの豊作のようです。

その横で、唐箕がけです。

もう何回も書いていますが、いわゆる風選を行う道具ですね。今は電動式ですが、髙柳家はいまも手回しです。

これをみんなでやって、こんなに菜種のゴミ取りができました

髙柳さんの話では「本当は3回やるんだけどな」という事ですが、今回はまずは1回、そして全体の1/3だけ「体験」ということでやってみました。初めての方が多く、みんな「調節が難しいですね~」と勉強になったようです。


そして夕方のお話は「日本の伝統家屋」のお話です。

髙柳さんが家を建て替えた時のエピソードは相変わらず面白いのです。

今はハウスメーカーに頼んで家が建つのが当たり前ですが、昔は違ったそうです。

髙柳さんが家を建て直した時は、まず、棟梁と施主がタッグを組むんです。

構造計算や設計図もありませんしそもそも建築基準法という時代ではありませんでした。平面図、つまり間取りを施主が棟梁に渡して「こんな家がいいんだけど」と言ったら、あとは棟梁任せです。

まず、棟梁が「じゃあ、これだけの柱、壁、板などを用意してくれ」と必要量を施主に伝えます。

すると髙柳さんは施主なので、自分で自分の山の杉・檜を切り出してきます。「これは柱用だな、これは○○用だな」とマークをつけて山から運び出し、それを井桁のように組んで1年かけて乾燥させます。

その後、材木屋に持ち込んで柱や板にしてもらい、これで1年。

すると棟梁がようやく仕事開始です。

「まず、基礎を○○頃までにうってくれ」と棟梁が言うと、施主の髙柳さんがそういった職人に頼みます。髙柳家はその時はお父さんと髙柳さんで基礎をうったそうです。

そして、棟梁が柱組をやり、「そろそろ瓦屋を頼んでくれ」とか「次は建具屋と電気屋だな」といった具合に、進捗に合わせて必要な仕事を施主に伝え、それを施主が知り合いや村の仲間などに声をかけて集めてくる。まさに二人三脚なんですね。

そんなこんなで「家が建つまで6年ぐらいかかったな」と髙柳さんは言います。

 

髙柳さんが言うのは「今の人達は建てても1代で終わりでしょ?でも我々の代までは違ったんだよ。うちの家も雨漏りがしてきて建て替えの話が出た時、まずこの家がいつ頃建てたものか、というのを調べても誰もわからないんだよ。でお寺さんとかが『この建て方だと150年前ぐらいですね』と教えてくれてようやくわかる。つまり、25~30年で1代としたら5~6代は住んでいることになる。だから自分の番でも孫の孫ぐらいまでは住める家を建てよう、というのがそもそもの考えなんだよ」と。

大工の棟梁も「俺らの仕事は建てた後にどれだけその家が持つかが勝負なんだ」と言っていたそうで、今の「建てたら終わり」とはまるで思想が違ったそうです。

そんな話の中で、面白かったのが「ローンなんてなかったからな」という話。

「今の人はローンを組んで家を建てるでしょ?でも俺らの時代はそんなの無かった。蓄財というか、貯めたお金で出来る範囲で家を建てるわけ。でも、お金がそれほど無い家は、すぐに業者を手配が出来ない。例えば屋根は出来ても天井板まで出来ず、中まで10年ぐらい天井が無かった家もあったんだよ」

「もっとお金が無い家は、1部屋分だけ壁を作ってあとは柱だけ。あとは吹き抜け状態。お金が出来たら次の部屋の壁や床、といったように、お金が入る毎に家を少しずつやっていた」

凄い話ですよね~

「悠長といえばそうだけど、ローンなんて無かったからな」

でも、「身の丈に合った家作り」というのは、本当はそうなんでしょうね。

今の家作りって定年退職までローンを組むのが当たり前。で、何かあった時のために生命保険をかけて入るのが当たり前。つまり「命をかけて建てるもの」というのが家ですよね。

でも、それは孫の代まで持つか、というとそうでもなく1代、せいぜい2代で終わり。

私も不動産屋の仕事を1年したことがありますが、本当にローンが払えなくなって家を売る、つまり競売にかける、というのがあったんです。成田のはなのき台というところでも、1~2件出ていましたからね。

人生かけて借金してたまたま出会ったハウスメーカーの中で1社にお任せで家を建てて1代でつぶしちゃう今の家作りに対し、昔の家の建て方を比較すると、時代が変われば「当たり前」が全然違うんだな~と思います

まっ、これからは一部の地域を抜かしては空き家も増えてくるし、決して新築を建てて、という時代では無くなってくるんでしょうね。

まあ、そんなこんなで毎年聞いているお話でも、何か新しい発見があるもので、今回もとっても面白かったです

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オリンピックからメールが来ました

2021年06月24日 | 自分の時間

「本当にやるのかな~?」とずっと思っていましたが、最近、「ここまで来たら本当にやるんだな」と思い始めていたオリンピック。今日になってようやくメールが来ました。

それが以下の内容

【今回、観客人数の上限が「収容定員50%以内で1万人」に決定したことを受け、その上限を超えている一部のセッションについてはチケットの枚数を削減する必要が生じたため、観客人数制限に伴う販売済チケットの再抽選を実施させていただくこととなりました。】

まあ、その他、色々書いてあったのですが、要約すると

「観客人数の上限が収容定員50%以内で1万人の決定」により、なんと「7/6にチケットの再抽選を実施する」ということ

むむむ~、再抽選を今更するんですね。

っていうか、今更こういうメールが来るとは、まあ、大会運営側もドタバタでどうにもならず、本当に事務スタッフは大変な状態なのでしょうね~

1ヶ月を切ってこんな世界大会、まあ過去に無いでしょうね。

 

個人的な気持ちを言えば、もはやどうでも良いといえば良かったのですが、関心がある競技で当選していたのはあったので、まあ、「あらまあ」という感じです。

まあ、外れたら外れたでしゃーない、と思えるほど、気持ちは燃えていませんけどね

ただ、再抽選とは別に払い戻しも受付けるとのこと。もう熱が冷めてしまっているので、どちらでも良いや、と思っていた他の競技は払い戻ししちゃおうかな、と。

まあ、それにしてもオリンピック、スポーツ選手には花舞台だから是非、奮闘して頑張ってもらいたいのですが、それとは別に、現場で働いているスタッフはほんと、大変ですよね~。

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今月も残りわずか、元気に暮らして参りましょう

2021年06月23日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です

 あっという間に6月も下旬。私はというと(土)(日)と子ども連れご家族向けの「田んぼと畑の耕育教室」を開催し、ヘロヘロになりながらも「やっぱり田んぼの力は凄いな~」と思いました。コロナも2年目となると昨年よりは警戒度は大分下がっていると思いますが、それでも子ども達を外で遊ばせる必要性、あるいは親御さんも「自然とかけ離れた仕事をしていて、このままでいいのか?」という疑問を持っている人が増えているのを感じます。

 実際にそんなことを話してくれた親御さんもいました。そんなご家族が田んぼに素足で入ると、やっぱり体は素直に反応し、心も柔らかくなるんですね~。先月と比べても今月はさらにキャッキャとみんな楽しそうでした

 土曜日は少し小雨だったのですが、「体に貯め込んだ電磁波を地球にアースしましょう」と言うと、道端で見学しているだけだったお母さんが「私も入ろうかな」と裸足になって入る姿も。私も実際はよく知らなかったのですが、何年か前に「電磁波過敏症」の方にお会いして、「月1回、庭に鉄板を敷いて裸足になって電磁波を抜くんです。スマホも長くやると気持ち悪くなるし、電子レンジなんかも駄目で、子ども達が『お母さん、レンジ使うよ』と声をかけてくれるので、その時は離れるんです」なんていうお話を聞いて、「あ~、化学物質過敏症と同様に、電磁波も過敏症が本当にあるんだな~」と実感したものです。

 そんな話をすると、「リモートワーク三昧で、コロナ禍前より電磁波を貯め込んでいる」という意識になるんでしょうね。みんなこぞって田んぼに入ってくれました

 今は香害も認知されるようになってきましたが、まあ、あと2~3年で電磁波過敏症なども世間に認知されていくんでしょうね。認知されるということはそれほど広く一般的に症状が出てしまう、というあまり良い話ではありませんが、花粉症しかり、昔はなかったアレルギー反応がどんどん増えていくのも近代では仕方ない問題ですよね。まあ考えてもしょうがないので、出来るだけ普段の生活が自然に触れる生活をしましょうね。

 梅雨に入ったと良いながら土砂降りが無いので教室も無事開催出来ましたが、それにしても雨量が少ないです。農家のみなさんとも「畑がパサパサだな」と語り合っています。小雨ぐらいでは地表が濡れるだけで中までは染み渡らないんです。梅雨はやっかいですが、雨が降らないと夏に向けて地面の温度も下がらないし、地下水も増えないし、山に蓄える水も不足してしまいます。夏場の水不足や猛暑は命に関わりますから、もうちょっと雨が降って欲しいものです。

 まあ、そんなこんなで今月も終わりです。コロナだろうが何だろうが、きちんと野菜中心の食事で健康第一で暮らせば大病にはかからないはずです。朝にきちんと起きて体を動かして家事や仕事をきちっとし、たまに屋外で体を動かし、よるはちゃんと眠って規則正しく元気に過ごして参りましょう。 

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今月3回目の「田んぼと畑の耕育教室」でした!

2021年06月20日 | 農的体験・生活

先週は「特別追加開催」でしたが、昨日、今日はご飯ありの正式開催の「田んぼと畑の耕育教室」

週頭の天気予報では、土曜日は少し小雨が2~3時間程度降る予報で、大したことなかったのが前日ぐらいに変わって、ほぼ1日中小雨となりました

まあ、それでも1~2㎜程度でしたので、全く問題なく、キャンセルもほぼ無しで80人近くの参加でした

日曜日は9時までは降っていましたが、開始時刻の10時には雨も止み、ある意味ちょうど良い聞こう

まずは、午前は田んぼで「草取り」という名のものとお遊び

無農薬田んぼはヒエとの戦いです。

こんな感じで稲との区別がパッと見では素人ではわからないんですね。

私も良くみないとわからないし、たまに間違います

これをわかる人には教えて抜いてもらい、あとはオタマジャクシを捕まえたり、カエルを捕まえたり、走り回ったりの泥んこ遊び

小さくても全く泥が怖くない子、先月は恐る恐るだったのが今月から好きになった子、まだ長くは入れない子などいろいろな子がいますが、最後はみんなが好きになるのた田んぼの魅力ですよね~。

そんな田んぼに今年登場したのがウシガエル。

昨年まではいなかったよな~?

この辺りまでいなかったのが、良く見るようになってしまった感じです。

イノシシや猿が出た、とかよく騒がれる事が多くなりましたが、ウシガエルもこの辺りまで勢力を伸ばしたんだな~。

さて、田んぼの泥んこのまま、次はジャガイモの収穫。

実はこの辺りはみんな豊作なのですが、根本さんの畑はどうも調子が悪く、「こりゃ大不作だ」という感じだったのです。

ところが、何がどうなったのかわからないのですが、全く生育がしなかったジャガイモは6月に一気に生育しまあまあの収穫量に

まあ、1人1コンテナこのぐらいあれば、満足でしょう

そして、午後はザリガニ釣り。

「エサの付け方」×「糸の垂らし方」で5匹以上の人もいれば1~2匹止まりの人もいて、腕の差が出る結果となりました。

お昼も美味しく、子ども達も楽しんでくれました。

体力勝負のこの仕事ですが、昨日も今日も楽しかった

 

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梅雨到来、釣ったザリガニ食べてみました

2021年06月16日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスの手紙です

関東がようやく梅雨入りしましたね。5月下旬ぐらいから、あれよあれよと西日本が梅雨入りし「こんなに早く梅雨入りしちゃうのか!」とびっくりしていたら、関東以北だけお預け状態でした。

それがようやく梅雨入りとなりました。梅雨入りといっても土砂降りは無く、今のところ晴れたり小雨がサラリと降ったりが多いですよね。

梅雨の一番嫌なのは高温多湿の中で草がどんどん伸びること。雨が降ると作物は湿気で弱りやすいものもあるのですが、何せ雑草は生命力は最強なので全く問題ありません。その上でたまの晴れ間で日差しが差すと、もうあっという間に草だらけになってしまうのです。

しかし、畑やぐちょぐちょで草取りなど出来ないのが梅雨。梅雨が明けた頃にはもう草ボーボーとなってしまうんですね。

 まあ、そういう意味では今年は雨が今のところ少量なので畑仕事に支障はありません。ただ、暑い夏の事を考えると、やはり梅雨でしっかり雨が降って山々に水が蓄えられ、下流に住む私達にもきちんと水が不足無く届くようになってもらいたいわけです。

 そして地面をいったん冷やして夏に向かわないと、とんでもない暑い夏になってしまいます。一昨年の夏はもう7月がうだるような暑さで倒れそうなぐらいでしたが、昨年は長梅雨で7月下旬もカンカン照りにはならなく比較的気温が高く無かったんです。

そういう意味で、梅雨はじめじめして嫌なものですが、個人的には多少は雨がきちんと降って、なんとか真夏日到来の時期が少しでも後ろ倒しになれば良いな~と思っています。

 この前の日曜日は「田んぼと畑の耕育教室」の追加開催日でしたが、雨が降らずにちょうど良い気候で良かったです。昨年の反動で今年は参加者数が多すぎて収容しきれないので、特別開催日を設定したのです。初めての方が半分でしたが、田んぼに素足で入って本当に気持ち良さそうでした


 そして一番のメインはザリガニ釣り。今時、珍しい土塁の用水路でスルメをエサにザリガニを釣り上げます。

最初は当たりが来なかったのですが、スポットを少し空けたら1分間に3匹釣れるほど入れ食いにそして普段はもち帰らないのですが、今年は中1の次男が「食う」と言ったので、大きいものを4匹持ち帰りました。 

 実は数年前に農家さんが「ザリガニは美味いんだよ。川魚料理屋では高級食材なんだよ」と言ったので、持ち帰って次男と食べたのですが。ところが旨味は抜群だったのですが泥臭くてまあまずかったのですそしたら「泥抜きしないとそりゃまずいよ」と教えられて、今年はそのリベンジをしようとなったのです。


 今回はきちんとレシピを調べて泥抜きをし、酒に漬けてから茹でました。

そしたらこんなに真っ赤に。

そして背わたなとも取り除いて食べたのですが、これが美味いカニより美味いのです

1つはさっきまで生きていたというのもあるのでしょうが、身もエビよりも引き締まってダシが利いている感じなのです。ただ、処理に手間がかかるのと食べられる身の部分が少ないので、確かに高級食材だな~と。しかし何事も経験ですね。

もし、大物が川にいるのを見つけたら、みなさんも捕まえて試しに食べてみたらいかがですか?

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「田んぼと畑の耕育教室」ザリガニ今年も入れ食い!

2021年06月13日 | 農的体験・生活

5月からオンシーズンに入り、なんだかんだいってドタバタと日々が過ぎさっています

(土)(日)は農村教室イベント、月曜日は子ども達への英語お勉強会、時間があれば子ども達が読んでいるONE PIECEに追いつこうとマンガ読んでいます

さて、そんな感じであっという間に6月ですが、今回は「田んぼと畑の耕育教室」の特別日。

今年は申込者数が多すぎて参加出来ない方々が多く、そういった方々向けに受け皿として設定した特別追加開催日です

毎年、人気がある月なので追加をする事が多いのですが、そうするとそんなに集まらないんですよね

やっぱりお食事ありの通常開催日に申込みが固まるのですが、それでも今年は10家族ぐらいお申込みがありました。

キャンセルもあり実際は9家族といつもの半分以下。

スペースもゆったり使えるし、何より運営側のこちらも心の余裕があって、のんびり参加者とも話せて楽しめました

こちらが余裕があると子ども達とのコミュニケーションも豊富に出来たのでしょう、小さな子がずっと私のところに来て話しかけていました。可愛い

 

さて、プログラムとしては、やはり田んぼです。

広々とした田んぼで泥んこを思いっきり楽しんでもらう事。

もちろんベテラン勢は草取りをしてくれましたが、初めてのご家族は稲の合間を楽しそうに歩いていましたよ

毎年、「田んぼってこんなに気持ち良いんですね」という親御さんが多いのですが、みなさん、普段、素足で砂や泥に触れることから遠ざかっているのでしょう。あるいは電磁波を体に貯め込んでいる生活が続いているのでしょう。

体を地球にアースする、という表現がありますが、本当に気持ち良いんですよね~

午後はまずは落花生蒔きです。

10年目のこの教室、カラスもえさ場として落花生を食うようになってしまい、年々、被害が拡大しております。

今回は99%食われたので、釣り糸を張ることになりましたが、種まきは30人ぐらいなので、みんなで1粒ずつ丁寧に蒔いてもらいました。

また、ちょっと早いのですが、半分ぐらいの株が2~3粒、ミニトマトをつけていたので、1人3粒、少量ですがその場でとって食べてもらいましたよ

完熟したのは「甘い~」とみなさん大喜びでした

最後にちょっと移動して今回のメインのザリガニ釣り。

篠竹で釣り竿を作ってもらい、スルメを結びつけていざチャレンジ

最初は当たりがあまりこず、「今年は外れかな~」と思っていました。当たっている人はいたので居ることは居るのですが、豊漁じゃないかな?と思いつつ、スポットを変えてみました。

そうしたら突然の入れ食い

もう入れたら食いつく、という感じで1分で3匹ペースで釣れました

やっぱり釣れると楽しい

今回は参加人数が少なく私も余裕があるので、主催者ながら久々に自分で釣りを楽しんじゃいました

ちなみに、こいつが今回の最大ボス。

次男が「ザリガニ食いたい」と言っていたので、小さいのは全部リリースして大きめ4匹だけ持ち帰りました。

以前、食った時は無茶苦茶泥臭くてまずかったのですが、農家さんに聞いたら『泥抜きしなくちゃ駄目だよ』とのことだったので、現在、泥抜き中です

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5月を過ぎ、6月も忙しい時期です

2021年06月09日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です。

6月に入りました。農村で最も忙しい時期の1つが5月だとしたら、6月は楽なのかというと、なんだかんだ言ってやっぱり忙しい時期です。

まず、5月が忙しいのは「夏野菜の苗の移植時期」だからです。夏野菜というのは霜にあたると一発でやられてしまいます。「遅霜も八十八夜まで」という言葉があるように、八十八夜を過ぎると霜が降りないと言われているので、夏野菜を一斉に植え付けます。畑だけでなく田んぼもやっている農家さんは、稲の苗も植え付け時なのでいっそう多忙になります。そういうことで、なんだかんだいっても5月は最も忙しい時期なのです。

 じゃあ、6月は何故忙しいかというと、それは「草との戦い」がスタートするからです。農薬を使う一般的な農家さんとの決定的な差は、やはり除草剤を使うかどうかにあります。もちろんトウモロコシは殺虫剤、梅雨時や夏場に病気になりやすい葉物は殺菌剤などを使うのが当たり前になっていますが、有機農業においては「旬のものを健康的に作る」ことで、農薬を使わなくても病気や虫をある程度防げます。ところが草はそうはいかないのです。

 篤農家の家は「3代にわたって草をとり続けてきたことで、草が生えにくい」なんて聞きますが、そういった家はごくわずかです。やはり、草はとってもとっても切りがないもの。農薬を使う一般的な農家さんは、いまはひたすら除草剤を撒いていますが、その横で有機農業の現場ではひたすら草取りをしています。もちろろん草が出ないよう工夫はしていますが、それでも出るのが雑草。

 さらに梅雨が重なると、「水分たっぷり、気温も高い」で、草にとって最高なのです。ぐんぐん伸びる草に対して、人間にとっては雨降りの日に草をとるのはなかなか出来ません。ということで、6月は雨の合間をみながら夏野菜の手入れや収穫をしつつ、なんとか出来る範囲で草を退治するのが仕事なのです。

 ちなみに私の師匠のおかげさま農場の髙柳さんは、油を絞るために菜種を栽培しています。その収穫時期がなんと忙しい今なのです。先月末に1.7反歩(約540坪)の菜種を手で刈り取り終え乾燥をさせていましたが、今から脱穀に入ります。

 脱穀といっても機械は使わず「弥生時代式だな」と本人もいうように完全手作業です。ブルーシートを敷いてそこに1枝ずつ手で叩きつけて脱穀するのです。それをかき集めてゴミを風選で取り除き、ハウスで乾燥させる作業があるので、まあ、大変なのです。更に小麦の収穫も今なんです。つまり、畑で夏野菜の手入れや収穫に合間に草取りをしつつ、田んぼ仕事にさらには菜種の脱穀、さらに小麦の収穫とまあ、大変なわけです。


 ということで、今月も農村は農家さんは忙しい日々を送っています。雨の日は野菜にいつも泥が多くついていることもありますが、農協出荷と違って毎日出荷しなくてはならない有機農業の農家さん達が、レインコートを着ながら時には蚊にさされながらも頑張っている姿を思い浮かべて、ご理解頂ければ幸いです

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あっという間に6月です

2021年06月02日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

あっという間に6月です。

余談ですが今年の春に初めて「ワンピース」というマンガを子ども達が読み始め、はまっています。それに連れられて私も読んでいるのですが、なにせ90巻以上あるので読むのが大変でも面白いですね~。


 そして私は春から中1の子ども達に英語のお勉強会を始めました。4人の新中1生に話を聞いたら全員が「英語は嫌い」というところから始まっているので、まずは楽しい、と思ってもらう事、それから「わかる」になるよう、最新の学習法と自分の考えをミックスさせながら、毎週1時間のために準備に5時間ぐらいかけています。

 今は小学校でも英語の授業があるのですが、わけがわからないまま英語で応答させられるので、「良くわからないことをやらされている」となり、嫌いになっているようです。

 しかも中学校でも同じ流れで、なんと板書をノートに書き写すという時間が無いのです。例えば「Do you like~?.」はどういった基本構造なのかを教える事に時間を割かないので、良くわからないまま授業が進んでいるのです。

 まあ、そんな英語を楽しく効率よく学べるよう知恵を絞っていたら、5月もいつの間にか終わりです(^_^;)
 
 さて、先週の土曜日は『食と命の教室』で、油用にゴマ・ヒマワリの種を蒔き、また、菜種の刈り取りもました。

 日本はもともとは菜種油文化だったのですが、大豆やコーンなど色々な原料を混ぜて絞った油のドロドロ成分を化学処理で分離してサラサラしている「サラダ油」が開発され、主流となりました。

 ただ問題は原料が遺伝子組み換えであること、また、大豆などは普通に圧搾しても油が出ないのでヘキサン抽出といった化学薬品で溶かすこと。化学薬品が微量ながら残っているわけで、農薬と同じで健康に害が無いと実証されているのですが、体が弱い人は体に症状が出る人もいるわけですね。「そんな油は食いたくない」と、教室長で農家の髙柳さんは油用に色々栽培をしています。

 菜種は11月に種を蒔き今が刈り時です。乾燥させ、脱穀し、ゴミを取り除いて水分11%以下に乾燥させてから「圧搾→不純物の沈殿→濾過」をすることでようやく油になります。

 これが本当に大変なのです

 やってみればわかりますが、500㎜ℓ2000円ぐらいでも「売りたくない」と思っちゃいますよ。

 また、ヒマワリ、ゴマは今が蒔き時で9月が刈り取り時期。同様に脱穀、乾燥をさせて圧搾します。化学抽出をしている油は200℃ぐらいの高温処理をしていますが、生圧搾油はとてもきれいな色をしていて見るだけで美しいんですよ~

 もし、ヒマワリを最低20本育てられる場所があり、乾燥させられるビニールハウスなどがある方は、今ならヒマワリ油作りの仲間になれますのでご相談下さい

 そういえば、菜種の刈り取りをしていたら、キジの巣と卵があったのです残念ながら巣は崩壊し卵も死んでいる状態。普通、キジは草刈り機が近づいてきても逃げずに卵を守るのですが、髙柳さんいわく「親鳥が蛇かハクビシンか何かに襲われたんだろうな。それで巣も放棄されちゃったんだろうな」とのこと。厳しいですがこれも自然ですよね。

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コツコツ畑に通ってます

2021年06月01日 | 農的体験・生活

東海まで梅雨に入ったと言いますが、その後、関東はずっと梅雨に入らず、「東海までの梅雨って本当に梅雨だったのかな~?」という感じですね

まあ、人間が区切りとして梅雨入りとかを決めているだけで、自然にとっては関係ないですけどね。

さて、今年はちょくちょく畑に通えているので過去最高の手入れが出来ています

まあ、草が取り切れているかといえば、そうでもないのですが、なんだかんだいって週3回ぐらいは普通に行けているので、ボチボチ作業が進んで嬉しいです

そういえば、畑の横にある桑の実もたくさん実ってきたかな、と思っていたのですが、見てみたら、いつのまにかほとんど無くなっていて、良く見たら地面に落ちてしまっていました

落ちたばかりであろうものと、木になっていた2~3粒をかき集めて、家に持って帰ったら、なんとうちの息子の中学校には桑の木があるようで、「部活の時、ちょこっと食べているよ」とのこと。あらまあ、珍しく無いなら、あえて持ち帰る必要は無かったな~

そういえば、1つ、宙ぶらりんとマジックのように浮いたんです

実はクモの巣です

まあ、クモの糸って、アメリカの軍隊などが防弾チョッキなどの繊維として研究していると言うぐらい、細さに対して世界で最も耐久力があるそうで、ほんと、凄いでですよね~。

あと、話はずれますが、農村では車の中にクモが住み着くことも良くあって、夕方に駐車場に入れて良く朝に車に乗ると糸が張られていることが良くあるんですよ~

さて、植え付けた野菜も良く育ってきました

こちらはキュウリですね。葉っぱがマルチにつくと熱くて枯れちゃうので、草取りしたのを敷き藁代わりに敷いています。草も退治出来るし作物も守れるし一石二鳥

こちらはスイカ。昨年見つけた「しゃりっ娘」という小玉スイカ、しゃりしゃりしていてマダーボールより割れにくく、小玉スイカとして私の中ではヒット種です

こちらはオクラです。いつもはネキリムシにバッタバタと倒されていくのですが、今年は被害0。今年は良いぞ

そしてパクチーもぐんぐん育ってきました。我が家では息子と私が「パクチー&ニンニクみじん切り&鷹の爪&ソルト&オリーブオイル漬け」が夏場にとってもおいしく食べられるので、今年はたっぷり作っています

そして今日、ついに初収穫です

サツマイモも根付いたな~。いつもは晴天が続いて枯れちゃうのも出てくるのですが、今年はちょうど適度に雨が降ったので枯れたのは1~2苗で、ほぼばっちり根付きました

ニラも初摘みは終わったので、これからは柔らかい春ニラとして食べられます

今年は5月がなかなか温度が高く、全てが順調。しかも適度に雨があって何よりです。

まあ、この後、猛暑が来ない事を願いつつ、草取り、本格的な梅雨が始まる前に頑張ります

 

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