半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

背中を洗う方法

2014年08月29日 | 素敵な家族・子供との時間

お風呂場の出来事。

子ども2人と一緒にお風呂に入っていたのですが、年長の子が背中を洗うというので「自分で洗えるの?」というと、しばらく考えて「そうだ」といって、なんと石鹸をお風呂場の床にこすりつけ始めました

な、なるほど・・・

ということで、石鹸をこすりつけた床に寝そべって、背中をごしごし

それを横で見ていた小2の子も同じことをし、2人で寝そべってごしごし

あほやな~、というか、ある意味天才

 

タオルを使うと思うのが大人の考えで、子どもは床に石鹸をこすりつけるということを考えるわけで、いやはや、子どもの発想は凄いな、と思った瞬間でした。

しかし、あほやな~、いやいや、天才か

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高柳さんのお話

2014年08月27日 | 農的体験・生活

先週の「食と命の教室」の振り返りで高柳さんのところを訪れたのですが、色々な雑談の中で、ちょこっと話に出たのが「先生」や「教育」のこと。


高柳さんは、農家さんですが、色々知っています。

例えば、「物理は面白いよね~」という話が出ました。

何かと言うと、例えば高柳さんは「太陽は気体というが、何で宇宙空間でなくならないのか?」と思っていたそうですが、鉄でさえ数千度になると気化する、ということを聞いて、合点がいったそうです。

「火葬の場合も、高温で焼いてしますうと骨がなくなっちゃう。骨も気化する。

原爆で影だけ残っているのは、一瞬で体が気化するほどのエネルギーだったから。

そういったように、ものには3相があって、個体、液体、気化とどんなものでも変わる。

そんなことを考えると、物理は面白いよね~」

と言うんですね。

農家さんですよ、高柳さんは

 

そして「数学も、あれは抽象概念だから、何故数学が必要か語らないとね。例えば家を建てるのも、サイン、コサインとかあって、柱を直角に建てるとか、一番良い比率を考えるとか、どんなところで使うか説明しないとね」と言うんです。

で、私が「そういった先生はいないんじゃないですか。多分、成田市でも数名ぐらいだと思いますよ」と言ったところ「それはかわいそうだね~」という話になったのです。

 

よく話すのですが、その教科が好きになるかは先生次第ですよね~、ということ。

高柳さんも「そのとおりだと思うよ。「教育=教師そのもの」だから」と言います。

そして「どんな教科の先生も、根底に『教育とは生徒を立派な人に育てること』という思いがあるでしょ?」と言っていました。

 

どうでしょうか?

「あ~、この先生は、生徒を立派な人に育てたいんだな」と思える先生って、どれだけいるんでしょうか?

高柳さんの言う「立派な人」というのは、「立派な大人」ということで、算数や国語の点数がとれる人という意味ではありません。

でも、私が子どもの頃を振り返っても、「君達には立派な大人になってもらいたい。だから今、これをきちんと勉強して欲しい」といったスタンスで望んでいた先生は、ほとんどいなかった気がします。

もちろん、全力でぶつかってきてくれた先生はいました。

また、自分の教科を好きで愛しているんだろうな~、それを伝えるのも楽しいんだろうな~、という先生は何人かいて記憶に残っています。

そういう先生のことは好きだったし、授業にも身が入りました。

 

ただ、高柳さんの言うところの「立派な先生」というのは、時代背景が違うせいか、本当に凄いんです。

高柳さんが中学卒業後に進んだのは、南房総にある農村中堅青年養成所というところでした。

そこの先生達は、「農業も素晴らしいが、大切なのはどう生きるかだ」ということを語る先生に数多く出会えたそうです。

「何故、農業をやる必要があるのか?」といった根本的なところを、議論したり、語りあったそうです。

 

そして、最も大切な教えは「農業を通じて立派な大人になること」だったそうです。

農業技術を学ぶのが目的ではなく、仕事を通じて社会の役に立つ立派な大人になる、それが目的と先生が明言していたわけです。

例えば、養成所の隣のびわの品種改良をしているところで、びわが盗まれた事件がありました。

数千種類の組み合わせを何年もかけて成果をみて、良い組み合わせを探しているところなので、食べられてしまうと、また最初からやり直しで大事なわけです。

そして、犯人は隣の養成所の青年達ということがわかっています。

ところが、先生は生徒を叱るとか、犯人を捜すということはせず、びわの品種改良がいかに大変か、そこで働いている人達がどれだけ努力をしているか、そして、それを盗んで食べるのはどういうことかを説明して終わるのです。

そして、翌日、食堂にはびわがてんこ盛り。

それが先生達のメッセージなわけですよね。

 

後々の同窓会で、犯人が「あれには参っちゃったよな。あんな対応されちゃ、二度と盗めないよ」と言っていたそうです。

そういった先生の中には、例えば、満州から帰国するときに、日本人を殺せという集団に出くわした時、自ら進み出て、自分達は戦う気がないこと、などを申し出た結果、ギリギリのところで逃がしてもらえることがあった、という人もいて、その場にいた人は「あの先生がいたから私達の命がある。本当に勇気がある人はああいう人なんだ」と言わしめたような人がいるそうです。

世界が違うというか、時代が違うのもあるでしょうが、凄いですよね。

そんな先生達に囲まれていたためか、高柳さんは「そういう意味で、今の人達はかわいそうだな」と言っていました。

ちなみに、そういった先生達がいた養成所だから、県か国の方針にも先生達が沿わないため、ゆくゆくは閉鎖されてしまったそうですが。

 

実際のところ、これは先生の質の違いというより、大人全般の質の違い、時代の違いだと思います。

古きよき日本人、第二次世界大戦中でも現場では、台湾や韓国の人からも「日本人は違う」と言わしめた日本人。

現地で神として崇められている日本人もいるわけです。

そういった気骨ある、立派な大人の日本人の雰囲気を体験し、体現しようと生きている数少ない生き字引が高柳さんなわけで、そういった時代を思うと、今、自分の襟を正したくなるわけです。

私はこんな時代でも、当時のことを学べるから、そしてそれを体現している高柳さんに会えるから、高柳さんのところに通っているんですよね。

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映画「三里塚に生きる」

2014年08月24日 | 素敵な空間・イベント

三里塚在住の知人に誘われて「三里塚に生きる」という映画の試写会に行ってきました。

空港反対闘争を撮り続けてきたカメラマンが監督となり、45年ぶりに現在も生きる三里塚の農民達にカメラを向けて映像化した映画です。


新東京国際空港は、当初は富里村(現、富里市)に作られる予定でした。
しかし、富里の反対から突如、国は成田市三里塚付近に変更し、それを決定しました。


私も最近知ったのですが、空港周辺の農民達はいわゆる「開拓民」が多いのです。
例えば、三里塚周辺には沖縄出身の方が結構います。

どういうことかとういと、大東亜戦争の時に、沖縄や各地方から「移民」を募り、満州に移った人が、戦争終了後、戻るところがなく、政府が満州と動揺に「新たな開拓地」としてあげたところの1つが、現在の空港周辺だったそうです。

農民には、日本中世からずっと代々住み続けてきた土着の農民もいれば、明治以降に開拓民として入植し、人力で木を切り倒し、切り株を引っこ抜き、土地を開墾してきた農民もいます。

空港周辺に住んでいた農民は、多くが開拓民だったそうです。

命をかけて満州に渡り、死に物狂いで開墾した土地を戦争に負けたことで手放し、命からがら帰国し、再度、開墾して手に入れた土地。
そこを、「また、手放せというのか、冗談じゃない」と思うのは当たり前です。

そして、空港反対運動が始まりましたが、反対運動をしているときは、奥さん達は、運動のためにご飯を煮炊きし、男達は反対運動に時間が咲かれるので、田畑が耕せなかったそうです。

そのため、生活が苦しくなっていく。

そこに、お金の力で土地を売る人達も出てくる。

そんな中に、学生や過激派などが応援に続々と入ってきて、闘争は大きくなっていくわけです。


その反対運動が始まってから40年以上経った今も、多くの人が大地に根付いて生きています。

私も何人か知り合いがいますが、数年前、空港の中に畑と家屋があり、実際にそこで暮らしている人がいることを知った時はびっくりしました。飛行機が飛ぶ度に爆音がして会話が聞こえないので中断せざるを得ない環境なのです。

とてもびっくりはしたのですが、冷静に考えると、みんなそういうふうに暮らしてきたところに突如「空港建設」が決められ、周りの仲間は土地を売ったり、強制的に奪われたり、切り崩されていき、50年前は普通の農村風景の1件だった家屋と畑が、今は周りががらりと変わり空港になっている、という現状なのです。

自分の住宅地の周りが空港になり、頭上を飛行機が飛んでいくなんていうことは、想像できませんよね?
空港の中に畑を持ち、昼間のピークには2分に1回、爆音と共に頭上を飛行機が飛ぶところで生活している人がいるんです、実際に。
それが実際に成田空港なんです。


私はその程度のことしか知らなかったのですが、今回映画を観て知ったのが、未だに団結小屋に住んでいる方がいること。また、反対運動を今も続けている方の心の中に、仲間が自殺したことが大きく今も三里塚から離れない根拠になっているということ、などなど。

人が死んだ後も、空港は作る、という方針は変わらず、結果的に、田畑や農民が住んでいる家屋を囲むように作り上げられているいびつな空港になってしまったわけですが、終わることのない、今も何も解決していない問題なんですね。

また、今回の試写会が凄かったのは、映画の登場人物10人の内、半分が実際に観に来ていたこと。

顔を知っている何人かと話をしましたが、ある人は「とても重くて途中で見ていられなくなった。でも1つ1つ見て、だからああだったのか、といろいろなことが繋がった」と30分近くうなっていました。

成田市民として、いつかきちんと学ばないとと思っていましたが、人を殺してまで作った空港の中や周辺で今も生きている人のことを思うと、どうにも言葉出ませんでした。

1つ1つ、時間をかけてかみ砕いていきたいと思いました。

以下、映画の予告です。映画は11月に公開予定です。
映画『三里塚に生きる』特報(第一弾予告編)

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食と命の教室 ヒエ採りなど

2014年08月23日 | 農的体験・生活
今日は「食と命の教室」でした

暑い日が続いていて、今日は天気予報で蒸し暑いとのことだったのですが、午前は曇りで、午後は雨が降ったためとても涼しく、久々に快適な1日でしたよ

さて、今月も新しい参加者が神奈川県の綾瀬市から3時間かけてきてくれました


そして、いつもの朝のご挨拶のお時間。

今の時期は農作業としては微妙な時期です。

秋冬野菜というのは、お盆前、そして9月1週目以降に播くのが普通です。

お盆前は、キャベツやブロッコリーなどの苗を作るためにポットに種を播きます。
また、畑にはニンジンを播く時期です。

大根は9月6日以降が良いといいますし、葉物はもう少し遅めに播きます。

となると、8月下旬は種播きをするというのはあまりありません。

せいぜい、ニンニク、らっきょう、玉ねぎなどを今の時期から9月のお彼岸までに播くという感じでしょうか。


そんな話をしたり、ご質問を受けたりしながらゆったりと過ごした後、今日の作業は田んぼのヒエ取りとなりました。

高柳さんは田んぼも無農薬。
実は十数年前は除草剤を使っていたそうですが、栃木県にある民間稲作研究所の稲葉さんと出会ってから「やっぱり田んぼも無農薬でやらねば」と思って、切り替えたそうです。

ちなみに稲葉さんは元教師。生徒に指導をしていたけど、除草剤はダイオキシンの一番の原因になっていて、散布したら無くならないで環境に残る。
不良の生徒の生活実態やどんな食べ物を食べているかなども調べたり、色々努力したけど、生徒指導より食べものを変えるほうがもっと大切だ、ということに気づき、無農薬でも稲作が出来るということを実証し、普及させていく研究所を作った方です。


そんなこんなで、大変な広さの田んぼを無農薬でやっているので、十数年、草を採り続けてこられていますが、やはりところどころにヒエなど雑草は出てしまうもの。

それをみんなで、稲をかきわけながら1つ1つ鎌で刈り取りました。


田んぼに入るのが初めての方、この収穫前にヒエなどの雑草を取るのが初めての方、ヒエを見るのが初めての方が多く、「ご飯は食べるのは一瞬だけど、それまでに苗を植えて、今日のように草をとって、ようやく出来上がるんだな~と思いました」という感想を漏らす方もいて、とても貴重な体験になったようです

ちなみに高柳さんが持っているのが雑草のヒエですね。
食べれなくも無いそうでうですが、食用のものとは品種が違います。



そして、お昼は、いつもの通り、お母さんの素敵な極上ランチ
毎回、本当に良くぞこんなに美味しいご飯を作れるものだ、と感動します


午後はいろいろなお話をしました。
食べ物の話、有機農業のお話、塩のお話、などなど。

特に参加が1回目、2回目の方は食いつくようにお話を聞いたり、質問をしていました。

そしておやつは、参加者の1人で、今年3月にメキシコに行って食べたスイカの種を持ち帰り、日本の自分の畑で育てた、というスイカを持ってきてくれました

このとおり、大きなラグビーボール型のスイカで、日本のものとは違うんですね~


中身はどうか?と切るところをみんなで見つめていましたが、見事にキレイな色


食べてみると、日本のものより少し柔らかめですが、水分が多く十分甘くて美味しかったです



メキシコでもスイカをたくさん食べるようですが、味は日本と同じなんですね


そして、今後の予定を決めました。

10月は味噌作り、11月は稲ワラ納豆作りをやる予定です

残り3回となった食と命の教室。

みなさんが充実するよう高柳さんとすりあわせ、準備していきたいです


特に稲ワラ納豆作りは面白いので、ご都合が付く方は、是非ご参加くださ~い


「食と命の教室」についてはホームページから→コチラ


楽しい時間はあっという間に過ぎるもの。
8月も終わりだな~。
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もりこび祭り

2014年08月22日 | 素敵な空間・イベント
今日はわらべ歌サークルの「もりこび」の「夏祭り」でした

今年は、もりこびが始めた幼稚園に子どもを通わすお父さん方がスタッフとして参加していたので、流しそうめんの竹の加工、花火の火つけ、野外劇場のライトアップのための薪の管理など、大活躍していました。

私はこんな仕事をしているので、色々、ママさん達の活動に顔を出すのが普通になっちゃっていますが、一般的な平日会社でお仕事をしているパパさん達にとっては、地域の活動、子育て、お母さん達の輪の中に入っていく場として、とても貴重だな~と思いました



それにしても、今年の演劇は凄かった

もりこびの代表の奥村さんが演劇あがりのため、毎年、お母さん達が役者で舞台をやるのですが、今年は野外の燃え盛る4つの炎の後ろで、お母さん達が白い衣装を着て、山、海、やまんばなどを演じていました。


その後ろは神社

闇夜の中の炎のゆらめきと熱気の中、お母さん達、白熱の演技をしていましたよ。

子ども達の目にはどう映っていたのでしょうね?


今年は昨年のように難しい言葉・歌中心の劇では無かったので、演劇としてわかりやすく、また演出もわかりやすく楽しく、昨年とは全く違う場が出来上がっていました。


毎年、夏の夜の芝居を見て育つ子ども達。

いいもんですね~

スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
そして、パパさん、自分もお疲れさんでした
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暑くても草取り

2014年08月21日 | 農的体験・生活
いや~、今日も暑かったですね~

昨日は6時~11時前、15時~16時過ぎまで草取りをしていましたが、さすがの農家さんも「今日は暑いな~」と言っていました


で、今日は8時半~11時半まで草取りとこれまた暑かった

ただ、2日間連続草取りしたんですが、ぶっ倒れなかったので体がようやく暑さに慣れてきたのかな?と思いました。

とはいえ、今夏のテーマは無理をしないこと。

明日はもりこびさんの夏祭り、明後日は食と命の教室と続くので、常に体に相談しながらやっていきたいと思います。



ちなみに昨夜、奥さんがエアコンを1年ぶりに掃除して今夏初のエアコンをつけました

もう、ここまでくると、エアコン無しでも大丈夫なんですけどね~。

寒いので私は別の部屋で寝ましたけど


西日は秋を感じる今日この頃。

暑い日が続きますけど、もうすぐ秋ですね~。
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ハッピーバースデー♪

2014年08月19日 | 素敵な家族・子供との時間
今日は私の誕生日

この歳だと、別に自分の誕生日が嬉しいわけでは無いのですが、子どもが「パパおめでとう~」と言ってくれるのが嬉しいわけです


さて、私の誕生日では外食やケーキを買ってくることは別に嬉しいことでも何でもなく、手作りの方が嬉しいのです。

ということで、ケーキはホットケーキを焼いて、そこに子ども達がトッピングするというパターンです。


こんな感じで何段も重ねたホットケーキに、果物を乗っけたり、あわ立てたクリームをたっぷり塗りたくります




完成~



そして、朝おねだりしておいたので、子ども達がそれぞれプレゼントをくれました

年長の子は、お手紙と絵本を作ってくれました


絵本は、家族4人で散歩に出かけ、川で魚にエサをやり、みんなでホットケーキを焼いて、仲良く寝ました、という4ページものでした



小2のお兄ちゃんは、お手紙と何とも凄いアイディアグッズをくれました

最初、私の指の大きさを計っていたので、指輪でも作るのかな?と思っていました。

ところが出てきたのはこれでした。
ペットボトルの中に子どもの絵が書いてある紙が入っています。


で、飲み口からペットボトルの中に指をつっこむと子どもの絵と握手できるというグッズでした

ちなみに子どもの絵の手のところは、私の指の大きさを計って作った紙で出来た指輪があって、そこにスポッっと指がはまる設計です。


よくもまあこんなものを考えつくものです

やっぱり、我が子は天才ですな~

とういことで、お腹いっぱい、楽しい時間を過ごすことができました。


ここまで生きてこれた体を頂いた親へ感謝、そして祝ってくれる家族に感謝感謝の時間でした
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LINEで繋がる

2014年08月15日 | 自分の時間
LINEが世の中で流行っています。

今は、スペインで日本以上に流行っていて、今後はスペイン語圏の南米で広がっていくんだって。


私はスマフォを持ちません。

というのは、四六時中、繋がっていたくないからで、必要性も感じません。


仕事などバリバリやっている人は、スマフォを普通に使いこなしています。
若い頃からスマフォが当たり前の10代は、あって当たり前です。

一方で、一般的なおばちゃんやお兄ちゃん達の中には、「使いにくい」という言葉が聞こえたりもします。


そんな中で、先日、仕事先で女子高生が「1日レスをしないと『生きてる?』って来るんですよね。めんどー」と言っていました。

おじさんの私でも、何となくわかる話です


しっかし、今や小学生でもスマフォでLINEやる時代ですからね。


子どもに「ゲームなんてやんなくていいよ」と私は言っていますが、それは私が小4ぐらいの頃にファミコンが出てきて、その魔力にとりつかれたから

あれは、面白いに決まっています

だって、大人が必死に考えて考えて、子どもを「病み付き」「中毒」にしようと考えているんだから。

それが、私の子どもの頃からさらに30年経って、よりシステムも高度になって、「病み付き」にさせる仕組みが出来上がっているわけです。


ところが、最近は「ゲームなんてやるな、馬鹿になるぞ」とか言う大人が少なくなってきていて、むしろ大人が積極的にやっています。

マクドナルド現象と同じ状態が出来上がってしまっているんですね。

というより、「ゲームをやるな」とかいう次元はとっくに過去のことになってい、今はスマフォのゲーム、あるいはLINEがメインです。


「ゲームをやるな」というのは、もはや古いというか、中心的な問題ではなく、「LINEで繋がったら、そこから抜け出せない」という方が問題のようですね。


でも、ゲームにしろLINEにしろ、一番の問題は「フリーな時間」が無くなることじゃないんでしょうか?

たばこと同じで、「あるからやる」という状態になってしまっていることではないでしょうか?


私でいえば、携帯ゲームを暇なときに昔は良くやっていましたが、今は、それが当たり前化、むしろ高度化している。


脳学的な話で言えば、決められたパターンの中で、極度の集中、局所(目、脳、指)を徹底的に反復することで、体を思いっきりつかって動かしたり、ボケーとしたり、何となく目の前を流れる雲を眺めたり、虫を捕まえたり、という世界とのつながりや時間が無くなってしまっていること。


そりゃ、おかしくなるに決まっている。

おかしくなるに決まっているけど、それがもう大勢になってしまっている。


恐ろしいな~と思います。


そもそも、小学校から高校まで、学校に1日のほとんどを拘束されて、偏った一方的な授業や教育を受けさせられて、文化や歴史や勉強の面白さをわからないまま、エスカレーター式に育てらてきたのが私の学生時代でした。

それだけでも問題なのに、塾に行くのは当たり前の時代がきて、塾ー学校ー家の3箇所が子どもの居場所の中心になってしまいました。

そして、更に空いたちょっとの時間を奪うのが、ゲーム、漫画だけでなく、より細かな時間を奪えるスマフォのゲーム、そしてLINEなわけですよね。


そんな子ども達はどうなっちゃうんでしょう?


子ども達の時間や関心や健康を奪う企業は、子どもの健全な成長を阻害する企業として、タバコみたいに「~な危険があります」といった表記をしたり、何かしらの法律で規制をかけた方がいいんじゃないでしょうかね?

だって、例えばフランスでは18歳未満は携帯保持禁止が法律で決まっているんですよ?

それは「携帯の電磁波が、毎日コーヒーを1杯飲んだ人が飲まない人よりも高くなる発ガン率と同じ影響が出る」という健康被害から青少年を守るためですけどね。


そんな感じで、ゲームやLINEのやりすぎは視力が悪くなる程度の話ではなくて「中毒症、依存症になり、かつ、不健康な生活習慣、リアルコミュニケーションスキルの低下、メールによるミスコミュニケーションによる人間関係トラブルを引き起こす危険性がある。さらに脳の発達時期に脳の一部に異常の負荷をかけ続けることになり、偏った脳の発達を促し、将来的に大きな問題が起きる危険性がある」といった感じで、警告を出せないものでしょうか?



うちの子もLINEをやるんだろうけど、それまでに、生きる土台となる健全な体と心をきちんと作ることが大切なんだろうな~。


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メダカちゃん、さようなら~

2014年08月12日 | 農的体験・生活
昨年の6月、田んぼと畑の耕育教室でたくさん我が家につれてきたメダカちゃん達。

1年越しで無事育ち、今年の6月の田んぼと畑の耕育教室で更に仲間が増えました

ただ、ここ数日、「あれ?どこにいったのかな?」と見当たりませんでした。。。

今日、改めて水槽を確認したが、やっぱりメダカちゃんが1匹もいなくなっている。。。

10匹以上いたんだけど・・・。

色々考えるにつけ、昨年から1年間一緒にいるフナが食うわけないし、ザリガニは既にいないし、そうなると、今年、新参者として入ってきた2匹いたウシガエルのおたまじゃくししか思い当たらない。。。

この前、ウシガエルになったから川に放流したウシガエルになったやつが、一気に食べてしまったのかな?


それとも、まだ水槽の中にいるおたまじゃくしが食ったのかな?


しかし、1匹残らずたいらげるとは、なんてこったい、って感じです。

トホホ
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田んぼと畑の耕育教室 流しそうめん、スイカ割り

2014年08月10日 | 農的体験・生活
この週末は台風の(土)(日)でしたが、「田んぼと畑の耕育教室」を開催しました

天気予報はびみょ~な感じだったのですが、参加者のみなさんの日頃の行いがよいのか、見事、雨に降られず、2日間、楽しく教室を開催できました


朝、準備中に、根本さんのお母さんがゴーヤをくれました。
中に1つ、完熟のゴーヤがありました。

ゴーヤの完熟した奴は、外見は黄色くなってしまってますが、中の種がこんな風に赤いゼリーのようなものに包まれて、これを食べるとなかなか甘くてちょっとしたスイーツになるんです。


沖縄の子のおやつにもなっていたようで、みんな始めてのようで、恐る恐る食べてみると「甘い



さて、まずはいつもの通り田んぼで大人は草取り、子どもは泥遊びです


5月末に田植えをしたので、ちょっと遅めでようやく穂が出てきたころ


大人は雑草として出てきてしまったひえの穂を摘んでもらい、子ども達は、泥んこ遊び。
背丈ぐらいの稲を掻き分けるのは、ジャングルを探検するようで楽しいんですよね~



そして、お昼は、なんと「流しそうめん」

根本さんが、朝、「流しそうめんシステム」を開発して作ってくれました

みんなで、トマトやきゅうりやシソを収穫して、採れたてを具材にしながらの流しそうめん


子ども達もシソを切るのを手伝ってくれました



みんなワイワイ、プチトマトはもちろん、たまに大玉トマトがごろんごろん

きゅうりを1本流す子もいたけど、それはさすがに流れませんでした


お腹いっぱいになった後は、枝豆の収穫。
5月に播いたのは、ほぼ鳩ぽっぽに食べられてしまったので、改めて育苗したのを植えたのです。
ちょっと早めだけど、イベントと収穫時期のタイミングがあってよかったです


さらに、プールで遊んだ後、お待ちかねのスイカ割りです

夏の定番はやっぱり楽しい


子どももお母さんもやった後、最後に決めたのはやっぱりお父さん


お見事


みんなでワイワイ食べるスイカはやっぱり美味しいですね~


そして、みんなで美味しく食べていたら、いつの間にかスイカの種飛ばしが始まっていました
田舎だからこそ出来る遊びですね。


ちなみに、土曜日は根本さんが特別に借りてきたかき氷の機械がありました。


ということで、みんなでかき氷、最高



この土日は台風の影響もあり、それほど暑くなかったけど、逆に適度な気温で過ごしやすかったです。

田んぼをやって、流しそうめんやって、トマトやきゅうりを採って、枝豆をとって、スイカ割りと、これだけ遊べば楽しいに決まっています


そして、来月はいよいよ「稲刈り&天日干し」です

鎌でザクッと切るときのあの音、手の感触、そしてオダにかける時の稲のかぐわしい香り、あ~、収穫の喜び、日本人はやっぱり米だよな~と思える瞬間です。

どれだけの方が来るかわかりませんが、頑張って準備しようと思います

詳細はホームページから→こちら


暑い夏を乗り切って、収穫の秋を迎えよう
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