半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

久々のでーもんさんと、うなぎ獲り仕掛け作り

2010年01月31日 | 農的体験・生活
 今日は、ひさしぶりに、でーもんさんのところに遊びに行ってきました

 この冬にそんなに畑仕事は無いと思っていたのですが、何と、今日は「うなぎを取るしかけ」を作っていました

 なんでも、お仲間が仕掛けを利根川にしかけて(漁業権が大丈夫だそうです)5月ぐらいに獲るそうで、これから仕掛けを沈めるそうです。

 まず、切り倒した竹の枝を鉈(ナタ)で、打ち落とします。


 そういえば、鉈なんて使うの、超久しぶりだな~。一昨年、鴨川自然王国で間伐をした時以来かな?

 そして、それを、鋸で適当な長さ(1mぐらい?)に切ります。

 
 あとは、節をぶち抜いて、両側に紐を通して、沈めるだけだそうです。

 鰻は、10本に3本ぐらいは引っかかるそうです。2~3ヶ月は、沈めて置くんでって。寝床にしてもらって安心して居つくようにするために、結構時間をかけるんですね~

 まっ、それにしても、でーもんさん、色々やりますね~ 「今のうちに準備をしておけば、こんな太い鰻が取れますよ。脂がのって美味しいんですよ。ほっほっほ」とのこと

 いや~、是非、一緒に鰻獲り、やらせてもらいたいです

 そして、一仕事終えたら、いつものとおり?大根と白菜の漬物をどっさり頂きました

 さらに、今回は「これ持っていって食べて」といって、手渡されたのが「干し芋」。


 切干大根と同じように、干し芋も簡単に当たり前に作っちゃうんですね~

 まっ、原理は簡単で、ただ干すだけだから、誰にでも出来るわけですが、そういったことが「当たり前に」にやっていないと、やろう、という意識が自然には湧いてこないものですよね。

 で、食べて見たら、分厚く噛み応えがあるけど美味い

 いや~、是非、干し芋、我が家でも作ってみようっと

 それにしても、でーもんさん。83歳で、7mはある竹をかついで引っ張ったり、鋸で竹を切ったり、本当に筋力・体力があるんですよね~

 やっぱり、普段の生活で体を使っているからなんでしょうね。鉈なんて、普通には使わないけど、でーもんさんは、普通に使っているわけで、鍬(くわ)、鉈(なた)、といった昔はよく使われていた道具を、普通に日常的に使う生活をするのが、長生きする秘訣、健康であり続けるコツなんでしょうね。

 私の家の周りにも「ウオーキング」をして健康維持をしているご年配夫婦が良くいますけど、でも、ウオーキングをしないときは、車で移動したり、家にいる感じなんですよね。

 一方、車は運転できいけど、自分の住む町を生活範囲にし、移動は基本は自転車、日々、体を動かす作業をしているおじいちゃんもいるわけです。おじいちゃんの方が明らかに健康なんですよね。

 そういった環境、そういった暮らし方、いいですよね

 私も年をとってもそういった生活をするような人生の歩み方、暮らし方をずっとしていきたいです
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奇跡のりんご・木村さんの講演会

2010年01月30日 | 素敵な空間・イベント
 今日は、無農薬でリンゴを作り、NHKの「プロフェッショナル」などで有名になった「奇跡のりんご」の木村さんの講演会の運営を仕事でしてきました。

 天気は快晴透き通った青空と暖かい陽射しのおかげでぽかぽかした中、私は駐車場係として、赤い棒を振っていました


近隣の知っている農家さんも続々やってきて、さすが知名度が高い木村さんだな~、と思っていました。

 残念なのは、運営側なのできちんと木村さんのお話が聞けなかったこと。途中から配達の仕事もあったので、モニター越しで最初の30分ぐらいしか聞けませんでした。

 ただ、歯が全く無いのに、腹式呼吸でよく聞こえるようにしゃべられていますし、何より誠実そうなお人柄が伝わってきました。

 木村さんのお知り合いの社長に聞くと、名誉欲、金銭欲は全く無く、ただただ、自然農法を広げたい、農薬や化学肥料を使わないような状態にしたい、という一心で、ご多忙の中でも講演会を続けているそうです。

 さて、木村さんがお話されていたことで、私が聞けたところまでの事をお伝えすると、、、

・日本は、世界でダントツで一番農薬を使っている国。ある国のガイドブックには「日本の野菜は、世界で最も農薬や化学肥料を使っているので、レストランで出された野菜は、極量食べないようにしましょう。あなたの健康を害する恐れがあります」と書いてあるそうです。(マジらしいです。。。冗談のような本当の話ですね。。。)ちなみに、世界第二位は韓国。ただし、韓国は国をあげて「自然栽培を普及させる運動」をしているそうです。(ちなみに、木村さんは、韓国に招かれ指導をしています。)

・昭和30年代に比べて、ガンによる死亡率は明らかに高くなっており、今は、3人に1人がガンで死んでいるそうです。昨年は、25万人がガンで亡くなったそうです。木村さんの大切な友人も、昨年ガンでお亡くなりになられたそうです。また、国の統計によると、日本人の多くが化学物質過敏症で、60%が糖尿病かその予備軍だそうです。

・自然栽培のご飯、有機JASのご飯、慣行栽培のご飯の3つをビンに入れて、2週間置いたものの写真が比較して並べられました。慣行栽培のご飯は、腐って、とんでも無い匂いだそうです。有機JASのご飯も、やっぱり腐っている。自然農法のご飯は大丈夫。これは何を意味するでしょうか?食べ物は、長いもので2週間は腸にへばりついてお腹にあることもあります。つまり、お腹の中で腐敗したままでいる、ということになります。

・山の畑の表土と50㎝掘ったところの温度差はどれぐらいあるかわかりますか?普通の畑は、何度も違います。でも、山の畑、木村さんの畑は表土も50㎝下も、ほとんど温度が変わらないそうです。

・農薬・化学肥料の発祥地であるドイツでは、80年も前から農薬・化学肥料を使わない運動をしているそうです。木村さんが行った時、ある農家が「化学肥料を使わないので、ジャガイモはこんなに小さくなってしまった」と言ったそうです。そこで、同じ畑、同じジャガイモで、木村さんが植えたら、大きさが全く違うジャガイモが出来たそうです。それは、暖かそうな所を選んだだからだそうです。

・窒素を主とした肥料が作物に吸収されるのはわずか10%ほどだそうです。残りの90%ほどは、ガスとなって空気中に消えていくそうです。10%しか吸収されない肥料を入れることがどれほど作物にとって重要なのか?それよりも土の柔らかさや温度の方が大切なのではないでしょうか?

・何十年もトラクターの大型機械で耕してきた畑は、踏み固められ、土が死んでしまっている。固くなってしまった層ができてしまって、そこは作物が根を張れない。だから根は横に広がる。本当は、地中深く突き刺さっていくはずの根が。なお、●●(忘れました。。。)の先生が調べたところ、地中●㎝以上の層より下は、4000年分(?)のカリウムが眠っているそうです。

・自然栽培を30年以上やってきた木村さんの畑と山の土は、非常に似ていて、そういった固い層が無いそうです。

 などなど、関心が無い人は、面白く無いと思いますが、農業や農法に関心がある人にとっては、「なるほど、、、」と面白そうな導入パートでした。ただ、私は、配達の仕事があるので、途中で会場を後にしました。。。無念 あとで、ビデオを必ず見るぞ


 そして、配達の仕事の後、お疲れさま会のような夕食会を佐原の吉庭というところでしたのですが、なんと、木村さんが登場してくれました


 体調が悪いなか、本当に、びっくり そして生で見れて超嬉しかったです

 また、お話を聞いていると、本当に、木村さんのお人柄、良い人だな~、というのが伝わって来ました 今回の会が出来たのは、皆さんのおかげ、スタッフのおかげ、有難うございました、としきりに、周りへ感謝をしていました。

 昨年、少しお手伝いさせてもらったお米農家の藤崎さんもそうでしたが、本当に素晴らしい農家さんって、その作物にその人のお人柄が出るんですよね~

 いっぺんで、木村さんのファンになりました

 私は、図にのって握手をしちゃいました そしたら、他のスタッフも握手をして、1人の女性スタッフは、持ってきていた本にサインをもらっていました

 木村さん、どか雪が降る青森で畑をやりながらも、自然農法を広げるために、色々なところから講演の声がかかったのもがんばって対応し、昨年は、一昨年の3倍の仕事をしたそうです。ただ、HPを見ると、体調をずっと崩されているようで、昨年から予定が入っている今年の3月ぐらいまでは講演をしながらも、それ以降は、なるべく減らして体調を整えながら、組織や自然農法の指導者の育成、自然農法マニュアル作り、そして畑に力を入れて行くようです。

 こういった、いわゆる「先生」と呼ばれるようになった農家の方々のお話は、埼玉県の小川町の金子さん、不耕起の岩澤先生、と話を聞きましたが、やっぱり、ある程度のレベルに行っている農家さんは、長い間のご苦労と努力をされてきたこともあって、人格が出来ていらっしゃる、と思いました。

 もっと木村さんのお話を聞きたかったのですが、あとは、HPや本、そして、今回の講演のビデオで学んでいきたいと思います。

 自然農法は、私がかじった知識では、耕さず、作物の根や残さや葉っぱやワラなどを積み上げていき、「土の上から」植物の死骸を積み上げ、雑草も刈るだけで、抜かない状態で、5年、10年たって出来上がる自然の微生物・小動物が住み着く層があるふかふか畑で作物を作る農法。もちろん、一般的な畑や庭などは、固められているので一度掘り返したりしないと、そう数年じゃ柔らかくならないと思いますが。。。私も、ずっと使って行く畑、土地を手に入れたら、自然農法で作物を育てて行きたいと思います。

 「わら一本」の福岡さん、「赤目熟」の川口さん、など「ニンジンから宇宙へ」の赤峰さん、その他、多くの自然農法の権威の方がいますが、木村さんは、最もメディアや講演などに取り上げられている方。それも、純粋な「自然農法を広げたい」という思いから。ただ、体が資本。まだまだお元気なうちに、お近くで講演会があったら、是非足を運ばれることをお勧めします。

http://www.shizensaibai.jp/modules/eguide/
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

鳥がついばむ野菜の葉っぱ

2010年01月29日 | 農的体験・生活
 毎朝、起きると、雨戸を空け、お日様を浴びながらベランダで畑を見ながら、1分ぐらい体操をします。また、その日の畑の霜の降り具合、車のフロントガラスの氷付き具合で、体感だけでなく視覚からも、「今日も寒いな~」とか「今朝は暖かいな~」といったように、その日の寒さを判断しています

 さて、この日は、朝、雨戸を開けると、黒と白の混色のスズメより2回りぐらい大きな小鳥が、ブロッコリーの上で、チュンチュン鳴いていました。ただ、、、良く見ると、なんとブロッコリーをついばんでいたのです

 ぬぉ~ 我が家のブロッコリーはまだまだ小さく、これから成長する、、、というところを 近寄ってみると、すぐに隣の家の屋根に逃げて行きました。で、ブロッコリーちゃんを見てみると、蕾(つぼみ)は、被害が無くホッ・・・としたものの、良く見てみると、葉っぱが、こんなに食われているではないですか
 

 く~っ、これでは、葉っぱで光合成が出来ないじゃないか。。。蕾はまだまだこれから大きくなる時期なのに。。。とほほ。。。

 ふと思い出したのが、植える時期を遅くした春取り用のキャベツ。「やたら虫に食われたんだろうな~」と思っていたキャベツも、このブロッコリーで確信しました。これは、虫じゃくて、鳥達が食べていたんだ


 ぬ~。。。この時期、やっぱり緑色の柔らかい葉は貴重だし、アブラナ科の葉っぱ、虫だけじゃなく、鳥にも美味しいんだろうな~。。。まあ、結球している丸いキャベツはやられていないので良かったといえば良かったんだろうけど。。。

 農家さんに聞いたら「あ~、この時期は、ヒヨドリかムクドリだろうな。」とのこと。早速調べてみたけど、ちょっと違うかな。で、多分、見つけたのがこれ。


 「コガラ」という鳥です。多分、こいつです。「シジュウカラ」という鳥の仲間ですね。ちなみに、コガラもヒヨドリもムクドリも「スズメ目」に入るそうです。「スズメ目」の鳥は、人間に身近なところにたくさんいるんですね~。

 私は農家じゃないし、趣味でやっているんで、まあ、このぐらいの被害ならいいか、と思うんですが、ただ、子供が楽しみに待っているイチゴだけは、狙って欲しくない。。。って、人が食べたいものは、多分、動物にも美味しいんだろうな。。。あ~、ちょっと心配だ。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ピーナッツ屋さんに行ってきました

2010年01月28日 | 食べもの
 落花生、それは、「後を引く」食べ物。どうして、こんなに後を引くんでしょうね~。仕事をするようになってからは、1週間分のブログを週末にあげている私ですが、今も、こうやって、落花生をむきむき、モグモグしながら、手が止まらないです。


 ちなみに、食べ過ぎると鼻血がでるって良く聞きますけど、本当なんですかね?

 さて、木曜日は、落花生屋さんに仕事で取材に行ってきました

 来週、会社のHPの「今週の生産者」っていうところで、アップする為に行ってきたんですが、落花生って、千葉県の生産量は全国の約75%を占めていて、生産量も出荷量もダントツ№1だそうです。

 で、落花生といえば、地元では「生落花生」を食べるんですが、これは、昨年書いたように、私も千葉県民とはいえ、初めて食いましたが、あれはべらぼうに美味かったです

参照→http://blog.goo.ne.jp/atsu1234/d/20091017

 落花生屋さんといっても、どういった流通構造かは、てんでわからなかったんですが、落花生屋さんって、地元の生産農家と提携して、そこのを仕入れて自分で炒ったり加工したりして売っているんですね。だから、千葉の八街の方だと、やたらたくさんんの落花生屋さんがあって、どこが美味しいかなんかは、地元の方は知っていても、他所の人はわからないんです。それだけ、数があるんですが、それだけ千葉にはたくさんの業者さんがいるということですよね。

 例えば、全国のお煎餅の75%の出荷量をほこっていて、しかも1社1社がでかくなく、たくさん乱立していたら、どこのお煎餅屋さんが美味しいか、ていうのはわからない、というのと同じ感じですね。(例えがわかりにくい?

 
 さてさて、今回取材した落花生屋さんに話を聞くと、昔は、この辺の農家は、落花生と小麦を良く作っていたそうです。しかし、梅干と同じで輸入物が多くなり価格競争にもなり、作れば儲かる、といった状況は無くなっていったそう。小麦は、安価な輸入物が入ってきて、小麦を作って生計を立てる農家はほぼ絶滅し、国産の落花生は全体の1割ぐらいしかないのでは、とのこと。また、落花生には昔は統一された等級があったそうですが、それがなくなり、各社がそれぞれで売っているので、これまた消費者にはわかりにくい原因になっている様子。

 まあ、正直、落花生って、もらったら美味しく食べるけど、自分から積極的に買うものじゃないですよね~
 私も落花生を昨年自分で作って、たっくさん食べましたが、あればあれで後を引くんで美味しいものなんですけどね~ 作るのもそんなに難しくないので、まっ、自給しちゃうのが一番だと思いますよ 皆さんも、もし、生落花生があれば、10粒ぐらいで、10株作れば、そこそこの量になりますから、庭がある人は作ってみると良いと思いますよ。

 落花生は、鳥害があるぐらいで、病気はそんなにならないもの。ただ、農家さんは、輪作はするけど、やっぱり、土壌消毒剤や殺虫剤を使います。まあ、葉物や大和芋なんかに比べたら大した量じゃないですが、今回行った落花生屋さんは、農家に極力無農薬、無化学肥料で指導しているそうです。

 色々人脈も持っていて、無農薬でリンゴを作って有名になった「奇跡のりんご」の木村さんなどもお知り合い。「食の学校」という、非常に内容の濃い活動をしているグループにも属している方。お話を色々聞かせてもらいました。

 最後に、、、他の野菜もそうですが、落花生も、正直「味」は、化学肥料でリン酸を多くしたり、魚粉を使ったり、肥料で食味はいくらでも美味しく出来るんですよね~。無農薬だからといって、必ずしも「美味しい」っていうわけじゃない。

 そもそも、「自然の甘み、美味しさ」より、消費者は品種改良によって作られた味の方が、美味しいって思いますからね~。

 まっ、一番美味しい落花生は、「採りたて」「茹でたて」「炒り立て」だと、個人的には思います。やっぱり、茹でたて・炒り立ては誰が食べても一番美味い

 買ってきたものも、食べる前に軽く炙ると美味しいと思います

 あ~、ブログを書きながら、袋の半分ぐらい食べてしまった。。。食いすぎた、、、止められない、止まらない、後を引く落花生。。。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガッツ、ガス欠&バッテリーが上がるの巻き

2010年01月27日 | 農的体験・生活
 先週から乗るのが毎朝の日課になっているトラクターの「ガッツ」。のんびり、ガガガガ~っと、音を立てながら、頑張って枯れ草などを畑にすきこんでいます

 個人的には、趣味的農業は、やっぱり鍬でうねるのが良いですし、雑草は本当は生やしぱなしで機械を入れない方が、土は固くならないんですが、まあ、それはそれでよいとしましょう。

 そんなガッツが、ブルルゥ、、、。。。と動かなくなりました。エンスト
 と思いきや、何度かけても動かない。。。
 結局、また、ガス欠ということがわかりました。

 ちなみに旧型ザクのように、旧型のガッツ。油を入れたあと、「空気抜き」というのをしなくちゃならないんですね。たまたま配送にきていた農家さんが教えてくれました。油を入れると、空気の泡が途中に入っちゃうそうで、それを抜いて、きちんとパイプが油で満たされるようにしなくちゃいけないんだそうですね。

 それでやっと動くようになりました

 そして、今度は、始動の際の問題。寒いと、エンジンキーを右ではなく左にまわして、コイルを温めなくてはいけないんです。コイルが温まると電熱線が赤くなるようにそうしたら右にまわしてエンジンをかけます。
 ところが、朝寒いとなかなかエンジンはかからない。そして、なんどか「ブルルル、、、」とやっていたら、段々、「ブルゥゥ。。。」と小さくなってきて、ついには動かなくなってしまいました

 結局、「バッテリーが上がった」のが原因だそうです。会社の人いわく、トラクターなのにバッテリーは「自家用車用」で、そもそもバッテリーに無理があるそうです。そして、初めて、他の車とバッテリーをつなげる姿を見ました

 さらに、バッテリーは、エンジンがまわることで貯まるそうなんですね。それも知りませんでした

 車も初心者、トラクターも初心者。普通の人が当たり前に知っていることも、私にとっては、何でも始めての事。勉強になりますな~

 ということで、今日もガッツと私は朝日の中で頑張っています
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たけのこはもう初物

2010年01月25日 | 食べもの
 月曜日、お客さんの新年会、に行ってきました。

 夫婦?でやっている京懐石料理屋さんで、まあ、見た目は個人経営の飲み屋さん、って感じだったんですが、出てきた料理は、すべてきちんとしたもので、大変美味しかったです

 そこで色々出てきた料理の中で、薄味の出汁の煮含めがあって、なんと、この季節で竹の子が入っていました

 聞くと、今年の「初物」で、鹿児島の方で採れたものだそうです。

 凄いですね~、こんな季節で竹の子の初物を食べれるとは

 初鰹など、「初物」は消費者も旬を感じられて嬉しいし、生産者も高値で売れるので「初物」を出したがるんですよね。

 でも、やっぱり、「初物」は縁起が良いと思うし、嬉しいものです

 美味しくいただきました。ごちそうさまでした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

日曜日の畑

2010年01月24日 | 農的体験・生活
 今日は日曜日 空は真っ青の快晴 昼間は、特に暖かかったですよね

 午前中、久々にホームセンターに行くと、ジャガイモの種イモが売り始められていました。


 う~ん、でも、わが畑ではジャガイモは作らない予定なので、今回はパスさせてもらいます。

 畑では、こんな小さな青い花がたっくさん咲いていました。何の草の花だろう?また、図書館で、「雑草ノオト」を借りてこねば


 そして、うまく発酵していないわが堆肥を切り返してみると、もう、2ヶ月ぐらい前にいれたはずの堆肥の中の青い葉っぱが、まだ、青いまま残っていました


 寒いとはいえ、2ヶ月間、青いまま、腐らず、枯れず残っているって、凄いですね~

 さて、わが堆肥も入れていない、地力が低い畑では、夏はぐんぐん育った小松菜も、10月中旬に蒔いたのが上の方に写っている5㎝ぐらいの葉、11月頭に蒔いたものが下の方に写っている1㎝ぐらいの葉。全く育たないですな。。。


 まあ、逆に言えば、夏の光の強さは、冬の光に比べて、何倍も植物にとっては成長するのに影響を与えているんですね~、うんうん



 で、葉っぱは既に枯れ、傍目では作物があるとは思えない状態になっているニンジン畑のニンジンを、実家にもって行くために引っこ抜いてみると、、、


 結構、でかくなっていました いつの間にか、こんなに大きくなったのか、ちょっと嬉しい

 本当は、3月以降に植える作物のことを考えて、寒起こしをして糠や鶏糞でも撒いておこうと思ったんですが、今日は止めました。んで、キャベツやイチゴの枯れた外葉をバリバリ取って手入れ。そして、イチゴと玉ねぎの周りの雑草を抜き、買ってきた草木灰(リン酸とカリが多い)を追肥し、最近、からからだったので、水を撒いておきました。

 あんまり、冬はやることないな~、と思っていたら、もう、2月が迫ってきているんですね~。3月から作物を植えつけるとなると、鶏糞とか糠は、2月ぐらいには撒いておかないといけないからね。冬だと、地元の農的コミュニティーもあんまり動いてないようだけど、暖かくなるに連れて、畑と共に、農作業も始まるし、そうすると、色々動きはじめるんだろうな~

 まっ、今から2月ぐらいが一番寒いから、もう少し、寒さを楽しんで?おき、春に向けての喜びを溜め込んでおきますか
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

土の嵐!

2010年01月23日 | 農的体験・生活
 車で会社に向かうとき、びっくりしたことがあります。それは、土煙、土嵐

 いつものように、愛車トッポちゃんを走らせ、国道51号に出ると、右側の土がむき出しになった畑から、土煙がうわ~っと、舞い上がってぶつかってくるじゃありませんか

 ひどい時には、車に「サササ~っ」と土が当たる音が聞こえるぐらいなんです

 県道に入っても同じ感じ。あるところでは、右の方から、畑から竜巻が発生している感じで、天高く土煙が舞い上がり続けているのが見えました

 運転中なので、基本的には写真が撮れないんですが、がんばって、撮ってみたのがコレ
 ↓


 先の方が、土煙になっているのが、ちょっとわかると思いますが、本当は、もっともっと凄いんです。

 で、会社の人に聞くと、「春はこんなもんじゃないよ」とか「八街の方はもっと凄いよ」と教えてくれました。

 春になると、洗濯物は外に干せず、戸を閉め切っていても、部屋の中に土埃が入ってくるのは当たり前らしいです。

 私の姉の友達が、「落花生」で有名な八街(やちまた)に嫁いだんですが、「春の土煙が凄いから、住むのにはお勧めできない」といっていた、と聞いたことがありますが、何となくイメージが出来ます。

 こりゃ、春になったら、どうなるんでしょうね

 住むところは、土がむき出しの畑の真ん前、とかは、止めた方が良いですね。そんな事を知ることが出来る出来事でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

私はトラクター野郎になりました!

2010年01月22日 | 農的体験・生活
 実は、月曜日から、私は「トラクター野郎」になりました

 会社の目の前が、畑になっていて、社長が、まあ、趣味みたいなもんで、ニンジンを育てたい、そうです。

 で、これが、愛車のトラクターです


 名前は何にしよう、、、う~ん、今、適当に考えて、、、う~ん、じゃあ、トラクターの「ガッツ」にしよう

 というわけで、このガッツと、私は、月~金まで、毎朝、15分だけ乗っかって畑を耕しました

 マニュアルなんで、最初、慣れませんでしたが、金曜日には、さすがに慣れましたよ

 まあ、トロトロゆっくり動くし、他に車はいないし、ぶつかるものも無いんで、そのあたりは、安心して乗っていられるんですけどね

 エンジンの回転を調節するレバーは、以下の写真のように、奥側の亀のマークの方に倒すと遅くなり、手前側のウサギのマークの方に倒すと早くなる、って感じです。何だか、ほほえましいでしょ


 これは、耕した畑。遠くに見えるのがガス欠で停まったトラクターのガッツ。


 
 毎朝、トラクターに乗るのが楽しみです

 でも、社長は、堆肥も何もいれずに「自然農法やる」と言っています。。。堆肥を入れないで土壌を良くすることなんて、そう簡単には出来ないのに。。。まあ、社長も畑を本当はやりたい人だから、自分の好きなようにやりたいわけですよね。私も畑を好きなようにやりたい人だから、それぞれ嗜好が違うのは当たり前。

 畑の一部を私の専用として借りちゃおうか?

 まあ、そんなこんなで、トラクターデビューしました

 私の勇姿が見たい人は、いつでも声をかけてください 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

仕事を求めるおばちゃん

2010年01月21日 | 仕事の中で
 不況は続き、仕事はあんまり無いままです。

 まあ、不況、というより、日本の「成長社会」が「停滞社会」、あるいは「成熟社会」になってきて、仕事、仕事、というスタイルを送る生活が一般的だった時代が、仕事や収入はそんなにないんだから、家庭や地域コミュニティーでの生活を大事にしようね、という時代に入り始めた、というのが正しい理解だと私は思いますが。

 といっても、東京のような特殊な都市では、収入・仕事、というものが、なんだかんだいってあるので、そこに生活の基盤を置く人達は、そういった生活中心、というより、ある程度収入があることを前提とした生活を送っているわけです。

 一方、田舎だと、収入・仕事は無いので、あきらめる、というより、それが当たり前、で、仕事も遅くまでやらないし、収入が無い分、そんなに支出が無い生活を送ることになります。まあ、環境からいって、東京よりお金を使う場所や誘惑が少ない、というのもありますけどね。

 どっちが良い、というより、どっちを選択するか、という問題だと思うのですが。。。しかし、こういった考えは、東京で働いていた私の考え方。

 実際、地方は仕事が無いために、切羽詰っている人もいるんです。そういったことを痛切に感じる出来事がありました。


 会社で仕事をしていると、お昼過ぎに、玄関のドアが開きました。玄関は引き戸で、いつも開く戸とは逆の戸が開いたので、「何だろう?」と自然と注意が向いたのですが、そこには、1人のおばちゃんが立っていました。

 おばちゃんは、「すみません、ここでパートは募集していますか?」という言葉を突然口にしたのです。

 最初は、近くにいた人も、社長も少し理解が出来なかったんですが、数秒たって、「仕事を求めに飛び込んで来た」ということが皆わかりました。
 
 残念ながら、うちの会社に余裕は無いため、お断りをして、おばちゃんは「そうですが、わかりました。」と言って、去っていきました。

 わずか、1分にも満たない出来事で、すぐ、みんな仕事に戻りましたが、私には、とても強いインパクトを受けた出来事でした。

 地方で、仕事といえば、パートでもあるだけマシ、というのが実態です。ハローワークで年配のおじちゃんが「パートでも、採用されない、、、」とぼやいていた事を思い出します。

 また、佐原の観光船を案内するおばちゃんが「わたしゃ、佐原から出たことないんだよ。だから、佐原以外で働こうっていうことは考えられないんだよね」と言っていたことも思い出しました。

 東京にいざとなったら戻る、といった事や、実家に帰れば何とかなる、といった選択権がある人達と違って、ここに住み育ち、ここで仕事をしてきたおじちゃん、おばちゃんからみれば、ただでさえ少ない仕事を辞めた後、次の仕事を探すのは、そうそう簡単じゃないんです。

 しかし、今回のおばちゃんは、そんな中でも「飛び込み」で「職」を求めに来たわけです。

 おそらく、本当に仕事が欲しい、つまり、収入が欲しい、といった事態なのでしょうし、他の会社も、片っ端から飛び込みをしているんでしょう。

 人をここまで突き動かすって、凄いことですよね。。。

 私は、前職の半分以下とはいえ、まがいなりにも生活ができる収入をいただけている立場で、うちの奥さんも言っていますが「もらえるだけ有り難い」という気持が湧きます。

 一方で、あのおばちゃんのこと、おこがましいかもしれませんが、ちょっと心配というか、気になります。

 私は、健康でさえあれば、まあ、死にはしない、生きていくことは出来る、と確信をしていますが、でも、例えば、大病を患っている家族がいる、とか、旦那と別れ1人で頑張っている、とか、色々諸事情がある方から見れば、仕事が無い、というのは、致命的なことなんだと思います。

 私も、病気をひきずっていますが、仕事は出来ている体です。だから、こんなことをブログに書けるわけですが、仕事が無い、生計を立てるための基本的な収入が苦しい、、、というのは、大変なことですよね。。。

 そんなことを、色々思わせる出来事でした。私には、縁も関係も無いおばちゃんですが、どこかで仕事が見つかっていれば、、、と願います。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

人気ブログランキングへ

人気ブログランキングへ