半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

畑作業デー!

2012年05月30日 | 農的体験・生活
先週の水曜日におかげさま農場の高柳さんから畑を借りました。(詳しくは→コチラ

先週は枝豆とかぼちゃの種を蒔きましたが、今日は残りの作業の続きをすべく、畑に行ってきました

枝豆は目が出ていました
種が鳥に食べられていませんでした。そして、やっぱり芽が出たばかりの頃は、いまだにちょびっと感動がありますよね~



カボチャも大体芽が出ていました


土の塊を持ち上げて、ヨイショと芽を出す瞬間こういったのが一番感動的


さて、今回、サツマイモの苗を植えようと思ったのですが、ケーヨーD2には売っているのはハエがたかっていて、コメリにはポット苗しかなく、大栄産直センターは予約制とのこと。。。

むむむ~。
サツマイモの苗、手に入れられないな~

仕方なしといったらなんですが、今回はサツマイモの苗はあきらめて、こちらの種を蒔きました。


「エンツァイ(またの名を空芯菜)」は夏場にスクスク育つ野菜。たあ菜、つるむらさきなど夏に強い中国野菜はたくさんありますが、時期的にかぶなど他の野菜は種まきの時期としては遅いので、これにしました。

「みなとべかな」は「つけな」のことで、山東菜(白菜の小さい感じの淡白な葉野菜)のような野菜で、大きくなっても味が変わらないと書いてあったので、ひんぱんに通えない私にはちょうど良いと思って選びました。

あとは、やっぱり千葉県民としては落花生


こちらはごぼうの種。


うちの子供が「ごぼうって、服にぺたぺたつくやつだよね」と言っていました。
そうそう、ごぼうが花を咲かし、種が出来ると、服にぺたぺたくっつくんですよね。
味や見た目より、子供にとっては「種がくっつく野菜」という印象が大きかったのですね。
それにしても、小さい頃のことをよく覚えていました

一応、からすなどに見られていないか確認しながら種を蒔いたので大丈夫だと思いますが、念のため、芽が出ている枝豆や落花生のあたりに雑草をかぶせました。


本当は、釣り糸を周りにはったり、ワラなどを敷きたいのですが、そういったものが無いので、周辺の雑草を刈ってパラパラかぶせるというやり方で対策したわけです。

以前の畑は、一応これで大丈夫だったので、この畑でも鳥からの目隠しになってくれたらいいな、と思います


また、高柳さんから先週「かぼちゃの種はちょっと遅いな。苗から植えたら方がいいぞ。30日分違うから」といったご指摘を頂いたので、カボチャの苗を3つ植えました。種からのと時間差があるので、実りの大きさも収穫時期も時間差ができるでしょうね。


ついでに1つだけ、小玉スイカの苗も
受粉するために早朝に来なくてはいけないのですが、まあ以前の畑では1つ美味しいのが実ったので、今回も、何とかなるでしょう



ちなみに畑にはキジの「ケーン、ケーン」という声がこだましています。

向こうの畑には、孔雀のようなきれいな色のキジが何度も現れます。
写真、撮ってみたけど、奥の草むらに黒い影がありますよね?見えないか。。。


キジは飛ばないんです。(飛べない?)
いっつも歩いているんですよね。

そして、子供を育てているときは絶対逃げないそうです。

高柳さんが以前言っていました。
「よく草刈をしていると、草むらの中にキジの巣があって、まちがって切ってしまうことがあるんだよ。でもやつらは絶対逃げないんだ。子供を守るために。人間もキジ以下になっちゃいけないよ」

私は子育て中のキジは見たことがないのですが、いつか見てみたいものです


午後は、若手農家さんのお手伝いをする予定でしたが、作業の予定がお手伝いできるものではなく、そのまま畑に残って、おかげさま農場のホームページをいじっていました。

振り返ると、この半年で高柳さんに頻繁にお会いさせて頂き、お母さんのお昼ご飯もいつもご馳走頂いています。

このご縁を大切にして、お役に立てるような関係を築けていけたらと思います

畑も頑張ろうっと
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ニンジンの葉っぱの天ぷら&ふりかけ!

2012年05月29日 | 食べもの
日曜日に大量に間引きしたニンジンから摘み取ったニンジンの若葉


ニンジンの葉っぱと言えば、やっぱり天ぷら


私が好きな天ぷらは、№1はごぼうの間引き、№2がこのニンジンの葉っぱです


奥さんに大量に作ってもらったニンジンの葉っぱの天ぷらですが、それでも余ったの作ったのが「ニンジンの葉っぱのふりかけ」


適当に作ってみましたが、これが上出来でした

作り方は、こんな感じ。

まずは、葉っぱをとにかく細かく刻みます。

次に、フライパンに軽く油をひいて炒めます。


10分以上、とにかく焦がさないように菜ばしでかき混ぜながら、炒め続けます。
水分がある程度飛んだら、醤油とみりんで味付けします。

更に炒めてチリチリになったら火を止めて、鰹節とゴマをぱらぱらと入れたら出来上がり


なんだか高級ふりかけみたい


子供も「美味しい」といって食べてくれましたよ


まあ、ふりかけといっても、醤油とみりんと鰹節とゴマを入れたら、大体おんなじ味で美味しくなるに決まっているんですけどね

でも、ほんと美味しい

最近では、春ニンジンが出荷され始めていますから、葉付きニンジンを手に入れられる人は、是非やってみてください
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ひまわりプロジェクト:種まき終了!

2012年05月27日 | 素敵な空間・イベント
先日、ブログにも載せましたが(→コチラ)、ひまわり油を自給するプロジェクトの1回目として、「種まき」を行いました

ほんの軽く案内しただけなのですが、1週間前に開催した「田んぼと畑の自給教室」から2家族がわざわざ参加頂きました

これが、おかげさま農場の高柳さんから頂いたひまわりの種。


2粒蒔きで、畝間70㎝、株間30㎝で3畝(約90坪)ほどの種と聞いていましたが、そんなにスペースはいらないだろう、と思っていましたら、そんな甘くありませんでした

それでも、みなさんに頑張ってもらって、無事終了


これがきちんと芽吹き、花が咲くように祈ります


おやつに、根本さんがアイスを買ってきてくれました


その後は、さつまいもの苗植えこれが秋には大きくなって、みんなで収穫します




さつまいもの苗植えも終わり、さて、これで解散?というタイミングで、根本さんのお母さんが、参加してくださった皆さんに、自家用の野菜を「お土産」として分けてくれました

そこで、みんなで「収穫体験」が始まりました

赤と白(黄色?)の玉ねぎは、まるまると大きくなっていました



らっきょうを抜いたり



キャベツや、ブロッコリー、カリフラワー、スナップエンドウ、ニラ、そしてなんと丹波黒大豆のお味噌まで
お持ち帰りは盛りだくさん


私が蒔いた小松菜やニンジンの間引きなも持ち帰って頂きましたよ


私も農村生活を始めた時、毎回どっさりのお土産をもらえるのがとっても嬉しかったことを思い出しました
収穫体験自体が面白いですし、それを頂けるというのは、お金でスーパーで買うことが当たり前の今の世の中にとっては、本当に心温まる嬉しいことなんですよね~

みなさん、大満足で帰って頂きました
来て頂いてほんと、よかったです
根本さんのお母さん、ありがとうございまーす


さて、お客様が帰った後は、根本さんとお母さん、私でハウス内のトマトの支柱立てやきゅうりのネット張り。
私にとってはハウス内のネット張りは初めてで、ほとんどお役に立てませんでしたが、根本さんがびっちりきっちり張ってくれました

夕方、根本さんのお子さんもさすがにお腹がすいたので、解散に。

その後、私はなかなかできなかった(やらなかった?)ニンジンの間引きと草取りを一気にしました

根本さんが、畝間を中耕してくれたので、作業は、間引きと株間の草取りだけで済んだため、19時前には終えることが出来ました

こちらが、わが愛すべきニンジンちゃん
プロ農家さんのところは、既に収穫時期ですが、私のは種まきの時期が遅かったので、まだこんな状態です。


引っこ抜くと、根っこはオレンジ色で、ちゃんと可愛いニンジンになっていました


間引きしたニンジンの葉っぱは天ぷら用にどっさり


実際、19時近くになってようやく日が暮れるんですね~。もう夏ですね~。

半日農作業の日でしたが、一人でやるのとみんなでやるのはやっぱり違います


引き続き、「土のある生活」を自分はもちろん、いろいろな方に体験いただけるよう、楽しくやっていきまーす
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トランジション・タウンについて

2012年05月26日 | これからしたいこと、すること♪
本日、「トランジション・ジャパン」の創設メンバーのお一人、ポールさんのお話を聞いてきました。

そこで、「トランジション・タウン」が確実に日本で根付きはじめているということを感じました。

う~ん、成田でもゆくゆくは立ち上げたい


その前に、「トランジション・タウン」といっても、なんのことやら?という人がほとんどでしょう。

「トランジション・ジャパン」のHPを見ても、ちょいと難しいと思うので、私なりに解説します。

ざっくりいうと「石油をベースにした持続不可能な現代社会に依存する生活をやめて、市民1人1人が、どうしたら持続可能でワクワクする楽しい町を作れるか?を考えて、実際に作っていく活動」というものです。


もうちょっと補足説明しますね。

・昨年の原発事故で、多くの人々が太陽光などによる「再生可能エネルギー(自然エネルギー)」に関心を持つようになりました。

・しかし、世界的にはもっと深刻に「地球温暖化」や「石油の枯渇」が問題視されています

・特に「ピークオイル」という概念を考える必要があります。ピークオイルとは、石油の産油量(供給量)が今現在はピークであるといわれており、既に国によっては産油量が減り始めています。油田があっても、例えばアメリカでは1930年頃(?)と2000年頃で掘り出した石油の質は50倍ぐらい悪くなっている、というデータもありました。
 
 一方で、世界でみれば石油の消費量は日に日に増えています。石油がある日から突然無くなるということではなく、世界的な需要は増え続ける一方で生産が減少していく段階に入っており、需要と供給のバランスが大きく崩れ始めています。つまり、これから「今までと同じような価格では手に入れられない=これまでのように石油に依存した社会は持続不可能」ということを前提において、これからの社会を考えようという発想です。

・具体的に言えば、小麦、大豆、とうもろこし、そしてそれを飼料としている畜産、牛乳、あるいは果物、あるいは肥料など、食糧を輸入に頼っている日本は、今の状態は続けられなくなります。生産、管理、加工、輸入、全てに石油が使われていますしね。

・100円ショップで売っているもの、衣類、住宅木材など、多くの工業製品も今の価格での輸入が難しくなります。

・車、船、飛行機などの移動に使う機械を動かすのも同様。

・電力などのエネルギーも、石油を使えなくなります(採算が合わなくなる)

・「石油は3世代まで」という言葉もあるようです。
  ●おじいちゃんの代は、移動手段はラクダだった
  ●お父さんの代は、移動手段は車が当たり前になった
  ●自分の代は、移動手段は飛行機が当たり前になった
  ●子供の代は、移動手段は車が普通になる
  ●孫の代は、移動手段はラクダに戻る

という笑い話のようで、本当にそうなるかもしれない、という話です。


日本では戦後間も無い1950年代は、単位はよくわかりませんが、5,000ぐらいのエネルギー消費量だったのが、現在は24000ぐらいになっています。人口の問題もありますが、5倍近くに膨れ上がっています。そして、このエネルギーの消費量のうち、石油を使ったエネルギーはオイルショックがあった1973年の75%と高依存だったのが、今では40%ちょっとに落ちていて、その代わりに原子力や天然ガスなどによるものが増えています。

でも、ウランや天然ガスだって、結局は「輸入」しているのです。


「自分たちの代ぐらいは今の生活はそうは変わらないだろう」、といって「思考停止」をするのではなくて、理性を働かして2030年~2040年ぐらいには、石油を極力使わない社会になっていることを認めようというのが第一段階。

その上で、自分たちの老後はもちろん、子供や孫達のあるべき社会はどういった社会がよいのか?それをどうやって作っていくのか?を市民1人1人が「創造力」という最大限の資源を使って考えて、実践していく活動のことを「トランジション・タウン」と言うわけです。

大上段に言えば、「石油に頼った持続不可能な社会」から「石油が無くても持続可能な社会」への「移行(トランジション)」を目指す活動ともいえますね。、

具体的には、エネルギーの自給や、食べ物の自給など色々テーマがありますが、神奈川県藤野市の「トランジション藤野」でやっている活動を紹介すると、まるで地域で色々な部活動が盛んに行われている様相です。

・森部→荒れた里山の木を老若男女問わず参加できる「皮むき間伐」で行う活動をしています。

・地域通貨→「自分の出来ること」「他人にしてもらうこと」を円ではなく地域通貨を通じてやりとりする活動をしています。

・お百姓クラブ→地域の自立には食糧はとても大切で、みんなで開墾をし、共同で農場を作り、野菜を作る活動をしています。

・長屋→有志が集まり、長屋を作り、大型の冷蔵庫やキッチンは共同の大部屋でまかない、各自の家(部屋?)は最低限のものだけにして、木材も地元の木を使い、エコで協働的な生活を志向しています。

・藤野電力→今、一番有名だと思いますが、ソーラーパネル作りワークショップなどをしながら、地域での電力自給を目指しています。


ポイントは「楽しく繋がること」、「創造力を発揮して地域の底力をあげること」だそうです。


お聞きしていると、コーチングの「場の形成」に非常に似ています。指示せず、強制せず、義務感ではなく、自分の中から湧き出るやりたことをどんどんやっていこう、それを認め合い、承認し、つながっていこう、という感じです。


トランジション・タウンはイギリスで2005年に始まったばかりですが、世界には既に数千ものトランジション・タウンがあります。

そして、日本では2008年に始まったばかりですが、既に30もの地域で「トランジション・タウン」が作られています。驚くべき広がりようです


私が3年ほど前に、生きる原点、生活感を実感できる生き方が「農村にある」という確信を持ちました。

なので「村みたいな共同体を作りたいな~」というのが大きなビジョンでした。

そして、今年1月、私のコーチングの尊敬する師匠の榎本さんが、トランジションタウン藤野の事を海外のメディアに語っている映像をFBで見たとき、「あれ、これが私がやりたいことなのかな?このことのために、今までの流れがあるのかな?」と思いました。

ちなみに、榎本さんとは、コーチの養成期間のCTIジャパンの創設者です。イギリスノフィンドホーンに渡り数年暮らしたり、アメリカなどから色々な概念、活動を貴日本に帰化させた人で、セブンジェネレーションズトランジションタウン・ジャパンを立ち上げた人です。


話を戻すと、農村に出入りしながら色々模索をしていく中で、昨年の原発事故があり、そして今年、コーチング時代の仲間からのお誘いで、「第四の革命」というドイツの反原発に多大な影響を与えると言われた映画を千葉に見に行きました。

そこで、「再生可能エネルギーによる電力供給が可能」という事実を知りました。さらに、その映画上映の主催者である「千葉自然エネルギーの会」のみなさんとご縁がつながり、さらにそのメンバーの一人からのご紹介で、本日、トランジション・ジャパンを立ち上げたメンバーの一人のポールさんのお話を生で聴くことが出来たのです。


こういった「ご縁」が繋がる、というのは「流れ」ですね。


そして、ポールさんのお話を聞くために本日集った参加者の方々のお話を聞くと、この潮流はどこまでも加速していく、という確信をますます強くもてました。


経済社会が右肩が上がりにいくのは既に終わっているのが明らかです。特に日本国内では。

若者の就職率が低下し、今の20代の一部は、既に「会社に勤める」という人生観が無く、自分たちで道を創っていくという志向をもった人達が増えています。

そして、「お金」から離れて、農村に「ライフスタイル」の1つの具現化する場として、多くの人々が流入してきているのをこの3年間、目の当たりにしてきました。

それは、かつての「反対運動」や「社会へ順応できない逃げ場」といった感は全くなく、とても緩やかでワクワクした素敵な「生き方」の現われです。肩の力が入っていません。


何年も前に榎本さんが、イギリスのフィンドホーンから帰ってきてお話をしていた時には、トランジション運動という言葉さえ、日本のほとんどが知らなかったはず。私も全く関心が無かったです。

鴨川の林さんも、私がお会いした3年ちょっと前は、まだまだ公には登場していない状態で、鴨川自然王国の正式なメンバーではありませんでした。

しかし、今や、意識を早くから持ち、行動してきたそういった人が、どんどんつながり公に登場し、昨年の震災後、急速に私達一般市民もつながり始めていることを感じます。


実は、千葉自然エネルギーの会の方が、以前、藤野までいって榎本さんのお話を録画してきていました。そのDVDをポールさんに出会う前日、つまり、一昨日に私は見ていました。

その映像の中で、榎本さんは

「以前は、意識を持ってもらうことから始めなくてはいけなかったんです。でも、3.11以降は、説明が必要なくなったんです。みんなが考え方には賛同して『いいと思うけど、本当に出来るの?どうしたらいいの?』という質問に反応が変わったんです」

と語っていました。

なるほど。そうなんですね。
原発が無くなっても、今と同様の電力が再生可能エネルギーで供給できたらいいと思いませんか?と聞かれたら、3.11以前であれば、「再生可能エネルギー?まあ何でもいいんじゃないの」という状態だったと思いますが、今では「そりゃ、出来たらいいけど、できるの?」というのが大抵の反応ではないでしょうか?

私自身、そして私の周りの人からの言動からも実感できます。


エネルギー、食糧、教育(子供を育てること)、伝統文化を繋いでいくこと、などは昔は「村」単位のことでした。ローカル(地域)の力ですね。

そういった「村」というコミュニティーが作れたら、と思っていましたが、今の時代は、こういった全てが行政や他地域と複雑に絡みあっています。だからこそ、「村をつくる」という概念よりは「社会を作る」という概念の方があっていると思います。

旧態依然とした「村」ではなく、今の時代の「流れ」にあるように、ゆるやかに、楽しく繋がる、という思想で、「トランジション・タウン」を作っていくというのは、受け入れられやすい楽しいわかりやすい活動ですよね。


ポールさんが言っていました。

「トランジション・タウンの発祥地のトットネスという町は2.2万人ぐらいの町。小金井市や船橋市などは大きすぎる」

また、事例として「トランジション・ストリート」という概念もあることを紹介してくれました。

1つの並びにある住宅のみんなが集まって、テキストを読みながら10週間ぐらいかけて、食べ物、教育、エネルギー、などを学んでいき、トランジションしていく(新しい生活スタイルに移行していく)というやり方もある、ということです。

思想から言えば、「トランジション・ファミリー」でもいいわけです。
夫婦が同調すれば、2人の有志が集うわけだから。

「トランジション・フレンヅ」、「トランジション・ヴィレッジ」でも良いはずですよね


社会つくりは地域から。地域の底力をあげること。地域に愛をもつこと。
無いものねだりより、あるもの探し。

色々な言葉がありますが、それが新しい生き方、なんでしょうね。


この3年、自分という畑を耕してきました。

そして、時代の潮流を本当に感じるようになった今日この頃。

自分の中にも素敵な種がたくさん蒔かれています。

これからがとても楽しみです
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ヨモギ団子♪

2012年05月25日 | 素敵な家族・子供との時間
高柳さんの畑をお借りして、早速畑の横に生えていたヨモギを摘んできました

昨年は自分の畑があったから良かったのですが、今年は、どこでヨモギを摘もうかなかなか困っていました

というのは、市内の中心部は、きちんと管理されているために、草刈+除草剤がまかれていますし、道端はワンちゃんのおしっこ問題もあります。

かといって田舎の畑の端っこなどは、周囲に迷惑をかけないようにきちんと除草剤を使っているところも多いのです。

そんなこんなで、春になって毎年恒例の「ヨモギ団子を作ろう」という声を子供からもらっていたのですが、適当にその辺のを、とはいかなく、なんとなく時間が過ぎていました。

で、高柳さんの畑のところであれば大丈夫と判断し、笹藪の中のヨモギを摘んできたわけです。

今年のヨモギは、放射能問題などもあるので、なかなか面倒くさいのですが、そんなにバカスカ食べるわけではないですし、薬効もあるので、普通に作りました。

適量のヨモギを茹でて。


上新粉でお団子を作り、茹でたものと、同じく茹でたヨモギを混ぜて、ぺったんぺったん突きます。毎年の恒例行事ですね


そして、適当にまるめて、あんこをのっけて出来上がり


幼少の頃から、「春はヨモギ団子を作ること」が習慣となった子供達は、その次の代にも、是非、こういった四季を感じられる食べ物を自分で作る、ということを伝えていってもらいたいですね

今年もヨモギ団子を食べれてよかった
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育自の魔法 2回目

2012年05月24日 | 素敵な空間・イベント
「育自の魔法」の2回目が開催されました

前回のブログは→コチラ

私は10年ほど前にCTIジャパンというコーチ養成のトレーニングを受けたことがありまして、そこで出会ったのが、育自の魔法をやっているひとみさんです。

前回は、奥さんは「運営初回」ということで、「ほっとした」というのが正直な感想だったようですが、今回は参加者として楽しめたようです

私も本音は参加したいのですが、一応ご遠慮して、奥様方が集まってワイワイガヤガヤ、楽しく充実したそうです。

また、香取市で「育自の魔法」をやりたいという方もきていて、これから千葉でも広がっていくんだろうな~、と思います。


今回が2回目で、次回がラストの3回目。みなさん「これで終わるのはもったいない」という想いがあるそうで、次回が終わった後をどうするのか?というのが宿題として出ているようです。

まあ、個人的には、多少お金を払ってでも、CO-ACTIVE-COACHINGに触れるのが良いと思っています。

一生変わらないギフトを心の中に感じとることができるでしょうからね~

いずれにしろ、開催の不安から「やっぱり止める」とまで言い出していた奥さんが、なんとか開催して、今回2回目を向かえ、自分に矢印を向けれる場になったことは良いことです

次回はラスト。素晴らしい化学反応と未来への希望が生まれることでしょう。

そして、その次のステージがどんなことになるか期待代です



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畑を借りました!

2012年05月23日 | 農的体験・生活
成田の有機農業団体の1つ、おかげさま農場の高柳さんのところには、ちょくちょくお邪魔させていただいています。

ホームページが「ホームページビルダー」で作ってあるのですが、導線がかなりこんがらがっていたので、ここ最近は、最低限のところだけ直させていただくためにお邪魔していました。

そういったときは大体、お母さんの美味しいお昼ご飯をご馳走いただきます


そんなある時、「畑やりたいのか?」といったお言葉を頂戴したのです

昨年から、「畑を借りれないですかね~」というのは打診していたのですが、現実味を帯びたご返答を頂いたのが始めて。

「ぜひぜひよろしくお願いします」と頼んでいまして、そしてついに、本日、実際の畑を見せて頂きました。

それがこちら↓。伊能交差点のすぐ近くです。


このレベルで「草が生えてしまっている」ということです。
私なんか、草ボーボーでも、上を刈りさえすれば、根っこは生えている方がいいぐらいに思っている自然農法モドキ愛好派なので、ご迷惑をかけれないか心配

また、田んぼと畑の自給教室でお世話になっている根本さんの畑も少し借りているので、果たして、場所が離れたところに借りていいのかちょびっと不安ですが、お借りすることで、何かしらまたご縁を深めさせていただけると思い、お願いしました

すると、早速トラクターを持ってきてくれて、うなってくれました。
う~ん、やっぱり機械の力は凄いな~。


あっという間に、きれいな畑になりました。


正直、トラクターでうなった畑に畝を立てるのは、どうすれば良いか良くわかっていないのですが、とりあえず畝立てをして、枝豆とかぼちゃの種を蒔きました。


さてさて、どうなることやら。自宅から車で30分ちょっと離れているので、毎週通えるかというと、はなはだ不安なのですが、これから草がボーボーに生えてくる時期なので、根本さんの畑と高柳さんの畑、両方、何とか最低限のご迷惑をかけないように頑張って通おうと思います


最後に高柳さんはお米は合鴨農法で栽培しています。
その合鴨の小さな雛がピーピー鳴いていて可愛かったです


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我が家の金環日食♪

2012年05月21日 | 素敵な家族・子供との時間
世の中は金環日食の日で盛り上がっている様子。

でも、我が家は2日連続のイベントで頭がいっぱいだったので、特に盛り上がりもせず朝を迎えました。

それでも、外から金環日食を見ているらしき大人や子供たちの声が聞こえてくるので、どれどれ、と外に顔を出してみると、お隣のおあばちゃんが「ダメみたいよ。曇りで」とのこと。

「う~ん、じゃあしょうがいないな~」と思い、家へ引っ込みました。


しかし、なんでも数日前のドラえもんのネタが「金環日食」だったらしく、うちの工作好きの長男が「金環日食作ろう」と、朝から金環日食を作り始めました

壁に現れたのは太陽


これが消えた


その答えは、「懐中電灯」と「切り抜いたお月様」


金環にはなっていませんでしたが

でも、楽しい「我が家の金環日食」となりました
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田んぼと畑の自給教室、開催!

2012年05月20日 | 素敵な空間・イベント
ついに、「田んぼと畑の自給教室」がこの土曜日・日曜日に開催しました

昨年に根本さんと出会い意気投合し、半年の準備をもって開催した私にとって一大イベントです

農村の魅力、根本さんの魅力、農作業の魅力などを伝えるべく、集客に努力した結果、34家族100名もの方々にお集まりいただきました

本当にありがたいことです。本当にうれしいことです。感謝感謝です


また、プロ農家さんにとって、今の時期は1年で一番忙しい時期なんです。
農作業が忙しく睡眠時間も限られている状態で、このイベントのために根本さんを始め、お母さん、地元のおばあちゃん達、根本さんのお仲間のみなさんが、準備をしてくれました
本当にありがたいことです。感謝感謝


さて、イベントですが、10時が開始時刻であるため、9時半ぐらいから参加者の方々が続々と集合
横浜や東京から来られた方もいたのですが、首都高が混雑していたそうです。遠いところからほんと、有難うございます。
子供たちは、到着後すぐにカエルを捕まえてワアワアと遊び始めていました。
子供にとっては、田舎の広がる風景とカエルがいるだけで、むっちゃ楽しい遊び場なんですよね~


みなさん着替えや準備が終わった後、まずはご挨拶。
そして、田んぼにレッツゴー


根本さんにとっては、田植えは地元の小学校や子供会で講師をしているだけあって、さすがの段取り
また、参加者のみなさんは、ほぼ「初体験」なので、素足で田んぼに足を入れた時のあのニュルッとした感覚、暖かさを満喫して頂いたと思います。



「思ったより暖かいんですね~」という声が聞こえてきたり、「田植え、おもしろいね~」という声が聞こえてくると、自分が最初にやった頃の気持ちを思い出しました。

大人にとっても子供にとっても、田植えという体験は、とても不思議な気持ちよさを味わえる体験だと思います。
誰かが「田植えは足を通して地球にアースする」と言っていました。
大人になるといろいろ溜め込んじゃうわけですが、田んぼに足をいれれば、そんなものはすっきりと抜けていくんですよね~。

もちろん、30分もすると、みなさんだんだんお疲れモードで無口になっていきましたが
慣れないうちは、腰が痛いんですよね~。

子供たちの一部は、5分で田植えから離脱して「泥んこスペース」でドロドロになりながら遊んでいました


普通は堂々と泥んこになっていいことなんてないし、お母さんも嫌がるのですが、田植えの時は特別
今の子供にとって、これほど開放感あふれる中で、好きなように遊べるなんてことはなかなかないですからね~。

中にはムツゴロウのように寝っころがっている子供もいましたよ

うちの子は、田んぼの暖かさがとても心地良かったようで、田んぼのお風呂にどっぷり浸かっていました


田植え後には、子供たちはお風呂へ
これは、本当はお風呂ではなく、種もみを薬を使わずお湯で消毒して発芽させるためのものなのです。
でも、子供たちにとっては、ゆっくりと温泉気分が味わえた気持ちの良いお風呂だったはずですよ


お昼ご飯は、コンテナとコンパネのテーブルで、おばあちゃんたちが作ってくれた美味しいご飯でワイワイガヤガヤ
おばあちゃん達のおかずはもちろんのこと、根本さんのお米で作ったおにぎりの美味しさをみなさん、知ってくれたと思います。
なにより「屋外で大人数で同じものを食べる場」というのは、なかなかこういったイベントでないと味わえません。
やっぱりこういった食事は、楽しいですよね~


さて、食事の終了後は、落花生と枝豆の播種。


その後は、ハウスで夏野菜などの苗植え。


田植えと違って、種まきや苗植えはすぐに終わってしまいましたが、これがスクスク育つ過程を見にきたり、収穫の時期に来てもらえれば、自分で種や苗から手掛けたものですから嬉しいでしょうね


さて、一仕事終えてからのおやつは「そばがき」です。
根本さんは自分でそばも育てていて、そのそばで手打ちそばも地元の子供たちとやっているんです。
さすがにそばを打つわけにはいかないので、そば粉と水を練り練りしながらフライパンで火を入れると、あ~ら不思議、ネチョネチョしてきてそばがきの出来上がり~。


今回は人数が多かったのでできませんでしたが、根本さんが作ってくれる「そば粉入りクレープ」も美味しいんですよね~


全てのイベントが終わり、お土産は、無農薬で根本さんが栽培した黒大豆、大豆、お米、そしてこれまた無農薬米を使って作った麹
さすが根本さん、大判振る舞い

帰り際、お疲れ顔の方、ニコニコ満足された顔の方など、いろいろいらっしゃいました。
子供達は、初めて会ったもの同士ですぐに打ちとけ、イベント終了後も、群れとなって楽しそうに遊んでいました。
中には別れるのが悲しくて泣いちゃう子供も。夏休みに田舎に戻った時のように、子供たちにとっては「帰りたくない場所」「分かれたくないお友達とである場所」にもなったんでしょうね。

多くの方がご参加頂いたので、すべての方にお話が出来なかったのですが、出来るだけ声はかけて短い時間ですがお話をお聞きしました。

トラブルもありましたが、総じて、東京から来ている人はもちろん成田市内の人にも、こういった農村の価値はあるんだ、と改めて思いました。

そして、これからも、それぞれの家族にとって「行ってよかった」と思えるような場を作りたいと思いました


2日目の片付けが終わった後、最後に根本さんのお母さんが、スタッフにスイカをふるまってくれました
今年の初物、甘くておいしかったです


みなさん、お疲れ様でした

多くの方々にお会いできて、とても嬉しかったです。
このご縁が、これからも続きますように
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ひまわり油絞り

2012年05月18日 | 農的体験・生活
先日も書きましたが、おかげさま農場の高柳さんから「ひまわりの種」を分けて頂きました。

目的は、「ひまわり油」を作ること。

みんなの農村ネットワークのHPにもアップしましたが、以下、転載します。
イベントというよりは、作業に来れるひとは来て~、という感じでポレポレで(ゆっくり気楽に)やるので、時間がたまたま空いた人は来てくださーい


◆ひまわり油絞り&さつまいも

【種蒔き日時間】 5月27日(日) 13:00~15:30ぐらい
【場所】根本さんの耕育農場→詳しくはこちら


<油について>
食料自給率がどんどん低くなっていますが、その中でも「油」は海外依存度が高く、特に「植物油脂」の自給率は2%ほど。

いわゆる「サラダ油」は菜種、大豆、トウモロコシなどを原料としていますが、その原料は「遺伝子組み換え」の導入が増え続けています。そしてこの材料を「ヘキサン抽出」という化学的な抽出法で絞って出来たのが私たちが普段目にする「油」です。

「ヘキサン抽出」とは、具体的には石油からの生成物ノルマンヘキサンという有機溶剤などを使って、大豆などから油を化学的に分離します。このヘキサン抽出した時点では有毒ですので、有毒物質が残らないように更に化学薬品で分離除去し、高温で熱して脱臭したりして、ようやく「サラダ油」が出来ます。とはいえ、化学物質は100%除去はできないらしく、かつ高温で熱しているため酸化していたり、トランス脂肪酸などもたくさん出来るとか。

油って結構大変なんですね。

だったら、油を自給しちゃいましょう!

<内容>
今回、成田の有機農家の中心団体の1つ「おかげさま農場」の高柳さんの声がけに「みんなの農村ネットワーク」として参画して油を作ります。

高柳さんはお米や野菜だけでなく、小麦、菜種油、ごま油なども自給しています。そして「ひまわり油」も2年前から始めています。

今年は、地元の若手農家さんも数多く参加して、みんなで「ひまわり油」を作ることになりました。

私も、先日その打ち合わせに参加してきて、「ひまわりの種」を分けて頂いてきました!
この種を、「田んぼと畑の自給教室」でお世話になっている根本さんの畑に蒔き、育てて収穫します♪

具体的な流れは以下の通りです。

・ 5月27日(日) 根本さんの耕育農場で「ひまわりの種」を蒔きます
・無農薬で育てるので、ひまわりの背丈が伸びるまで2回ぐらい除草をかねた中耕を行います
・お盆前に開花!(開花すると東側をずっと向いているそうです)
・9月上~中旬に1つ1つはさみで収穫
・その後、カビないように、ハウスの中にブルーシートをしき、その上に重ねないようにしてコンテナなどに広げて乾燥
・10月頃、乾燥した種を脱穀し、ふるいと唐箕(とうみ)にかけてごみを落とし選別
・選別した種を高柳さんにお渡しし、高柳さんから一括して圧搾方式(薬品を使わず圧力をかけて絞るだけ)で絞ってくれる業者さんにお願いする
・とれた油は、ひまわりを育てたみんなで提供した種の量に応じてシェアする


大体3畝(約90坪)ほどに種を蒔きます。うまくいけば30kgぐらいの種がとれます。化学薬品を使わず「圧搾方式(圧力をかけて絞る)」なので、歩留まりは20%前後なので、うまくいけば6~7ℓぐらい取れる計算です。

乾燥がうまくいかないとカビたり、種の大きさの出来によって絞れる油の量が変わるなど、上手くかはやってみないとわからないのですが、油が自給できたら、素敵なことですね♪

なお今回、高柳さんが用意してくれた種は、リノール酸が20~30%ぐらいで、オレイン酸が70~80%と、ほぼオリーブオイルに近い比率の品種のひまわりだそうです。普通の種はこの比率が逆だそうですが、オレイン酸の方が抗酸化作用があり、体にも良いとか。

5月27日(日)は、ひまわりの種だけでなく、さつまいもの苗も植えます♪
今回は、ひまわりの種蒔き、さつまいもの苗植えといった作業をするだけなので、参加費は特に頂きません。みんなでゆっくりおしゃべりしながら交流を深めましょう。

育てたさつまいもの収穫は、別途「田んぼと畑の自給教室」のイベントで行います。

ひまわり油については、取れる量が定かではないので何とも言えませんが、ある程度の量がとれれば一緒に育てたみなさんとシェアをする予定です。

ちなみに、おかげさま農場では、作業代、搾油代、瓶代などを考慮し500m㍑で1500円が実費としてかかっているそうです。みんなの農村ネットワークでも、シェアするとき、実費として同様の額を頂戴できればと思います。

そもそもは「自給用」であり販売用でないため、「汗を流したみんなでシェアする♪」という考えで進めたいと思います。

ご関心がある方は、まずは、5月27日(日)にお越しください!
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