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半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

春の芸術祭り 第4弾「劇団かかし座」の影絵

2017年03月29日 | 素敵な空間・イベント
春の芸術シリーズ、最後を飾るのは、影絵で有名な「劇団かかし座」というところに影絵です。

池袋でやるということで、久々におのぼりしましたが、まあ、相変わらず人が多いですね、東京は

「劇団かかし座」というのは、影絵で有名なところで、NHKの子供番組の影絵で結構出ていて、成田にもちょくちょく来るのですが、私は初めてです。

子ども達は、「長靴をはいた猫」など色々な童話を影絵でやっているのを観たことがあるのですが、今回は「世界中の人がわかるようにつくった、古代の人間の営みを表した伝承などを元にしたオリジナル作品」ということで、私は面白かったのですが、朝7時に成田を出て空港に行ってきた奥様と子供たちは、途中、寝ていました

手で猫、ふくろう、うさぎ、鳥、ふくろうなど、まぁ、とっても美しく滑らかに影絵で表現できるものとびっくりしました。

ちなみに、前半30分ぐらいがオリジナルストーリーですが、後半30分は子供たちむけなのでしょうか、影絵教室みたいになったり、クイズになったり、マジックなど、エンターテイメントな感じでした。

好きな人は好きなんでしょうね~。

こういった影絵で「もちもちの木」とかをやってもらえたら、また観に行きたいな~と思いました。
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春の芸術祭り 第3弾「栗コーダーカルテット」

2017年03月28日 | 素敵な空間・イベント
我が家の春の芸術祭り第3弾。

NHK教育テレビでおなじみの「ピタゴラスイッチ」のテーマ曲を作って演奏しているという「栗コーダーカルテット」というグループのファミリーコンサートのチラシが学校から配られてきました。

うちの子供はピタゴラスイッチが大好き

ということで、早速家族で申込み行ってきました。

行くと知っている顔がずらずらと
春休みですからね~。

コンサートは成田駅前の小さなホールで、演奏者との距離感が良く、直接聞こえる音とスピーカーから聞こえてくる音のシンクロが何とも心地よくて、1曲目のリコーダーの合奏で一瞬にして心をつかまれました

で、うちの子はピタゴラ好きですから、「次かな?次かな?」と今か今かと待ち構えていましたが、「ピタゴラ」の曲が演奏された時はテンションが一気にあがり、また生で聞くとやっぱり面白い

あの軽快な音楽、リズム、そしてリコーダーを中心とした音がのどかで何ともいえませんね~

その他、口琴という楽器をつかったアニメのキョロちゃんで流していたという曲や、力が抜けたスターウォーズの曲、特に良かったのが「お母さんといっしょ」でちょっと前に流れていた「リンゴントウ」の歌

コンペイトウではなく、リンゴトウという不思議なお菓子がある、という歌で、日本中の子供が「リンゴントウってな~に?作って~」と言ったのでしょう、ネットで検索すると、「リンゴウトウの正体発見」とか、クックパットで「リンゴントウのレシピ」なるものも載っていたり。

ピタゴラとリンゴントウの入ったCDを買って帰ったら、子供は早速何度も聞いていました

共演していた「ビューティフルハミングバード」さんもとっても良く、とにかくお子様連れのご家族にはお勧めのコンサートでした
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春の芸術祭り 第2弾「アトリエモモの作品展」

2017年03月27日 | 素敵な空間・イベント
我が家の春の芸術祭り第2弾は、うちの子供が通っている「アトリエ・モモ」さんの作品展。

この季節には珍しいあいにくの大雪でしたが、近くなので、みんなで行ってきました

ホームページのリンクは以下にある通りですが、造形教室というんでしょうか、まあ、こんなことをやっている人が成田にもいるんですね。
うちの子が幼稚園の頃に通っていた時は、我が家から近い団地の集会所でやっていたんですが、2~3キロ離れた所にお引越しされて、そこにもずっといっています。

手先が器用で、3歳ぐらいからのこぎりを使わせていた長男は、歌、工作、造形など、ちょっと普通の子に比べて変わっている、と思うぐらい抜群の世界観とそれをすぐにリアルの世界で表す才能を持っています。

モモの先生からも「凄いね~、やっぱり天才だね~」といつもベタ褒めしてくれます。
親には「過集中のタイプだから、一度世界に入ると周りの音も聞こえなくなるんだよね。もう将来は芸大だな」と言っているのですが、まあ、芸大という感じかはさておき、過集中、というのは的を得ています。

普通なら「大丈夫?」と思うほど、自分の世界に入ってしまうのですが、芸術の世界だと「すごいね」と評価をされるので、これまた世界が違うと子供に対する大人の反応も違うので、面白いですよね。

ということで、大雪の中、子供たちの作品展を眺め、お茶を頂いてゆっくりと過ごしてきました。

ちなみに、我が家はお金はありませんが、こういった所に子供を通わせるのはパイロットとかお金持ちの子どもが多いそうです。
「お金を持っている親は教育がされているというか、子供のうちに想像力や芸術などに触れさせることが意味があると思っている人が多いみたいよ」というのが先生のコメント。

なるほど、お金持ちの子が多いんですね。
まあ我が家は教育というより「好きなことを出来る場所」として通わせているわけですが
http://atelier-momo-art.com/
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春の芸術祭り 第1弾「歌丸さんの落語会」

2017年03月26日 | 素敵な空間・イベント
成田に歌丸師匠がやってきました

生落語は初めてで、かつ、命がけで落語をやっていらっしゃる歌丸さんのお話、ということで、昨年から家族で全員で申し込んでおりました

開場はもう満員御礼

そしてさすが、8割はシルバー層。ただ、小学生なども1000人ぐらいの席で10人ぐらい見かけました。
我が家も小学生2人ですが、笑点で見ている歌丸さんだから、大丈夫だろう、ということで連れていきました。

最初に前座の方が3人出てきたのですが、とっても面白く、子ども達も笑っていて、「さすがプロは凄いな~」と純粋に楽しませて頂きました

ただ、動物の物まねの方は「上手だな~」と思いましたが、笑わせるネタとしては、やはり普通の小噺をされている最初の2人の方が面白かったです。

そして最後に登場したのが歌丸さん

昨年の笑点のスペシャルで高座に上がるのは自力では難しく、移動も基本は車いす。
また酸素吸入器を普段はつけていて、高座に上がる時だけ外している、というのを知っていました。

ところが今回は高座に上がった状態でも酸素吸入器をつけていました

「年末に熱が出て病院に行ったら即入院で、暮れと正月の2週間ぐらい入院していたんです。で、退院して肺炎も治ったんですが、吸う時に苦しくて、吸入器つけてしゃべります。本当は代打を頼みたかったのですが、福山雅治もダメ、トランプ大統領しか空いていないっていうことで、トランプが来られても仕方ないから、私が来ました(笑)」という挨拶から。

う~ん、可哀そうという言葉が当てはまるのかわからないのですが、「高座で死ぬ。死ぬまで落語をやり続ける」とおっしゃっていた歌丸さん、実際、呼吸器をつけながら、話しながら「すぅっ」と酸素吸入する時の音がマイクに拾われ、とても居たたまれない気持ちになりました

話は「ねずみ」というもので、従業員に騙された大宿屋の主が、仕方なくねずみ小屋のようなところで小さな宿をやっていて、そこに時代を代表する棟梁がやってきて、木彫りのねずみを彫ってあげたところ、そのねずみを見たさにお客さんが全国から殺到して、しかししばらくすると…という人情物というか、まじめにきちんとしている人が救われていく話で、その話を歌丸さんが死ぬ気で噺をされている姿にじ~んと来ました

前座の方が「歌丸師匠を死ぬ前に見たい、ということで来られた方ばかりでしょうが(笑)」と言っていましたが、冗談ぬきで本当に噺を聞けて良かったです。

ちなみに笑点グッズの販売もやっていたので、お土産として喜久蔵ラーメンを買って、夜に食べました
昔の仕事で実は一度食べたことがあるのですが、10年ほど前のものがほとんど同じパッケージで売っているのにびっくりしました

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春の畑

2017年03月24日 | 農的体験・生活
3月下旬になると、春の三寒四温と言いますが、寒い日もあれば温かい日もあり、しかし確実に平均気温は上がってきます。

特に日中はポカポカになり、「春」がうごめいているのがわかります。

冬は、地面の下など根っこが動き始めていたり、木であれば水分を吸い上げたり、草木花は花芽をつけたり、ということで、あまり変化が見えませんが、春になると花芽がつぼみから「開花」という目に見える現象が現れます。

お花が咲くとどうなるか?

すると冬眠していた虫たちが一斉に動き出し、羽虫が飛び始めます。

そしていつの間にかテントウムシちゃんが畑にあらわれたり、卵だったものがかえって幼虫がうごめいています。

今年一番のテントウムシの成虫や幼虫を見つけて「あ~、いよいよ今シーズンも始まりだな~」と思うわけです


冬の寒さで生育しなかった遅まきのホウレン草もいつの間にか大きくなり、これから1日で1㎝ぐらい大きくなります。
今の時期のホウレン草はぐんぐん伸びるので、冬のように「なんじゃこりゃ」という甘さや美味しさは減ってきて大味になってきますが、その分、あっさりとした感じで柔らかく、美味しくなるんですよ~



にんにくも寒さで凍えるようになっていたのが、元気に葉っぱを育て始めます
もうこなると追肥はよくないといいます。追肥をすると首が太くなったり、収穫後の保存があまり効かないにんにくになると言われています。


こちらはソラマメ。昨年、だいぶ鳥に食べられたので今年はもう数株しか残っていません。
まあ1回とったら終わりですね



そしてなんといっても、今の畑は草をとるだけでなく、スナップエンドウのネットを張らなくてはいけません。
ツルを絡ませるためなのですが、毎年、後手後手になって、ツルが「ひっかかるものがないよ~」とお互いに絡みあったのを「ごめんよ」と言いながらほどきながらネットに絡ませるということをやっているのですが、今年はちょっと頑張ってこの時期に手が打てました



しかし、パオパオという保温するための不織布をかけたところは、もうこんなに大きくなっているので「あぁ、ちょっと遅かったかな」と反省するわけです。


一方で、パオパオが無い、そのまんまのものは冬の寒さでいじけていたので、まだこのぐらいの大きさで、ネット張りにはまだ遅くない状態です。


どっちがいいかというと、これは好みなんですが、パオパオをやると生育が早く、実なりが早くなります。
ただ、遅霜が来ると寒さで鍛えられていないので、やられる可能性があります。

パオパオが無いのは自然のまんまなので遅霜にも強いのですが、後半は虫にやられやすくなります。

ということで、今年は両方やってみてバランスをとってみたわけです

しかし、これから一気に草が伸びるので、毎年思うのですが「早く草をとらねば。。。」と。

この時期のスタートが遅いと、「もう手が間に合わない」となって、5月は草を刈りながら夏野菜を育てるといういたちごっこになるんですね

ということで、今年は早め早めを心がけたいと思います(と毎年思いながら、結局後手後手になるんですが
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ハッピーバースデー♪

2017年03月23日 | 素敵な家族・子供との時間
今日は愛する次男の誕生日

3月生まれなのでまだまだ小さく、素直で可愛くて仕方ありません

そんな次男も去年は節目の7歳になりました。

7歳は「魂がきちんと体に入り、神様の子から人間の子になる」と、縄文時代から思われていたそうで、またドイツのシュタイナー教育の中でモ7歳は節目の年。

そして今年の8歳の誕生日は、1~2年と同じクラスだった仲間と明日でサヨナラ、という前日です。

また、お兄ちゃんもお世話になった担任の先生も明日をもって定年退職ということで、まさに「節目」といった誕生日です。


小学校では、「お誕生日の子は給食の牛乳で乾杯」という習慣があるようで、うちの子はいつも「3学期最後の給食」で乾杯をしてもらいます。

今回は、「2年間いっしょだった仲間も最後」ということで、うちの子がそういったことを言ったら、「そうですね」と先生も言ってくれて、あちこちで乾杯があったそう。

そんなことを嬉しそうに報告してくれる我が子が、すくすくここまで大きくなったことが、何よりも嬉しいです

私の最大の願い事は、「子供が元気にすくすく大きくなること」。

それがかなっているのだから、これ以上の幸せはありません

ちなみに、今回お願いした5,000円近くのケーキは、フルーツニャンがいっぱいのケーキ。

ちょっと前まではパテシェエが手で絵を描いていたのですが、最近、機械を買ったらしく、持っていった本そのものを写したものが乗っていました。
最近のケーキは凄いですね~
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食と命の教室「土の世界を知る」

2017年03月19日 | 農的体験・生活
今年2回目の「食と命の教室」がやってまいりました

今年はなぜかお申込みが多く、すでに満員御礼で席に余裕が無いほど。

時代がより求めているのですかね~。

さて、今回のテーマは「土の世界を知る」です。
まずはいつもの通り、朝にご挨拶とちょっとしたお話をした後、農場の近況を知るために、ちょっとした散策です

こちらは、おかげさま農場の出荷場。高柳さんがちょっと用事があったようで、立ち寄ったのですが、みなさん初めて出荷場をみて「へ~、ここから出荷されているんですね~」と興味津々


その後に道すがら、通ったのが小麦畑。
高柳さんから小麦の説明がありました。
「以前、小麦のことを調べていたら、流通している小麦の代替が残留農薬があるということを知ったんです。でもそれは基準内だから良い、ということになっているんですね。でもそれじゃだめだろ、ということで、しばらく作っていなかった小麦を再開するようにして、そからここ10数年は毎年小麦を自分で作って、小麦粉も自給しています。昔は小麦や落花生を必ず作物の間に育てていたんですよ。小麦は土をリセットするといいますが、吸い込む力が強いんです。それで色々な要素をいったん吸わせることで、連作障害などが防げるんです。もう1つは、科本科といって、稲科は根がぐわっと地中に潜り込むんです。1mぐらいは行きます。そういった根が地中で腐ると栄養になるでしょ?そういう意味でも小麦を定期的に植えるとその畑は良くなっていくんです」


さて、小麦畑を通って到着したのが今回の「土の世界を知る」の1つ目の学び、野ざらしにした馬糞堆肥の見学です。
ホトケノザがびっしりと生えています


触ってみるとサラサラで、みんな「全くにおわないんですね 」とびっくりしていました
高柳さんいわく「堆肥が本当に良いか悪いかは種を蒔いてみればわかります。発芽して育つようならばきちんとした堆肥、いわば土になっている。そうじゃないのは命を育てられないまだ未熟なものだな」と、わかりやすいですね~。


こちらはおかげさま農場で使っている肥料の説明。
昔は米ぬか、石灰、鶏糞といったものを順番に撒いてから畑を耕していたのですが、それが手間になってきたので、肥料屋さんに「おかげさま農場の肥料」を指定した材料とブレンド比率で作ってもらったそうです。


こちはら田んぼの準備の一環で、水に浸けている種もみ。
もみ殻がついている状態でお米を水につけて、飽水させることで、発芽を促しています。
これから芽が出てくるころに育苗箱に蒔いて、今度は苗作りが始まります。


お次は先月に蒔いたミニトマトやナスの見学。
実はハウスの換気に失敗して、中が40℃ぐらいになって、一部焼けてしまったそうです
「まいったよ。半分ぐらいかな」と高柳さんもお困りの様子


こんな感じで真ん中の方が芽が出ていません。外側は外気に近いから冷えているのですが、内部は熱がこもっちゃったんですね。。。


最後に母屋の前の水桶。
これは山に湧き出ている清水をパイプを通してひっぱってきているんですよ
山に何かあったらわかる、ということや、震災の時などにもこれで水を補給したそうで、近所の人ももらいにきたことがあったそうです。
薪があり、水があれば、電気が止まっても生きていける、ということなんですよね


みんな「飲んでみたい」ということで試飲。美味しかった


そして、小屋に戻って土の世界の映像を観よう、と思ったら、初参加の方が「ギターがあるんですね」と言ったものだから、高柳さんは「聞くか?」と言って、いきなりギターが始まりました


そんなこんなでちょっとした演奏を聞いた後に、今回のテーマである「土の世界」を顕微鏡で覗いた映像をみんなで視聴しました。

土は窒素・リン酸・カリが主要元素と言われていますが、実際は生き物の住処であり、その生き物がいなくなれば「死んだ土」です。

例えば、土をスコップいっぱいすくって、電気をあてると、その熱や乾燥をきらって、ヤツデ、みみず、カメムシ、ムカデなどがうじゃうじゃと出てきます。

それは我々の目に見える範囲。

小さじいっぱいの土をすくって、これを電子顕微鏡などでみると、そこには1億もの小動物や微生物がいるんです。

ダニやワラジムシの赤ちゃんから、それらの死骸を食べるカビ、バクテリアなどなど。

みみずのウンチの中をみると、そこには小宇宙が広がっていて、生態系が出来上がっているんです。

ダニなどの死骸を食べる虫、その死骸を食べるバクテリア、そのバクテリアなどが何百、何千種類といるんです。

そのような生態系の中で、植物は根をのばし、その根に寄生するバクテリアに栄養をあげつつ、バクテリアからも栄養をもらう。

単なる化学物質の世界とは違うんですよね~

みんな真剣に。例えばこれは毛根の映像。


時間が経つと、そこからさらに目に見えない毛細根が広がっていきます。


根っこの中に微生物がうごめく映像。


みんな初めてみる「土の世界」に感動を覚えていました。

さてさて、映像の最後の方には既にお母さんが作ってくれたお昼ご飯が運ばれてきていたので、みんな待ちに待っていたお昼ご飯です


素敵なランチプレートですね


前回もそうだったのですが、今回も「どうやったらこんなに美味しくなるんですか?」という質問が飛び交い、高柳さんが電話して、お母さんを呼び、みんなであれやこれやら、芋の煮かた、味付け、大根の漬物のレシピなど、根掘り葉掘り30分ぐらい聞いていました。
ちょっとしたお料理教室でしたが、まあ、本当に美味しい野菜を美味しく作ると、肉などがなくても子供もパクパク食べるんですよね~



さて、お腹いっぱいになったあとは、みんなで畑で種を蒔きます。

まずは、鶏糞を撒きます。匂うので、逃げる女子もいましたが、「やりたいです」といって参加する女子もいて、いろいろですね~


トラクター姿は特に男の子は「格好いい」と大人気


さあ、みんなで1粒1粒蒔いていきます。


その後、不織布といって、霜よけの布をかけて、裾に土を載せて風で飛ばされないようにします。
鍬を使ったことが無い方もいたので、高柳さんからレクチャー


作業が終わった後は、お土産の収獲です

まずは、サニーレタス


次はかぶ


中には自生しているふきのとうを収穫した人も


そして、お昼に出た菜花を摘みました。


きれいですね~


中には、カモミールを根からひっがえしてお土産にする方も。


色々お土産を手にした後は、みんなで色々な感想を言い合いました。

高柳さんも色々話しましたが、「土の世界には小さじ1杯で何億もの生き物が生きている。そこで初めて健康な野菜が育つわけです。人間も腸に100兆の微生物がいることで、初めて健康な命が保たれる。両方とも同じだと私は思うのですが、生命力あふれるというか、健康な命が育つところというのは、そういったたくさんの無数の生き物が生きているところなんだと思うんです」という言葉に、みんな同感していました。

そんなこんなで今回も深く楽しく学んだ「食と命の教室」。

今年度は既に満席ですが、このメンバーで楽しく深く学びあっていきたいと思います
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「新嘗のこころ」

2017年03月18日 | 素敵な本
一昨年、何回か参加させた頂いた「古事記のこころ」の小野先生の今年の講座「新嘗のこころ」に参加させて頂きました。

家の中の軋轢があると、この講座にはよく救われたものです

小野先生というのは湯島神宮で神職をされている先生なのですが、その教えは熱くとてもシンプル。

というより「神道」というものが何なのか、その根源的なものはシンプルであり、それを熱く熱く教えて下さる先生なのです。

簡単に言ってしまえば、「人はかみさまと同じであり、魂は1つであり、宇宙と1つである」ということ。

これを「体で感じる」ことが昔の日本人は出来ていた、ということ。

「かみさまの命を受け継いできてご先祖様があり、ご先祖様の命を受け継いできて自分がいる。つまり、自分の中にご先祖様がいて、かみさまがいる。そのかみさまを大事にしなくてはいけないよ、自分の異心(傲慢、妬み、嫉妬などなど)で覆ってしまってはいけないよ、見えなくなったら祓わなくちゃいけないよ」

ということです。

「祈り、祓い、かみさまの命と自分の命が1つのものということが分かれば、この世は感激・感謝の世界であることがわかる」

というのです。


 まあ、凡人の私にはなかなかそうはいきませんが

 とにかく、小野先生の教えてくれる内容とは、終始一貫、このことなのです。

 古事記も「物語そのものが重要ではなく、その中にある教えを理解すれば、1つ1つの物語ではその物語が繰り返し示されているということがわかる」というのです。

 確かに古来の神話などはその物語が大事なのではなく、その歴史というか伝承の中で今の自分たちがある、ということを感じ入ることが大切なのでしょう。

 もっといえば、「神話」という言葉は明治に出来たそうで、古事記などは「古来伝承」といういい方をしていたそうです。



 そんな小野先生の勉強会ですが、昨年は参加しなかったのですが、1年半ぶりに参加した今年は「新嘗のこころ」という本を使ってのお勉強でした。

「古事記のこころ」の時は、古事記そのものが私には難しかったのですが、それに比べると「新嘗のこころ」は小野先生の講演をもとに本にされていたのと、そもそもの「新嘗祭とは何なのか?」ということを伝えるための本なので、とてもわかりやすく、新嘗祭とは何なのか?とか、天皇と国民と神事の関係などが非常にすっきりとしました。

 特に、1番「お~」と思ったのが、小泉八雲の話が出てくるところです。

小泉八雲というのは、明治時代に日本人女性と結婚し、日本人になった西洋人の英語教師なんですが、その小泉八雲がこれから出征する教え子と対話した内容が挿入されていて、それが「なるほど~」と思ったのです。

 教え子は、「自分はご先祖さまや父や母と共にいるし、もし自分が死んでも家族が供養してくれるから、死がすべて無になるとは全く思わない」と言います。

 小泉八雲は「昔のローマ人は、確かに今の日本人と同じように魂は残ると信じていたということを知識としては知っている。でもそれは遠い昔のことで、今の西洋人の私達からは、死は現実の世界から完全に離れることを意味する。死んでもなお魂は残るという感情は、先祖や親から伝承してこないと伝わらないものだろうから、私にはわからないな」と答えるのです。

 これを読んで、「なるほどな~」と思いました。

 小さい頃に、おばあちゃん家や、お寺でもいいのですが、ご先祖様に手をあわせ、お祈りをしている大人の姿を何となくでも見て、ものまねをしたりしながら、何となく「その感情」を小さいうちにもったことがあるか、ないか、で、その後の「魂が何となくそこにあるかもしれない」という感情があるかないかが決まるんだな~、と。

 そんな話をしながら、天照大神から皇祖に委託された「瑞穂の国や国民の幸せをひたすら祈ること」ということを、今も代々、終始一貫されてきた天皇、あるいは新嘗祭の意義、意味を学びました。

 そして、それは「どの家庭も戦前までは当たり前にやってきた」という事実です。
 
 私の知っている範囲では、農家の高柳さんが、今も神嘗祭の時、新嘗祭の時には甘酒を作ってお供えしています。
 「昔はどこの家庭もやっていたけど、最近はうちぐらいかな」と言います。

 また、神崎町の神山酒店の店主から以前聞いたのは、「50年ぐらい前は、みんな11月23日はお供えをするために甘酒の注文があって、どこの酒屋も忙しかったんだよ。まあ酒屋でいえばかき入れ時みたいな感じだったんだ。まあ本当に昔のことだけどね」という言葉が思い出されます。

 新嘗祭はお米の国の日本にとっては一番大切な行事ですが、それと対になって2月に行う「今年1年の豊作や国の平和を祈る行事」もあったそうです。

 それは決して天皇のものではなく、各地域、各村、各、各家庭で戦前まではずっと行われてきたこと。

 そんなことを近代まで国をあげてやっていた国は世界中探しても無いそうです。

 確かに、そうですよね。

 国主を頂点に、国民のほとんどが五穀豊穣を祈り、地域の平和を祈るということを同じ日にやってきた、というだけで、確かに西洋人からみれば「アメージング」なわけです。

 「それは天皇のものだけではなく、1人1人のこころなんです。そのこころを取り戻し、1人1人が国の平和、世界の平和を祈りながら自分の異心を祓い、清らかに暮らしていくことが、日本に求められていることなんです」

と、小野先生からの熱いメッセージでした

 そして、主催者のKさんの手作りおはぎもお土産に

 お昼は近くの蕎麦居酒屋で美味しく頂き、素敵な1日になりました


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新しいシーズン

2017年03月16日 | 自分の時間
あっという間に3月も中旬です。

本来、3月は比較的余裕があるのですが、家のごたごた、5月以降のオンシーズンに向けての受付対応などで、なんだかんだ言って月日は流れていきます。

農家の方々も、田植えのために代掻き、畔塗り、種もみの温湯消毒などの仕事が入ってきて、気が焦っている感じです。

人間の気持ちだと、4月が春で、仕事も学校も4月が新しい期のスタートというイメージです。

私の中では5月が新しい期のスタートということで、まあ準備も考えると4月から新たな気持ちで、ということになるはずです。

ところが、どうしてか、なんだかんだいって色々雑用や仕事が多いんですよね~


逆に思えば、2月下旬ぐらいから季節は一気に春めいてきていて、朝起きても「あれ、まだこんな早い時間なんだ?」と思うほどお日様が上るのが早くなってきました。

自然の中では2月下旬ぐらいからが新しい期というのでしょうが、生命が一斉に動き出す時期な気がします。

地面の上に虫がうごめきだし、みみずが顔を出したり。

羽虫が飛び始めたり。

菜花が一斉に咲き始めたり。

「春だな~」と思うのですが、人間も自然の一部と思えば、今の時期が「新しい期のスタート」というのも当たり前なのかもしれませんね
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ゴボウ茶

2017年03月13日 | 食べもの
最近、家に貯め込んだお茶系を飲んでいます。

いつも緑茶ばかり飲んでいたのですが、過去、色々作ったものがあるのです

その中の1つが「ゴボウ茶」。

一昨年、おかげさま農場の生産者からいただいた無農薬栽培のゴボウで、あまりに多く、使いきれないままにしなびてきたので、洗って輪切りにして天日干しにしたのがコレ

去年もちょっと飲みましたが、さて1年経ってどうかふたを開けてみたら、カビなど生えていませんでした


これを普通にお茶のように、お湯を注ぐと、5分ぐらいでこのぐらいになります。
でも完全に戻すには10分ぐらいかかるので、本当はポットに入れるより煮出した方が良いのでしょうね。


こんな色のお茶になります
ゴボウの香りがかなり香ばしくて、ゴボウが嫌いじゃなければとてもいいお茶です
ゴボウは胃腸にとてもよく、水溶性の繊維も多く、腸内細菌にもとても良いエサになると言います。
せっかく作ったので、ちょくちょく飲んでいます
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