半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

子ども県展入賞!

2016年01月31日 | 素敵な家族・子供との時間
1年生のになる下の子が、「子ども県展」なるもので入賞!

私も昔、この「子ども県展」で入賞したことを覚えていまして、また、うちの上の子も独創的ながら絵が上手く、昨年は成田空港主催のコンクールのようなもので、小学校で2人だけ選ばれた入賞者の1人だったのです。

つまり、、我が家は絵が上手い人が揃っているのね

ということで、昨日、展示されている千葉県立美術館に家族で行ってきました

美術館の場所は、千葉のポートタワーの近く。
子連れの家族でごったかえしていました。

中に入ると、千葉県各地の小学生から中学生までが描いた様々な絵が集められて、大人でも脱帽するような絵も

そんな中、ありました、ありました、我が子の絵
子どもっぽい絵でいいですね~


これは絵を見ている後姿。
いつの間にか上の子が私達の後姿を撮っていました
まっ、とにかくめでたい



ちょうどお昼時だったので、絵を見終わった後、美術館内の食堂でフライ盛り合わせの定食を食べたのですが、全て生パン粉をつけてサクサクで、美味しかった

その後、近くの公園がだだっぴろく、沢山の親子が遊んでいたので、我が家もたっぷり遊んできました

その公園で桜の花が1つ咲いているのを見つけました。早いですね~。


そして、美術館で買ったお土産のヤジロベー。
最初は磁石でついているとおもったら、本当に重りとのバランスで土台の上の人間がブラブラ動くのです。
入り口で、お兄ちゃんが欲しがっていたのですが、お店の人が「これで最後の1つですから、お早めに」というお誘い言葉があったので、「美術館の中に入って、絵を見てきて、帰りにもまだ売れていなかったら買おうか」と伝えました。

そしたら、売れていなかったのです

ということで我が家に来たヤジロベー。

美術品が家に溢れる日も近い
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「食と命の教室」同窓会

2016年01月30日 | 素敵な空間・イベント
土曜日は、「食と命の教室」の同窓会でした

今年で4年目に入る「食と命の教室」。

成田の有機農業農家で代表的な存在の「おかげさま農場」の高柳さんと共に、大地を耕し、美味しいご飯を食べ、食べもののこと、海外と日本の文化の違い、生き方、暮らし方を一緒に学びます。

「ここの土に触れているだけで、ほっこりします」
「体調があまり優れず、来るまでは頭が重かったのですが、ここに来ると体が軽くなります」
「お母さんのご飯が久々に食べたかったんです
「私にはここという逃げ場があるけど、周りには逃げ場を持たない人も多いのも問題ですよね」

と久々に顔をあわせた参加者のみなさんから、この教室の存在意義を感じる言葉がたくさん聞けました。

過去3年で参加された方のうち、都合がつかない人も多かったですが、久々に高柳さんの顔を見れて、話しを聞けて、お母さんの美味しいご飯を食べて、みんな幸せそうでした

今回は、高柳さんが作った自家製小麦粉(日本の小麦粉のほとんど海外輸入で、ほとんどがポストハーベスト、収穫後、船で運ぶ際にカビたり虫がつかないよう農薬を混ぜる、そういった事実を知り、高柳さんは自分で小麦粉を作っています)を使って、「すいとんでも食べよう」となりました。

参加者の1人は、東京でお料理教室の先生。
出汁のとりかたをレクチャーしながら、作ってくれましたが、本当に料亭の味のようで美味い

出汁のとり方のポイントは「時間」と「温度」だそうです。

温度は95℃ぐらい。ぐらぐらお湯が煮えたら火を止めて、10秒ゆっくり数えると大体95℃になるので、それからかつおぶしを入れると、香りが飛ばないそうです。

もう1つ、時間については、花かつおなど薄いのは早くだしが出るけど、厚切りだと時間がかかる。
それと表面積を出来るだけお湯につけるよう、しゃばしゃばとかきまぜながらやるそうです。
これはやりながらどのぐらいの時間が良いかは感覚で覚えるそうです。



こちらはウーファー(ファームステイ)で来ているイタリア人のフランチェスコ。
ここに来るウーファーさんは、大体が日本語をしゃべれるのですが、フランチェスコはあまりしゃべれないので、英語でぺらぺら。
私も1日、英語のシャワーを浴び、楽しかったけど普段使っていない脳を使ってちょっと疲れました

そして、イタリア人だから、食べものの話はもう止まらない
例えば、イタリアのカフェといえば食事をするところ、パブといえばコーヒーを飲むところ、バーといえばお酒を夜に飲むところ、だそうです。
パスタの種類も色々話してくれましたが、その熱く語る口調は「さすがイタリア人だな~」と思いました

おれはオペラをうたっているところ。さすがパワフルな歌声でした



さて、すいとんも出来、お母さんが作ってくれた料理も揃い、早速食べながらワイワイガヤガヤ。
この教室は1回目ですぐにみんな打ち解けるアットホームな雰囲気があるので、3年ぶりの方もすぐにいつもの通り居心地の良い状態に



そして、みなさんが共通した楽しみにしていたのがお母さんの手作りご飯
漬物、イカ大根、お雑煮、キンピラ、みたらし新粉餅、海藻の煮付けなど、どれもお腹も心も大満足です



高柳さんと参加者のお得意のギターセッションもちょっとだけで見れました



そして、少し落ち着いたところで、高柳さんが取り出したのが「遺伝子組み換え問題」についての昨年発売されたDVD。

今まで、モンサントに対する反対運動はたくさん繰り広げられてきましたが、今回のはアメリカの最新情報を鋭く、かつ多岐に渡って網羅していて、凄かったです。

一般の人は信じられないでしょうが、遺伝子組み換えは凄いところまで来ています。

例えば、クモの糸は人間では作れないほど細さに比べて頑丈です。
そのクモの糸を人工的に沢山作り出すために、クモの遺伝子を入れたヤギ。
牛革をとるために、皮膚が牛の皮になる豚。

これは既に実現していますが、沢山、牛乳を出すよう遺伝子を挿入したホルスタイン。
自然界の倍の牛乳が出るようになった牛の乳は、慢性的な乳腺炎で、膿も混じり、それを多量の抗生物質で何とかしようとしています。

農薬対抗性をもった牧草については、反対運動が功を奏して、ようやく牧草として食べさせてはいけない、という状態まで持ってくることが出来たそうです。

アメリカを除くと、世界でも人口当たりもっとも遺伝子組み換え食品を導入している国の1つである我が国日本は、スーパーで並んでいるものの70~80%は遺伝子組み換え物が入っています。

具体的には、まずは肉、卵。
アメリカ産の肉だけでなく、国産の牛・豚・ニワトリ・卵で遺伝子組み換え飼料を与えていないものはほとんどありません。

それは、世界の畜産飼料のほとんどが遺伝子組み換え大豆、コーンだからですね。

次に油。外食の油をはじめ、安い油で「遺伝子組み換えでない」と書いていないものは、全て遺伝子組み換え原料を使用しています。


更に添加物。
添加物はエイズウイルスやモザイクウイルスなどを使って、必要な機能をもった遺伝子を生物に送り込み感染させるような形で組み込みます。
それを元に、化学的に抽出したものを原料を中国などの添加物メーカーが仕入れ、加工し、それをまた日本の食品メーカーが輸入して使う仕組みで、ある中国の会社の話ですが「EUにはきちんとしたものを。規制が無い日本には粗悪なものを出しても大丈夫」という感じで流通しているそうです。

話がそれましたが、遺伝子組み換え大国のアメリカで、こういった食品の安全性を規制するのがFDAという国の機関ですが、ここのトップが歴代、モンサントの人間だったりします。

そのため、規制どころか野放し状態がずっと続いていました。

しかし、遺伝子組み換え食品を食べると腸に小さな穴が空き、そこが炎症を起こすという事実が明らかになり、また、一度取り込んだ遺伝子組み換え大豆からは、ずっと毒素が腸から出続けるという研究結果もわかってきました。

遺伝子組み換え食品を完全に絶つと、子供の体調が良くなったり、流産や病気が多い家畜が見違えるほど元気になったり、という現象があちこちで起き、空前の遺伝子組み換え反対キャンペーンが続くアメリカ。

そういった事実を知るにつけ、「お~、怖いな~」と思いました。

何が怖いかというと、高柳さんの言葉の中身です。

「アメリカで20年遅れたものが日本に来るんだよ。1970年代、アメリカでこのままではアメリカ人は成人病で人口の半分が何かしらの病気にかかり、医療費が国家破綻を起こす、という事態になり、ファーストフードで健康被害訴訟が始まった。そんな時代に、日本にファーストフードが入ってきた。同じように、ホルモン剤や抗生物質が多量に使われた家畜をEUは輸入禁止措置をとったが、日本は基準をどんどん緩めている。ネオニコチノイドなどの農薬も同じ。遺伝子組み換えもこれからTPPでどうなるか」

また、同じようなことを日本がやっている、という話も高柳さんから聞きました。
「以前、カンボジアかどこかの国の農業関係者を連れて、国の役人がやってきたんだ。それは日本の「援助」の一環で、農業技術指導もするということで、その話しを聴きたいということだったんだよね。そして、カンボジアの人が『日本の色々な問屋や商社から、色々な農薬を使うように勧められているんですが、どれをどのぐらい使ったらいいのでしょうか?』と聞いてきたんだ。私は『そんなもの1つも使う必要は無い』と言ったんだが、それから日本の役人は何も言わずに帰っちゃったんだよ(笑)

でも、酷いんだよ。日本でも農薬は大体20年経つと、危険だということで使用禁止になる。20年経つと人体実験の結果が出るようなもんだよ。でも、農薬は作ってしまったまだ在庫がある。すると、やつらはそれをまだ規制が無い東南アジアの発展途上国に売りに行くんだよ。酷いよな~。アメリカも自国で規制がかかったものを日本に売りつけるけど、日本でも同じようなことをやっているんだ。汚いよな」

そんな真面目な話しを久々に聴き、参加者のみなさんも久々に、食のことや、生きる上で大切なことに思いを馳せたようです。


その後は、参加者同士で語り合い、笑いあい、食べ、18:00過ぎまで続きました。

そして、その後、個人的に20:30過ぎまで久々に高柳さんとお話。

というのも、昨年の教室では駅までの送迎が毎回あったので、あまりゆっくりお話を聞けていなかったんですね。

私が、自分の子どもに「手習い」をさせようと考えている、という話しをすると、

「子供を可愛がることと育てることを勘違いしている親がいるな」
「勉強するというのは、わからないことを知って、それを学んでいくことを言うんだよ」
「私には師匠という人がいたな。むのたけじや石川先生(岩手大学の農学者)から教えてもらって、その土台の上に無着先生がいるんだよな。そういう意味では今の人には師匠はいないのかな。人生において師匠は居た方がいいな。いなければ探し求めないといけないぞ」

などなど、久々に1対1でお話を堪能しました。

 やっぱり高柳さんは有り難い存在ですよね。

私も巡りあえてご縁を頂けて本当に有難く思います。

そして、高柳さんとの出会いで人生に影響を受けるであろう人がたくさんいることを再認識できました。

今年も「食と命の教室」、きちんと運営していけるよう準備をしていこうと改めて思った時間になりました。

ご関心がある方は、是非、お越し下さいね。

「食と命の教室」については→こちらから
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振り子

2016年01月29日 | 自分の時間

この前、テレビでやっていた映画「振り子」を奥様が録画したので、それを観ました。

もう号泣

特に、映画を観終わって、最後のエンディングで、原作者の鉄拳のパラパラ漫画が流れるのですが、それがまた最後に泣かせるんです

観ると泣く確率が高いので、注意しましょう

 

話は変わりますが、こういった感動映画に出る中村獅童を観ると、竹内結子との「いま、会いにゆきます」を思い出すのは私だけでしょうか?

あれも、絶対泣かせるストーリーでしたね~。

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冬の暮らし

2016年01月27日 | 農的体験・生活
寒い日が続いています。

といっても、ここ数日は朝晩は冷えますが昼間は結構温かく、1日を通して凍えるような寒さというのはそんなに長く続いていないので「やっぱり暖冬だな~」と思います

冬の畑は朝はすっかり凍りつき、ニンジンも葉っぱがほとんど枯れかけてきました。
大体のニンジンは2週間前ぐらいに土をかぶせてあるので、2月中旬ぐらいまではこのまま畑の中で放って置いても持つ予定です。


大根もかなり寒さでやられてきて、頭の部分が凍傷のようになってきました。
あと30本ぐらいあるので、かなり引っこ抜いて土の中に埋めたり、野菜ボックスのお客さんに配ってしまっているのですが、同じ「宮重青首」という品種でも、種袋1つで何十本分にもなるので、中にはずんぐりむっくりのものもありました


かぶも同様で、小さいのは痛んできたので、一気に収穫してしまいました。


そして家ではたくあんが山盛りりん

高柳さんのたくあん大根は、今年は暖冬で11月下旬時点で巨大化していたので、ざっくり切って漬けたのですが、このでかさです
まな板がほぼ埋まるほど


切ると余計巨大さが映えます。


う~ん、良い漬け具合
1週間で1本ぐらい1人で食べています


この寒さで路地野菜はほぼ終わり。

1月下旬から市場のものは、ほぼハウスかトンネル栽培に移ってきています。

イチゴや葉物がようやく品不足になりつつあるようですが、普通に戻った感じかな?

私の畑のものもほぼ終わりになったので、これからは貯蔵しているたくあん、大根、ニンジン、サツマイモが我が家のものの中心になります。

あとは、農家さんから相変らずしこたまいただけるので、それで春まで過ごしていきたいと思いま~す
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味噌作り教室

2016年01月24日 | 農的体験・生活
(土)(日)は午前の部・午後の部のWヘッダーで「味噌作り教室」を開催しました。

1人で運営をするのはなかなか大変なもので、体を動かしているつもりはないのですが、2日間終わって、どっと疲れました
寒くても疲れるんだな~と思いました

特に土曜日が寒かった

夕方から雪が降るということでしたが、朝から曇りがちで、特に屋外で水洗いをすると、井戸水なので洗っている時はむしろ温かさを感じるのですが、その後、風が吹くと手が凍りそう

プールに入っている時は寒くないけど、水の中から出ると寒い、というやつと同じですね
石油ストーブがとっても温かく、手を温めているとジンジンしてくるのですが、それが何だか幸せでした


一方、日曜日は最高気温が8℃ぐらいだったのですが、土曜日が寒かったせいでむしろ温かさを感じるぐらい

味噌作りは、煮た大豆・塩・糀の3種類で作るシンプルなものなので、食材がしっかりしていれば、あとは美味しく出来るのを待つだけ
みんなでよ~く混ぜ混ぜします。


この良く混ぜたものをつぶすのですが、これを手でやると本当に大変です

だから、ミンチがあると、無茶苦茶はかどるのです

手間がかからない&超美味しい味噌が出来る、ということで、味噌作りの半分ぐらいが常連さんです。
だから運営する私もこの時期にお会い出来る人がいて、結構楽しいのです

ただ、1日2回、それを2日やると、最後の洗いものが終わったあとは「ほへ~」という感じです

家に帰ってから、最後の力を振り絞って、今度は我が家の味噌作り。

味噌玉を作って、樽に投げ込んでいくのですが、下の子が途中から手伝ってくれて大助かりでした

味噌玉を作っているので、当然いえば当然なのですが、子供が「これで雪だるまが作れるんじゃない」と言い出して、最後にできたのがこれ。
角つき味噌だるまです

可愛いけど、最後には味噌樽の中に押し込まれた味噌だるまでしたけどね

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People treeのチョコ

2016年01月22日 | 食べもの
People treeという有名なオーガニックチョコがあります。

私は、チョコはあまり好きではありませんが、このチョコはとっても美味しいので好きです
お店の人に「最近、値上がりしたんですよ」とのことで、確かに買ってみたら370円ちょっとしました。

畑仕事で疲れていたので何となく買ったのですが、言われてみて「確かに高いよな、、、。う~ん、確かに普通は買わないよな。。。」と思いました。

でも、やっぱり食べたらその辺のチョコとは違って美味しいんです

そして思ったのですが、昔はチョコなんて無かったわけで、もっといえばスイーツなんてなかったわけです。
だからこそ、たまの「贅沢」の時に食べたスイーツ、あるいはチョコは断然美味しかったはず。

製法もきちんとした手作りだったから、今のPeople treeのような味だったんでしょう。

であれば、それほど美味しくなくて安いものが沢山あるよりは、ちょこっと高いけど美味しいものしかない世界の方が、よっぽど良いんじゃないかな?

そんなことを、ふとチョコを食べながら思ったひと時でした。

まあそんなことはさておき、、いつ食っても美味いな~
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天才の我が子の作品

2016年01月21日 | 素敵な家族・子供との時間
え~、私は親は「我が子は天才」と言っているぐらいの方がよいと思っています。

というのも、そういった自己暗示にかかれば、子供も自分に対する根拠の無い自信がつくと思いますし

乙武さんも小学校の教師時代に、個人面談で親御さんが「うちの子は本当にどうしようもなくて」と言う親が多い中、「先生、うちの子はしっかりしていて明るくていいんですよ」というお母さんがいてびっくりしたそうですが、確かにその子供は伸び伸びしていた、というお話をされていました。

まあ、そういった前置きはさておき、最近、うちのお兄ちゃんが描いた画の数々。

これは1年前、2年生の時に成田空港のコンクールで賞を取ったときのものが1年半の時を経て、返ってきました
雲を切り裂いて跳ぶ飛行機に色々な人が乗っています。
なぜか、飛行機の先端に鳥がとまっていたり


図画・工作教室の先生は「薄暗い背景で全体が暗くなるはずなのに、それを明るく描いているのは凄いね~」とほめてくれました


これは数ヶ月前の画。
まあ、こんな彩りでよく描きますわな~。私にはとても出来ません


これも数ヶ月前のものですが、写真を写して描いたらしい。これもお上手


これも昨年のもので、切り絵も使っていて、ほんまお上手。
私は「こりゃすごい」と感嘆しました
どうやったらこういったカラフルな飛行機や周りに花火のようなものを描いた飛行機の絵を思いついて、しかも描けるのでしょうか?
大人じゃ難しいですわな~。


ちなみに、こちらは2歳下の子の絵。子供らしくて素敵


お兄ちゃんに戻って、今月、生まれて初めてキャンパスにアクリル絵の具で描いたもの。
どうやらアミダくじを描いたらしいのですが、先生は「パウル・クレーの絵みたい。1つ1つのところが違う色で塗られていて、何も見ないでこんなの描いちゃうから凄いわよね~」とべた褒めでした。

私にはどうみてもアミダにしか見えないのですが、わかる人には何か感じるところがあるようです



最後に全く話が変わりますが、最近、奥様が買ってきた「ノージーのひまつぶしブック」。
Eテレで「ノージーのひらめき工房」という番組があります。
いわゆる、工作番組で、のっぽさん、わくわくさん、と続いたあとの番組です。

Eテレは、日常じゃ思いもしないことを色々打ち出してくるので、とても刺激があって面白いのですが、この本も結構、いやかなり面白い。

このページは何かというと、色々なマークや色の絵が並んでいて、例えば「ハート」と指定されたら、下から上へハートだけを辿って上のゴールを目指すもの。これを向こう側のページの人と対戦してやるんです。

形だけでなく「黄色」と指定したら、黄色を辿って、どちらが早くゴールへたどり着けるかを競うのですが、かなり面白い

我が家はこれで30分は盛り上がりました
絵にしろ、遊びにしろ、大人になってもこういった頭の柔らかさをもって色々その場でパパッと描いたり、作れたりするのはいいですよね~。
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農村の暮らしから真面目に楽しく学ぶ大人の寺子屋「食と命の教室」

2016年01月18日 | 農的体験・生活
今日は都心部は朝まで雪が降っていたようですが、成田は雨です。
まあ「寒の入り」ですから、季節的には普通かもしれませんね。

さてさて、今年も2月20日(土)から、「食と命の教室」がスタートします。


成田に有機農業で代表的な人物の1人に高柳さんと開く教室で、今年で4年目になります。

高柳さんは「おかげさま農場」という有機農業の団体の代表で、私にとっては「師匠」にあたる存在です。

私が都会から農村に足を運ぶようになり、「生きるということは、生活をすること」ということに気づいたあと、成田市にちょっと昔の日本人の生活を今もなおされている高柳さんの生き方、生活、考え方に魅かれ、特に原発で会社を辞めた後、用が特にあるわけでも無いのに、お邪魔しては、お茶を飲みながら何時間もお話を伺っていました。

例えば、ある日、話が長引き「昼ごはん、食っていくか?」とカレーを出して頂いたのですが、そこにNTTの回線の営業マンが飛び込みできました。
「うちは、おつきあいのあるところがあるから、新しいところとはつきあえないんだ。それより、君は昼飯は食ったか?食っていないなら食っていけ」
と、なんと飛び込みの営業マンに昼ごはんをご馳走した時は、私は衝撃を受けました

そして、「あ~、昔の日本人の多くはこうだったんだろうな~」と思ったのでした。
昔はお金が無くても旅が出来たのは、こういった人達が必ず集落のどこかにあったからなんでしょうね。

そんな、おかげさま農場代表の高柳さんと、都市生活とは違った、お金や会社を優先するのではなく、自然の流れに沿って、家族や人とのご縁などを大切にしながら生きていくことが、とても大切だということに気づかされる教室です。

内容は有機農業を実践しながら、同期となったおしゃべりしたり、語りあったり、美味しいものを食べたり、お土産をたんと持ち帰ったりと、とっても楽しい教室です


こういったところに来る方々は、ほとんどが今の会社やお金中心の社会に疑問を持っている方々ばかりで、また畑や田んぼをやってみたいという方々がほとんどです。

例えば、カブの収穫は、「食べていいですか?」といって、採り立てを泥を落としてそのままかじりつき「美味しい~」と言ったり。
採り立ては、それは甘いですよね~。


有機農業では土が大切と言いますが、土は1cm出来るのに100年かかるとも言います。
普段、土に触れていない人はびっくりします。
1gの土の中には1億の微生物が住んでいるといいます。その排泄物(アミノ酸など)を吸って植物は育っていくんですね。
それはまるで人間の胃腸と同じですよね~。


これはシーダーという機械です。
農家さんは手で1粒1粒まくのではなく、こういった機械でヒマワリやゴマなどの種を播きます。


田んぼの草取りでは、みんな裸足でたんぼへ
最初のニュルニュルした感覚が気持ち悪い人もいますが、なれると「気持ちい~」とみんな喜んで田んぼに入るようになります


夏のミニトマトは宝石のよう
毎年、食べきれないほどのお土産をもらっています


これは、大正から使われている道具で、ヒマワリや菜種や落花生などを風の力と重力で選別する唐箕(とうみ)です。
電動の唐箕もあるのですが、原理は昔と全く変わっていないのですから、先人の知恵は凄いですよね~。


秋は、山道の山栗やあけびを収穫



田んぼと並んで、人気が高いのが稲ワラ納豆作りです
昨年は、幼稚園生、小学生、中学生、高校生も参加しました。
子連れでもこういった教室に参加したいという人が増えているんですね。
特に、中学生は学校の授業と違ったこの教室が面白いらしく、お父さんと都合があえば何度も参加していました。


有機農業、田んぼや野菜作り、糀作りや油搾り、稲わら納豆作りといった農村ならではの営みを体験するだけでなく、真面目に人生を考えてきた1人の大人として、高柳さんの食べものや人生にまつわるお話や、時には子育て相談、仕事のことなど、大人の寺子屋みたいな場所です。

何かのきっかけや転機を考えている方が参加するのが多いためか、その後、受講後に今までと少し違った道を歩かれる人もいるのが特徴。

さて、さて、今年はどんな方とご縁があるか楽しみです

ということで、こういった教室にご関心がある方がいましたら、是非、「みんなの農村ネットワーク」のホームページの「食と命の教室」のページをご覧下さい。

詳しくは→こちらから
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久々の風楽(ふら)

2016年01月17日 | 素敵な家族・子供との時間
久々に風楽に行ってきました

風楽(ふら)は、成田にある古民家カフェ。

オーガニックのランチを出すだけでなく、いろいろなイベントをやっています。
土曜日は「ネオニコチノイド」の映画をやっていたのですが、私は「出張もちつき」と「自然薯掘り」の仕事でいけず

金曜日に、「食と命の教室」のチラシを置いてもらいにお邪魔した際に、「ご飯食べたの?」と店主のえいこさんが聞いてきて、なんと、おにぎりとお味噌汁とお漬物のセットをご馳走してくれました

そんなこともあり、「ゆっくりときていないな~」と思っていたので、今年80になる母も連れて、久々に家族で行ったのでした

古民家なので、風楽の冬は寒いのですが、店内は3つに軽く仕切られていて、部屋ごとにストーブも置いてあって、それほど寒くなく、ご飯も久々に食べたけど美味しかった


で、隣の部屋には、どこかで見た人がいて、隣町の神崎に私が出入りしていた頃に何度か行き会ったことがある、太鼓のプロ集団のGOCOOの方々でした。
神崎で、和太鼓教室を連続で開いていると聞いていたので「今日はそれですか?」と聞いたら、「そうです」とういことでした。
風楽で腹ごしらえと打ち合わせをしてから神崎に行くところのようでした。

世間は狭いというか、こういった場所に来るひとは大体どこかで会っている人が多いのですよね~

そして、子供達は2年ぶりだったので余り覚えていませんでしたが、上のお兄ちゃんは着いたら「あっ、ここ来たことあるね」と思い出し、食後は外でその辺に落ちているボールでサッカーをやったり、いが栗を拾ってあけてみたり、松ぼっくりを拾ったりと遊んでいました

そして、いつもいた猫ちゃんは、今日はいなくて探したら、なんと、こんなところに
可愛いですね~


神崎の近くに住んでいた時は良く行っていましたが、成田に戻ってきてからはイベントや行事以外ではそんなに行っていなかったので、久々にのんびり過ごすためだけにいけて、ほっこりしました

こういった場所は、どの町にも必要ですよね~。

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本:ベニシアの京都里山日記

2016年01月16日 | 素敵な本
Eテレで「猫のしっぽ カエルの手」という番組があります。

イギリス生まれのベニシアさんという女性が、京都の大原の古民家で四季折々の自然の中で営むせいかつを、ゆっくりじっくりと映し出している、とてもほっこりする番組です

私は裏番組をいつも見ているので、この番組をあまり見れないのですが、たまに見ると、とても心がゆったりとなって、「いいな~」と思います。

そのベニシアさんの本をこの前読みました。


ベニシアさんはイギリスのお偉いさんのお孫さんで、アジアに関心があり、70年代に日本に来て、日本人男性と結婚し、古民家に暮らしながら、骨董品と言われるようなミシンを使って手仕事をしたり、ハーブを使ったお料理をしたり、日本伝統の漆塗りなど京都に根付く文化を、今の日本人以上に愛し、楽しみ、生活に取り入れています。

この本は、そんなベニシアさんの日常を描いた日記を、旦那さんが翻訳したもので、とてもすっきりしていて、のんびり読めるエッセイのようになっていました。

特に、英語で書かれているベニシアさんの達筆の心に刺さる言葉、それをまた旦那さんがとても上手い日本語で訳しているんですね

The one who teaches is the givere of eyes given.
「人に教える事は 新しい目を与えること」

Instead of seeking new landscapes,developn new eyes.
「新しい土地を求めるのではあく、新しい見方を発見して」

The mistakes we make on our own often provide important lessons,that will later in life prove essential.
「失敗の経験は大事なことを教えてくれる、それは欠かせないものだったと、後の人生できっとわかるから」

写真も美しく文章も美しい。

そして、素直なタッチの文章と訳分がちょっとしたレッスンを教えてくれる、素敵な本です
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