春晴れの下、今日は愛する橋賀台幼稚園で、愛する息子の卒園式でした
朝、門の前ではお父さん、お母さん達が子供たちと最後の時間を愛しむようにワイワイガヤガヤ。
晴れやかな雰囲気で朝がスタートします。
定刻になり、門に入ると、まず「卒園、おめでとう」の看板で写真を撮り、各クラスへ行って先生にご挨拶し、荷物を確認。
黒板には「そつえんおめでとう」の文字が。あ~、これで本当に最後です。
その時、ママさんの1人が、クラスの1人1人に、なんと手焼きのクッキーと橋賀台幼稚園のバックの手作りストラップを配ってくれました
500円玉ぐらいの大きさなんですよ、凄いですね~
さてさて、アナウンスの後、保護者は先に体育館へ移動します。
そして、子供たちが車での間、席に座ったり、プログラムや諸注意などのお話があります。
お兄ちゃんの卒園式の時もそうでしたが、橋賀台幼稚園では、きちんと先生が「ファインダー越しで子供たちを見ることが多い時代ですが、是非、頑張ってきた子供たちを直接見つめてあげて、大きな拍手で迎えてあげてください」というアナウンスをします。
だから、ビデオカメラをする人は基本的にはいません(いても、2~3人)。
子供達が頑張って練習してきた卒園式なのだから、親はきちんと拍手をして迎える、当たり前のことですが、それをちゃんと言ってくれるので、親も背筋を伸ばして大きな拍手で子供たちを迎えよう、という気持ちになりますよね。
そして、定刻になり、子供たちがきちんと足を腰の横につけて、きちんとして入ってきました。
もう、この時点で感慨深く、胸が一杯になり始めます。
園歌を歌うところで、もうウルウルです
卒園証書もみんな、1人1人、きちんと受け取ることができました。
体に障害がある子も、先生の介添えできちんと受け取ることができました。みんな立派でした
園長先生も3年目で年少の頃から3年間見守った初めての年長さんで感無量という感じがヒシヒシと伝わってきましたよ。
そして、いわゆる「卒園のことば」をみんなで発声していきます。それが終わった直後に「思いでのアルバム」の歌でフィナーレ。
「い~ちね~んじゅ~うを~、おもいだしてご~らん~」という歌の歌詞は、橋賀台バージョンの替え歌になっています。
その1つ1つが思い出いっぱいの行事なので、みんなウルウルです
そして、園長先生、理事長先生の挨拶も、保護者代表の挨拶も、みんな愛情たっぷり。
さらに子供たちの退場の時は、子供たちの声で録音された歌がBGMで流れながらの退場ですから、会場は、大きな拍手でお見送りをしつつ、あちこちはすすり泣きです。あぁ~、素敵な時間を有難う~。
そして、各クラスに帰り、最後の時間。
クラスには、先週開催した「ありがとうの会」で先生に保護者から渡されたカードが。
壁に貼ってあるこいのぼりには、子供たちの足型と名前。5月に作ったんでしょうね。
こういったクラスで時間を過ごしてきたんだな~
そして、担任の先生から卒園証書を改めて渡してもらい、最後のお言葉。
担任の先生は、初めて受け持った年長さんで「私にとって最初の卒園生で
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。。。」と、言葉を詰まらせながら、思いを語ってくれました。
最後のお別れ時には、クラス役員から子供たちに1本1本お花を渡し、子供達から先生へお花を1本1本贈呈です
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そしてついに、クラスで過ごす時間も終わり。
最後に園庭で、ニコニコタワーで遊んで、さようならです。
名残惜しいのですが、先生達も待っていますし、門に向かうと、先生達がずらりと出迎えてくれます。
1人1人に、毎日「お・は・よ」と握手をしてくれた園長先生。
運動会の徒競走では全グループと一緒に走ったり、子供たちを肩の高さまで全員抱き上げてくれたりと、70歳とは思えないパワフルさと、みんなのおじいちゃんのような暖かさ、優しさで毎日包んでくれました。
本当にお世話になりました、
理事長先生や、他の先生もずらりと並んでいて、子供をぎゅ~としてくれました。
写真は私が大好きな通称エリザベス先生です。
最後に、年長のクラス担任やベテラン先生達と、みんなで記念撮影。
本当にお世話になりました
卒園式を終えてみて、橋賀台幼稚園は理事長先生、園長先生、担任の先生、全員が「お弁当や送迎など他の幼稚園より大変なところが多いけど、それだけ愛情、手間をかけたことが必ず子供の成長に繋がっている」という信念を持っていること、そして自分達の幼稚園が一番だと思っていること、どこの幼稚園よりも愛情をかけているという自負を持っていること。それが親にも伝わってくるし、親も橋賀台幼稚園が大好きな親が多いこと。それが折り重なり合って最高の幼稚園になっているんだと改めて思いました。
小学校や中学校は「学力」という名のもとで、頭のお勉強をどうしても中心にしてしまいます。
しかし、やっぱり子供が小さい幼稚園のうちは、「愛されて守られて生きるって素晴らしい
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」「体も心もめいっぱい動かして元気に本気で毎日を過ごす
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」という人間として一番大切な基礎を作る時期だということを、橋賀台幼稚園に通わせてもらったことで学ぶことが出来ました。
橋賀台幼稚園に子供たちを入れられたこと、本当に良かったな~と思います。
4年間、本当に有難うございました
そして、夜、幼稚園の卒園生のママさん達は、愛する橋賀台の思い出を共有すべく、打ち上げ大会中をしている中、子どもたちが寝た後、「保護者の方からの橋賀台幼稚園の思い出エピソード集」なるものを読みました。
今年の役員さんが作ったものなのですが、もう涙なくしては読めない
障害のある子を色々な幼稚園や保育園で面接さえ断られ、人間不信になりかけていたとき、面接で暖かく向かえてくれて、4~5時間も一緒に肩を抱いて一緒に泣きながら話を聞いてくれた先生。
落ち着きの無い子で他の幼稚園から求められる水準に対して不安を持っていた時に「子供はそんなもの、走り回って疲れたら座るんだから、めいっぱい動きましょう
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」と言ってくれた先生。
サマーキャンプ中、熱を出して途中帰宅しなくてはならないのに、体温計を変えてまで何度も熱を計ってくれたり、翌日にみんなで食べるはずだった朝食をわざわざ家に届けてくれた先生。
預かり保育に仕事を終えた後にヘトヘトになりながら迎えにいくと「お母さんも頑張っているね、エライね」とほめてくれた先生。
遅刻しても、門のところで待っていて「おっ、良く来たね、えらいぞ
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」と笑顔で迎えてくれた園長先生。
みんな何かしら橋賀台幼稚園の先生達の暖かさ、愛情に包まれたことがあるエピソードばかりで、もうこれを読んだら涙腺ゆるみっぱなしというものばかりでした
他の幼稚園のことはわからないけど、障害のある子も、多動気味の子もそれを特徴として捉え、足が遅かったり不得意なことがあったり、遅刻をしたり、お母さんであれば子供にキーキーしたり、子育ての悩みでパンパンになったり、そういったことを全部ひっくるめて受け止めてくれる懐が深い、愛情が溢れる、素晴らしい先生達ばかりだったな~。
しかもみんなが連携してお母さんや子供のことを必死になって考えてくれる。愛情を惜しげもなく出してくれる1人1人の先生達、そういった先生達が子供1人1人に目を配ることを最優先とする風土、あぁ、やっぱり橋賀台幼稚園は最高でした
橋賀台幼稚園とさよならするのは寂しいけど、4月からは小学生。
子供も親も、新たな生活がスタートします。
時は過ぎていくもので、子供も徐々に親離れしていきます。
手をつなぎ、毎日送り迎えに通う時間を共にし、お迎えの時は毎回先生からその日の子供の様子を聞けた、というこういったスタイルは、小学校では望めません。
また、子供も幼稚園の頃と違い、学校でお勉強をしていく中で、規律を学び、また親からお友達へと移っていきます。
親が見守り、可愛がり、愛情たっぷりに育てる、というステージはこれで終了なのかもしれませんね。
夢のような橋賀台幼稚園ライフでした。
「わが幼稚園ライフに、一片の悔いなし」です。
ありがとう、わが子供
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ありがとう、橋賀台幼稚園
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(卒園式前日に、うちの子供が撮ったベストショット)