半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

土遊びと山菜の季節

2011年04月29日 | 素敵な家族・子供との時間
 連休の初日。この日は午前、午後と予定がかなり前から入っていて、楽しくもどたばたとした日となりました

 まず午前は、佐倉市の岩名という所にある「フォレストイン岩名」に行ってきました。

 昨年の夏ぐらいに、雑誌のクーヨンで知った「千葉自然学校」というところが主催した会合で知り合った方がいます。その方がこの場所で「自主保育」のようなものをやる、ということで、その1回目の打ち合わせ?をここでやる、とのことで私も付き添いでいきました

 
 この「フォレストイン岩名」というところは、森を切り開いて吊り橋や手作りのブランコ、炭焼き場などが作ってある小さなフィールド。

 うちの子供たちは一度行った事があり、手作りの吊り橋を私は「お~、ゆっくり歩きなよ」と心配しているそばでキャッキャッと渡って遊んでいました


 また、この場所は森の一部を切り開いたところで、基本的にはあたり一面が木陰のところです。日が直接当たらない分、適度な湿り気もあるようで、でっかいかたつむりがいたり、先日私が家の前の森で見つけたものと同じ奇妙な植物がいっぱい生えていました。


 その他、ツリーハウスみたいなところには、セミの抜け殻?があったり


 とっくり蜂(?)が飛んできて、巣を作っていたり。


 また隣にある畑で夏野菜の苗植えをおじさん達が始めたのですが、うちの子供たちは、苗植えよりも耕された畑の上を裸足で走り回って、足跡をつけるのに夢中でした


 引っ越して団地暮らしになりましたが、こういった子供達が泥だらけになってはしゃぐ姿をみると、やはり子供には解放された空間で、土いじり、泥遊びなどが好きなようにさせてあげるのが一番だな~
 
 ちなみに、あんまりこの自主保育の主旨があんまりわからなかったのですが、ネットで調べてみると、あらま、ありました
 NPO法人佐倉みどりネット、というところがやっているようで→コレ、それをみると「里ちび」という名前があるようです。
 参加者は、ほぼいなくて、これからどうやっていくかを考えるものと思っていましたが、一応始まっているらしいです。
 きちんと計画的にやるというよりは、流れに任せてポツポツとやっていくんだと思いますが。。。

 自主保育、里山保育というと、どうしても鎌倉中央公園の活動→以前のブログを思い出してしまいます
 本当に鎌倉中央公園の「山崎谷戸の会」は物凄いところで、近隣に住んでいる人がいれば、是非行ってみると良いと思います。子供達は冬でも半そで半ズボン、大人が決して手を出さず、子供達が集団で助け合いながら成長していくフィールドです。
 公園の中には山があるだけでなく、畑や田んぼもあります。
 幼稚園、保育園といったところを「選択」するという次元とは違った、「子供達が生き生きするフィールド」「グループの親子が集団で交じり合う昔ながらの人間関係」がそこにはあります。今のところ、私の理想の子育て環境なんです。

 と、鎌倉の事を言っていてもしかたありません。どんな活動も始めの一歩を踏み出すことが大切。この佐倉の活動、我が家がどういったかかわりになっていくかわかりませんが、私も時間があえば参加していきたいと思います

 さてさて午後は、いつものピースボート仲間の1人の実家がある四街道で、BBQ&たけのこ掘り
 いつのまにやら結婚して子供が増えていて、大人11名、子供9名の大家族のような集団でワイワイガヤガヤ
 旦那と子供は外で探検したり、サッカーしたり遊び、奥様方は男性や子供が入れないぐらいの音量でペチャクチャいつものように騒いでおりました
 まあ、こういった気兼ねなく親子が交じり合える集団、グループって良いですよね子供達も久々のお友達とあえて、たっくさん楽しんでいましたよ

 そして、家に帰ってすぐつみとったフキを調理しました。


 たけのこは奥さんがゆがいて、結構美味でしたよ


 こういったものを食べるたびに、山菜が日常の中で採れる環境、生活の中で子供達や仲間たちと一緒に過ごせたらな~、と思います

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あいよ農場さん

2011年04月28日 | 仕事の中で
 縁あって、東金の「あいよ農場」さんに行ってきました。

→あいよ農場さんのブログ

 全国的に若者の無農薬農業の波はいたるところにあるし、千葉の北総台地周辺はもともとその素地があるためか、結構、色々な農家さん、グループがいます。

 そんな中、あいよ農場さんのお話は色々なところで聞きます。
 TVやメディアの露出が多く、神崎の寺田本家さんのところや色々なところで話を聞きます。

 そんなあいよさんに行ってきて、さらに驚きは、色々な農家さんとご縁が深いこと。
 例えば、あいよ農場の志野さんは、ひょっこり農場の渡邉さんと高校の同級生であったり、印西市で農業をやっている夢農楽(むのうらく)の柴海さんの学校の先輩だそうです。

 世界は狭い、というより、そういった時代の流れがきている、あるいはそういた若者を受け入れる素地がこの地域にはあるんだな~と思います。

 で、志野さんに聞いたところ、大体の新規就農者は一人で農業をやっているので、なかなか生産と販売の両立が難しいと言います。畑で野菜などを作らないと売るものがないわけですが、そればっかりだと朝市などの販売、営業に時間が取れない。
 そこをあいよさんでは、志野さんがもっぱら販売担当となることで、レストランなどへの卸や個人宅配も100件以上あるそうで、きちんとした機能、組織になっているようなのです。
 仲間にも養鶏をやっている人、キノコをやっている人、また、新規就農者も受け入れるなど、なんだか一味も二味も違ったグループなのです。
 
 なんとなく似た様なことをやっているようで、私も一度は行きたいと思っているのが鹿島パラダイスさん。こういった若い農家さんの共同体が、今後はどんどん繋がっていくのじゃないか?と期待を持った時間になりました。

 この数年で一番メディア露出が多く、ネットワーク作りが上手なのが「農家のこせがれネットワーク」を作っているみやじ豚のみやじさんや、高橋がなりさんの国立ファームさんあたりなんだと思います。

 ただ、そういった経営が上手い方々とは別に、あいよさんのようなグループや若い新規就農者がどんどんつながっていって、大手とは違って、顔が見える「マイ農家」さんと消費者が繋がっていく流れもどんどん増えていくんだと思いました。
 それが、若い農家さんにとっても「ぎりぎりだけど食っていける」やり方の1つ、なんだと思います。 

 
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葉っぱぱ

2011年04月26日 | 食べもの
 この季節、トンネルなどで栽培をしてきたものとはいえ、かぶや大根はとてもおいしいですね

 でも、スーパーでは鮮度を落とすので葉っぱは切られて売っています もったいない。。。
 私が勤めている会社でも、今まで葉っぱをつけたままお客様には届けていたのですが、最近はかぶや大根の葉は切ってしまっています。
 これは放射能が葉っぱについているんじゃないか?と心配して止まないお客様へのご対応の為、とか。

 でも、やっぱりもったいない。。。

 ということで、先週、捨てられてしまうかぶの葉っぱと大根の葉っぱをたっくさんもらってきて、うちの母にもおすそ分けして、我が家でもたっぷり葉っぱ料理をしました

 じゃぶじゃぶと葉っぱを何回か洗ったのがこれ。鍋山盛り


 これを、塩漬け、お味噌汁、ビーナッツ味の煮びたし、炒め物、などにしました
 大量の葉っぱっぱ、で我が家には青物がい~っぱい 頑張って食べ、残るは塩漬けのみとなりました

 とはいっても、1回で大量にあると毎日同じものが続いて、なかなか食べきれないものですね。。。
 次回からは少量ずつ、こつこつともらって食べることにします
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休日満喫♪

2011年04月25日 | 農的体験・生活
 日曜日はたっくさんのイベントが盛りだくさんで、久々に満喫した、って感じでした

 まず、朝9時から石井さんのところでイチゴ狩り
 東京の友達が「石井さんのイチゴ狩りに来たい」ということで、お昼までに帰らなければいけない強行軍のなか、わざわざ来てくれました

 我が家は2週連続のイチゴ狩り。
 なので、イチゴはこのぐらいだけ採って終了。


 子供達は、イチゴよりも前日雨が降ってぬかるんだ泥んこでずっと遊んでいました


 次は、先週草がボーボーに生えていた前に住んでいた家の前の畑へ

 小松菜などがトウ立ちして咲いた菜の花は、花はほぼ散らし、種が入った鞘が大きくなりはじめました。


 ミツバチは、残った花の蜜や花粉を一生懸命集めていましたよ


 畑に残っていた小さな大根は、白いきれいな花を咲かせていました。


 スナップエンドウは花真っ盛りツルをネットに誘引して紐で結びつけたり、とちょっとお手入れ。


 草に覆われていて、全ての草を抜ききれなかった玉ねぎは、やっと今回キレイにしました。でも、手遅れか?昨年のように小さな玉ネギになるんだろうな~


 そして、そら豆は花が散り始め、1つだけ鞘がついているのを見つけましたお~、初夏の味覚がもうすぐそこに~


 畑の手入れを終えた後、いつもの喫茶店ゆうゆうでお昼ごはん

 その後、畑の近くでいつも前を通っていた牛が放牧されているところで、久々に牛ウォッチング


 また、牛の放牧場の向かい側は、菜の花でいっぱいで見事なまでにきれいでした


 桜は散りきれいな新しい葉がたくさん出てきました


 そして、いたるところで田植えが真っ盛りでしたよ


 家に帰った後は、今日やる、と決めていたこいのぼりを出しました。団地のベランダは狭いね。。。


 そして、夕食のデザートはヨモギのおやき(どらやき?)
 いつもは上新粉でお団子を作るのですが、最近見ている本を参考に、どらやきのようなおやきなようなものを作って見ました
 ヨモギをいつものごとく、子供達とすり鉢ですって、小麦粉と上新粉を混ぜてホットケーキのタネぐらいの堅さにします。

 それをフライパンで焼いて、あんこを乗せて出来上がり


 イチゴを乗せるとイチゴどら焼きもどきの完成


 フライパンに詰めすぎて、きちんと丸い形にできなかったので、今度はきちんと分量を調整して焼こうと思います

 さすがに1日色々やって、子供達もすぐに爆睡 
 あ~、やっぱり土のある生活はいいですね~

 ちゃんとした畑欲しい~。田んぼやりた~い。と相変わらず思う今日この頃でした
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畑は雑草でボウボウ!

2011年04月20日 | 農的体験・生活
 日曜日、10日ぶりに畑に行ってきました

 10日前に行ったときは、ニンニクがすくすく伸びて、スナップエンドウもぼちぼちで、そら豆は花を咲かせているという状況でした。→4/7のブログ

 ところが、10日ぶりに行ってみるとびっくり

 あたり一面雑草だらけではないですか

 にんにくとスナップエンドウが雑草と生育を競争しているような感じで、なんとか先っぽだけ雑草より背が高く日を浴びれている状況でした。


 こりゃ大変と頑張って、草をむしりとりました
 こんな感じですっきり
  ↓


 まあ、雑草とはいえ、ほとんどがカラスノエンドウという土を肥沃にする豆科の雑草でした。最初はススキしか生えていない不毛の大地だったのですが、よくぞここまでカラスノエンドウが繁茂するようになった、と少し嬉しく思いました

 色々草取りをしていると、雑草の中に隠れキャラのように生えている野菜達がいましたので、収穫しました
 
 まずはワケギ。いわゆる小ネギですね。


 これは春菊。冬に枯れ果てたと思っていたのですが、見事に復活して葉っぱをワサワサと茂らしていました


 少しつぼみが出来てきていましたが、それはむしりとって、たっくさん収穫しました。

 同じく雑草の中に隠れていたほうれん草も発見したので、春菊と一緒に茹でて茹でて食べました。無茶苦茶美味しかったですよ
 そして、春の野草のヨモギもたくさん収穫しました。これで息子達とヨモギ団子を今年も作りま~す
 左がヨモギ、右がほうれん草と春菊の写真です。


 スナップエンドウも花を咲かしており、この季節、10日でこんなにも畑の風景が変わるんだとびっくり

 去年は、家の前で毎日見ていたのでこの季節の生育スピードにそれほど気づきませんでしたが、離れてみるとわかることもあるんですね~
 
 これからは、毎週通わないとだめですね

 畑にいくと、以前仲良くしていたご近所さんのおじさんやおばさん、子供達が出てきてくれました。畑に行くたびに会えるかもしれませんので、それも楽しみにしながら畑に通おうと思います。
 
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今年もいちご狩り♪

2011年04月16日 | 農的体験・生活
 金曜日、いちご農家の石井さんとたまたま会いました。
 「もう20℃を超えるといちごは駄目なんだよね」ということ。
 暖かくなるといちごはあっという間に大きくなってしまうので、実はやわらかく水っぽくなり味も落ちてしまいますし、宅急便などの郵送に耐えれなくなってしまうのです。

 そして「いちご狩りにもう来ていいよ」という嬉しい一言が
 石井さんのところは、通常の7割ぐらい減農薬。らでぃっしゅにも卸していたこともあるいちご農家さんです。
 いちごは、大体シーズンで40~50回ぐらい農薬を使うほど、病気が出やすいんです。だから、農薬はバンバン使わないと駄目なんだそうです。。。
 この話を知ってから、普通に売っているものもそうだけど、普通の観光農園のいちご狩りはちょっと引いて行きたくなくなってしまいました。。。

 で、石井さんのいちご園は、観光農園のいちご農家ではないのですが、シーズンが終わると、知り合いやお客さんに1000円で好きなだけ食べてお土産で持ち帰ってもOKという状態になるのです。

 ということで、早速家族でおでかけ
 
 途中、公園で遊んでから行ったため、車の中で寝てしまった子供達も、いちご園につくと、去年と同じように一気に目が覚めてバクバク食べ始めました


 長男は「美味しいね~」と1人でバクバク食べていましたが、次男は、まだ赤くなっていないものも採ってしまうので、「これ?これ?」と聞いてくるのに「これは食べれるよ。これは止めておこうね」と答えたり、付き添いしながらいちご狩りを楽しみました。

 去年もそうだったのですが、最初は大喜びでも、たっくさん食べるとお腹がもうパンパン
 その後は、外で遊びの時間に。

 特に、山土を砕いて籾殻と混ぜて積んである堆肥場は、格好の遊び場。裸足になって登って遊んでいました


 石井さんは、苗も自分で全部作るんですが、今年の秋に植える苗も育てているハウスもありましたよ。


 帰りにたっぷりと持ち帰りもさせて頂きました
 一緒にいった母は、ご近所さんにおすそわけ。我が家もご近所さんにおすそ分けした上で、たっぷりとあるいちごを早速奥さんがいちごジャムに


 水を1滴も入れずにこんなに水分がでるんですね~。去年も今年も、7月ぐらいまではいちご100%の果肉たっぷりジャム、そしてこれを冷凍させたいちごジャムアイスを食べ続けることができます
 いちごは人を幸せにしますね
 いちごを死ぬほど食べたい人、ジャム用にいくらでも持ち帰ることも出来ますので、来週の土日あたり時間がある人は是非お越しを
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草も花を咲かす季節♪

2011年04月15日 | 農的体験・生活
 畑が無い生活は寂しく、また体がなまってしまう生活です

 子供が早く寝るようになり、なんだかんだいって一緒に寝ると5時には目が覚めてしまうので、朝の散歩にでも行くことにしました。

 家の目の前にある森林公園を今朝は散策したのですが、たくさんの人がウォーキングやランニングをしていました。そんな中、私は森の中でやたらたくさんある雑草に釘付けでした

 まず、何かの木なのですがいかにも花粉を飛ばしそうな感じで垂れ下がっているのがいました。この木は何ですかね?


 これはカタバミですね。よくクローバーと間違うやつ。黄色の可愛い花が咲いていました


 これはホトケノザっていう奴です。ピンクの花がきれいですね。


 これはスズメノカタビラでしょうか?


 これは何でしょうね?ギシギシ?


 これはノビルの花?葉っぱをちぎったらニラのような香りがしました。根っこはエシャレットのように美味しく食べれます


 これはドクダミですね。花はまだです。葉っぱを乾燥させてドクダミ茶にして飲めます。解毒・利尿作用が抜群で、となりのおばちゃんが毎年摘んで干してドクダミ茶を作っています


 このイネ科の雑草は何ですかね?イネ科はたっくさんあって本当にわかりません
 でも触ると黄色い花粉をいっぱい飛ばしていました。杉花粉みたいに凄い量


 カラスノエンドウは、森の日陰のところに生えていたのはまだ花を咲かせていませんでした。日陰は生育が遅いんでしょうね。これは炒めて食べれます。若いうちのどうぞ 後々になると筋張って食べれなくなります。


 この花を咲かしている草は何でしょう?


 そして、今日出会った超気持ち悪い花がこれ
 ユリのような花の中からニョキっとムチのような尻尾のような蔓が伸びているんです。。。食虫花のような花の端っこをひっぱりあげて写真を取って入るのがわかりますか?花の中から伸びている尻尾のようなものが葉っぱの上の方まで伸びているんです。。。何でしょうね、これ。。。


 桜の季節ですが、良く見ると雑草も一生懸命たくさんの花を咲かしたり、あるいは花がなくても花粉を飛ばしているんですね
 こういった道端に生えている雑草でも、興味をもって観察すると春を感じますね

 桜はもう半分ほど散り、黄緑色の若葉が出始めています。新緑の5月までもうすぐですね


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ストロンチウムについて

2011年04月14日 | 自分の時間
放射能のストロンチウムが出た、という報道が昨日あったようです。

ストロンチウムについて、詳しく知りたい人は、こちらをご覧下さい→ストロンチウムについて

私の知り合いから、4月1日時点で、ストロンチウムについてのメールをもらっていました。なので「やっぱり出たんだ」と思いました。
興味がある人は、一番下にそのメールを共有しますので読んで見て下さい。


さて、ストロンチウムが出たっていわれても、ヨウ素やセシウムとかいっぱいあって訳がわからん、という人も多いと思います。私もよくわかっていませんが、素人ながら私が簡単にまとめると、、、

●国が3月に発表した暫定規制値には、ストロンチウムが含まれていなかった
 →つまり、現時点で暫定規制値は無いかも?(もしかしたら、どこかで発表されていたらごめんなさい。。。)

●土壌の表面や葉物に付着したものなので、洗い流せばかなり減る、、、と説明されてきたヨウ素やセシウムと違い、水に溶けやすい性質を持つ。そのため、土壌の下部や作物へ吸収される率がセシウムに比べて高いとのこと。

●カルシウムと同化しやすいので、吸収したら、体から排出されずに骨に蓄積する可能性が高い。

●骨に蓄積されると、当然内部被ばくが続く。牛ならずっと牛乳に影響が出続けるし、人間であれば直接内部被ばくが続く。

●セシウムと同じで半減期が29年と長い

ということです。

 
 首相官邸で、そのうち「福島原発の放射性物質が放出される事態について収束に向わせるプラン」がされるようです。
なので、詳しくはわかりませんが、収束させるスケジュールが立てられる状態になったのでしょう。

となると、今後はそれまでに出た放射能がどういった影響をどのぐらいの期間与えるか?が問題ですよね。

・暫定規制値を超えた野菜は、政府の方針では「そのままで放置するか、刈り取ったものを特定の場所に集めて置いておくのが望ましい。畑にすきこむのは好ましくない」と言われています。補償を受けられる農家さんは、指示通りにしているようですが、補償が受けれない農家さん、例えば正式な登録をしていない農家さん、あるいは暫定規制値を超えていない隣の町で風評被害で売れずに困っている農家さんなどは、次の作物の準備ができません。だから私が聞いた限り普通に畑にすきこんでいます。

・セシウムは土の粒子の吸着する性質があるそうで、2年もすればほとんど作物に影響がなくなるそうです。ということは、その間は、多少なりとも影響があるわけです。

・ストロンチウムは、特に牧草経由で牛が食べたり、人間がその牛乳を飲んだりすると影響が出ます。乳製品の規制、流通の監視がきちんと出来るなら問題ないでしょうが、雪印乳業の問題があったとおり、世の中の乳製品、菓子類にはたっぷりと「乳製品」が原材料として入っています。どこかの業者さんが悪いことをしなければいいですが。。。

・同じく、イネ科のお米は土壌の成分を良く吸収します。原発周辺の米はしばらくだめでしょう。ただ、これも米業界はウソ・偽りがまかり通っている業界なので、どこかのディスカウントストアーで、汚染米が普通に偽装産地名で売られるかもしれません。本当の話かわかりませんが、東海村で以前知り合ったある社長さんから「この辺の漁師さんは、魚を冷凍して保存して5年ぐらいたったら普通に売っていたよ」と言っていました。真偽はわかりませんが、本当なら怖いですよね。。。

・魚は特に生物濃縮が起きるので怖いです。プランクトン→アミや小エビのような小動物→小魚→中型の魚→大型の魚とどんどん濃縮が起きていきます。水銀と同じで、妊婦さんは大型魚は食べない方が良い、という風評が広がるかもしれません。


 とはいえ、物凄くナーバスになる必要は無く、出来るだけ勉強して、あとはどこのどういった生産物かなるべくわかるものを食べれば、大きな問題は無いと思います。

 ただ、勉強は引き続きしていく必要があると思います。それが自分や家族、そして今後の日本のあり方を考えるベースになるのですから。




----------野中教授のストロンチウムについてのメールはここから↓----------

土壌学が専門の新潟大学・野中昌法先生からのメールを
転送します。参考にしてください。
野中先生についてはココ


● ● ●

野中です。土壌学が専門なのでその観点から記載します。
また、環境汚染物質化学と言う講義でチェルノブイリや核
種による環境汚染問題を話しています。

飯舘村を始めとする放射線核種による土壌汚染問題です
が、先日新潟日報の取材があり論説に掲載されますが、そ
の要旨を述べます。

1950年代から1960年代においてソ連、アメリカ、中国等
の原水爆実験で日本には多くの核種が落ちてきました。

そのころ、新潟大学土壌学研究室も含めて土壌中の挙動
と作物への影響について研究が行われました。

東大の研究も含めてのその当時からの知見の紹介です。

①ヨウ素131はガンマー線ですが、半減期は8日ですの
で、土壌への長期蓄積はありません。現在の汚染は降
下物としての農作物への付着だけです。

②セシウム137はガンマー線ですが、半減期は30年です。
土壌中では水には溶けにくく、土壌中に50~70%保持
されます。土壌中では動きにくいですが、カリウムが
あると置換されやすく、作物への移行を抑制できます。
原子の周期表ではカリウムとセシウムは同じ第1族で挙
動が似ています。土壌中では表層土壌に蓄積すると考
えられます。体内から排出されやすいと言っています
がガンマー線ですので細胞や染色体に影響を与えるこ
とに変わりはありません。

③ストロンチウム90はベータ線で、半減期は28年です。
今回測定値が発表されませんが、必ず出ています。何
故発表できないかといううとマスコミ等で話題になっ
ていますが、ベータ線は測定に時間がかかるからです。
ストロンチウムは同じ2族のカルシウムと置換されやす
いです。したがって、土壌中ではカルシウムがあると作
物への吸収は抑制されます。また、土壌の中で20~30
%が水に溶けて、下層土壌への移行と作物への吸収がセ
シウム137と比べて1桁大きいです。人間の体内に入る
とセシウムより危険です。なぜなら、カルシウムと同じ
挙動を示すので、カルシウムと交換して骨に蓄積してベ
ータ線を出し続けます。骨細胞を破壊してガンになり易
くなります。

畑作物の場合、土壌中に蓄積したセシウム137の吸収率は
0.05%以下と考えられますが、イネの場合は湛水状態で
0.1%~1.0%程度まで高くなるようです。ただし、先
にも書きましたが土壌中のカリウムイオンと置換されて、カ
リウムがセシウム137の作物への吸収を阻害すると考えられ
ます。有機物を投入した土壌でもセシウム137の吸収を抑制
する作用があると思います。ストロンチウム90はセシウム137
と比べて、作物への吸収量は一桁多くなるようです。この吸
収も土壌中の有機物で抑制できる可能性は大きいdす。

稲作の場合、土壌中の核種だけでなく、農業用水に含まれ
る核種も問題となります。活性炭・ゼオライト等である程度、
除去可能かと思いますが、

また、現在大気中から降下してくる核種は植物に付着させて、
土壌中への蓄積を少なくすることが大切です。また、土壌を耕
起しないことも大切です。セシウム137は土壌表層だけに蓄積し
ていると思いますので、また、その際、人間が呼吸で内部被ばく
します。

チェルノブイリでは菜の花で植物除去を行っていますが、こ
れも栽培する時と収獲で人間が内部被ばくするかも知れません
ので反対です。チェルノブイリでもストロンチウム90が高濃
度で蓄積しています。

セシウム137とストロンチウム90が土壌に蓄積した場合、土
壌の入れ替えしかないと思いますが、どの程度で入れ替えが必
要か今後の課題です。

また、森林土壌に上記2核種が蓄積した場合、きのこに濃縮
蓄積されやすいのできのこ栽培ができなくなります。きのこは
食べられないでしょう。

更に、牧草地では地上部に蓄積させて刈り取り除去をするこ
としか手がないと思います。

IAEAの飯舘村のデータはヨウ素131と聞いています。今後、
土壌中のセシウム137と共にストロンチウム90にも関心を
示してください。

汚染土壌の分布は風向き、地形により異なります。飯舘村で
も場所により汚染の程度が異なるはずです。きめ細かなモニタ
リングで安全である場所と汚染場所の詳細な情報を公開して飯
舘村全域や福島県全域が汚染されているような情報を出すこと
は良くないと思います。

これから農作業が始まる時期になり、私たちにできることは
なにか?

中越地震の時、原発が火事なっただけで、柏崎の有機栽培農
家は風評被害で2年間苦労したと話していました。

私たち消費者も含めて皆さんで、真剣に考えましょう?
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入園式と森のこびと達

2011年04月13日 | 素敵な空間・イベント
 火曜日は、我が長男の入園式でした
 昨年住んでいた香取市の方は2年保育だったのですが、今の成田は3年保育なので、年中さんからの入園となります

 桜が満開の気持ちの良い春の木漏れ日の中、おばあちゃん、妻、次男と一緒に気持ちよく登園しました

 担当の小倉先生は印象もよく、年中さんのリーダーのような先生でした。
 私の子供が行く橋賀台幼稚園は、裸足、裸OKの結構ワイルドな幼稚園です。
 我が子は裸足が大好きなので、雰囲気になれてたくさん遊んで楽しんでくれればと思っています
 
 入園式は最近の余震の影響で、子供達の隣に特別にお母さんが座っても良いことになっていました。
幸い、入園式中は地震は来ませんでしたけど。

 理事長さんのお話、園長先生のお話などは、涙はしませんが良いお話を聞かせて頂きました。
 「お父さん、お母さんは是非仲良くしてください。子供はお父さん、お母さんの雰囲気を感じ取っています」
 「我が幼稚園は、送迎バスが無く給食も出ません。それを良しとするお父さん、お母さんが集まっています。子供達も、お母さんとの送り迎えの時間、そしてお弁当につまった愛情をたっぷりと吸収して育ちます」
 などなど。

 色々幼稚園はありましたが、多分、ここが最適なところでしょう

 入園式自体も問題なく、長男は「楽しかったね~」と言ってくれました。
 帰り道の公園で少し遊んだ我が長男。これから家族以外の社会に染まり始めるわけですが、是非とも今までのように健やかに育って欲しいものです


 道端で咲くたんぽぽの綿毛を長男、次男とフ~っと吹いて飛ばしながら家に帰りました。


 そして、午後にうちの奥さんが何回か通ったという「わらべ唄」のサークルに参加しました。
 神社の隣にあるなんだか雰囲気の良いところにある公民館が、このサークルの開催場所。


 「森のこびと達」とかいう名前のグループで、何でも十数年続けているサークルだそうです。しかも、シュタイナーとかも多少関わっているようです。わらべ唄あり、お母さん向けのヨガがあったり、色々な活動があるようですが、一つのコミュニティーとして、グループとして子供を育てている感じがもてて、すごく良い空間でした

 お子様向けのおけいこ事はたっくさんあるようですが、この森のこびと達には入ることになりました。
 あと、家の近くで工作教室みたいなものもあって、一応ここも入り、さらに月1回のお子様向けの生け花にも入りました。

 勉強のようなおけいこ事はあんまり必要ないとおもっていますが、子供の感性を伸ばす自主サークルのようなところなら、奥さんも友達が出来るし、いいんじゃないでしょうか。

 子供を通じて親も新しいステージに突入ですさてさて、どうなるか、子供と一緒にワクワクドキドキしながら楽しみたいと思います。
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花見、バンザイ!

2011年04月10日 | 素敵な家族・子供との時間
 千葉は土日は桜が満開でした

 成田市の中心部のニュータウン内は、街路樹として桜が植わっているところがおおく、特に西口の方にある中台運動公園の周りはぐるっと桜で囲まれています。
 かつてはカールルイスが走りにきた(ネタが古い)運動競技場や、野球グラウンド、市営プールなどたっくさんの施設が入っている大きな公園です。

 週末は家族で花見をしようと決めていたので、さてどこでしようかと考えていたのですが、近場のこの運動公園にしました

 公園の周りはそれはきれいな桜並木なのですが、道路沿いなのでその道端に座るわけにはいきません。
 そこで公園内の桜スポットに行ったら、本当にきれ~いな桜が咲き乱れていました


 花見といえば花より団子
 今回は特別ということで、子供達にたっくさんのおやつ、そして奥さんの手作りおにぎりとおかず、そしてそして、私の愛すべき寺田さんのお酒
 お酒が強くない私ですが、寺田さんのお酒は何故か身体にマッチするんです
 今回買ったのは「香取」ですが、「糠の香り」がたっぷりして、ちょっと最初は抵抗がありましたが、いつのまにやらぐびぐび飲んでいい気持ちになっていました

 
 みんな、コンビにやファーストフードで買ってきたものを食べている中、奥さんの手作りのお弁当を食べていると、いまどきは手作りの方が贅沢なんだろうな~、とただでさえ細い目を更に細めながら、お酒を飲み、子供が楽しそうに食べたり遊んでいる姿を眺めていました


 花見どころではない方々もいる中で、家族みんなで、日本の美しさの象徴の満開の桜を見ながら酒を飲み、子供と遊べるなんて、なんて幸せなんだろう、としみじみ思いました。

 こういう時間、雰囲気で家族みんなで笑顔でいられることが、私の一番の幸せです 
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