半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

嵐の前の稲刈

2012年09月30日 | 農的体験・生活
9月の中旬にみんなで稲刈りをした田んぼ。


イベントではお子様連れも多く、ほんの少しだけ刈ってもらったので、残りは全部根本さんと私で何とかしようということになっていました。

しかし、やはり、3.5反歩をやるのは途方もない作業です

しかも雨が続いたので機械がずっと入れられず、なかなか作業ができませんでした。
そうこうしていると台風が
台風が来る前にやれるところまでやるしかない、ということで(土)(日)は、できるところまで頑張りました

実際、手刈りは無理なので、刈るのはバインダーです。
根本さんとバインダー、絵になります


刈り取って結ぶところまでやってくれる優れものです。



こんな感じで出てきます。
手刈り自体は楽しいのですが、それを束ねるのが面倒なので、そう考えるとやはりバインダーはとても有難いです


近くて見るとこんな感じ。。。ん~、なんとなく仕組みがわかるようなわからないような。



手刈りの時代にバインダーが登場したときは、本当に「すごい機械がでてきた」ということでみんな大助かりだったそうです。

しかし、すぐにコンバイン(刈り取るだけでなく、脱穀までしてしまうハイパーマシーン)が出てきたので、バインダーが使われていた時期はほんの数年だったそうです。

今の60歳前後の農家さんの中にはバインダーを使ったことが無い方もいるとか。


しかし天日干しをするには、やはりバインダーは必要です。


土曜日、イベントの刈り残したところと、ドロドロのところを根本さんが気合でバインダーで入り。ようやく1反歩ほどが刈り終わりました

濡れているものはオダにかけてこれで(土)は終了。



(日)は根本さんが消防団の訓練デーだったので、私が頑張りました

まず、オダに干してあるものをいったん10束を1つにまとめて大きな縄で結び、トラックに積んでいきます。

そして、オダを解体します。

オダの結び目には、ほぼ必ずといっていいほど、カエルちゃんがいます。
紐が湿気をもっているからかな?


ここまでで午前中終了。

午後は、ひたすら昨日刈ったものを10束1つにまとめ、トラックに積んでいきます。

15時過ぎぐらいから雲行きが怪しくなってきました。台風が近づいてきた~



まだまだ残っていますが、道路側の稲は全て片付けることができました。
なんとか、ここまで一人で頑張りました



超久しぶりのマニュアルで軽トラを運転しながらハウスの前へ。
これを中に入れて台風を避けます。



トラックに積んだものをハウスにいれる時、根本さんのお母さんが現れて手伝ってくれました

そして、残りの稲をとりに田んぼに向かうと、なんとご近所のおじさんがいつの間にか作業をしていてくれました。びっくり

手伝ってくれたので、残りはあっという間にやっつけることができました。とっても嬉しい~

それにしても、みなさんなんて優しい方々なのでしょう。これも普段、根本さんが頑張っているからですね~ありがたや、ありがたや


さて、日暮れ前に仕事が終わることができて、ホッとしたのも束の間、熱を出している子供がお月見を楽しみにしていたので、お団子用の上新粉とススキを持って早々と帰宅


ちなみに、お昼ご飯を買いに行くときに、ススキを見つけていました。
昨年は見つけられなかったからな~



家に帰ると、奥さんが図書館で借りてきた紙芝居で、お月見のお話しをみんなでききました。


台風でお月様は出ていませんでしたが、壁には子供がつくったお月様が


嵐の中、子供の作ったお月様を見てみんなでお団子を食べて寝ました


田んぼのことも心配だし、運動会前で熱が出た子供も心配です。

明日は天気も子供もみんな良くなっているといいな~
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秋ですね~

2012年09月28日 | 農的体験・生活
秋ですね~。

食欲の秋。
新米のご飯に、美味しい秋野菜、そりゃ太るっつうもんです

そういえば、うちの台所にいた小玉スイカ3兄弟がいつの間にやらいなくなっていました。


朝晩はとても冷えるようになってきて、パジャマも長そで・長ズボンに。

まだ日中は日差しが熱い時もありますが、車を走らせると空気はひんやり


畑にはこおろぎがウジャウジャ。

葉っぱを食べる虫もこれからはもう増えないでしょう


秋ですね~
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ご飯の大盛り

2012年09月27日 | 食べもの
先日、神崎町のある定食屋さんでご飯の「大盛り」を頼んででてきたのがコレ。

お茶碗2杯
なるほど、こりゃわかりやすい
結構、びっくりしましたが、美味しく頂きました

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ひまわりと天日干し

2012年09月26日 | 農的体験・生活
水曜日は午前、デスクワークをしたあと、午後は根本さんのところへレッツゴー

一番の目当ては「ひまわり」の面倒です。

現在乾かしているところで本当は毎日面倒をみたいのですが、なかなかそうはいきません
いまのところ2~3日に1回はおじゃまして、ひっくり返しています。


ひまわりはハウスの中で、こんな感じです。


種はいい感じになってきました


でも、やっぱりこっち側は水分があるんですね~。これが水分が飛んで完全にカラカラになるのはあと1週間はかかるんでしょうね。


カビを出さない、というのが一番大切だと高柳さんがおっしゃっていたのですが、今回びっくりしたのは鳥の「ハト」です。

ふと気づくと、なんとハトがハウスの中に入っていたのです。

OH MY GOD

そりゃ~、こんなに広げていたら、ハトも食べやすいでしょうね~

むむむ~、種が食べ尽くされなければいいが。。。


さて、こちらは田んぼ。
稲刈りを本当はやりたいのですが、ここ最近の雨で、田んぼは水が抜けません
手刈りではとても無理なので、バインダーでやりたいのですが、水が抜けないとなかなかできないのです。


その間に、みんなで手刈りしてオダがけしたものは、いい感じの色合いになってきました
JAPANES BEAUTY 瑞穂の国ですな~




そばはこんなに大きくなりました。ほんと、すごいスピードで育つんですね~



田んぼや畑に来ると、無心になれます。

いろいろ考えることはたくさんあるけど、田畑に触れ、作業をする時間はすべてをクリアーにしてくれます。

ありがとうございます感謝感謝
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食べものが豊か♪

2012年09月25日 | 食べもの
「豊かさ」というのは、人それぞれですよね?

よくワークショップとかで「人生の満足度をグラフで表すと?」というものがありますが、私は多分、この3年間ぐらい、ずっと最上位にいる状態、です。

つまり、アップダウンがあるのではなく、100%のところを横にまっすぐ書いた状態。


その時々の気持ちの浮き沈みはあります。

自分の思うように生きていると、営業をしている時のように「耐性」は薄れているので、人の姿勢や言葉に反応しやすく、その時々、細かくアップダウンはあります。

それでも、振り返るとやっぱり充実しています。

楽しい、嬉しい、ということもそうですが、どちらかというと「ずっと考えて、考えて、どうしたらいいかを考えて生きている」という意味での充実感でしょうか。

その他にも

・好きな畑に触れられている
・好きな農家さんと関係を築かせてもらえている
・「流れ」や「ご縁」を大切に生きている
・家族との時間がたっぷりある
・食べ物が豊かである

というものがあります。


その中でも、やっぱり日々実感できるのは「食べ物が豊かである」ということです

よく「エンゲル係数(家計の消費支出に対する食費の割合)」が高いと「生活水準が低い」と言われるのですが、それは、ロハスな生活、スローライフな人にはあまり当てはまりません。

我が家もエンゲル係数は30%は超えています

それは、私にとっては当たり前だし、とても幸せなこと
一番お金がかかるのは、健康にとっても良いし選ぶ時に気分的にも楽しい食べ物、ということは普通のことだと思っています

奥さんなり私なり、好きで買った材料を使っているから、その料理も美味しいのは当然だと思います。

この前のお彼岸、奥さんがぼたもちを作ってくれました。
みてください、このでっかいぼたもち


長男はバクバク食べ、私も食べたけど、やわらかくてほっぺたが落ちそうなぐらい美味い


ちなみに写真の下の方の黄色いのは、私の畑でとれたかぼちゃで奥さんがつくってくれたパンプキン・プリンです

次男はきなこに夢中
これは根本さんの丹波黒大豆のきな粉です


ごま、あんこ、きなこのトリプルでたらふく食べました


夜ご飯は、私の畑でとれたかぼちゃとひき肉の煮物、しょんしょん漬け(醤油麹みたいなもの)、そして、根本さんのところのピーマンの丸焼き。

ピーマンが死ぬほどあるので、最初は切って炒めていたのですが、それでもあるので奥さんがなんとそのまま炒めたのです。

ところが、これが美味い
ピーマンって、丸焼きでも食えるもんなんですね~、ちょっとした発見でした


また、今日、巨峰やマスカットなど数種類のぶどうの詰め合わせを頂いてきました

これは、前職でお世話になった鴾田(ときた)さんのぶどう
いろいろ種類があって、子供もご機嫌


そこに、もらいものの梨も出てきたので、なんと贅沢な食卓でしょ


食卓が豊かだと、家族の笑顔も増えます。

いつも実感しますが、出処がわかって、新鮮で美味しい素材を使った手作り料理が、一番ですよね

食は命の源と言われますが、笑顔があふれる食べ物だから、命もよろこぶんでしょうね
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まさるさんと稲刈

2012年09月24日 | 農的体験・生活
朝、ふと気づくと寺田本家のまさるさんから着信が入っていました。

折り返すと「稲刈りをやっているんだけど、手伝いにアルバイトで来ません?」とのこと。

まさるさんからのお誘いなので、喜んで神崎へゴー

すると、なんと、一人で稲刈&オダがけをしていました。


まさるさん曰く「みんな忙しいですからね~」と言いますが、いえいえ、まさるさんが一番忙しいでしょとツッコミを入れると、「1年に1回しかできない、こんな楽しい仕事ないですからね~。趣味ですよ。」とのこと。

なるほど、確かに楽しそうです

さて、この田んぼには看板があって「ひとりさんの田んぼ 品種 神力」と書いてありました。斉藤一人さんの田んぼなんでしょうね。


ただ、今回はその神力を収穫するのではなく、同じ田んぼの中なのですが、奥側に1~2畝(30~60坪)ぐらいのスペースで栽培されている「亀の尾」の収穫しているとのこと。

この「亀の尾」、来年の稲を作るために「自家採種」しているとのこと
う~ん、凄いな~、寺田本家さんは稲の種も自家採種しているとは知らなかった。

ちなみに「亀の尾」はコシヒカリの先祖の1つの品種で、食用では基本的にもう栽培されておらず、今では酒米などとして栽培されています。


また、面白いお話を聞かせてくれました。

この田んぼには、先日「風水師」の方が来たとのこと。
世の中の気が乱れているが、人にはなかなかできないので全国の田んぼをまわって、お払いのようなことをされている方だそうです。
知り合いのご紹介でここの田んぼに来て、畦に穴を掘って「ありがとうございます」と1箇所につき50回ぐらい唱えていったそうです。

むむむ~、普通に聞いたらスピリチャルな話ですが、寺田本家さんの田んぼであれば、それもありうるかな、と思わせるのがすごいところです。そういった人も惹きつけて受け入れてしまうんでしょうね~。

そういえば、以前「奇跡のりんごの木村さん」も、りんごの樹や田んぼ、畑に、収穫が終わったときに、お酒を流しながら「ありがとうな」と感謝の気持ちを伝えることを勧めていました。
それは、人間が作物を作っているのではなく、樹や田んぼが作っている、ということに対する感謝の気持ちを持つ意味を話すためでした。

そういった気持ちがあれば、田んぼも気持ちよく来年もお米を作ってくれるんでしょうね

さて、この稲刈で一番ためになったのは、まさるさんが「稲刈を楽しんでいる」というお返事。
ほんと、楽しそうに汗をかいているんです


私もお米作りに関わって4年目ですが、初めてのころは、裸足で入る感覚や、手刈り、天日干し、すべてが楽しくて仕方がありませんでした。

しかし、田んぼ用の長靴を手に入れてからは、長靴をはくようになり、今年は根本さんの田んぼで、たくさんの天日干しの稲がまだ刈り終わっていないことを思うと「まだまだたくさん残っているな~、、、大変だな~」という思いが正直言うとあります。

でも、初心に帰れば「夢にまでみた米作りが今年もできる」という想いになるはず。

私よりもキャリアが長いまさるさんが、今でも心から米作りを楽しんでいる姿を見て、ちょっと反省しました

ということで、まさるさんが稲刈りをして、私がひもで束ねる役で、2時間で、一応一通り終了


なぜか、2人で記念撮影


まさるさんのように、嬉し、楽し、有難し、を地で行けるように、私も心和やかに過ごしていきたいと思った時間になりました

まさるさん、お誘いありがとうございました~
また、いつでもお声がけくださいね
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エリート情報掲載、嬉し♪

2012年09月23日 | 仕事の中で
1週間前の(日)(月)で「田んぼと畑の自給教室」の一番期待されているプログラムの「稲刈り体験」を開催しました

その際、いつもお世話になっている地域誌の「エリート情報」のご担当の原さんが、なんと「参加者」としてご参加下さったのです

そして、この度、記事を拝見したのですが、なんと広いスペースを割いて頂いたのかと、びっくりしました

こちらの3ページ目にどど~んと記事が載っています
→コチラ


大変なスペースをとって頂いたことも、とっても嬉しいですし、また参加者の目線で見事な文章を作成されている原さんの記事も、大変勉強になります

しかし、ここまで応援して頂けるなんて、本当に嬉しく、まさに「ありがたい」という気持ちで一杯です。


原さんには、地元の取材ネタ、あるいは、エリート情報社としても事業になるようなことで、恩返しをしたいと思っています


色々な方に応援頂き、いつも有難いな~、嬉しいな~、幸せだな~、と思います。

感謝、感謝

そして、頂いたご縁を大切にしながら、応援頂いている分、何かしらの形でお役に立ちたいと思います
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プライベート稲刈デー

2012年09月22日 | 農的体験・生活
先週、イベントで100名を超す方に「稲刈り」を体験頂いたのですが、初日はタイのTV局が来ていて、その取材のために、稲刈りが満喫できていないご家族がいたのを後から知りました

そうとはつゆ知らず「お相手はできないので、参加者に迷惑がかからないよう自由に撮影するならいいですよ~」と取材を受けてしまっていました。
もう少し「配慮」をして頂くよう予め注意をすべきだったと反省

そのご家族は、東京に住んでいた時のご近所さんで、先週のイベントの帰りの電車で、お子さんは「エアー稲刈り」をするほど、楽しかったそうです。

でも、不完全燃焼感もあり、子供もまたやりたいということで、改めて稲刈りを存分にしたいというご要望を頂き、今回はプライベートで、我が家と2家族で、プライベートな稲刈りをしました


単に稲刈りだけだともったいないので、今回はバーベキューをしました

稲刈りがあんまり好きじゃない我が家の長男に対しては、最近運動会の練習で疲れていたこともあるので「運動会に向けて力をつけよう応援バーベキュー」と勝手に名づけて、稲刈りに連れ出し、大好きなお肉をたらふく食べさせたら、大喜びでした


今回、東京の友人家族は近所の男の子も連れてきたのですが、天日干ししたお米がずっと干してあるのが不思議だったようで

「なんですぐ食べれないの?ここで焼いちゃえばすぐに食べれるじゃない?」

とバーベキューのところに稲穂を持ってきました。

私もちょっとイジワルに「いいよ、焼いて食べてご覧」と言うと、本当に焼き始めました


その子も好奇心がくすぐられたようで、実際に焼いてお米をかじったら「固い」と言っていました。そりゃそうだ

そういったことを素直にやるところも、まあ子供の可愛いところですよね

焼き芋をやったり、カエル捕まえをしたりしながら、最後は夕方まで稲刈りを満喫頂きました。

午前に稲束をまとめるヒモはなくなってしまい、後半はワラで結んでもらったのですが、これがまたお上手

3年ほど前に、田んぼに稲刈りにあそびにきてもらった時にやったやり方を覚えていたようで、本当に上手でした。
はっきりいって、私より上手い
夕方は旦那2人は子供の相手をし、奥さん同士で作業をしていたのですが、息も合うし、作業も丁寧。
こういったのって、やっぱり女性の方が最終的には上手なんでしょうね~



最後に、今回来てくれたご家族から、私の「みんなの農村ネットワークのホームページ」について「初めてきっちり見たよ。あれ、すごいね、ちゃんと作っているね~」とか、農村のご縁ある人を紹介する「一人一人の物語」を見て「あれ、面白いね~。豆腐屋さんとか根本さんとか、いろいろあったんだね~」というコメントを頂きました。

正直、ホームページについて、きちんと読んでくれてご意見を言ってもらったことは初めてなので、とても嬉しくなりました

いろいろ書きたいこともあるし、ストックもたくさんあるのですが、なかなか改訂や手をつけていられなかったので、ここで一度、きちんと手直しをしてみたいと思っています。

・「1人1人の物語」では、もっと紹介したい人がたくさんいます
・「農村コーディネーター」としての仕事をきちんと整理し明示したいと思います
・「自分の道作り」などのワークショプや、コースなどをいろいろまとめたいと思います

やりたいこと、伝えたいことはたくさんあります。

それを一度整理してみたいと思います。


昨日の「育自の魔法」と今日の「ホームページへのフィードバック」は、今の私にとっても良い影響を与えてくれました。

繋がるご縁は、お互いにとって幸せを共有できるご縁、なんですよね。

この時期にとても嬉し、楽しの時間を過ごさせて頂きました。

ありがとう~
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育自の魔法in成田、香取 そしてコーチング

2012年09月21日 | 素敵な空間・イベント
「育自の魔法」というワークショップがあります。

「育児」ではなく「育自」で、○○ちゃんのママ、とか○○さんの奥様、といった呼び方や認知をされ、子育てに追われる毎日を過ごすお母さん達が、「自分に向き合う時間」をとり、個の1人の人間として認知し合う時間をとることで、心からエネルギーが湧き、みんな笑顔でツヤツヤになり、自分にも子供にも家族にも優しくなれる、そんなワークショップです。


講師は私の友人のひとみさん。
私は、CTIジャパンというコーチのトレーニング機関で私も10年以上も前にトレーニングをしていたことがあり、その時の同期だった方です。だから10年以上ものつきあいがあるんですね~。

そんなひとみさんは、CTIジャパンのリーダーを務めた後、今は「育自の魔法」に完全に軸足を移して全国を飛び回っています。

そして、今年、私の妻が思うところが有り、「主催者」となり成田でも「育自の魔法」を開催したのです


このワークショップは1クールで3回開催します。既に成田では春に1クール開催しました。とっても参加者の満足度が高かったこともあり、再度やって欲しいという声があがり、昨日、改めて第2クールをスタートさせました。

そして、翌日の今日、お隣の香取市でも開催があったため、講師のひとみさんが我が家にお泊りしたのです

夜、私も話しましたが、特に妻がひとみさんと色々話をしていて、泊まって頂いてとても良かったと思います

そして、お泊り頂いた流れで、私も今まで1回も参加したことがなかったのですが、本日開催の「育自の魔法in香取」に参加することになったのです

久々のワークショップは自己紹介の時はちょっと緊張しましたが、その後のアイスブレーク、4人1組での傾聴など、とっても懐かしい感でした

自分のことを話す、自分のことを聞いてもらう、という事自体に興奮する自分はいませんでした。それは、既に自分の道を歩んでいるからだと思います。
逆に、「いろいろな方がいるな~」「いろいろな思いを秘めている人がいるな~」「みんなすごいな~」と一緒になったメンバーの方に意識は向いていました。


特に最後に「認知の時間」というのがありました。
「その人の良いところを言葉にしてシャワーのように伝えてあげる」という時間です。

私はCTIの応用コース時代も、この「良いところを事場で伝える」ということをした際、一人の女性の方が、一瞬で目に涙を浮かべたことを覚えています。

その方は、とてもエレガントで芯が強そうで、しっかりしている感じがしている方でした。でも、その奥底に強さを保っている「とても深い優しさ」があると感じました。
それを言葉にして伝えただけだったのですが。。。

「人が認知されるって、すごいパワフルなんだな~」と思ったものです。


そして、今回のワークショップ内の「認知の時間」に同じグループの3人のメンバーの奥底に目を向けると、直感的に言葉が湧いてきました。

ひとりは、おとなしめの方なのですが、心の奥底に好奇心の渦がわいている感じがして「なにかやんちゃな感じが秘められている感じですね」と言葉にしました。

そうしたら、「よくわかりましたね~、そうですやんちゃなんです」という言葉が返ってきました。

もうひとりは、とっても熱く語られていた方なのですが、その中にとっても聡明で言葉を使うのが上手で、でもとっても真面目て優しくて、という感じを受けました。

すると、その方は、なんと涙ぐんでしまい、ちょっとびっくりしました。

3人目の方は、とっても包容力があり器も大きいのですが、その中に繊細な感じがあり、でもその繊細さも包み込んでしまう大きさがある方でした。

それぞれ相手の奥底にあるものと感覚的につながってみて、出てきたものを言葉に表したのですが、どれも的を得ていたようです。

相手の奥底にあるものに意図的に意識をむけると、不思議なつながりを持てて、何となくその人の奥底にうずめているものを感じ取ることができる、そんな時間でした。


そういえば、春に開催された成田の育自の魔法には、私は参加しなかったのですが、ワークショップが終わった後のお昼ご飯だけは一緒に参加しました。参加者一人一人のことはほとんどわからなかったのですが、何となくそのお昼ご飯の様子を見ていました。

そして、そのあと、「アンケートでこんなのがあったよ」とアンケートの内容を口頭で教えて頂いたので、それを聞いていた際、お昼ご飯で少し見た参加者の様子が頭に浮かび、「このアンケートはあの人のことかな?」と当てずっぽで言ってみたら、大体当たりました。

ふと、もしかしたら、こういったことを感じる能力は私は高いのかもしれない、と思いました。素直に生活をしてきた時間を積み上げてきたせいか、そういった感性が磨かれてきたのかもしれません。


そういえば、昔、CTIの何かのイベントで、フィルという心から尊敬できるリーダーが、『「authentic voice(心の真実の声」を聞くこと』の重要性について語っていました。

そして、コーチにはクライアントの心の中の「authentic voice(心の真実の声」を感知する「sharpen eyes(鋭い目)」が必要だ、ということも語っていました。

「sharpen eyes(鋭い目)」を語っていた時のフィルの鋭い目。

コーチは、時に相手の中に、ズバっと入り込んでいく、鋭い目、そして奥底に眠っているものに直接アクセスしてクライアントの目の前にさらす力強さも必要だ、それが「良い面」であったり、「許せていないこと」であっても。


私は29歳の時、コーチで独立しようと、半年かけて会社の役員に根回しをして会社を辞めようとしたこともありましたが、いろいろあって辞めれませんでした。

だから、あの時コーチになるというのは流れじゃなかったんだと思います。

でもCTIの「Being(在り方)」は、私の人生の基本コンセプトであり、今の農村につながった生活へ導いてくれています。

ただ、今回のワークショップに参加して、改めて、「誰もが無限の可能性を持っている」「一人一人のギフトに目を向ける」、「誰ひとり間違っている人はいない」といった思い、またそれを活かすコーチの仕事に関心が湧いてきました。

まずはお試しコーチング、あるいは、自分なりのワークショップをやってみても良いのかもしれません。

コーチという形でも、そうでなくてもいろいろな形で人のお役には立てると思います。
どなたか、一度やってみます?


ちなみに、育自の魔法の次回は成田は10月25(木)、香取は10月26(金)開催です

全国各地で開催しているので、男性もぜひぜひご参加を
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1日畑デー!

2012年09月20日 | 農的体験・生活
今日は朝から1日畑デー

実は、ひまわり油を時給する「ひまわりプロジェクト」のひまわりの収穫が、雨天続きでずっとできていなかったので、そろそろやばいな、、、と思っていました

連続して晴れ渡る日が少なかったので、天気予報を見て、晴天が続く本日、刈り取ることにしたのです

と、その前に、まずは午前はおかげさま農場の高柳さんから借りている伊能の畑で作業

午前中はカンカン照りで、まだまだ暑さを感じる畑。


雨が多かったせいもあり、空芯菜は、1週間も経たずにもっさもさ
ホント、空芯菜ってわき芽を出して葉っぱがドンドン出てくるので、ずっと食べられる野菜ですね~


今回も収穫はたっぷり


かぼちゃも、毎回たっくさん収穫するのですが、今回は20個ぐらい収穫しましたいろいろな人に上げていますが、こんなにできるとは思わなかった
もはや、かぼちゃって、買うものじゃないですね。まあ、冬至などに食べるぐらいですから、貯蔵してもたせます。

ニンジンもすくすく生育中


サラダごぼうも、葉っぱがかなり大きくなってきています。収穫ももうすぐ


大根も発芽していました



さてさて、色々畑で作っていますが、一番の自慢の品は「さつまいも」です。
私のさつまいもは、本当にすごいんです

みてください、この形と色


3株ぐらいほっても、このような揃い方です。
普通、小さいのやら形が悪いのがあると思うのですが、ぜ~んぶ、きれいに揃っています。色も鮮やかな赤紫色でビューティフル
どうしてこんなに形が揃うんでしょうかね?


しかも
このさつまいも「無茶苦茶うまいんです

私がいうのもなんですが、今まで食べてきたさつまいもの、ここまで美味しいさつまいもは無かった

とれたては、ホクホクしているはずなのに、私のさつまいもは、蒸すとしっとりしていて安納芋のように甘いんです
品種は紅あずまなんですけどね。

なんでこんなに美味いんだろう

さつまいもの苗の専門農家さんから、直接買ってきた新鮮な苗を使ったこと。
鍬で頑張って高い畝を作ったこと。
そして、何よりも、高柳さんの畑の土質がよかった、からなんでしょうね~。

本当に、劇的に美味いんです
お金を頂いても十分に自慢できる味です。食べて見たい人、連絡くださいね
最高の美味しいさつまいもです

・・・とさつまいもを掘りながら、一人畑で興奮している私の横で、コオロギがジ~っと、私の様子をみていました



さて、畑の草とりなどをし、大根や白菜の種を蒔き、収穫が終わったのは13:30過ぎ。お腹もヘロヘロで、ようやく一仕事を終えたので、根本さんの畑移動

本当は、イベントでみんなで収穫したかったのですが、天候に恵まれなかったので、今回一人で収穫

繊維質が強い茎なので、剪定鋏で収穫する必要があると聞いていたのですが、先日試して上手くいったのが「刈払い機アタック

刈払い機で、花を落とし、その上で茎も刈り取るという合わせ技
1時間ぐらいかけて、刈り取りました

刈り取るのは機械でやったのですが、その後は、鎌をもって、雑草の中をかき分けながら落ちた花を拾い集める作業。これが1時間以上かかりました

ひまわりは、合計コンテナ7つ分。これは多いのか少ないのか?


種はぎっしり詰まってこんな感じです。でも、中にはカラッカラに枯れて渇いたものが雨を吸ってカビているものもちらほら
う~ん、どのぐらいがきちんとした種になるのか?


ハウスの中にブルーシートを広げて干しました。


今日は日暮れまで1日作業で、久々に疲れました

ひまわり、乾かすの最重要ポイントなので、ここ数日、できるだけ通ってひっくり返したり乾燥ができるように注意したいと思います
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