半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

1DAY キャンプ ハロウイーンかぼちゃおばけ!

2011年10月29日 | 素敵な空間・イベント
10月中旬から、我が家の玄関に鎮座しているかぼちゃが3つあります。
左から、子供が作ったおもちゃのかぼちゃ、真ん中がこの前の「太陽の市」というマーケットで買って来た自然栽培のかぼちゃ、右が会社でかったかぼちゃ、です。


そのかぼちゃをもって、奥様友達がやっているサークルの1デイキャンプに行ってきました

私はこのサークルへの参加は始めてだったのですが、1デイとはいえ、キャンプだけ会って、みなさん、色々準備してきていました。

特に良かったのが、ダッチオーブン。

みなさん、ダッチオーブンって知っています?
ごっつい鉄製の鍋で、アウトドアーでご飯を炊いたり煮たりと色々な料理ができます。

で、仲間のお一人が、ダッチオーブンを持っていて、このダッチーオーブンで、なんと「パン」を焼いたのでした
最初は薪で下から火を入れるのですが、後半は蓋の上に炭をのっけて、上からも熱を与えるんだって。へ~、すごいね~


そして焼けたのが、コチラ
食べたら、もっちもちで超美味しかった


第二弾を焼く、というので、3月にやった「カラスのパン屋さん(ブログはこちら)を思い出した私は、早速、お子様が好きそうなものを作りました


たこパン、☆パン、雪だるまパン、猫パン、葉っぱパン、恐竜パン

パン作りは、子供に100%受けるので、楽しい~


そして、かぼちゃ作りの時間

まずは緑色のかぼちゃは、右のような感じ。左側のオレンジ色のかぼちゃは、奥さんが表裏の両方に顔を書いてあったので、両方彫ることにしました。


それが、これ。結構上手でしょ


それぞれが、それぞれのカボチャをカットして、ランタンにして、飾っておきます。
最初は、子供達も気づきませんが、だんだん日が暮れてくれ、辺りが暗くなってくると、、、で、でた~
かぼちゃのおばけだ~


お菓子をキャンプ場のあちこちに隠して見つけさせたり、パンや焼き芋、かぼちゃのスープ、飯ごう炊飯のご飯などを暗闇と炎の光の中で食べるのは、本当に久々の経験でした。

夜のキャンプファイヤーでは、四方八方にかぼちゃおばけが飾られました。


キャンプって、1デイでもいいもんですね
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放射能測定してみました

2011年10月28日 | 自分の時間
会社の同僚が、放射線測定器、いわゆる一番程度が低いGM菅(ガイガー・ミューラー菅、ガイガーカウンターって呼ばれている奴ですね)で自宅周辺を計測したのを見て、私もちょこっと借りて測ってみました。

ここから書くのは、放射線測量を素人がやると、こういった解釈が出来る、というのをあえて書いてみます。
その上で、その解釈が、本当に正しいか、自分で客観的なつっこみを入れてみます。

その前に、シーベルトの意味がわからない人は、復習しておきましょうね。→コチラ


さて、まず、わが成田市の幼稚園などでは、

「保育園・幼稚園において子どもが受ける放射線量については,年間1ミリシーベルトを超えない数
値を基準とし,これを達成するため園庭の空間線量率については,毎時0.23マイクロシーベルト以下を目安とします」

としています。

なので、0.23μSv/hより下であれば、放射線量は少ない、という判断ができると思います。

まず、室内。大体0.07~0.09μSv/hぐらいでした。


放射能(放射性物質)というのは、いわゆるチリやホコリにくっつきます。植物が土壌から吸収する量は、このあたりでは全く関係がないといってもいいぐらい。ポイントは「ホコリがくっつきやすいか」という視点でみれば、判断がつきやすいです。

お茶っぱ、栗のイガなどが線量が高いのは、当たり前ですよね。
落ち葉の吹き溜まり、植木や木の剪定屑など、あるいはホコリが水と一緒に流れてたまって、水が蒸発して濃縮されるすべり台の下や雨どい、排水溝の数値が高いのも、当然といえば当然。

そんな視点をもつと、いつもゴミ箱って、結構高いんじゃないの?と思って測ってみると、お~、やっぱり少し高い
ゴミ箱とかは、洗った方がいいかも


では、外はどうか?
ベランダにおいてあるイチゴのプランター。この培養土は先月買ってきたもので、ベランダの空間放射線量と変わらずって感じでした。


では、ベランダの雨水が集まる排水溝にたまったゴミあたりは、、、お~、やっぱり高いのね
室内が0.07μSv/hだから、倍近いんだ。


ということは、毎日色々なゴミがたまってその屑が少しずつ堆積しているかもしれないゴミ箱、そして雨どいと同じで排水溝あたりは掃除すべきという結論になります。


・・・と、わざと影響を受けやすい素人っぽく書きましたが、本当にそうかというと、、、実際はそうとも言えないんじゃないかな~、と思っています。

1:GM菅自体が曖昧
 GM菅はメーカー、機器によって、「精度」が全然違うと言います。放射線量を1秒間で受けられる許容量も高くないものだと、10秒間の平均値などを計算をして数字を出すそうです。空間線量は都度、変わっていきますので、そのぶれ幅が大きくなり、「補正」がかからない機種だと、その誤差は1.5倍もあるんだそうです。

2:計測環境が違う
 GM菅で測ったことがある人はわかりますが、数字はチラチラ変わります。風が吹いたり、人が歩いたりするだけで、ホコリの動きは変わります。そもそも密室で測っているわけではないので、空間線量というのは、同じ場所で時間をかえて、きちっとした計測時間で測り、それを5回計測したものの平均といったように、行政がやっているようなものじゃないと、あんまり意味が無いそうです。


ということで、GM菅は高い線量なら計測がしやすいのですが、線量が低い地域で素人が計測しても、あまり信憑性はありません。ネットでいっぱい線量が発表されていますが、それが高い線量の地域でなく、0.1μSv程度の数字なら、ほとんど気にしなくて良いと思います。機械や計測方法で誤差がかなりあるから。


ただ、あえて言えば、大体の数字は測れているのは確かだと思います。

例えば、成田市の発表数字と私が測ったのは似たり寄ったりでしたし、取手市の発表数字と実際に同僚がGM菅で測ったものも同じぐらいでした。

だから、市民が計測して、「ここは高い!」というのを見つけて行政に報告する活動は、大賛成で、どんどんすべきだと思います。


ちなみに、成田市と取手市の発表数字を見て気づいたことがあります。

まず、成田市のHPには

「保育園・幼稚園において子どもが受ける放射線量については,年間1ミリシーベルトを超えない数値を基準とし,これを達成するため園庭の空間線量率については,毎時0.23マイクロシーベルト以下を目安とします」

と書いてあります。そして、実際、どこもこの基準を超えていません。
→成田市

一方、取手市は、国の定める暫定基準値(毎時3.8マイクロシーベルト)以内を基準としています。
つまり、成田市が決めた基準値の1.5倍が取手市のラインになっています。

取手市のどこも、この設定数字は超えていません。でも成田市基準で言えば超えているのです。
→取手市


放射線関係の情報は、とにかく「前提」が曖昧でわかりにくいので、その情報をどう判断して良いかわかりにくくて仕方がありません。

ただ、この2つの市を見るとわかることがあります。
・成田市は、「年間1mSvを超えないライン→0.23μSv/h」
・取手市は、「国の定めるライン→3.8μSv/h」

「決めた基準値」は超えていないのは事実です。
でも、そもそも前提の「基準値」が全く違うんですよね。

「前提」が違えば、議論している数字の解釈そのものが変わってきてしまいます。

ちなみに、取手市は、除線作業をどんどんやっています。
あくまで「毎時3.8マイクロシーベルトは国の定める暫定基準値」であって、放置して良いという数字ではないですからね。


また、成田市も安全と思う前に、良く資料をみると「校庭・園庭の中心地」で計測している、というのがわかります。つまり、よく言われている「お砂場、すべり台の下、あまどい」など線量が高いと思われるところで測っているわけではないのです。取手市は色々な箇所で計測しています。

一応、成田市に問い合わせてみたら、10月から「線量が高いと思われるところも計測し、順次発表していく」とのことです。

これも「うちの子の幼稚園の線量は低いから安心ね」と思いこむ前に「園のどこでどういった計測をしているか」といった「前提条件」を確認しないとわからないことですよね。


色々な情報が飛び交いますが、なるべく自分で判断できるよう、勉強は続けていきたいと思います。

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TPPを考える、日本の農を考える

2011年10月27日 | 自分の時間
野田さんが、TPP参加意向を表明しています。

野田さんは、今までの首相とは違って「本来、決めなくてはいけないこと」を粛々と進めている気がします。
それは、よっぽど過去の総理より良いのでしょう。

でも、私が農に関わっている身分で農業よりということ、食について色々考えていること、そして何よりも「福島原発問題」で関東の農業が大打撃を受け、何よりも「農家さんが精神的に大打撃」を受けているこのタイミングで、TPPを「検討しながら」ではなく「規定路線」として進める姿勢には、疑問です。


TPPは昨年末から急に騒がれ始めました。
私も今年の1月に、情報収集してまとめてみました。

TPPってな~に?①~⑥

もともと長文な私ですが、6回シリーズで書いたテーマは初めてでした

まあ、ブログは情報発信だけでなく、自分の頭を整理したり、情報をとどめておく備忘録のような役割もあるのでね。


そして、今回読み直してみましたが、当時はなんだかわからないながらまとめたものでしたが、今、振り返ってみてみると「おっ、10ヶ月前の俺、結構がんばってまとめているじゃん」と褒めてあげたい内容でした


なので、関心がある人は、是非、私の過去のブログを読み返してもらいたいです。
→TPPってな~に?①~⑥

これを見返すだけでも、TPPはよくよく考えるべきだということが改めてわかりました。

ちなみにTPPはアメリカ、日本と東南アジア諸国やオーストラリアの「みんなで関税をなくしちゃおう」というグループです。
FTAは「個々の国同士で関税をなくしちゃおう」というものです。例えば、日本とメキシコ、みたいに。

TPPの特徴は、加盟国がアメリカ+第一次産業が産業の中心の国、ということです。
もともと、アメリカが入らなければ、大したグループじゃなかったのですが、アメリカが入って様相が一変しました。
中国や韓国のような経済国以外の国に、影響力をもっておこう、経済圏をアメリカ主導で作っていこう、ということでアメリカはTPPに参加した、と言われています。

でも、不況大国のアメリカが、新しい事をするときには「雇用が増える」ことしか、しません。
つまり、アメリカの仕事が増えること。

TPPの参加国には、経済大国はありません。アメリカがTPPに入る時、今の日本と同じように、アメリカの畜産業や酪農産業、また安全基準が緩い食べ物が入ってくることに対する消費者団体などが、異論を唱えたそうです。

それでも入りました。そして、入ったからには、「アメリカ国内の第1次産業を開放する代わりに、第二次、第三次産業で仕事が増える」必要があります。

すると、まだまだマーケットとして魅力のある日本をどうしても入れさせたいわけです。


日本側は「日米同盟強化」「アメリカ親分の指示」であれば、従うしかありません。中曽根さんの時もしかり、小泉さんの時もしかり、アメリカの指示に従って市場を開放することで、多くの日本の産業がダメージを受け雇用が減りましたが、アメリカを中心とした外資の企業が市場参入が出来ましたし、その結果、アメリカとの関係は強くなりました。


ただ、建前上、「グローバルな競争に取り残されてはいけない。その為には日本も開国すべき」という話で、参加を決めようとしています。

となると、焦点は

「日本にとって経済効果があって、雇用が増えるのか?」
「それに伴う痛みは、国民が納得できるものなのか?」

の2点です。


本当に日本の輸出が増えて、雇用が拡大すればいいんです。

でも、ある人の話では、日本の輸出総額に占める耐久消費財(家電や自動車の総額)の割合は1.5%だけだそうですし、しかもそれにかかる関税は5%だけだそうです。

実際、日本のアメリカの新車販売の6~8割は現地法人です。他にもカナダに輸入してからアメリカに出す、といった色々な「関税回避策」をとって日本の輸出産業はやってきました。


関税より、今は「円安」の方がもっともっと深刻な問題なはずです。「関税」より、貿易は「通貨」なんです。

TPPに入るから関税障壁が無くなって喜ぶのは、一部のメーカーだけです。もし、円が10円でも安くなれば、そっちの方がよっぽど経済効果があるんですから。


そして、TPPに加盟し、「引き換え」に差し出すのが「日本国内の農産物マーケット」や「医療分野」などです。

私は農に近いので、農業について語りますが、TPPをきっかけに、日本の農業が強くなって、結果的には日本の農家が強くなり、農業、牧畜、酪農が弱体化しなければ、それでいいと思います。

でもですね、日本の農業、牧畜、酪農などが、海外と戦って勝てるはずがないんです。勝てるのは「ごく一部」の経営力がある組織だけです。


まず、日本は「産業としての農業」に向かない国です。

国民が食べれる分だけを作る自給的農業としては、様々な技術が開発されてきましたが、世界視点で見たら「国土が狭い、平地無い」のです。

世界では、自分達が食えなくても金を稼ぐために土地を疲弊させてまで農産物を作って売っています。オーストラリアなんか砂漠化が進んでいる原因の1つが農業です。また、ウクライナのような肥料もいらない肥沃の土壌で四国ぐらいの大きな畑で農作物を作る、というのが「グローバルな農業」です。

日本で言う「大規模化と効率化」というのは、スローガンに過ぎず、世界レベルで考えると「前提条件」が違いすぎます。


次に、「日本の農業は海外との競争にさらされず、守られてきたという歴史」があります。

例えば、数少ないまともな自給率の農産物の米。

そんなお米ですが、米の関税を守るために、77万tの不必要なお米を毎年輸入しています。なのに、減反もしています。

そして、経済連、JAといった仕組みが流通を作り、この流通に頼る農家がほとんど、という構造でずっとしてきたんです。

さらに、その米農家のほとんどは「兼業農家」です。

農協は、入ってくれる農家の戸数が生命線です。政治家も票の数が欲しいです。


野菜もやっぱり農協ルートが最大です。

こんな状態が、何十年も続いてきたんです。


一方、海外は「農産物」や「畜産物」を「価格競争・品質勝負の競争商品」として、もう10年以上前から世界で戦わせ、流通を競ってきているんです。

良く例にだされる韓国なんかは、パプリカのように世界で勝てる作物に集中して、それ以外の農産物の国産は捨てて、海外のものを取り入れています。政治と経済は一体であり、貿易立国として、勝つために世界で戦っています。

TPPの加盟国は、日本に対して第一次産業の「価格競争に耐えてきた商品」を保有する国々ばかりなのです。


牛肉、オレンジなどは開放されました。結果、みかん農家は減り続け、日本の畜産業は困窮しています。

「海外の競争を勝ち抜いてきた商品」と日本は戦えない「前提」と「歴史」があるんです。

別に、国民全体が国産にこだわらず、企業化を実現できている一部の農業生産法人が、国内や海外で商売を成り立たせ、スーパーに並ぶ野菜の大半が海外のものになってもいい、というなら問題ないと思います。

私は農家さんと繋がって、顔の見える関係で安心して食べれる農作物を食べ続けますから。

でも、もし、国の農家を守りたい、国産を守りたい、という気持ちがあるなら、TPPに参加するといった次元の前の問題を解決しなくてはなりません。

そもそも「農家がいなくなる危機意識」を、日本政府は、TPPという話が出る前からもって、それこそ膨大なお金を投じてきたんです。

・農産物を主とする販売農家の70%が5~10年で辞めようとしている
・後継者がいる農家は半分もいない
・さらに、原発問題で、特に関東の60歳以上の農家さんは「辞めたい」という気持ちが高まっている

というタイミングで、TPPの前にやることあるでしょ、と思ってしまいます。

日本の農業が弱いというなら、まず鍛えなくてはいけないですよね?

しかし、今の論理は「武具をつけてあげるから、弱いけど戦場にいってこい」といっているのと同じです。

武具をつけたって、鍛錬されていなければ、勝てるわけありません。

もっといえば、「勝てない戦い」に挑む必要がどこまであるのか?です。逆にいえば「勝てる作物」だけで戦っていけばいいじゃないですか。


韓国だって、思い出せば1997年に経済破綻し、国際通貨基金から緊急支援570億円をうけて(日本は最大の100億ドル)、なんとか生き残ったわけです。ちなみに、最近、韓国はまた経済破綻すると言われています。

アメリカも失業率を10%超え、EUでも経済破綻国が増え続けています。


先進国などと比較すると、実は、まだギリギリセーフな日本。
先進国と言われたきた各国が「財政破綻」の危機に直面している中、日本は、どこまで経済を追いかけたら目標達成、となるのでしょうか?

その目標に達成するために、日本の農業、医療、公共サービスを開放する価値は本当にあるのか、研究尽くしたのでしょうか?

枝野さんか原田さんかが、「あえて経済成長を求めない方針もありうる」と、かつてTVで言っていました。経済成長を求めない、というのは語弊があるかもしれませんが、長い歴史を持つ日本という素晴らしい国を、どういった国に作りなおしていくのか、ビジョンを決めないといけないのでは?


最近、スーパーで海外産のブロッコリーが売られていました。「安いな~」と思って買いましたが、一昨日会った方から「某お弁当チェーンのブロッコリーって、花が咲かず黄色くならないよう、遺伝子組み換えしているやつを使っているとニュースでいっていましたよ」と教えてくれました。

ブロッコリーって、放っておくとすぐ黄色くなっちゃいますよね?アブラナ科なので、1つ1つが菜の花のように花がすぐ咲いちゃうんです。

でも、某お弁当チェーンのブロッコリーは、花が咲かないので長期間保存にも効くそうです。

牛も狂牛病であれほど騒がれて、日本は若い牛に限り輸入を認め、かつ全頭検査をしていますが、フランスやアメリカは緩和を求めてきています。

TPPに入れば、これから関税だけでなく「規制緩和」の交渉がどんどん仕掛けられてくるでしょう。
むしろ「規制緩和」が主目的だ、という人もいるぐらいですから。

そういった荒波に日本も入るのは「電気が無くなるから、原発は爆発したけどこれから安全に管理するから続けていこう」といてちる論理と同じだと思います。

本当にTPPのテーブルにのって、情報を得ながら離脱も選択肢としてある、ならいいんですが、野田さんは明確に「もう決めたのだから」と言っています。


政治は私なんかが言う甘っちょろい世界じゃないのでしょうが、みなさんは、どう思いますか?
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がおがおぶーの絵

2011年10月26日 | 素敵な家族・子供との時間
NHK教育TVに「がおがおぶー」という番組がありました。

知っていますか?

・シマウマにはどうしてシマがあるの?
・ゾウの鼻はどうして長いの?

といった小さな子供の疑問に、「なぜ~?どうして~?がおがお、ぶー!」というお決まりのフレーズの後に、スロバキアの絵本画家のリラさんの描いたアニメが応えていく、という心温まる番組です。


もう終わっちゃいましたけど、楽しい番組でした

で、先日、たまたま「がおがおぶー」のDVDを甥っ子が持っていて、それを見ていたら、最後の特典映像で、あの不思議な可愛らしい絵の描き方をリラさんが教える、というコーナーがありました。

あの絵は、パステル(チョークのようなクレヨンみたいなもの)で書いていて、紙は黒い紙をつかっているということがわかりました。シマウマの絵でいうと、黒色の紙に縦じまの白を入れてかいている、という感じですね。なるほどね~。


で、なぜか我が家にパステルがありまして、先日、お絵かき大会が開催されました


元来、お絵かきが上手(好きなだけ?)な私の作品はコレ↓

うまいっしょ


子供に頼まれて書いた、にわとりとりんご。なるほど、背景を塗っていく、という描き方は面白いですね~。


我が子も、お見事


I Love drawing、I Love my son
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太陽の市

2011年10月23日 | 素敵な空間・イベント
日曜日に、成田・富里で「太陽の市」というイベントがありました。

今年で2回目のイベントらしく、安売り流通大手のベイシアのスーパーセンターの真ん前の大きな芝生の公園で、オーガニック系の店がずらりと30~40店舗ほど出店していました。いわゆるオーガニックマーケット、っていうやつですね。

こちらは、スリランカカレー。国際村という団体で、日本語を学んでいる人達?が店をだしているようです。スープカレーのような味でした。



はにわ保存会(?)とかいう、ところが出している田舎の巻き寿司。田舎によくある食文化ですね。アンパンマンの顔の巻き寿司もありました


こちらは、成田の「小泉循環農法」で修行をした方が茨城で就農した夫婦がやっている店で売っていたごぼう。
自然農法で栽培された、大浦ごぼう、という茨城の方の地場ごぼう。太いでも食べると柔らかかくて美味知られていない地場野菜って、結構あるんでしょうね~。


オーケー農園さん。レゲエをやっているようなおじさんが自然農法で作った野菜を超お安く売っていました。聞いたら近くの富里市でやっているということ。また、同じく冨里市の山田自然農園というところで修行したんだって。へ~、聞いたことなかった、そんな農園。


と思ったら、あれれ、今聴いたばっかりの山田自然農園の看板
売り子のおばちゃんに聞いてみたら、2年前に定年退職して東京からこっちに移住してきて、山田自然農園で修行して独立したおばちゃんが、山田自然農園の看板を出しているだけだった。1年目に1反(300坪ほど)を手で開墾し、2年目で2反歩開墾したんだって。生き生きしている元気な楽しいおばちゃんでした
仲良くなって、山田自然農園の電話番号を教えてもらいました今度いってみようっと



まがったかぼちゃ?これは、子供が遊ぶためのオブジェとのこと


色々な出展者がいましたが、おもしろかったのは「7 NATURE USAGI」という団体のワークショップ。

大人が背中にしょうほどの大きさのキャンパスで、不思議な紙芝居をしたり。

大きな大きなビニールで出来たウサギの人形で子供達を遊ばせた後、50メートルはある布に好きなことを書かせて、それをもって龍みたいな動きをしながら行進したり。


子供達にくじ引きみたいなもので世界各国の名前が書いてあるカードを引かせて、ダンボールをしきつめたところに、引いたカードの国がありそうなところに寝っ転がらせて、マジックで体に沿ってダンボールに線をひき、そのダンボールをつなぎあわせて大きな家を作ったり。

なんだかよくわかりませんが、子供の心に何かの種をまきたい、という主旨でやっているそうです。

ちなみに、大きな布は、福島からスタートしているそうで、福島の子、千葉の子、そして今度は西宮の子と、みんなで色々なことを書いていく布になるそうです。

アーティストのような活動は、大人の理性での判断では理解が出来ないことだらけですが、なんだか面白いイベントでした。
あとで調べたらNORTH FACEがスポンサーだった→コチラということがわかりました。いろいろな企業がいるもんです。

先週の日比谷であった「土と平和の祭典」といい、今回の「太陽の市」といい、数年前は全く関心がなかった、あるいは、目に触れることもなかったイベントに、最近、やたらご縁があるな~、と思います。

そして、お金がなくとも自分達の畑を持ち、生きるための生活を実践している生産者は、一番強い、一番安心して生きていける、ということをつくづく思いました。

やっぱり、畑やらねば
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こうざき☆発酵の里協議会 参加2回目

2011年10月21日 | 素敵な空間・イベント
先週、神崎町の「発酵の里協議会」に、またまた参加してきました。

9月3日に、寺田本家の優さんのところにたまたまお伺いしたら、「神崎町をどうしていくか?」を町民が考える会合「発酵の里協議会」に参加することになりました。(→コチラ

成田市民の私が参加するのもどうなのか、と最初は遠慮気味でしたが、町作りの勉強、神崎町の皆さんのことを知るために、今回も引き続き参加させて頂きました。


神崎町は、数年前、平成の大合併で成田市と香取市(旧:佐原市)の間で、どちらにも吸収されなく「千葉県一小さな町」として取り残された町です。その頃、みんな不安な気持ちがあったと言います。

しかし、この数年で、人口6000人ほどの町に、3月のお蔵祭りでは3.5万人が来るなど、東京の一部のオーガニック・ロハス系の人々の中では、誰もが知っている有名な町となりました。

とはいえ、それは寺田本家さんなどのファン層が中心。

お隣の香取市、成田市の人も神崎町の存在をほとんど知りません。
そして、神崎町民は、そんなことはあまり自覚していません。

しかし、9月(?)に、TV朝日が「神崎は長寿の町で、その理由は発酵食品にある」といった番組を放送した結果、今度はTBSの「ひるおび」という番組で取り上げられ、11月13日の8:00~8:25でNHKの「小さな旅」で、岩本君(夏は米作り、冬は寺田本家で働いています)が取り上げられます。

そういったことから、町役場も商工会のみなさんも、「うちらが健康なのは発酵食品と報道されている。そう思われているなら、それを活かさないと」と思い、色々考え始めています。

そんな中で、県の助成金が降りることとなり、「さて、何に使うべきか?」といったことを考えながら、神崎町の在り方を議論しています。


今回は、お隣の「佐原」が「江戸まさり佐原」というキャッチフレーズで「昔の町並みを再生し、観光名所として蘇らせた」仕掛け人のNPO 小野川と佐原の町並みを考える会の代表の高橋さんの講義を受ける形となりました。

佐原の町中に流れる小野川沿いは、戦前の面影を残す屋敷や店が並びます。江戸時代の番組の撮影などでも使われることもあります。

しかし、20年ほど前は、どこにもでもある「ひなびた商店街」で、このままでは誰も来ない、どうしようもない町だったそうです。このままでは廃れるという危機感から、役人の立場であった高橋さんを中心に、1軒1軒まわり、調査をし、「ここは市が買い取っても残すべき家」「ここは修理すれば昔の面影を復元できる家」といったマーキングをしていきました。

そして、市の予算とマーキングマップをみながら、「全面的に町並みを改修する地域」を選定し、住民と話し合った結果、90%以上が賛成し、必要な建物を改修していきました。

改修にあたっては、1軒あたり最高で700万の助成金が降りる形式であったため、他の人からは「どうして、あの家だけが」といったやっかみもあったようですが、逆に、改修する家にとっては、本来3F建てに出来るところを高さ制限がかけられて2Fまでしかできない、間取りも自由に変えられない、など、生活の利便性を上げることに制約が伴います。そういったことを我慢してもらった上で「建物の外観は公共のもの」といった思想で、市が補助金を出して改修していったそうです。

地道に、コツコツとやっていった結果、10年、20年かけて、今の「佐原の大祭」といえば、祭り好きなら知っているほどの認知度、「佐原のまち並」といえば、町作りをしている団体なら知っているほどの状態になったそうです。


色々お話を聞いていると、「町作り」「事業作り」「農商工連携での商品作り」といった、たっくさんの助成事業がありますが、どれも「明確なビジョンを持っているリーダー」がいるかどうか、がキーであることがわかります。

この高橋さん、という方も、役人とは思えない考え方で、ぐいぐい引っ張っていったからこそ、今の佐原があるのだということを理解できました。


その後、寺田本家の優さんにおつきあい頂き、色々なお話をさせて頂きました。

「神崎という町が面白くなればいいんですよね」という優さんの言葉は、町作り、あるいは事業を行うに当って、本質を突いた言葉だな~、と思いました。

ワクワクする事業、地域作りに携われるというのは楽しいことなのでしょうね。

そんな刺激を受けた私は、早速図書館で、地域づくりや村づくりなどの本を借りて読みました。

そして「ビジョンを持つこと」「リーダーがひっぱること」、そして「時間をかけて浸透し、醸成していくこと」がキーワードだということを、なんとなくですが学べました。


成田市民と周辺の農村を結びつけ交流をさせたい、という思いは確かなものですが、さて、それをどう具現化していくか。学び、知恵を絞り、行動し、人に協力を求め、少しずつ形にしていきたいと思います。


最後に、11月20日に神崎町で土と平和の祭典in 神崎町が開催されます。お時間がある方は、是非お越し下さい
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大根3姉妹!?

2011年10月20日 | 農的体験・生活
先週のこと、私が個人的に親しくしてもらっている農家さんの一人、「ひょっこり農場」の渡邉さんの畑に、久々に行ってきました

早朝、朝もやが凄くて100m先が見えないほどでした。
畑も、ものすごい霧。トラクターも霧の中でなんだか幻想的な感じです


この時期は、美味しいアブラナ科の野菜(キャベツ、白菜など)に蛾の幼虫がたっくさんつく時期です。
実際、生育中の白菜はヨトウムシなどに少しやられています。でも、後から出てきている新しい葉は食べられていないということなので、このまま結球するぐらい育つそうです。虫除けのトンネルもせず、ニームといった虫の忌避材を使ってもいないのに、きちんと白菜が育つなんて、畑の生態系のバランスがとれているんでしょうかね?


苗が植えている間の雑草は、こんな感じで、ホーという立って使う鎌で、かきとります。



この時期、一番目立つのは大根の葉っぱ。緑がきれいですね


レストランなどにカラフルな野菜を卸している渡邉さん。なんと、大根も3種類

それぞれの大根は
・緑大根→ほとんどが緑色
・紅芯大根→切ると中がきれいな紅色
・赤紫大根→きれいな赤紫色
で、この3種をその場で抜いて、頂いてしまいました


夕食が秋刀魚だったので、早速、3色大根おろしを作ることに。
葉っぱを落とした、大根3姉妹。見た目からして、個性がありますね~


おろしてみたらこんなにも色面白いですね~


農家さんによって、作る作物も色々、お客さんも色々。
渡邉さんのステーキなすが終わって、ちと寂しい時期ですが、これからカラフルな大根、にんじん、らでぃっしゅなどが盛りだくさんに出てきますよ

楽しみですね~
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田んぼへ稲ワラをお返し

2011年10月17日 | 農的体験・生活
今年も、小さいながらもHさんのご好意でお貸し頂いた田んぼのおかけで、自分のお米の収穫が出来ました

脱穀は手でやり、籾摺りは岡野さんにお願いでき、ようやく頂けた新米は、やっぱり格別ですね


そして、家の前に積まれた稲ワラ。畑がある場合は、防寒用としてマルチのようにスナップエンドウ豆などの根本に敷き詰めるなど、様々な用途で使えるのですが、今の私には、そういった使い方ができません。

なので、基本の「収穫した後のお礼肥え」の考え方で、田んぼに還してあげることにしました。



会社を早退して、久々に向った田んぼ。懐かしい~
田んぼの中は、やっぱり雑草はほとんど生えていないのね。


畦は草だらけ 落とし穴のようになっていて、思わず水路に足を突っ込んでコケてしまいまいた


Hさんにも急な連絡にも関わらず来て頂いて、「稲ワラはある程度細かく切った方がいいですよ」というアドバイスのもとに、鎌でワラをある程度に切った上で、田んぼに撒きました。
稲を育てたのはお日様、そして田んぼです。その田んぼに撒いた稲ワラが少しは還元されればな~、と思います。


草刈りも、あまり手伝うことができませんでしたが、少しすっきり。



急な話なのにも関わらず、5月に田んぼをお貸し頂いたHさんに感謝
そして、春から夏にかけて様々な生き物達の命の営みに触れる場を提供してくれた田んぼにも感謝

また来年も田んぼに携わる事が出来ますように

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土と平和の祭典!

2011年10月16日 | 素敵な空間・イベント
日曜日に「土と平和の祭典」に行ってきました

「土と平和の祭典」は、鴨川自然王国をベースにしている加藤とき子さんの娘のやえさんが実行委員長をしているイベント。

全国のオーガニック関係、フェアトレード関係の方々が集まる一大イベントです。

もう、4年ぐらいやっているらしいのですが、先日、稲刈りでお邪魔した岡野さん(ブログは→コチラ)や、寺田本家さんが出展すること、また、ピースボート仲間もダンスで出る、ということで、奥さんが乗り気だったので、初めて日々谷まで家族で、電車で出かけてみたのでした。
家族で電車に乗るのは、実は初めて
田舎は車が多いですからね~


さて、寺田本家さんと岡野さんは、仲良くお隣同士で出展していました。
寺田本家の優さんは、早速一杯やっているようで、私も一杯ご馳走になってしまいました



こちらは、こうざき自然塾さんのブース。鈴木さんが頑張っていましたよ


すると、岡野さんのイベントで、顔見知り(!?)になったアースデー東京の事務局長のなんとかさん(名前が覚えられない。。。すみません)とすれ違い「あ~、この前はありがとうございました~」とご挨拶。なんでも、養蜂家を集めたブースを誘致していて、ハチミツ入りのビールがある、みたいな話があったので、奥さんも乗り気で、そのブースに向いました。

すると、蜜蝋(みつろう)ろうそく、を作っているところがありました。蜜蝋をみたのは初めて
蜜蝋って何かと聞くと「蜂の巣を溶かしたもの」だそうです。ろうそく以外にも肌クリームとして古来から使っていたものだそうです。へ~。

奥さんは、シュタイナーの関係本で、蜜蝋ろうそくを見かけて「作ってみたい」と言っていたので、興味津々でした。

この蜜蝋がとけた窯に紐を垂らすと、ろうがついていく、っていう段取りです。



はちの巣箱もおいてありましたよ。お~、すごい。自家製ハチミツを作るのも、男のロマンですよね~。いつかチャレンジしてみたいと思います


そんでもって、ようやく見つけたのがはちみつのビール割りカクテルでした。美味しかったですよ



そしてそして、ピースボートの友人が踊る時間になったのでステージの方へ。
ピースボートに乗っている頃は、みんな若かったのですが、今や、中年のわれわれ世代。なのに、まあ、よく今の年で踊りを続けているな~、若いな~、と尊敬のまなざしを向けると同時に、自分の老け込み具合を実感しました


さて、ご飯を食べると子供達は「遊びたい」となったので、日々谷公園の中心にそびえ立つ「バンブータワー」へレッツゴー


子供もてっぺんまでいきましたよ私は、、、高いところは苦手なんです


畳の廃材を使ったコースター作りもやりました。素敵



木製おもちゃ屋さんも。お~、こういったこと、私もやっていきたいな~。



ビー玉が転がって当ることで音がでる楽器のおもちゃ。それぞれの板の長さでカラ、コロっと、音が変わるんですおもろい作りたい


これは箸作りの道具。カンナで削って自分好みの箸を作るんだって。わざわざ体験イベントの為にこの道具を作ったとか。これもおもろいね~


色々な面白い方々と触れ合えて楽しかったです。

一方、奥さんも今回興味津々だったのが「原発問題のトークセッション」。

色々聞いたことを書き連ねますと。。。

・福島の農家さん
→自分達の田んぼの近くでは放射線量が1500とか2000ベクレルといった高い値が出ていた。でも、出荷の時の数字は暫定基準値以下だったので、出荷するように言われた。自分達も飯を食っていくために出荷せざるを得なかったが、あのお米がどこに運ばれて、どういった人達の口に入るかと思うと、、、不安です。

・福島現地のお母さん
→怖いのは、放射能のことを語ることが、おかしい、という雰囲気が作られていること。県や国が「大丈夫だから、その後を考えよう」といった話をしているから、本当は怖くても改めてそれを思いたくないお母さん達が、暗に、放射能の話はもうしない、という雰囲気になってしまっている。だから、本当に大丈夫か聞いたり、自分で調べたり、話をしたり、ということが出来ない雰囲気になりつつある。それが、怖い。

・福島の幼稚園を応援している方
→ある幼稚園では、子供たちを守ろう!とお母さん達が自主的に除線に取り組んだ。専門家じゃないけど、子供達のために、色々なところの線量を図って、除線したが、どうしても屋根の線量が落ちなかった。本当は専門家に任せるべきなのだが、自分達で必死にやったがダメだった。園長先生は、決断して幼稚園を移転することにした。その費用を捻出するために、絵本を作って販売しています。絵本が少しでも移転費用の助けになればと思っています。

・ある運動家の方
→千葉のシュタイナー関係の幼稚園で、みんなで除線したが、どうしても屋根の線量が落ちなかった。おかしいと思って調べていたら、なんと屋根ではなく、天井のボードから放射線が出ていた。つまり、3.11の後の原発の問題ではなく、その前から、ボードからずっと放射線が出ていて、子供達は被ばくしていたということがわかった。原発問題だけでなく、そもそもの建材なども信用できないわけで、もう1つ1つ自分達で測っていくしかない。

・太陽電池(ソーラーパネル)を自分達で作って寄付している方
→私達が寄付したソーラーパネル5枚で、漁業組合の電気がついて、パソコンも使えるようになって、仕事が出来るようになったところがある。避難所も、ソーラーパネルがあればピンポイントで電気を使えるようにすることが出来た。しかし、国は、時間をかけて、三陸海岸沿いの道路に、1本1本電柱を建てて、電線をひいていった。恐らく、何十億というお金をかけているはず。しかし、そもそも海岸沿いは瓦礫の山で、電気を使う人もいないし電気を使う場所も無いんです。そして、そういった電線を延々とひいていって、必要とされるところに必要な電気が届くのが物凄く遅かった。しかも、まだ町をどう復興するかといったプランが決まっていないから、地元の人は海岸沿いに事務所を再度構えることも出来ない。恐らく、新しいプランでは、集落や居住地、事務所などは山側に新たに作られるはずで、そうするとそこに新しく道路を作るはず。すると、また新しい電柱や電線を何十億もかけてつくり、今ひいた海岸沿いの道路の電柱は廃棄することになるんだと思う。なぜ、政府は、そういったソーラーパネルを使う、といったように、迅速に必要なところに必要なだけの電力を提供する、という発想がわかなかったのか?


日比谷公園だけは、外界とは隔たれた空間として、熱気に溢れていました。

新聞やニュースで見るもの、あるいはネットで見る情報とは違い、具体的に現地に入り込んで活動をしてきた人達、あるいは生活に苦しんでいる方々の主張には、それぞれの実体験を基にしたお話ばかりで、説得力、また強い思いを感じました。

多分、経済優先の話ばかりしている人は「感情論でものを言うのじゃなくて、その前に、日本経済全体のことを考えなくてはいけない」と言うでしょう。

でも、人は感情の生き物。多くの人が「感情」を沸きたて、今回の問題だけは「意見」をいい「行動」をとっています。

私も、千葉県で子供が遊ぶ公園の放射線量を調べているお母さんの話を聞いて「そこまでやんなくても、まあ、大丈夫じゃない」と思っていました。

でも、今回のお話されている方々は、「そういった子供を守るために、動いているお母さんは偉い」というんです。
確かに。そういった行動を、何か恥ずかしい、あるいはそこまでやんなくても、、、とどうしても、なりがちでしたが、いやいや、それほどまでのことが起きているわけで、それを「事後」にしようとしている雰囲気に流されてはダメだな、と思いました。

また、首都圏の人で西に引っ越す人の話を聞いたときも「別にそこまでしなくても。風評被害を拡げるようなものなのでは?」と思っていました。

しかし、今回お話されている人の1人は、
「子供のことを考えて、西日本へ引っ越した人がいる、と聞きますが、そういった親は本当に偉い。だって、友人、親戚との関係も無い地に、仕事も無い地に子供の為に引っ越す、というのはどれだけ親が頑張った決断をしたのか。だから偉い。」
と言っていました。


少し、パラダイムシフトしました。


やっぱり、現地の人、現地の入って活動してきている人の話は、それぞれの「感情」が入っていますが、だからこそ、それは「真実」なんだと思います。

思いは伝播する。

また、これからの活動のエネルギーをチャージさせて頂きました。

行ってよかったです。


ちなみに、同じ名前のイベントが神崎でもあります。
土と平和の祭典in神崎

こちらは、原発問題というよりは、発酵関係、有機農業関係の中心イベントになります。
最近、神崎は毎月TVに取材されているぐらいですから、むっちゃ人が来るんでしょうね。
私も運営お手伝いしま~す

時間がある人は、是非起こし下さい
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木製ロボット!?

2011年10月14日 | 素敵な家族・子供との時間
子供には個性があるもので、親バカの目からみても、「凄い天才」というところがあるもんです。

うちの長男は、とにかく「お絵かき」「工作」が大得意っていうか、凄いと思います。


もともとは、プラレールのトーマスが大好きでしたが、去年ぐらいから飽きてきて、教育TVの「つくってあそぼ」のわくわくさんの本を見ては、工作をしています。


そんでもって、今回「木を切りたい~」といい始めて、一緒に作ったのがこちら
木製のロボットで~す


もちろん、木材を一人で切ることはできないので、木を抑えたり、のこぎりの歯が同じ場所にあたるように手伝ってあげます。なかなか切り落とすのは難しいのですが、1つは切り落とす体験はさせたいので、ギコギコ切らせています。
残りは、私が切ってあげますが。

また、みようみまねで、私がやっているヤスリがけもするんですね
子供はやらせれば何でもできる

そして、ボンドで合体させて出来たのが、このロボットでした

結局、ボンドが乾かないうちに飽きてしまって、壊れてしまいましたが

まあ、もともと3歳ぐらいの頃から、のこぎりで木材を切る体験をさせたりしていましたので、釘をうったりのこぎりを形だけでも使うことは出来るようになっています。


家では「わくわくさん」のように、ダンボールや紙で工作をするのが得意ですが、セロハンテープでくっつけるのが多いです。

でも、男の「ものづくりの醍醐味」は、やっぱりセロハンテープじゃ味わえないですよね~

また、奥さんと話していて「木製のおもちゃはいいよね~。プラスティックのおもちゃとかの触感と全然違うし、子供にとっても自然のものと触れ合うのがいいんだってよ。ぬくもりもあるしね」という話も聞きながら、子供に木工製作が出来る工場を与えられたらな~、糸のこが家にあったらいいな~、などと思っていて、ふとヒラメキました

●住宅メーカーの端材をもらってきて、いろいろ作ってみよう
●いや、せっかくだから木工体験教室を開いてしまったらどうか
●そんでもって、木製おもちゃを作ってしまったらどうだろうか

といった妄想がムクムクと沸いてきました

早速、あたってみたいと思いま~す

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