半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

風楽でのゆっくり結婚式♪

2017年05月28日 | 素敵な空間・イベント
今日は「食と命の教室」でご縁ができた受講生の結婚披露パーティー

しかも場所は、成田でも有名な古民家「風楽」。

朝から、風楽のオーナーのえいこさんを始めとしたスタッフが美味しそ~な料理を準備してました。


まあ、そんな結婚式にお呼ばれ頂き、なんて有難いのでしょう~

子どももつれて行っていいということなので、やはり幸せな場を子供たちにも体験させたい(美味しいお食事が食べれるから本人達はついてきているのですが)3人で参加しました。

いや~、素敵な幸せな結婚式でした

何が良いかって、やはりその「場」ですよね。

木漏れの下、手作りのテント、手作りの料理、老若男女が集まるのんびりした雰囲気。

みんなそれぞれが自分のペースでのんびり過ごす。

一般的な形式ばった披露宴会場とは違い、手作りの結婚式がこんなに気持ち良いものだと初めて知りました


ちなみに新婦は「食と命の教室」の受講生で、最初参加したころは笑顔が少なく、高柳さんとも話あっていたぐらいです。
色々なことが重なり、「食と命の教室」だけでなく、色々なところに出かけていて、人生を模索していた感じでした。

それが、ブータン写真家の関さんの主催するブータンツアーに参加してきて、風楽で関さんと「ブータン報告会」をする、といった頃には笑顔も多く、また、私のブータンに関心があったので、教室内で「報告会の練習もかねてお話をみんなの前でしてみませんか?」ということで、ブータン旅行のお話をしてくれたことを今も鮮明に覚えています。

その後、風楽でブータン方向会をした時に、受講者として参加していたのが新郎だったそうです

そのご縁を取り持つ1人となったブータン写真家の関さんが司会をしたコーナーは、もう大爆笑で愛が溢れてとっても楽しい時間でした


心地よい日差しと木陰の下、みなに祝福されて幸せそうな二人。


ケーキは、旦那さんが木こりさんということで、見た目も木に、すごい



ファーストバイト(子どもが前の方に行って撮影してくれました


高柳夫妻も唄をプレゼント


そして透き通るような声と詩と存在感ある里花さんの唄も最高でした
八ヶ岳の麓に住んでいるシンガーソングライターだそうで、寺田本家や鴨川や風楽でも歌を歌っているそうで、年の半分は千葉で歌っているという方だそうです。

CDを買ったら、なんとMISIAにも楽曲を提供していてびっくり
凄い方でした


それにしても一般的な結婚式とは違い、老若男女が入り交じってお二人の交流の幅も感じられましたし、形式ばらずのんびり楽しく久々にお会い出来た方、その場で知り合いになった方などもいて、「あ~、こういった式は本当に良いな~」と心から思える時間になりました

最後に新婦のさっちゃんが「人はご縁で生きている」と言っていましたがまさにその通りですよね。

その言葉を表す式で、参加させて頂き本当に幸せでした。これからもお幸せに~
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続く乾燥日

2017年05月24日 | 農的体験・生活
暑い日が続いています。

昨年、一昨年と5月は上旬からカンカン照りで畑がカラっカラの乾燥で、「雨が欲しい」というのが農家みんなの思いでした。

風が吹くと畑の土が飛び、植えた苗も水不足で厳しい状況状況でしたが、今年の5月上旬は雨も少し降り、「今年は違うな」という感じでした。


しかし、中旬からは雨が降らなくなり真夏日続き

数年前までは、五月雨があったり、真夏日もこれほど無かったのですが、この3年ぐらいで「新緑の5月」というよりは「真夏日の多い5月」という感じになってしまいました


ということで、今は畑がカラッカラです

毎年、干ばつに強いと言われているサツマイモの苗を植えていますが、昨年は一部枯れあがってしまいました。

今年はどうなることか?また、かぼちゃも植えたのですが、水不足で干上がりそうです。
直播した種は発芽がしにくく、「あ~、雨が欲しい」という感じです。

とはいっても、恐らく梅雨に入ると長雨で、今度は「晴れが欲しい」となるんでしょうね。

昔は夏は夕立があり、3日に1回は畑が湿ったといいます。
ところが、ここ10年は「今年は異常だな」というのが農家さんの口癖になっています。

毎年「今年はおかしい」と言い続けた農家さんも、最近は「今年はおかしい」とは言わず、「もう千葉も亜熱帯地域だからな」とか「日本も異常気象が定着したな」と言うようになってきました。

5月からカラカラで梅雨が長引き、また夏はカラカラで、8月お盆明けからは1ヶ月ぐらいの長雨。

晴れと雨が適度に来ず、畑にひび割れが入るほど乾いて、今度は根腐れが起きるぐらい雨がずっと降る。

地球温暖化が叫ばれ始めたのが20年ぐらい前ですが、10年前ぐらいから外国で異常気象が多発し、また1つの国でもある地域は山火事や砂漠化が進むほどの乾燥、別の地域では大雨や洪水の被害が起きる、というのがニュースで流れ始めました。

そして、日本もおなじように大雨洪水による被害、観測史上最大の雪、など局所的な異常気象が頻繁に起きるようになりました。

地球規模で大きな循環の中で気候は変動してきましたが、その安定をもたらしていた「海」の海底の海流まで温度が変わってきたため、ついにその上の海流、そして風の温度や流れが変わり、局所的多発的異常気象があちこちで起きる状態になってしまったそうです。

原発もそうですが、「こんな地球になんでなっちゃったの?」と言われたら、それは私達大人の生き方が原因なわけです。

子供たちに顔向けできる生活、生き方に少しでもシフトしていきたいものですね。
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成田初の「子ども食堂」

2017年05月18日 | 素敵な空間・イベント
今日は市内の中台ショッピングセンターで初の「子ども食堂」が開かれました。

子どものお稽古を通じて知り合いになった方がその主催者の1人で、「へ~」と私も関心を持っていました。

で、実際に開催するということだったので、成田で有名な有機農業団体のおかげさま農場と大栄みみずの会のメンバーで、顔を合わせてたまたま話が出来たから野菜を寄付頂き、前日にお届けしました。

夕方まで佐原に用事があり、行けるかわからなかったのですが、1時間弱遅れて顔を出しにいったら、びっくり

たっくさんの人がいて、しかも大人が多くてイメージしていた子ども食堂とは違って、何だかお祭りじゃないけど華やかな雰囲気。

子ども食堂というと、孤食がちな子どものために、というイメージだったのですが、半分は大人で、良く見ると知っている顔もちらほら。
関係者だけでも結構な人数がいて、また親子連れ、高校生なども沢山いました。

うちは顔を出すぐらいで、実際にご飯が余っていて場所が空いていたら分けてもらおうかな、ぐらいで行ったのですが、「どうぞどうぞ」ということで、寄付のお野菜+大人300円、子ども100円という指定料金を払ってお食事を頂きました。

しかし、いつも閑散としている中台ショッピングセンターにこれだけの人が集まるだけで何だか凄いな、と思いました。

主催者の1人に聞くと「昼の打ち合わせでは10人~20人くるかどうか」という感じだったそうで、事前に連絡があって確約した人は10人ぐらいで、あとはチラシや口コミで来た人達のようです。

雰囲気は「地域のコミュニティーカフェ」のようなイメージで、知り合いも沢山来ていて、とても明るい感じ。

チラシを改めて見てみると、「考えているだけでは前に進めないのでまずはやってみる」と書いてあり、確かにやってみて初めて目に見える世界があるもんだな~と、とても勉強になりました。

私は今年は色々考えていまして、学習支援の場や子育て情報サイトなんかも立ち上げたい、なんて思っていますが、特に今回の「子ども食堂」という言葉には私もそうですが多くの人が反応していました。

みんな、地域を良くしたい、子供たちのために何かしら協力したい、何かしら関わりたいという思いを持っている人がたっくさんいるのが、この「子ども食堂」という言葉でみんな行動に移せたんだと思います。

その第一歩を実際に実行した主催者の方々に尊敬の念を抱きますし、私個人的にも大変刺激となり、勉強になりました。

ちなみにご飯はとっても美味しかったですよ

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イオン裏にカジノが?

2017年05月17日 | 自分の時間
ちょっと前の話です。

この話を公にしていいかわからなかったのですが、顔見知りになった市会議員さん達が普通に紙面に載せていて、お聞きしても「いいんじゃないですか」ということだったのでオープンにします。


私の中で「オーガニックタウン成田」という構想がありまして、成田を有機的に人が繋がる街にしていきたい、という思いがあります。
そんな思いに共感頂いてご縁が出来た人が何人かいて、「さて、どんなことをしていこうか?」という話し合いをした時に、「成田のイオンの裏で、カジノを作ろうと地上げの業者が暗躍している」という話が出ました。

そして、その対象地域で反対をしている方とのご縁がある、ということなので、1ヶ月ほど前に、みんなでお話を聞きに伺いました。


ざっくりとまとめると
・千葉県では千葉市と成田市がカジノを作ろうというグループがそれぞれあり、千葉市は成田市より活発に活動をしている
・成田市は商工会の中心メンバーが何年も前から成田市に働きかけているが、煮え切らない成田市にプンプンしている
・千葉市の方が動きが良く、成田市の推進派はあせっていて市に働きを強めようとしている
・市としては経済特区をとったので、大規模国際展示場やホテルなどを建てようという案が以前に出たらしいが、採算がそう簡単には合わないのでまだそれほど活発にはなっていない
・一方で、市とは関係ない業者が、イオン裏の地域の地主を回っていて「成田市〇〇」という資料を勝手に作って、さも「成田市で進めている」といった雰囲気で地上げ交渉を始めている
・地上げといっても、二束三文にしかならない田んぼを相場の何倍もの値段で買うので、田んぼを持っていても管理に困っている人からみれば渡りに船という感じ
・高齢化で田んぼの担い手も少なく、売れるなら売ってしまいたいという人もいる一方で、反対派も当然いる

みたいな感じなようです。

実際に、イオン裏の30ha以上の土地を買い上げようとしている業者が、地元の人に出した資料を見させて頂きました、現時点では何とも言えないものです。

カジノを作ろうとしている、という噂もありますが、実際には何とも言えないも。
商工会の中にはカジノ推進派がいるのは事実なのですが、この業者は「カジノは考えていません」と言っているそう。

情報ソースが限定されているので何ともわからないのですが、イオン裏の地区だけではカジノや国際展示場には規模が小さ過ぎる気もするわけです。

もしかしたら、イオンが更に複合商業施設を作るための買収かもしれませんね。

幕張みたいにカンドゥーぐらいの施設を作るかもしれません。

ただ、先述の地上げ業者は、今度は中郷公民館近くも含め、メモリアルパーク成田のギリギリまでの土地を合わせた90haの買収案を持ち出して、また土地買収の動きをしているらしいです。

30haじゃカジノや国際展示場としては小さい、でも90haあれば出来る規模ですね。

経済優先、なんでもそういった風潮が見られます。
これは仕方ないことかもしれませんが、経済発展、人口増加が続く珍しい地方都市の成田。

ご縁あってこんな話を聞ける場に立ち会えたわけですが、政治や市民の意識が少しずつ変わっていく、そんな流れに私はいるのかもしれませんね。

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今月も無事終了!田んぼと畑の耕育教室

2017年05月14日 | 農的体験・生活
先週の(土)(日)に引き続き、やって参りました、今月3日目、4日目の「田んぼと畑の耕育教室」です

この土曜日は雨、日曜日は肌寒くとコンディションは先週と比べると決してよくなかったのですが、それでも本当に多くのご家族にご参加頂きました

まず、土曜日は天気予報がずっと「雨」で、「良くならないかな~」とずっと思っていました。

というのも、5月は雨天で中止というのは無く、大体が天気予報より実際は改善するのです。

ということで、前日でも雨模様は全く消えなかったのですが、「決行」ということで、雨でも参加したくなるスペシャル企画を用意して案内をしました。

その1:お風呂を用意
 寒くなっても暖かなお風呂で温泉気分が味わえる

その2:田植え機に乗れる
 子供にはたまりませんよね~

その3:稲ワラを使った納豆作りも体験できる

そんなスペシャル企画を用意し、ノリノリのメールでご案内をしたところ、なんと5家族しかキャンセルが出ず、約50名の方々が「テンション高く」ご参加頂きました


雨の中、小さい子も大人もレインコートを着ながら田植えをしました。
特にびっくりしたのが1時間経つまで誰一人、田んぼから引き揚げなかったこと
晴れていても大概が小さな子供が「ドロンこ、いや~」といって30分ぐらいで脱出をはかる、というのが通常なのに、小雨の中、1時間ぐらいは誰一人そんな気配を見せず、楽しんでいたのは驚きでした。

中には「雨の中、テンションがあがる、というのは本当ですね」と楽しそうに田植えをするお母さんも。
雷さえならなければ田んぼは暖かいし、小雨位ならへっちゃらんです



されに常連さんのお子さんは、何度も畑へダイブしていました。
それを見て、初参加のお子さんもダイブチャレンジ



2~3人でお昼までずっと競争していましたよ


最後は水着1枚で泥んこ星人の出来上がりです


そして冷えた体をお風呂で温め。何とも気持ちよさそうですね~


(土)は雨がお昼過ぎから強くなったので、稲ワラ納豆作りをしながらのんびり過ごしました。


そして日曜日は曇りですが約80人、テントを出してもはみ出るほどの大賑わい



根本さんも田植えの説明に熱が入ります。
この田んぼが農薬や化学肥料を使わず、レンゲを植えて自然の肥料にしていることなど、みんなに説明。


田植えの仕方も1つ1つ丁寧に。


そんな話を聞いている子もいれば聞いていない子もいますが、みんな楽しく田植え開始


常連さんのご家族は、さすが上手くてずっと田植えをしていました。

お姉ちゃんがちぎってあげて弟に渡してあげるなど、素敵な場面も


たっぷり田んぼ作業をした後は、根本さんの釜炊きご飯や奥様達が作った80人前のランチが食べ放題です


そしてデザートに出てきたのが、根本さんのお手製ヨーグルトセット。

こちらは黒豆の甘煮で、とっても美味


きな粉と、ヨーグルトと黒豆の甘煮のセットは完璧な「和風ヨーグルト」となっていました


見た目はあれですが、味は100点満点でしたよ


そして、黄な粉やそばの実とあわせて、1年物、2年物、3年物など年代によって違う色や味わいを楽しめる味噌もたっくさん買って頂きました


たっぷりお昼を楽しんだら、午後はミニトマトの苗植え。


そして落花生の種蒔きです。


ミニトマトは夏、落花生は秋の収獲が楽しみですね~

そういえば、今回は蛇やネズミが出ました

ねずみちゃんを初めて見た子供たちはワイワイガヤガヤ、可愛がっているようで傍からは苛めているようにしか見えない扱いでしたが、何でも本物を見ることは大切な体験ですものね


そんなこんなで週末の4日間に渡って開催してきた「田んぼと畑の耕育教室」
無事終了できました。

今年も満員御礼で有難い限りです

これから6月以降、常連さんや新しいご家族と一緒に農村の魅力、田畑がある生活、美味しいご飯、子ども達と一緒に過ごす楽しい時間を私も満喫していきたいと思います
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いつのまにやら

2017年05月09日 | 農的体験・生活
午前中、ちょっとした映画鑑賞をした後、午後はお仕事、そして夕方から畑作業をしました。

今の時期は夏野菜の植え時なのですが、すでにマルチをはっているので準備は万端

単に植えるだけなので2時間ぐらいで作業が終わりました


こちらは初めて種を蒔いたパクチー。奥様やお友達のママさんが好きだそうで、苗を作ろうとおもったら、セリ科だったらしく、ひょろひょろなので、この状態で植えてしまいました。


こちらはかぼちゃ。本当は本葉が3~4枚ぐらいで植えるのですが、ポットが小さいので、この段階で植え付け。
かぼちゃは買うと高いですからね~。


こちらはトウモロコシのように見えますが、ポップコーンです。
伊能地区に代々伝わる五穀豊穣、天下泰平の願いが込められているポップコーンなんですよ。


そして、今の時期は毎日行かないと大変なのがアスパラちゃん。
どだい、毎日行くのは無理なので、このように胸の高さまでアスパラが伸び放題です


スナップエンドウも先週から入れ食い。毎回1㎏以上はとれます


昨年、かなり鳥に食われて、数本残ったソラマメは、もう頭を下げ始めました。収穫時ですね
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4月に蒔いたらでぃっしゅ(白いやつです)も収穫時。


ニラも放置していたら、こんなにワサワサになっていました
そろそろ散髪してあげないとね


そして、今回一番びっくりしたのがニンニクの芽。
もうニンニクの芽が出るなんて、早いですね~。
ちょっと前までは梅雨の前、6月が収獲時だったのですが、1ヶ月ぐらい早いということですよね。


あとは勝手に生えてきていえるもの、という感じですね
赤紫蘇は毎年種を蒔かずとも「こぼれ種」が勝手に発芽しています。
梅干し用、としてゆかりを作るために毎年頂いています


こちらはヨモギ。あえて畑に生やしていまして、こぼれ種からも勢力を伸ばしています
畑にわざわざヨモギを生やしている人はいないでしょうね


こちらは小麦。土壌改良というより観賞用に少しとっておいています。あと種取用ね。


最後に不思議な花。
最初は「あぁ、春菊が咲いたのか」と思っていましたが、「まてよ?ここに春菊ってあったけ?」と思い出してみると、確か、春に何かの花の種を適当に道沿いに蒔いたことを思い出しました

この花、何の花なんですかね?
見た目からキク科なのは間違いないのですが、まあきれい
切り花にして仏壇にでも飾ろうかな、って感じです
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今年もやって参りました田んぼと畑の耕育教室」!

2017年05月07日 | 農的体験・生活
今年もやって参りました、「田んぼと畑の耕育教室」

子供連れのご家族向けに田んぼや畑やカエルや農村の自然を体いっぱい満喫するこの教室も今年で6年目。
おかげさまで4月中旬には満員御礼となる盛況ぶりです

いつもは田植え真っ最中で、睡眠時間3~4時間の農家の根本さんですが、今回は「奇跡がおきた、田植えが終わったよ」と、なんと教室開催前に田植えが一通り終わるという奇跡が起き、いつもより余裕をもって運営をしてくれました

この地域は47世帯あるのですが、専業農家は根本さん1人。
見わたす限りの田んぼ風景の場所ですが、生計をこれでたてているのは根本さん1人で、あとはみ~んな会社員で、土日だけで一気に田んぼを準備する兼業農家さんなんですね。

そして、その田んぼも、半分は人間の主食米ではなく、牛さん達が食べる飼料米、というのが日本の実情です。

そんな中で、まじめに美味しい米作りを農薬や化学肥料に頼らず行い、さらに普通なら邪魔扱いされてしまう子供たちに田んぼや農村の魅力を伝えるために時間を割いてくれる根本さんは、「日本のブラッド・ピッドさま」として愛されています

今年もたっくさんの親子と一緒にこの教室が出来る事、ほんと~に有難いことです

さて、まずは根本さんからの田んぼの説明。
この教室の田んぼは9年ぐらい無農薬で、化学肥料も使わず、いつも春にはレンゲを咲かせています。
レンゲというのはマメ科なので空気中の窒素を固定するんですね。
まずは、そんなところから説明です。


そして、田植えのやり方の説明。
正直、乳幼児にはきちんと田植えをしてもらうのは無理なのですが、大人はきちんとできますし、知識としても知っておいてもらえればと思います。


そして、いよいよ待ちに待った田植えのスタート
たっくさんの親子と共に、田んぼはワイワイガヤガヤと楽しい楽園と化します




今年は余裕がある根本さん。一緒に田植え指導。
こんなこと、本当に久々です


当然、田植えをきちっとやらずに、泥と戯れるこういった子も
でもそれでいいんです。こういった子が1人でも出てくると、次々と泥遊びをし始める子供が出てくるわけですね。


泥んこの中に倒しあう兄弟。



常連さんは、遊び方を知っていて、親子で泥んこ相撲をやっていました
すてきですね~



たっぷり田んぼを満喫したら、みんな大好きなお昼ご飯です
バイキング形式で量もたっぷり、味も美味しいたっぷりランチ、最高なんですよ~


「うちの子、いつもはご飯1杯も食べないのに、ここにくるといつも以上に食べちゃうんですよ。不思議ですね」という親御さんもいるほど、ここのご飯はとっても美味しんです


おかずは奥様やお友達のママさんが作ってくれます。
いつもながら、70人前以上、良く作ってくれて、ありがたや~、です


そしてご飯は根本さんが炊いてくれます。
ガスの釜炊きご飯はそれだけで美味しいのですが、今回は「そばの実」入りです。
ほとんどの人が食べたことがなくて、「へ~」とびっくりしていました。


おこげもパリパリで、最近の子供は食べたことがないんでしょうね、「何これ?」という子も。時代を感じさせますね~。


デザートに根本さんお手製のヨーグルトと丹波黒大豆の高級黄な粉をあわせたものを食べ、少し遊んでから午後は畑でミニトマトの苗を植え、落花生を蒔きました。

ミニトマトは7月、8月にみんなで70本以上植えるので、入れ食い状態でパクパク食べれます。
落花生は11月に収穫します。自分で炒って食べると、ほんと、美味しいんですよ~

この2日間で、120名を超す親子連れが田畑や自然を満喫してくれました。

6年目ですから1,000人を超える親子が参加しているわけです。

こういった子供達、あるいは親御さんの中から、日本の自然や風景、食べ物、色々な事に新しい視点をもち、何かしら人生が豊かになるきっかけに少しでもなってくれたらな~と思います

次の(土)(日)も同じようにキャンセル待ちがいる中、たくさんの親子連れがお越しになる予定です。

体調を整え、(土)(日)とみんなが笑顔になれるよう、また準備を進めてまいりま~す
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アスパラりんとスナップちゃん♪

2017年05月03日 | 農的体験・生活
私の畑は家から車で30分離れているので、毎日行くわけにはいきません。

火曜日に近くまで行ったのですが、雨が降ってきたので「アスパラが育っているはずだけど、まっ、いいか」ということで畑に寄らず、家に帰ってきてしまいました。

ということで、1日たった水曜日、行ってみると、あらま予想通り
見事に大きく育っていました


アスパラは放っておくと穂が開き、芯も入り硬くなっちゃうんですよね~

それでも他に出ているのを含め、アスパラベーコンで1品出来るぐらいは採れました
アスパラはぐんぐん育つので、今日はちょっと短い、という状態でも次の日がちょうど良い、という感じになるので、ぴったしのタイミングで収穫というのはなかなか難しいんですね~。


そんなことを思っていたら、先週まではまだまだ花が咲いているぐらいと思っていたスナップエンドウが、あらまと思うほど実をつけて、超入れ食いになっていました


1㎏はオーバーですな
毎年恒例、これから1ヶ月はスナップ食い放題です



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田んぼと畑の耕育教室 準備中

2017年05月02日 | 素敵な空間・イベント
5月に入ると「シーズンに入った」という感じがいよいよ湧いてきます。

今年で6年目となる「田んぼと畑の耕育教室」

ここ数年は3月で半分以上の席が埋まり、4月中旬には全日程が満席となるぐらい、みなさんからご愛顧頂いています。

今年も今週の(土)(日)から始まり、これから2月まで10か月間の教室がスタートします。

特に5月は4日程を用意しているので、4日間で300人近くの子供や大人が参加します。

この何にもない田んぼにも、今週(土)からたくさんの大人や子供が足を踏み入れ、ぐちゃぐちゃ、どろどろになり、笑い声や泥が嫌で泣き出す子、もくもくと子供以上にはまって田植えをする親御さんなど、たくさんの小さなドラマがおきるわけです

今年も事故が無く、みなさんが楽しく農村の魅力を満喫できることを願って、コツコツと準備を進めて参ります。
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