半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

食べ物が子供に与える影響

2019年02月28日 | 仕事の中で
先日の「朝採り野菜BOX」の手紙にも入れた内容ですが、ブログでも。

根本さんとやっている「田んぼと畑の耕育教室」は小さなお子様連れのご家族向けの教室です。

そこに2年前から来てくれている方が、先日の今年度最後の教室にも来てくれました。

ただ、事前に「昨年の今頃、うちの子が学校で落ち着いていられなくて、騒いでしまったのがトラウマで。今回の味噌作りでもご迷惑をかけるかもしれませんが、その際は外に連れ出しますので宜しいでしょうか?」という内容を事前にご連絡頂きました。

もともと、「乳幼児~小学生低学年向け」の教室なので、全く問題ないですし、むしろここに来たら思いっきり親子で体を動かして騒いでどろんこになる場として位置付けているので、安心してお越し下さい、とお答えし、ご参加した時も最初はお子様が気になって余裕が無さそうでしたが、だんだんそれもほぐれてきてお母さんも楽しそうで、また終了後の夜にメールも頂きました。

そんな体験があったので、親御さんの大変さ、ご心労を直に感じたのです。

私はたまたまかもしれませんが、幼稚園の頃から知っている子で何人かがうちの小学校で言う「ひまわり学級」に入っています。
算数だけ、という子もいれば、ほとんどの時間をひまわりさんで過ごす子もいます。
それが特別なものと感じませんし、特にうちの学校ではとても手厚いサポートがあり、子ども達も特にそのことについて特別な意識も持っていない様子で、とても居心地が良いように見えます。

子ども達自身がお互いを特別と思わず、普通に暮らしているのは、なかなか凄いことで、他の学校ではうちの学校のように先生が手厚くサポートが出来ている、というわけではなかなかいかないそうです。

例えば、先日の「6年生を送る会」に参観しましたが、体が動き出しちゃう子には、1人先生が専属でついて、会の間、ず~っと抱っこしていました。

本当に先生方は凄いな~、と思いましたし、子ども達も安心できるんだろうな~とも思いました。

そんなことがあり、ふと思い出したのですが、もう1つの大人向けの教室「食と命の教室」に、実は発達障害の子供達の支援をされているサンタクロースという会社の代表の矢島さんという方が以前参加されて、今年はそこのスタッフが参加されています。

矢島さんという方は、子ども達の支援をしている中で、「食べ物が変わると子ども達が物凄く良くなる」という事を体験から実感されて、しかし無農薬の野菜などを買おうとするとどうしても高くなってしまう、という所にジレンマを感じていらっしゃったそうです。

そして、親御さんに「食事を変えましょう」と言っても、親御さんも「でもそういったものは高いから」といってなかなか変えようとしない。そこで一念発起して「自分が農家になって作ればいいんだ!」と就農し、千葉市で研修をした後、今年から「新規就農者」として、化学物質の農薬や肥料を使わない野菜作りを始めた、という方です。

今年から参加しているスタッフの方も同様の事をおっしゃっていて、「食事や親御さんの子供への接し方が変われば、すぐに変化が見れるのですが、なかなかそういった方は少なく、どちらかというと『治療をお願いします』というスタンスの方が多いのです」とおっしゃっていました。

私はその道の事はよくわかりませんが、ちょっと精神が興奮しやすかったりする子供たちに、落ち着いてもらうためのマッサージや食事、子どもへの接し方があるようで、それを繰り返すと、普通の人にはわかりにくいかもしれないそうなのですが、その道の人達からみれば「凄く変わった」というのが目に見えるそうなのです。

これもタイミングというかご縁だったので、前述の味噌作り教室にご参加された方に矢島さんの事を紹介しましたが、何か少しでもお力になれればいいな、と思います。

また、全国の親御さんで悩まれている方も多いでしょうが、改めて「食べ物がどれだけ子供達に影響を与えるか」という事をきちんと学べる場があって、そういったことが世の中に浸透していく流れが出来たらいいな~とも思いました。
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子どもの手作りスイーツで

2019年02月25日 | 素敵な家族・子供との時間
母の誕生日、といっても、ケーキを食べたり喜ぶのは孫ばかり、というのが世の常かと思います

で、いつもケーキを買ってきますが、最近、スイーツ作りに目覚めた小6の長男に「ばあちゃんのケーキ作ってよ」と頼んでみました。

今までは創作だったのですが、年末にスイーツの作り方がまとまっている本を買ってからは、色々作り始めて、バレンタインではお友達にシュークリームを焼いてプレゼントしていました。
もちろん、男子の友達ですが、最近の子は、男子でも友チョコみたいなのがあるんですね~

それはさておき、今回のケーキは、長男初のホールケーキ

そして、小4次男も、長男に刺激を受けてか、レシピ本をみながらプリンを作ってくれました

なかなかの見栄えですよね


ホールケーキは、クリームが普通のゴムベラだったのできれいには塗れていませんが、まあ、それにしても初めてにしては上出来だと思います


こんな感じで、中にもきちんとイチゴが入っていて、そして余ったイチゴでイチゴソースも作っていて、まあ、アイディアマンであり、創作上手。

昔からの工作好きがスイーツ作りにも活かされているわけですね


そして、次男が作ったプリンもなかなかのお味
特にカラメルソースが売っている普通のプリンよりも美味しくて、絶妙な甘さとほろ苦さでした


ただ、ケーキのほうは、生地がふわふわではなくホットケーキのように硬め。
レシピ通りやったそうですが、知り合いのお料理の先生曰く「泡立てと粉の混ぜ方」で固くなっちゃうんですって。

また、プリンもしわしわで、これも火の入れ過ぎが原因らしいです。

とはいえ、初めてでここまでのは、私もとても作れません。
上出来だと思います

それにしても、昨年から始まった子ども達のスイーツ作り。
オリジナルのケーキから始まり、レシピ本を買ってからはガトーショコラ、シュークリーム、そしてホールケーキにプリンと、まあ普段なら買わないと無理と思っていたものが、こんなに簡単にできてしまうなんてびっくりです

母も妻もスイーツ作りをしない人達なので、まさか我が家でこんな洋菓子が出来てしまうとは、凄いですね~。

そして、子ども達の好奇心と食欲を満たすスイーツ作りって、結構良いものですね
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小5女子からバレンタイン♪

2019年02月24日 | 素敵な空間・イベント
この(土)(日)で2018年度の「田んぼと畑の耕育教室」が無事終了しました

7年目でしたが、大きなケガなどもなく、無事に開催出来て本当に有難いです

2018年度は農家の根本さんが倉庫を拡張したため、収容人数が増やせる状態になったため、今までよりも1.3倍ぐらいの方々にご参加頂きました。

延べ約1000人の方にご参加頂いてきたわけで、それを1人で運営しているので、なかなかハードなのですが、さらに夏の猛暑などで今年も7月は熱中症で復調しないまま運営をして本当に苦しい時もありました。

それでも、田植えや稲刈りは天候にも恵まれ、また、最初は人相がきついというか、都会でピリピリした生活を送っているんだろうな~というお母さんも、慣れてくると笑顔が素敵になって、自然や土に触れるこの体験の場が、やはり子供も大人も両方にとって、価値あるものであったということを再確認できました

さて、1~2月は味噌作りで、朝から夕方まで、洗い物や設営→運営→お掃除や洗い物、を繰り返し、お昼ご飯も食べられないような結構タイトな感じでしたが、この(土)(日)で無事終了となりました。

そして、3年間、年間会員として毎月参加してくれて、さらにその後も単発ですが2年通ってくれて、かれこれ合計5年のおつきあいになるYさん一家の小5になるお姉ちゃんが、(日)に参加してくれたのですが、なんとバレンタインチョコのプレゼントが

この教室はリピーターが多く、5年連続で年間会員として来ている方もいます。
ただ、周りが乳幼児中心なので、子どもが中学年になると卒業していくご家族が多いのですが、Yさんご一家は、単発で参加し続けてくれているんですね。

そして、特にYさんの所のお姉ちゃんはここが大好きで、いつも後片付けやお掃除を率先してやってくれる子なんです


「ここに住みたいな~」とか「ここのスタッフになりた~い」と言ってくれるような子なので、お母さんにも「是非、大学になったらインターンで来てください」とか言っているのですが、その子から、なんと手作りのバレンタインチョコを頂いたのです

しかも名前入りで手作りですよ

嬉しいですね~。宝物ですね~。

思えば恐らく小1から会っているので、かれこれ5年のおつきあいとなるわけです。
そして、この場を飽きず、むしろ高学年になっても毎年来てくれる。

本当に有難いですよね

そして、根本さんも私もそうですが、子ども達から好かれること以上の幸せは無いですね

良く思いますが、かこ7年で参加した子ども達の中で、必ず、大きくなって何かあった時に立ち戻る場所の1つになるでしょうし、また新規就農者も必ずこの中から出てくると思うのです。

そのぐらい、小さい内の農村体験、そして「田舎の人の良いおじちゃん、おばちゃんとの交流」は、子ども達にとって大きな種となって、いつか花を咲かすと信じています。
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6年生を送る会

2019年02月22日 | 素敵な空間・イベント
我が家には6年生の息子がいますが、その小学校の「6年生を送る会」に出席してきました。

今の学校は、私が子供だった頃と違ってかなり「楽しくやろうよ」という時代。

例えば、体育の時間に流行りの音楽を流しているのを聞いて最初はびっくりしましたが、休み時間に先生がスマフォで子ども達のお気に入りの音楽を流してくれるなどもあるそうで、まあ時代が違うんだな~と思います


そんな時代なので、この「6年生を送る会」も、かなり楽しい雰囲気

例えば、1~5年生までの各学年から歌やダンスの発表があるのですが、ダチョウ倶楽部の上島さんの「押すなよ、押すなよ」のネタを伝統的にお兄ちゃんの代からやっている子がいて、体育館の下に体育マットをひいて、在校生がその生徒を呼び出して、ステージからマットに落ちるネタをやらせたり、と、まあ、昔ではとても考えられないのですが、今の時代はとにかく楽しさを前面に押し出す感じなのです。

そして、残る学年の中では最高学年の5年生の出し物は、毎年伝統的に6年生の「各クラスの内輪ネタ」を取材してパロディ化して寸劇するもの。

5年生が6年生に取材をしてネタを作る寸劇で、先生のモノマネをして笑わす代もあったのですが、今年は各クラスの生徒が何かをしてそれがクラスに大うけした何かしらの出来事をパロディ化したようです。

観ているこちらはわからないものもありますが、各クラスの6年生がバカ受けしていて、担任の先生もゲラゲラ笑っていて、とっても楽しそうでした

そして最後に6年生からお礼の歌があるのですが、そこでちらほら涙する生徒も何人かいました。
それを見てもらい泣きする6年生の担任の先生方も。

多分、6年生の2月で「卒業」といってもまだ言葉だけで実感としてはピンと来ていない子も多い時期だと思うのです。

ただ、この「6年生を送る会」で、各学年から出し物があり、それが全部「6年生を送り出すため」に作られていて、他学年から愛ある言葉として「縦割り班でお世話になりました。僕たちも6年生のようになれるよう頑張ります。さようなら」とか「小学校を巣立つ6年生。中学校に行っても楽しんで下さい」とか、「今まで有難うございました。さようなら。」という聞かされて、「あぁ、本当に小学校を去らなければいけないんだ」と切実な思いが沸いて来るのでしょうね

成田市内では小中一貫教育の公立校もあって、小学校6年生にとっての「卒業式」が無く、最初の頃は、「保護者の有志と先生」という事で、プチ卒業式をやっていたそうです。

ただ、最近では、もう全員がやるというより感じではなくなってきて、「7年生になる」というだけの状態になっているようです。

もちろん、運動会なども小中一貫だそうで、「卒業」という感じでは無いのは確かなことなのですが、人生において別れと出会い、ある組織を離れる事は多々あるわけです。

そこで感じる「寂しさ」や「不安」、そして「期待」などは、6年生という思春期真っただ中の自我が芽生え始め、自立へ進んでいる時期に与える影響はとっても大きいと思うのです。

そして、そういった「卒業」という機会を演出というのも変ですが、「卒業心」を育んでいく機会として、こういった在校生から「さようなら」という言葉を聞く「6年生を送る会」というのは、有難いな~と思いました

さてさて、卒業式に向けて、いよいよっという感じですね
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今年の「食と命の教室」

2019年02月17日 | 農的体験・生活
ついに、今年度初回の「食と命の教室」です

早いもので、今年で7年目となるこの教室。

毎回、色々な思いをもった方が参加します。

今の社会に疑問を持つ人。例えば会社員生活の限界、環境、病気、食べ物、などなど。

そして、そういった「社会問題」を現代の生活ではなかなか語る場所が無く、「変な人」と思われてしまうのが今の時代です。

しかし、「疑問」は膨らむばかり。

そういった方がここに来ると、安心してみんなと語り合える「大人の寺子屋」なのです

今の時代こそ、大人が本当の自分で考える勉強が必要なんだと思います

今年は直前キャンセルが続ぎ、合計5名と過去2番目に少ない人数でスタートしましたが、逆に言えば、こじんまりしているからのメリットがあります。

例えば、1人10分ぐらいかけて自己紹介や今思っていることを語ってもらいましたし、こたつに入って近い距離で話あったので、初回にしてもうみ~んな仲良しです

そして、毎年、参加者の雰囲気で教室の雰囲気が変わるのですが、今年は何だか同じような気質というか、素直な方が多いというか、皆さんすぐに打ち解けあって気持ち良いのです

そんな中、高柳さんからここ50~60年の日本の文化、食べ物、農業、生き方が変わってきてしまったというお話をたっぷり1時間。

そして例年のごとく「1000年以上続く」田んぼへ。
昔の人は、「水があるところ、米が作れるところ、つまり山裾にへばりつくようにして暮らしてきた」というお話です。

「命を繋ぐためには、水と食べ物がなくてはならない。
だから、そういった場所に住んできた。
一方で、今の人は宅地造成されたところに住んでいる。
そういったところは、過去の歴史で川があったり、湿地帯だったり、風の通り道だったり、そういった自然の事を無視している時がある。
そういったところが、最近の災害の被害を人間側から大きくしているという面もある」
という高柳さんの話は一理あるな~と思いました。

西日本豪雨で広島の友達の家の目の前に大きな濁流が生まれ、「初めて自然災害の事や地球環境の事を身近に感じだ」という参加者も、「なるほど。。。」という感じでした。

そして、昔ながらの田んぼは山に蓄えられた水がコンコンと湧き水のようにして湧くのです。
昔は「宝田」と言われ、水がある田んぼは貴重でした。
今は、そういったところは水の管理がしにくく、「暗渠(あんきょ)」といって、パイプを田んぼの脇に埋めて、そこで水を流して水が溜まらないようにします。
そして、田植え時期や雨が降らない時は暗渠栓を締めると、とたんに水が沸いてきます。
実際、暗渠戦を締めてもらったら、本当に湧き水がコンコンと沸いてきたのには、私もびっくりしました


ちなみに、こういった昔は「宝田」と言われた水が沸き出る田んぼは、今は管理がしにくいので嫌煙されています。
今は利根川沿いなど、大規模開発地帯で、水はポンプアップで入れられるところが主流になってしまったのです。

だから、「谷津田の米は美味しい」と言われますが、そういったところの方が耕作放棄地は増えていっているが現状なのです。

また、通り道、野ざらし堆肥を実際に触ってみました。
「砂に例えば種を蒔いてごらん。植物は育たないから。一方で、ちゃんとした堆肥というのは、種を蒔いてみて育つんだよ。だから堆肥なら何でも良いというわけではなく、使えるかどうかの指標は種を蒔いてみればわかるんだ」



そんな農村散策を終えて、いつもの美味しいお昼ご飯タイムへ
初めての人達が、肉も魚もないのに「こんなに美味しいなんて、幸せです」と大喜びでした

さて、午後は夏野菜のミニトマトとナスの種まきです。

まず、みんなで苗床を作ります。
鹿沼土とピートモスという2種類の土を混ぜ合わせて、「保水性はあるけど水はけが良い」苗床を作ります。
まあ、一般的な素人はホームセンターで売っている「育苗培養土」で充分ですけどね。


そしてその土を苗箱に詰めたあと、水をかけます。
種は小さいので、種を蒔いた後に水をかけると、種が流れてしまうからです。


そして、ゴマ粒より小さい種を蒔いていき、最後に温床の上に載せ、トンネルをして出来上がり。
これが畑に植わるのは最低2カ月、収穫までは3カ月かかるので「夏野菜は準備が大変なんだよ」という高柳さんの言葉もよくわかります。

そして、一通り作業が終わったら、みなさん大好き、収獲タイム
今回は、菜花がもう結構できていたので、たっぷりと菜花を収穫し、長ネギも収獲。
分げつネギといって、1本植えると、どんどこ分げつして10本ぐらいになって、それを1本残してまた植えるとまた増えていく、と半永久的に増え続けるネギをもらってみんな幸せそうでした

畑や庭がある人は、「早速植えてみます」と目を輝かせていましたよ~


その後は、サツマイモやら、黄な粉の新粉餅を食べながら、意見交換やお話タイム。


 初回から「ここに来れて幸せ~!」という人が多く、もう前から知り合いのような感覚でとっても楽しい時間になりました

今年は優しい感じの素直な性質の方が揃っているというか、みんな同じ雰囲気でとても気持ちの良い時間を私も過ごさせて頂きました

参加する人によって雰囲気が毎年変わるので、7年目とはいえ、毎回新鮮な気持ちで私も運営させてもらえるのですが、とてもウキウキした回になりました。

次回は「土の世界を知る」で月23日(土)開催です
宜しければ、ご参加下さいね。
https://www.minson.jp/shyokutoinochi/
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「痔」のお話

2019年02月12日 | 自分の時間
初めて「肛門科」のある成田駅前の「菅谷クリニック」という所に行ってきました

1月に高熱を出した後に3日間イベントを頑張った翌日から、歯茎は1週間腫れ続けましたが、トイレの後にはきれいな真っ赤な血がトイレットペーパーにつくようになったのです。

体力が底をついたときに菌が入っちゃったのでしょうが、歯は1週間ちょっと経っても治らなかったので、歯医者に行ったら、「もう治りかけですね」とのことで、歯茎のクリーニングと抗生物質もらったら、すぐ治りました。

さすがお医者さん、やはり外部感染の場合はお医者さんの対応と薬が一番だな~、と感心しました。

一方、お尻は治まったり再発したりの繰り返しなので「治ったかな?」「ありゃ、また出た」の繰り返しでした。

ただ、2月に入ってからは、鮮血のようなものは出なくなり、出口の辺りがヒリヒリする感じで、トイレットペーパーにもちょんちょんと血がつく切れ痔っぽいのが続いていました。

で、いろんな人から「病院行った方が良いよ」と言われ、ネットで探していたのですが、成田で唯一肛門科がある並木町のお医者さんは評判が悪い

ということで、千葉や我孫子にはあるのですが、それもあってちょっと躊躇していたのですが、農家の根本さんから「絶対お医者さんに行った方が良いよ」と勧められ、「今日は行くぞ」と決めたのでした。

で、改めてネット検索したら、なんと、成田駅西口前にこの1年ぐらい前に出来た新設の「菅谷クリニック」に「肛門科」があるじゃないですか

「予約制」らしかったのですが、電話したら、「1時間ぐらい待つかと思いますが、それで宜しければ診察の途中で入ることが出来ますよ」ということ。

で、行ってきました

そしたら、まず、受付事務の方が丁寧にヒアリングしてくれてびっくり
インフルっぽいおばあちゃんにも、「関節は痛みますか?大変ですよね。うちの母もなって大変だったんですよ。座っているのもつらいですよね」と共感、傾聴の訓練でも受けているのか、はたまた、この方の人間性が良いからなのかわかりませんが、親身になってヒアリングをしてくれるんです。

私にも「一番心配なことは何ですか?」みたいに、ひざを床に付けて椅子に座っている患者さんに目線を合わせて聞いてくれて、「こんな素敵な対応の受付スタッフ、初めてだな~」と感心しました。

看護婦さんも受付事務の方はも仲が良さそうで、診察室に入った後、お医者さんが来るまで、色々話しかけてくれたのですが、それも多分、緊張を取るためだったのでしょう。

ただ、お尻を毛布で隠してお医者さんを待っている間、看護婦さんが「自営業って何やっているんですか?へ~、農業体験教室ですか、いいですよね私の知り合いも佐倉市でカフェをやっているんですよ~」と5分ぐらいひたすら私の仕事に興味をもって話しかけてくれました。

それは良いのですが、なにせ毛布で隠しているとはいえ、パンツを半分脱いでいる状態なので「こんな格好でこんな話も変ですね」という感じでした

そして、お医者さん登場で、初めて肛門に指をつっこまれましたが、なかなか痛い

「血は中から出ていないようなので、大丈夫でしょう。ただ、もし心配なら大腸カメラで検査も出来ますので、お薬を21日分出しますが、それでも止まらなかったら、検査も出来ますので遠慮なくおっしゃってください」

と、テキパキした感じで、また信頼がおける感じ。

そして、小冊子で「鮮血が出たのは内痔核があったからで、それは治まって、今は切れ痔と言われている列肛があるだけだと思います」と説明してくれました。

最後に受付で会計をしていると「これ、院長の名刺です。携帯も書いてあるので、もし営業時間外に何かあればこちらにご相談下さい」とのこと

今までで、こんなに受付スタッフ、看護婦、そしてお医者さんの品質が揃っているところは初めて、というのが感想でした。

つらつらと、人によってはどーでも良いことを書いてしまいましたが、今の時代、3~4人に1人が「痔」らしいので、もし成田近郊で「痔」の方は、成田駅西口前の「菅谷クリニック」お勧めですよ

あと、すぐに手術したがる藪医者もいるみたいなので、お医者さん選びは気をつけましょう。

私も、あちこちで「痔になったらしいんですよね~」と漏らすと、さすが「3~4人に1人は痔」の時代、「〇〇さんが手術したってよ」とか「〇〇さんも痔だったらしいから聞いてみたら?」という情報が集まってきます。

まあ、女性はなかなか恥ずかしいでしょうが、まあ聞くは一時の端、聞かぬは一生の端、ですからね
 
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今の時期の農村

2019年02月08日 | 農的体験・生活
光陰矢の如し、ではないですが、2月もどんどん過ぎていきます。

個人的な話では、生まれて初めて「痔」になりまして

いわゆる、切れ痔、みたいなのは、たまにあったと思うのですが、先月の「歯茎が腫れあがった」時期ぐらいから、痔が続いております。

2~3日大丈夫かな?と思うと、またおトイレでトイレットペーパーに血が…。

さてさて、そろそろ病院に行くかと思っている今日この頃です

そんなことはさておき、春のような暖かい日もありつつ、やはり2月ということで、1年で一番寒い季節です。

昨年末ぐらいから1月までは、暖冬の影響で野菜があまりに余っていました。

特に、葉物を作っている農家さんは可哀そうで、大根、ホウレン草、小松菜、かぶ、キャベツ、白菜というのは例年まれにみる安さだったと思います。

私は有機農業関係なので、相場が関係ない野菜しか知らないのですが、相場に関係なく「いつも同じ値段」の有機関係の野菜は、相場に比べると「高め」になって注文が入らないのです。

しかし、作付けは例年通りですから、例えば大根を3反歩(約9000坪)分を破棄した有機農家さんもいました。

ところが、いわゆる路地物が無くなり、今はトンネルやハウスで育てたものでないと出せないぐらい寒い時期なので、世の中で野菜が希少な時期に入りました。

すると、野菜が不足するので、一転して有機関係の野菜は「相場に比べて安い」ということで、注文がやたら入るのです。

世の中は正直に出来ていると言えばそうですし、逆に言えば節操がないとも言えます。

という事で、「足りない時だけ注文が来るお客さん」を相手に、有機関係の農家さんはため息をつきつつも、野菜を出荷しています。

そして、今は人参、ジャガイモ、夏野菜のナスなどの種まき時期です。

田んぼをやっている人は、今のうちに畦や暗渠を修復して、3月からの苗作りに備え始めています。

また、味噌なども今が仕込む時期です。

旧暦では、数日前が「新しい年」だそうですが、自然界は12月の冬至を過ぎると日が長くなりはじめ、木々は水分を地下から吸い始めて芽吹きに供えています。

こうやって1年が回り始め、3月、4月に向けて生命力が増していく時期でもあります。

とはいっても、やはり一番寒い時期。

明日は雪の模様です。

我が家は遠出する予定があるけど、大丈夫かな?

みなさんも、どうぞお気をつけて
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「食と命の教室」同窓会

2019年02月03日 | 農的体験・生活
日曜日は「食と命の教室」の同窓会でした


「食と命の教室」も今年で7年目。
つまり、過去6年間で色々な方がご参加頂きました。

そして、高柳さんの「教室に参加して終わり、ではなくて、一度つながったご縁なのだから、定期的に近況報告じゃないけど、その後の事など話をする場をと思っているんだ」という事で、毎年、過去の参加者向けに行っているのです。

6年前にご参加頂いた方から昨年参加された方まで集まり、中には飛び入りが2人も来てくれました

朝は、まだ人数が少なかったので、高柳さんが、ご自身で育てている「小糸在来」の煎り大豆を使って黄な粉作り。
煎り大豆を製粉することで、黄な粉になる、なんてことを知らなかった方もいて「へ~、黄な粉って大豆なんですね~」と言う感想も聞こえてきました



そして、11時頃から味噌作り
昨年の10月に作った糀を「塩」と混ぜて「塩切」した状態にすると、保管が効くのです。
独特の発酵臭があって、旨味が増す感じ?

これと朝からコトコト煮てくださっていた小糸在来の大豆と一緒に混ぜ合わせます。


あとは機械でミンチするだけ


その後、お母さんの手作り料理を食べながら、それぞれの「その後」を聞いたり、今の問題意識を語り合ったり、畑で好きなだけ三浦大根を抜いてもらったり。

のんびり過ごす1日なのですが、結構盛りだくさんでした

 そして、みなさんの顔を見て、改めて、大人が真面目に食べ物や農業、環境、教育、生き方などを語り合える寺子屋のような場が、今の世の中に必要だな~、と再確認させて頂く時間となりました

そんな「食と命の教室」の今年度は2月17日(日)からです
是非、ご関心がある方は、ホームページをご覧くださいね、→「食と命の教室」

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今回の餅つきは、なんと8回!

2019年02月02日 | 農的体験・生活
2月一発目のイベントは「農家の出張餅つき」です

昨年からお客さんになった幕張のマンションの自治会で、まだまだ若いご家族が多く、お子さんたちも元気で、世帯数も多く、過去の餅つき回数で最多の「8臼」をつきました

みなさん、寒い冬に餅を8臼もついたことは無いでしょうから想像がつかないと思うのですが、これがハードなのですよ

餅をつく係りの根本さんは、杵で餅をすりつぶし、そしてペッタンペッタンつく時に、握力を使うわけで、7回目で手の皮が剥けてしまいました

そして、餅を合いの手で返す係りの私は、熱々の餅を触る→冷たい水を触るの繰り返しで、これが心臓に悪いのです

さらに、餅を返す時はずっと中腰で、スクワットしているみたいなものんおで、まあ、これが足腰がバンバン

昨年もヘロヘロになりましたが、1月の反省で「体力を残す」という事に重点を置き、1臼終わる毎に呼吸を整えて、なるべく精魂尽きないように頑張りました

ただ、こちらの自治会さんの子ども達が大はしゃぎで、子ども達が途中から「ヨイショ」という大きなかけ声を出し始めてくれたのです

根本さんも子ども達の声援に励まされ調子が上がり、私も励まされ頑張れました

根本さん曰く、「最近は農家でも年末の餅は買うからね。その内、杵と臼を使った餅つきは、県の無形文化遺産とかになっちゃうんじゃない」とのこと。

本当にそうですよね~。

「昔取った杵柄」という言葉がありますが、マンションの若いお父さんの中で、唯一、おじいちゃんが1人現れて「ちょっとやらせてもらおうか」と頑張る姿とそれを応援する若いお父さん、そして小さな子ども達の姿を見ていると、「こういう世代から世代につながるのが本当の文化だよな~」と思ったり。

そういった上から下の世代へ継がれるもの、というのが無くなってきた時代、餅つきというのはある意味本当に「文化遺産」だな~と思った1日でもありました
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1月の振り返り

2019年02月01日 | 素敵な家族・子供との時間
あっという間に1月が終わってしまいました。

まあ、私にとっては1~2月は週末の連続のイベントのためにあるようなもので、毎週末、何かしらを乗り越えて、平日の仕事をし、また週末、といった感じで過ぎていくわけですが

ただ、この1月は何だか今までになかったな~と思います。

年末年始、今までのような不摂生はなかったのですが、奥様が9日(水)にめずらしく発熱で寝込みました。

私はというと、同じく9日(水)に今年初の畑仕事を寒風吹きすさぶ畑で3時間やり、最初はトンネルのビニール張りで汗が出るほどの仕事で上着を脱ぎながら1時間、その後、ハウスのサイドのマイカ線張りというあまり体を動かさない仕事をやったりしていました。

年末年始はこういった仕事はしていなかったこともあり、体調を崩してしまいました

ただ、土曜日に4時間ぐらいお昼寝をして体調を戻し、日曜日の味噌作りの午前・午後のwヘッダーの味噌作りは無事楽しくできました。

そして(月)は体力を回復しようかな、と思っていたら、出荷の子がインフルになったという事で、代理で(月)(火)(水)と休まず出荷仕事を行いました。

それで、「何となく腰回りがやばいな」と、風邪の初期症状が出ていたので、葛根湯を飲んでいたのですが、(水)の夕方の野菜配達が終わって帰宅したら発熱

1週間前の水曜日と同じ症状で、今度は旦那が倒れてしまったのでした

ただ、その風邪自体は1日高熱が出て、翌日の(木)は安静して風邪自体は治ったのは良かったのです。
その流れで、(金)は自然薯堀り、(土)は寺田本家酒蔵見学会、(日)は味噌作り、と3連発イベントをしました。

体力は無かったものの、体調は良かったので、全力で「最後の3日目の味噌作り」をやり切りました。
参加者も私もとても楽しかった

しかし、出し切ったからか、(月)は休みにしたものの、なんと歯茎が腫れてしまったのです
体力が一気に低下した時に、たまになる症状で、人によっては口内炎になる人もいます。
私は歯茎が腫れる事があるのですが、今回はすべての歯茎が腫れてしまいました

そして、びっくりしたのが、1週間たっても腫れが引かないこと。
そして、気づいたのですが、痔にもなっていたのです。
おトイレして、トイレットペーパーが赤くなっているのです

まあ、両方とも2~3日ならよかったのですが、1週間も続くと何だか不安になります。

ということで、火曜日に歯医者に行ってきて、歯茎のお掃除をしてもらって、薬をもらったら、もう翌日から腫れが引いてきて、さすが西洋の薬は効くな~と感心をしたのでした

そしたら、今度は長男がインフルで学校を早退して帰ってきました

妻も私も長男も水曜日に風邪かインフルになり、次男だけがぴんぴんしていて、「気をつけろよ。来週水曜日に何か来るかもよ」と冗談半分で次男には言っていたのですが、今日になって次男もインフルがうつったようで、我が家は1カ月で全員アウトになったわけです

こんなことは初めてです。

大体、誰か1人は生き残るものなんですがね~。


まあ、長男に関しては、卒業式や綱引きなどの6年生最後のイベントの間際でひかず、今のうちに感染しておいてよかったといえばよかったな~と。

ちなみに長男のクラスは学級閉鎖になりましたが

で、思うに、私はおみくじや運勢本によると、どうやら健康だけは注した方が良い年周りだそうなんです。

で、それをいつもの通り気をつけよう、気をつけようと思ってもこうなる。

という事で、きちんと1月を振り返ってみました。

そしたら、私の特性がふと浮かんできました。

人と言うのはどうしてか、生まれ持った気質があります。

私は思い返すと、自分に難題を与えたり、難しい方向へ自分を進ませようとする特質があります。

大学も例えば高校3年生で一番点数が低かったのが物理だったのですが、進学したのは物理学科なんです

まあ、マゾみたいなもので、苦労をする道を選びたがる傾向があります。

で、数年前、体を壊した後も、「このイベントが終われば、しばらく何もないから、これで体調を崩しても良いから頑張ろう」という思いをもって数年やってきました。

普段は「無理はしない」とか言い聞かせているくせに、いざとなると「頑張っちゃう」気質なんです。

この1カ月を振り返って「あぁ、これがいけないんだな」と気づきました。

「無理をしない」じゃなくて「20%は残す」という具体的な感じじゃないといけないんだ、と。

「使い果たす」というのはある意味爽快です。

自分が全力を出してお客さんと楽しい時間を過ごせた、という満足感があります。

ただ、それが、あとあと自分の体調不良につながることを暗に仕方ないと思っていたのでしょう。

という事で、冬や夏は寒さや熱さというわかりやすいハードルが見えますが、春などの季節の変わり目に体調は大きく崩れるわけで、そのことを思うと、この冬から、というか2月から「精魂使い果たす」のではなく「20%残す」ことを目標にしよう、と思ったのでした。

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