半農半X?土のある農的生活を求めて

「生きることは生活すること」をモットーに都会から田舎へ移り住み、農村の魅力を満喫しながら、日々、人生を楽しく耕しています

スイカとイチジクの「食と命の教室」

2023年08月26日 | 農的体験・生活

最終土曜日は「食と命の教室」でした。

蒸し暑い日が続いていますが、お盆ぐらいまでの灼熱の暑さとは質が変わってきたな~と思います

空に浮かぶ雲を見ると少し秋を感じますし、畑では一気に虫が増えてきました。自然界は冬に備えて最後の繁殖時期に入ったんだな~と感じる日々です。

さて、今月の教室は、先月同様、「スイカを食べてのんびり過ごす」という月なので、午前はのんびり、午後は15時過ぎから大豆の草取りをしました。

参加者の1人がイチジク農家で、美味しいイチジクも持って来てくれて、スイカ、イチジク三昧でした

スイカは朝、昼と食べましたが、夕方の草取りで汗を流した後の味は格別でした

ちなみに左側が一般的なイチジクで明治時代にアメリカから導入された「桝井ドーフィン」という品種です。

一方で右側は「蓬莱柿(ほうらいし)」という1600年代に中国から渡ってきた昔ながらのイチジクで、日本イチジクとも呼ばれています。話によると「柿」というのは、当時、一番甘い果物が柿だったので、最高級に甘い、という意味だそうです。生産量も少なく貴重なのですが、味は一般的な物より濃厚で甘くて格別でしたよ

また、最後に有志でヒマワリとゴマを見学に行きました。

ゴマの花はそろそろ終わりという感じでしたが鞘はまだ緑色。でも鞘を開けてみたら、先月は白かった実が今月は黒いゴマになっていました

ヒマワリはまさに収穫時期。

実がぎっしり詰まっていました。まさに実りの秋ですね~

今の時期は稲刈りシーズン突入ですが、秋冬野菜の種まき時期です。種からやるならキャベツ、白菜などは今、大根やホウレン草は9月上旬から種蒔き時期です。

まだまだ暑い日が続いていますが、冬に備えて種を蒔きましょう

 

 

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文明の利器

2023年08月23日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です。

我が家に薄型TVが来ました

実は我が家はずっとブラウン管だったのです。理由は壊れないからで、「壊れたら買い換えよう」としていたのですが、20年以上壊れなかったのです。というかTVは壊れておらず、外付けチューナーが壊れただけ。でも、画面の端っこが見えないなど不都合があったので買い換えました。

そうしたら、軽くてびっくり。音が良くて映像も良くて、しかもネットを見れるので、「あ~、これは人間がダメになっていくな」と思いながら、初日は3時間ぐらいネットを観ていました


 軽自動車のタントを買った時も「スライドドア」に衝撃を受けました。「うわっ、こりゃ便利だ、凄い」と。そんな話を農家仲間にしたら「片岡さんはそういったことに驚けるので、幸せを感じやすいですね」と。まあ、実際そうかもしれませんね

 若い頃は物を大切にするとか地球環境の事など全く考えず、ただひたすら仕事をしていました。文明の利器であるガラケーに複数同時電話機能が付いた頃は、2台同時に右耳と左耳でチームメンバー6人と同時会議をしたり。子供が生まれた時も都内のマンション暮らしで、家から隅田川花火大会が見れるので、友達を呼んで飲み会をやったり。

欲しい物は買えば良い、そんな暮らしをしておりましたが、働き過ぎて体を壊し、その時に農のある暮らしを知ってしまい、今のような生活を楽しむようになったのです。

 昔の人はどんな物も大切に使っていたと思います。それは食べ物はもちろん、どんな物も自給自足、あるいは地域内で作ったり調達していたからです。今のように工業や流通が発展していない時代はそれは当たり前だったと思うのです。

それが「消費は美徳」という刷り込みで、豊かさ=消費の時代が長らく続きました。もっと良い物を、もっと便利な物を、もっと快適さや楽しみを提供する物を。それを求めるために時間を費やしお金を貯め、また消費する。

右肩上がりの時代はそれで良かったのかも知れませんが、今はあえて自分で野菜を作る、セルフビルドの小屋を作る、キャンプに行くといった「不便」を楽しむ時代になりました。

 思い出すのはある農家さんのお話です。

「俺らが若かった頃はリヤカーしかなかったんだよ。リヤカーにデンプンを取る為のサツマイモを載せて市場まで一生懸命運んでいたな。今はトラックやトラクターなど機械で何十倍の仕事が出来るようになった。だけど、機械は高いし野菜は安いし、あの頃より働かないと稼げないんだよ。どっちが良かったんだろうな~」

 恐らくですが、大量消費をする人は以前の私のように生活や心が自然から離れてしまっているのでしょうね。そういう教育、そういう生活が当たり前になってしまっていると気づきませんが、全ての物は自然、地球からの産物です。

 スマホもパソコンも流行の電気自動車も地球の鉱物が材料で有限です。肉も果物も地球規模でどんどん面積が減っている耕土と次の戦争の種と言われている水が必須です。

 無限の成長・発展はあり得ないのですから、有限な地球、自然を出来るだけ再生可能な分だけ使う世の中にしたいですよね。なんて偉そうな事を書いていますが、「うちはブラウン管です」と言うと「うちはTVがありません」という強者もいて、ぎゃふんとなった事がありました。私もまだまだですね

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今年も「虹の戦士」

2023年08月21日 | 素敵な本

今年も夏の本「虹の戦士」を読みました。

夏の本と書いてあるのは私の都合で、いつ読んでも良いのですが、夏の恒例、習慣となっています。

毎年読む度に新しい発見、感動があります。

シンプルに言うと、「近代文明に偏り地球がおかしくなり生き物が死に絶えていく時期に、自然を愛し伝統を継いできた心ある人が立ち上がり地球を救う、それが虹の戦士だ」というメッセージがつまっている本です。

このメッセージを伝えるために、ネイティブ・インディアンに口頭で継いでこられた「物語」があります。

ネイティブ・インディアン(今はネイティブ・アメリカンと言うのでしょうが)にとって、大事な「スピリット」が無くなり近代文明に侵されていくなかで、一人の少年が大長老のおばあさんのお話に感化され、1つの質問を発します。

「何故、この大地や先祖が白人に侵されていくことを天にいる偉大なる存在は許したのか?それにはどういった意味があるのか?」

この質問は大きな質問で、答えを得る前に一人前にならなくてはならない。そのために大長老が出す数々の試練を乗り越えながら、大地や自然や動物、地球全体の事を思える、感じられる屈強な体と心を手に入れていくストーリーが紡がれています。

この物語だけでなく、いわゆる「先住民族」と言われている人達には、昔から継がれてきた物語、神話があります。日本では古事記がありますが、「古事記のこころ」という本を書いた小野先生は「祓うという事」を伝えるために、古事記はある、と言います。

物語、神話はおよそそのストーリーや神の物語を伝える物では無く、「物語を通じて心を伝える」事を目的にしている、という説があります。

確かに平安時代、戦国時代でさえ、日本でも「物事をストレートに言うのは教養が無い」と思われ、信長や秀吉でさえ、そういった学を身につけていましたものね。

ちょっと話がずれましたが、「虹の戦士」は物語なので、子供にもわかりやすく、また大人にとってはかえってシンプルなメッセージが故に、パワフルに伝わってきます。

地球環境問題、貧困問題、差別問題、戦争など、疑問に思ったことがある人なら、1度は読んでみると何かしら感じるところがあると思いますよ

 

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ついに薄型TVが!

2023年08月19日 | 素敵な空間・イベント

Wow

ついに薄型TVが我が家に来てしまった

ブラウン管歴、数十年。TVは壊れなかったのですがチューナーが壊れてしまい、色々あって1ヶ月以上、なかなかきちんと買い換える余裕がありませんでしたが、ついに来てしまいました

いや~、文明って凄いですね~。まず、軽くてびっくり。そして音が良くてびっくり。ネットも当然見れるので、例えば、YouTubeやスマホをミラーリングさせたりと、まあ色々出来てびっくりです

車を買い換えてスライドドアになった時も「文明って凄い」と思いましたが、TVもようやく今の人並みになったわけです。物を大事にしよう、別に壊れていないから使って入ればいいじゃない、と頑張ってきたわけですが、やっぱ凄いですね~。

でも、買い換えって色々大変でした

まず、TVにどんなものがあるのか調査。裏番組予約にはWチューナーが必要とか、今は録画は外付けHDDでやるとか。また日本勢は高いので外国製と思ったら、GLみたいなものはもうほとんど無くなっていたり、色んな変化がありました。

そしてブラウン管TVを捨てるにもリサイクル券が必要で、郵便局で買って、車で30分ぐらいのところまで運んでいって。

そして、ブラウン管TVの設置台が中々高級大型のものだったのですが、運びだそうと思ったらドアから出ない

まず、ポストが引っかかって出ない。

悩んだのですが、ポストが外せないか試してみたら、なんと外せたので再チャレンジ

しかし、わずか3㎝ほど狭くて運び出せず。

5~6年前だったか、ドアがリニューアル取り替え工事があり、ドア枠が数㎝狭くなっていたのです

息子と何度やっても出ず、ベランダなど他のところも無理。「家の中で解体か?」と思ったのですが、その3㎝分をとれば良い、という判断でノコギリでギコギコ。でもこれをやっていると大変ということで、途中で、木枠をバコっと破壊して外した事で、ようやく運び出せたのです

それで今度は新しいTV台を購入しにニトリへ。私は仕事があったので、組み立て途中まで見届けて後は息子に任せて外出。

9時半頃帰宅すると、息子達が遅めの夜飯を食べていて、「どうしたの?」というと、TV台の組み立てであれからさらに1時間、かつTV台を設置するために家具の移動やら掃除やらはまらないのであれこれやって、3時間以上かかったそうです。おつかれさま

まあ、そんなこんなでようやくTVが設置出来ました。

TVの初期設定で間違ってEnglishを押してしまって、何だかわからない言葉ばっかりでしたが、何とか無事観れています。

ただ、良く聞く「TVよりYouTubeとかアマゾンプライムビデオとか観ていますよ~」というのが良くわかります。普通のTVより面白いですからね。

いや~、しかし、我が家が少しきれいになって、かつ、近代に少し追いついた感じです

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体質を変えるのは食、というお話

2023年08月16日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です。の

 大きな台風が来ましたが、農村地帯に限って言えば「恵みの雨」でした

 今年はずっとずっと干ばつで、悪天候に強いと言われているサツマイモでさえ、5月下旬に植えたものは生育が芳しくありません。それほど異常な暑さと干ばつが続いていたのです。特にちょうど8月上旬は人参の種を蒔き時期ですので、この雨はまさに恵みの雨。お盆のお墓参りなどの行事が雨降りで大変だったこともありましたが、それにしても有り難い雨でした

 さて、日本の夏は戦争を考える時期でもあるため、秋月辰一郎先生のお話を書こうかと思います。

 みなさん、秋月先生の名前は聞いた事はありますか?。秋月先生は有機農業界では多くの人が知っている先生です。元々、秋月先生は虚弱体質で結核持ち。姉妹を結核で亡くし、何とかそういった自分の多病虚弱体質を克服したい、という思いで医者になった方です。そして勉強すればするほど、医療が対症療法、手術療法といった結果療法であることを知り、「本来の姿では無い」と、原因療法、すなわち病気にかからなくて済む、あるいは病気になっても軽く済む「体質医学」を追求しました。

 特に有名なのが長崎の爆心地1kmちょっとの病院で自身も被爆した時のお話です。自身も被爆者であり、薬も道具も無く手の施しようの無い状況の中、火傷などの外傷が無い人が急に苦しみ出し死んでいく人が次々と出てきました。今で言えば原爆症なのですが、当時は「原爆の何かしらの後遺症だ」という事しかわからない状況でした。ただ、秋月先生はそれまで培ってきた「食で体質を改善する」という学びや経験、そして確信から、砂糖は絶対避けるようにし、たまたま勤めていた病院が味噌や玄米や塩の貯蔵地であったため。塩辛い玄米とわかめの味噌汁を食べさせ続けました。その結果、患者やスタッフも含め原爆症で死ぬ人が出なくなった、という奇跡のようなお話です。

 秋月先生は食物が健康維持、あるいは病気になった時の軽重の差、あるいは薬の効果の差や癒能力に大きく関わる、と結論づけました。特に必須としているのが「わかめがたっぷりの味噌汁を毎日食すこと」と言っています。西欧の栄養学が持ち込まれた時、結核などになっていた子供に親は「栄養がある」と言われていた高価な卵、肉、バターなどを沢山食べさせました。その結果、逆に死にかけた、という人が多くいます。そこから日本の昔ながらの伝統食に価値を見いだしたのが「あなたと健康」の東城先生や秋月先生です。

 明治になり西欧文明が食生活や栄養学、医療に入ってきてから、それまで日本人に無かった病気が沢山起こるようになりました。その反動で石塚左玄の身土不二、一物全体という食養生論、そして秋月先生など色々な人が出てきます。言う事は同じで「外国と日本の風土は違う。そこで生きる人間もそこにあった食があり、日本人は穀物が主食でそれは玄米、そして味噌汁や海草などが日本人の命を育む食べ物だ」と。

 有機農業の世界も全く同じですね。薬に頼る前に、まず薬がいらない身体作り。万が一、何かあっても自分で治癒する力を発揮出来る環境作り。人間で言えば食べ物、野菜で言えば土作りです。結局、人間の野菜も全く同じで、近代的と言われるものの方が対症療法的で、それはいざという時に役に立つけど、まずは病気にかかりにくい体質作りを優先するべきですよね。そのためには食がやはり大切ですよね~。まさに「食は命」ですね

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夏の過ごし方

2023年08月09日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の朝採り野菜ボックスのお手紙です。

 暑い夏が続いていますが、みなさんいかがお過ごしですか?。夏休みにキャンプや海などに出かけている方、子供の受験が中心の家など色々あると思います。

 この前、キャンプに行くご家族がいたので「親の計画で家族みんなで出かけられるのは今のうちだから、たっぷり楽しんできて下さいね~」と声をかけました。ほんと、子供が中学生になると部活中心になりますし、高校になると部活はもちろん、親より友達が優先になるので、子供がまだ小さく家族みんなで過ごせる時間を持てる夏休みは、存分に楽しんで下さいね

 私はと言うと、まずは畑です。今年は暑すぎて夏野菜の生育が良い物も悪い物も様々なのですが、キュウリやミニトマトなどは、ほぼ毎日収穫があります。そして、ちょうど8月1週目は人参の種蒔き時期なのです。

 人参の種蒔き前に、本来は、太陽熱養生処理といって、透明ビニールを張って1週間ほど太陽熱で病原菌や草の種を蒸し焼きにし、かつ、元肥を水溶化させて初期生育を良くする、という準備をするんです。

 ただ、先週、ドタバタしていて全く余裕が無く、今週の天気予報は雨が多かったので、今年は太陽熱をやらずに種を蒔いてしまいました

 人参は真夏に播くのですが水分が必須で、発芽したら半分成功、本葉3~4枚までいけばほぼ成功という作物です。今年は干ばつの年ですから、少量でも貴重な雨を有り難く有効活用させてもらおうと思います

 そして9月の種蒔きに向けて、下旬にはカボチャなど夏野菜の片付けをしなくては、とこれからの作業を思い描いています。

 また、次男が中3で受験生なのですが、のんびりしています。まだどこの高校に行くかを決めておらず、最近の平均起床時刻は9時です。まあ、遅寝をしているわけではないので、本来はロングスリーパーなのでしょうね。

 今年になって急激に伸長も伸び、身体の変化が著しい時期なので「寝る子は育つ」という事で、寝たいだけ寝かしてますが、8月に入ってからは少しずつ勉強を促しています。

 また、兵庫にいる姉が姪っ子を連れて4年ぶりに帰省しました。姪っ子は今年中3なのですが、コロナが続いていた事と、小6の頃に中学受験があったので、最後の帰省は小5の頃でした。姪っ子はうちの次男と同じ歳なのですが、大きく成長しイヤリングをしてレディーになっていました

 また、家から女子校に自転車で通っているので、男子とふれあう機会が基本的に無く、うちの子供(姪っ子からすれば従兄弟)に久々に会っての感想が「リアル中学&高校男子を間近で見れた」とのこと。面白いですね~。


 それにしてもようやくの帰省でした。うちの母が87歳で日本の女性の平均寿命です。年を追うごとに物忘れも多くなってきていたので、「早くしないと忘れられちゃうよ」と姉には何度も言ってきましたが、コロナを理由に帰省しませんでした。その間、母からすれば「コロナになって死んでも良いから会いたい」という感じだったわけです。

 みなさんも待っている親御さんがいるなら、コロナがまた流行る前に帰省してみて下さい。親孝行にもなるし喜ばれると思いますよ。

 そして、もう少しでお盆です。お盆は関係無いという家もあるでしょうが、お墓参りや帰省する人もまだまだ多いですよね。盆暮れ正月と言いますが、大人になっても家族が一堂に会する機会でもありますよね。

 小さい内は良くわかりませんが、大きくなるにつれて意義を感じていくのがそういった年中行事だと思います

 夏休みの山場、帰省のピークになりますが、どうぞ熱中症にならないよう気をつけながら、楽しい夏をお過ごし下さい

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スイカが!!!

2023年08月02日 | 農的体験・生活

今年は日差しが強すぎて、スイカが割れる 夏はスイカ三昧なのですが、今年は完熟あと一歩手前で割れてしまってました!収穫時期まであと5日はあると思っていたのですが。。。

 2玉はぐちゃぐちゃ、6玉は割れたばかりでまだ食べられるということで救出し、食べられる分だけは食べました。完熟じゃないけど8割は熟していて十分甘いので、今年は1歩、いや2歩手前で収穫するかな~。

 で、食べきれない分は、息子が種を1つ1つとって100%スイカジュースを作りました

ところが飲みきれず、冷蔵庫保管していたのですが、翌日になったらもう発酵し始めて変な味。廃棄となりました。あ~、もったいない。

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街中と違う田舎の気持ちよさ

2023年08月02日 | 朝取り野菜ボックスのお手紙

今週の「朝採り野菜ボックス」のお手紙です。

  ↓

 いや~、暑い日が続きますね。あっという間に8月ですが、引き続き猛暑が続いています。

 昨日、久々にちょっと雨が降り、皆で歓喜の声を上げましたが、また今日の天気でまた乾いてしまうでしょう。地中に染み渡るような雨はもう2ヶ月ぐらい降っていないんじゃないでしょうか?私の記憶の限り、ここまで酷い年は初めてです。

 畑は砂漠のようにパサパサ。草をきちんと刈った所も、普通はまた草は生えてくるのですが、今年はあの生命力の塊の雑草が復活してこないのです。つまり、「生命が育つ場所ではない」という程、畑が乾燥して焼き尽くされているということでしょう。お~、怖い

 今年は早播きした野菜は何とか成長しているのですが、少し遅れたものは地中に根を張る前に土がパサパサになって生育不良となっています。また熱さに強いカボチャやスイカは、強烈な紫外線で皮を焼かれ、そこから割れが出てしまっています。そして、これから人参の種蒔きなのですが、本葉3~4枚目までは水が必須なので、畑に水を何度も運ばないといけないな~と思っています

 子供達の話で言うと、うちの次男の陸上部は朝7時からなのですが、英語の寺子屋の子供達のテニス部は、なんと12時半から。この炎天下で真昼間から運動をするなんて信じられません。

 昨年、あちこちで部活中の子供が救急搬送されたことで、一気に真夏の部活は自粛ムードになったのですが、今年はどこ吹く風です。子供達は真っ黒に日焼けしているだけでなく、目が充血してぐったりです。

 スポーツ界では今は子供達にこそサングラスをさせるべきというのが常識なのですが、まだまだスポ根が残っているのでしょう。それにしても熱中症アラートは学校では適応外なのでしょうか?

 ちなみに5年前にとんでもない猛暑が来たのは覚えていますか?。あの時に、私の記憶では初めて35℃超えが連発して、「やばい、これは人が死ぬほどだな。今年がこれなら来年はどうなるんだろう?」という不安が募りました。

 それまで我が家にはリビングにしかエアコンが無かったのは、我が師匠の高柳さんの「自分の所だけ冷やしてその分の熱を屋外に出す。そんなことを世界中がやっていたら、温暖化はより進む悪循環じゃないか」という考えにある程度賛同していました。

 ところが、団地住まいだと窓を開けているとかえってお隣さんなどのエアコン排出熱が入ってきてどうにもならないのです。ということで、ついに5年前、私の部屋にもエアコンを入れたのです。その後、あれほど暑い夏は来なかったと思うのですが、ついに今年は過去に無い暑さを更新してしまいました。さすがの高柳さんも「今年は暑いな」とくたびれている様子です。

 ただ、先週の土曜日の「食と命の教室」は、エアコン無しでも快適に過ごせました。何故なら風が結構吹いていたからです

 街中ではアスファルトやコンクリートジャングル、そしてエアコン排出熱で風はもわっとした熱さを含んでいます。ところが畑や森や田んぼなど自然に囲まれた田舎の風は気持ちが良いのです。

 緑や水の上を通ってきた風は、空気の質が違うんですね。教室中は高柳さんが自分の山の木を使って建てた小屋の中にいたのですが、高柳さんが「今日のお昼は木陰で食べようか」と提案があり、桜の木の下で食べました。そうしたところ小屋の中よりも風通しが良く、見晴らしも良いのでとても気持ち良いお昼になりました

 猛暑が続いている真昼間に屋外でご飯を食べているのに、逆に心地よいなんて、田舎はやっぱり良いですよね~

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